画像が無くて残念ですが、今日アニメイトに行ったらこんなタイトルのコミックスが売ってました。なんか見覚えがあるなと思ったら、なんとこころナビのコミカライズだと言うではありませんか。こころナビといえばQ-Xが6年ほど前に発売したエロゲですが、なんで今更コミカライズされてるんだ。
休刊したコミックエールで連載されていたらしいが、全く気付かなかった……

あまりにビックリしたんで帰宅して色々調べたら、なんかQ-Xが活動再開したらしいですね。3年ぶりになりますか、亜方逸樹がまたエロゲをやるとは思っていなかっただけに衝撃を受けています。っていうか、こころナビが世に出てから6年も経っていたなんて。あれは名作とは言わないまでも十分に傑作なエロゲで、私ものめり込んだ経験があります。インターネットの発展期だった当時、ネットという設定やガジェットを面白いほど巧みに使い、見事な世界観構築をしていた記憶がある。何分、昔の作品だから忘れいていること、憶えていない部分もあるんだけど、少なくとも記憶に強く刻まれてはいます。
そして、今日見かけたコミックスというのがヒロインの一人にして主人公の
実の妹である今関凛子を主役とした、彼女の視点から彼女のシナリオを見ていくストーリーらしい。
こころナビがそれなりに有名だった理由は、当時では珍しい近親相姦があったからです。古い作品ですからネタバレしちゃいますけど、攻略ヒロインである時点で凛子は主人公、実の兄が好きなんですよ。この娘は人間嫌いの男嫌い、ラウンダーと呼ばれるネット世界の自分分身とも言えるキャラを使って、四六時中ネットに籠もっているようなひきこもりです。学校すらネットの学校で済ませているぐらいですから、筋金入りですね。
そんな感じだから序盤は兄に対しても冷たくて、クールに接してきます。だけど、主人公が始めたネット生活において意外な再開をして……とまあ、攻略ヒロインではあるんですが、現実において結ばれることはありません。ここがこころナビという作品の、いや、Q-Xというブランドの特徴なんですが、現実世界において性的な繋がりがないのにも関わらず、見事な近親相姦を描いているんです。
詳しい内容はパッと思い出せないんですが、こういうやり方もあるのかと感心した記憶がある。なにせ6年前と言えば、まだ親等規制はきつかったですからね。

私がこころナビを憶えていたのは上記の通り印象的な作品であったからなんですが、最近別の機会で思い出すことがあったんですよ。ヨスガノソラが発売された当初、春日野穹のように実の兄妹で性的な関係に及んでいるエロゲはどんなのがあったかみたいな話題になって、それでこころナビが挙げられたんですね。まあ、現実的にセックスこそしてなかったけど、近親相姦には違いなかったし。
だから、コミックスにあった禁断の兄弟愛で有名になった云々という帯文句は間違っていないと思うし、正しくもあるでしょう。まあ、なんか納得いかない点はあるけどさw
持ち合わせがなかったんでまだコミックスは買っていませんが、明日にでも早速買って読んでみようと思います。ただ、なにせ休刊雑誌に掲載されていた作品ですから、完結しているのかどうかは気になりますが……書き下ろしがあるとかないとか、調べようにもあまり情報がなかった。しかし、なにがどうしてアニメイト横浜店はあのコミックスを平積みしていたんだ。メロンにもあったのかも知れないけど、全然気付かなかったからなぁ。アニメイト横浜店はたまに面白いことをするから困る。
なんでアニメイト行ったかというと、超電磁砲のCDを買おうと思ってたんですけどね、メイトもゲマ屋も全滅してました。凄まじい売れっぷりですが、オリコンの順位はそれほどでもないらしい。単に枚数が少ないだけなのかな。

Q-Xの新作をどこで予約するか悩みつつ、あんな社員二人のブランドの新作が出ることに感動を覚えている今日この頃です。しかも、fengと違って外注すら使いませんからね。最近はまた違うのかも知れませんが、久しぶりの新作に今からワクワクしてます。コミケにも来てたらしいけど、なんで気付かなかったんだろう。
それにしても……いや、話は変わるけど、ヨスガノソラでもこういうのやってくれないかなー。穹視点のFDとは言わないから、穹視点のコミカライズとかノベライスとかさ。ソイネノソラみたいな作品が作れるんだから、難しくはないと思うんだよね。ハルカナソラにはなかったけど、ヨスガノソラには穹視点のパートもあったわけですし。ドリパが終わって明日で10日になるけど、なんの動きもありませんね。そろそろなにかしらの動きがあって良いと思うんだけど、年内に出るならばVFBの情報かな。コミカライズのコミックスは、早くても来年の春になると思いますし。

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