夜の22時頃から、翌日の4時頃までくろのとくろえのくろのさんとくっちゃべっていたのですが、久々に作品的な話をしていた気がする。いや、いつもしてるんだけどね? ただ、ちょーっとエロゲの話が7割を占めているだけで。私も大宇宙の誇りなんてやってないで、村正を買うときが来たのかも知れない。でも、パンツゲー面白すぎるんだよ。
ロクゼロ3・∞となのは缶2はなかなか良い反響があったようで。スーパーシエル人、どんな姿をしているんでしょうねw

くろのさんと作品や創作のことを話す中で、ニコニコにあるMAD動画シリーズ、アニメ最強GP2007を紹介しました。なのは缶2を読んで、久方ぶりに思いだしたと言いますか、実は明け方の4時まで延々とこれを観ていました。いくつか削除はされてしまいましたが、改めて見直してみるとやはり良い! ニコニコ動画はもちろんのこと、私が今まで観たMAD動画のなかでは文句なしのNo.1、最高傑作です。
なんで唐突にこれを紹介したのかと言えば、この作品が赤き閃光の英雄の数ある原典の一つだから。少なくともリリカルなのはに関してだけ言えば、ほとんどこの作品の影響を色濃く受けています。なのはとはやて、二人のキャラ造形の元ネタはこれなんですよ。今まで特に触れては来なかったけど。いや、機会があれば書こうかと思ってたんだけど、結局読本にも書かなかったし、タイミングを見失っててさ。今日、くろのさんに話したことで、そろそろ触れても良いんじゃないかなーって思えるようになった。
アニメ最強GPという作品の中には、二次創作、特にクロスオーバーにおけるすべてが入っていると思うんですよ。テーマ性、ストーリー性、キャラクター性、物語を作るに当たって必要な様々なものが、創作性のすべてを注ぎ込んでこの作品は作られている。完成度が、凄まじく高いんですね。まさか二次創作のMAD動画でこれほどの作品を見せつけられる日が来ようとは考えたこともなかったので、当時の私が受けた衝撃は強烈だった。リアルタイムで追いかけてたので、毎月の更新日が楽しみでならなかった。

この動画シリーズを文章で語ることは当然出来るけど、私としてはまず観て貰いたい。馬鹿みたいな量と長さだけど、くろのさんだってほんの……6時間ぐらいで一気に観たよw
想像力をかき立ててくれるというか、私は影響と表現したけど、刺激を受けるんだよね。創作に対するほどよい刺激をこの作品は私に与えてくれて、完結した日時を見れば判るけど、昨年の6月にシリーズが完結してるんですよ。そしてその2ヵ月後に、赤き閃光の英雄の連載が始まったわけで、私がどれだけ刺激と影響を受けていたか、否定しようがないと思います。一つの作品が作られて、ちゃんと完結した。その事実を目の当たりにしたことで、私の創作意欲に火がついたんですね。いやぁ、あの頃は熱かったなーw
お勧めの試合はちせ関係全部と、東方不敗vsドラえもん。単純な勝負という意味では、緋村剣心vs石川五ェ門も見事だと思います。2回戦からは話が複雑化してくるので、力比べや技の見せ合いという意味では1回戦が良いのかな。なのはに関しては、なんて書けばいいのか判らないです。私の作品を読んで、「こういう解釈もあるんですね」といった感想をくれる人が良くいるけど、私はこの作品に登場する高町なのは、いや、リリカルなのはに対してこそ、「こんな解釈も出来るのか!?」と驚きましたから。焼き直しとは言わないけど、源流はこれなんですよ。とにかく熱い、シナリオ的には静けささえ含んでいるはずなのに、熱い展開には目が離せません。

2009年版の続編も企画されていたんですが、12月になっても開始されていません。まあ、続編ってのは書くと宣言してからが長いですしね。のんびり待つしかないのだろうか。この作品に私は影響されているわけだけど、同じく影響を受けた人が同じような題材の動画を作っていて、まあ、作りたくなる気持ちも判る。誰もが一度はやってみたかったテーマだとは思うし。
けれど、やっぱり本家には勝てないというか、ストーリー的な深みが他の作品には足りない気がする。ただ戦わせるだけじゃなんの意味もないというか、単なる企画ものと思わせて、実は隠されたストーリーが裏で展開していた、という展開は見事ではないかと。それも、実際に戦っている、戦闘を行っている参加者はほとんど気付いていなかったわけで。これについての解釈も色々あるよねぇ。
やばい、もう一度観たくなってきたw 今、メインPCが絶不調でろくに動画再生できないんだよね。エロゲは問題なく動くのに、一体どうなっているんだろう。

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