自分では触れたつもりだったんですが、逆襲の救世主の20話について、日記ではまだなにも書いていませんでしたね。特に解説や説明が必要とは思ってなかったんですが、よくよく考えると今回の話は分かりづらい設定や発言が多かったかも。
私としてはまさか逆襲の続きが書けるとは思っていなかったので、それだけに満足してしまってた。一時はもう書けないと諦めていただけに、単純に嬉しかったんだろうな。

20話の特徴しては、まず大規模な修正を行ったことですかね。これは単純に最初投稿先に投稿したものの出来があまりに酷かったから。予約した時間に間に合わせるため、かなりの急ピッチで仕上げたせいか後半部分の雑さは読めたもんじゃなかった。やっぱり、やっつけ作業やよくないです。
しかし、修正はしたけどまだまだ足りないというか、あの2人の会話シーンはもっと緊迫したものにする必要がある。境遇としては似てなくもないんだし、腹の探り合い見たいな会話も良いけど、感情的な応酬も見てみたいというか書いてみたい。けれど、このまま深いかかわりを持たせずに終わらせたほうが関係性としては良いというか、ゼロとオメガの間にのみ存在していた方が映える気もするんだよね。そこにしか己の居場所や存在価値を見出せない、みたいな感じ。
だからこ、彼女たちはどんなに似通っていても関係性を作り出すことが出来なかった。シエルにしても知らずに終わった方が、いや、終わった後に知った方がいいような気がする。うん、その方向性で行こうかな。
オメガとギンガに関しては、私がこの作品を書くにあたって2番目にやりたかったシーンが書けたので満足。分かる人にはわかると思いますが、オメガの告白?はともかくとして、それに対するギンガの答えはあの作品のオマージュですね。あれがどうしても書きたかった。
ギンガには求めているものがあって、オメガには欲しいものがある。この2人は利害関係というより、足りないものの補いあいをしている感じ。感傷的な言い方をすれば傷のなめ合いなんだろうけど、この表現は両者のキャラに合わないな。

シエルとオメガに関しては、もはや逆襲の救世主読んだだけじゃよく分からないことになっていますね。そういう指摘もチラホラ受けていますが、逆襲の救世主でそれを語るつもりはありません。
私の中にある二次ロクゼロワールドは複数の作品によって構成されていて、何度も書いていることですがサークルくろのとくろえさんの同人誌、インストールゼロには多大な影響を受けています。今回の話もそうですけど、シエル関係の設定を知りたい人はこれを読むのが一番という丸投げっぷり。ただ、頒布終了してるから新規に読むのは難しいんだよね……仕方ないよね、同人誌だもの。まあ、持ってない人はあれですよ、くろのとくろえのサイトに掲載されているロクゼロ漫画から雰囲気を感じ取ってください。あれ凄く好き。
で、オメガ関連のあれこれを知りたい人は……どうなんだろう、オメガに関しては私とくろのさんの脳内妄想で色々決めた部分が多いからなぁw 私のサイトにあるプリクリ劇場を読めば、基本的な設定は分かるんだけど、それでもまだ足りないものがある。
プリクリ劇場に関しては、一度シリアスでシビアな話を書いてみたいって欲があるんですよ。プリエとクリエ、そしてオメガの関係性を描きつつ、彼女たちがゼロによって倒される直前ぐらいまでの話。要するにロクゼロ3におけるオメガサイド、オメガ&プリクリの裏話みたいな感じですね。
ほとんどがくろのさんとの妄想の中から生まれた設定だけど、話の流れとしては凄い気に入っていて、出来れば逆襲が終わった辺りで一度本格的なものにしてみたい。先にそれを書いておかないと次に進めないといいますか。まあ、来年の話になるんだろうけど。

プリクリと言えば、上記のそれとは別に一つ書いてみたい話があるんだよなぁ。ネタが浮かんでしまったというか、7年ほど前のエロゲを久々にやったら、「あぁ、これだ。これしかない」というシチュエーションを見つけてしまった。
ただ、書いたところで公開しようがないんだよね。なにせエロだし。エロゲが元ネタな以上、当たり前の話だけど。しかも、かなり凄惨で残酷、救いがあるんだかないんだかも分からないような凄まじい内容なので、仮に公開する場所があったとしてもしていいものかと。
なにより、プリエメインの話なんだよね。私とくろのさんの間には暗黙の了解ではないけど、担当がほぼ決まっていて、プリエはくろのさんが特に気に入ってる娘っ子だから……試しに今度、「プリエを(ひどい意味で)いじめていいですか」とでも聞いてみようかな。内容が内容だけに怒られるかもしれないけど。
エロというにも痛々しいというか、目を背けたくなるような話だからなぁ。インストールゼロに近い部分もあるけど、それだけに過酷というかなんというか。

結局、逆襲20話の説明を全然してませんでしたね。とりあえず、インストールゼロもしくはエピソード・シエルを読んで、さらにプリクリ劇場を読めばなんとなくわかるかも知れません。だけど、オリジナル設定とか好きじゃない人にはお勧めもできません。
一つだけ言えることがあるとすれば、あまりプリクリ劇場にはのめり込まない方が良いです。これは私とくろのさんの共通見解というか、まったく同じ症状を発症したのですが、あまりにオメガ&プリクリに思い入れが強くなってしまい、一時期ゼロのことが嫌いになってました。それだけプリクリは可愛いってことなんですけどね。
ゼロは他者と戦い、それを倒すことしかい出来ない。本人が言ったことですが、プリクリはその代表格だと思う。シエルは保護を希望していたし、アルエットは二人が戻ってくることを願っていた。だけどゼロには、プリエとクリエを斬ることしかできなかったのだから。

コメント

nophoto
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2009年11月18日19:06

こんばんは、お久しぶりです。
逆襲についてそこまで書いちゃっていいのかなと思うぐらい書いてあってびっくりしました。
オメガとギンガは、関係性よりむしろオメガがちゃんとベッドですることの方に驚きました(
とまれこの二人大好きです……なんだか…なんだかすごい切ないですけど。
プリクリはむしろ20話のオメガの独白時点でもう…無理です(’;ω;`)ブワッ
なにも斬るこたぁないじゃないか…まだ幼生なのに……
でもあの時点で保護されても、もう誰にもなつかなくなってるかもしれませんね。
お兄ちゃんの言うことしか聞かないんじゃないのかな…