先月、秋葉原のゲマ屋で買ってきました。買うつもりはあまりなかったんですが、コンプエースとの合同フェアをやってたし、私は特典に弱いもので。ただ、秋葉では発売日から4日も前に並んでて、同日発売だからこそフェアを展開したであろうコンプエースとの間に、色々面倒な事態が起こっていたらしい。私もレシートを渡されて、コンプエースを買った際に云々と説明されました。しかし、なんだって4日も前に売り出してるんですかね。搬入が早いにしても、早すぎるような印象を受けます。まあ、角川書店のやることは良く分からないからね。
藤真拓哉は速筆なのか色々な仕事をかけ持ちしており、同じくなのはのコミカライズを努める緋賀ゆかりに近いものがあります。この業界、雛祭桃子なんかもそうですけど、稀に速筆を武器とする絵描きというのがいるんですよね。最強最速である山本和枝は別格としても、こういう仕事の早い絵描きというのは業界的に重宝されて、いい仕事が回ってくるのでしょう。特になのはみたいにメディアミックスの展開が早い作品だと尚更です。
まあ、私も藤真拓哉の絵は嫌いじゃないし、それほど優先度は高くないけどESSENTIAにも並んでたりしますから、そういった意味ではこの作品を買ってもなんら不思議はない。けれど、それでも私はこの作品を買うべきか否か、少なからず悩みました。
理由としては、ハッキリ言って面白くないからなのですが、ヨスガノソラのコミカライズを読む関係上、同じコンプエースで連載されているこの作品も読む機会があるんですけど、なにをどうしても面白いと思えないんですよ。というか、つまらないよね、この作品。
単にお前が女ばかりの作品が好きじゃないだけだろう、と言われればその通りだと言い返すんだけど、私には覇王が女であることの理由が分からない。なるほど、覇王イングヴァルトという格闘王ともういうべき王が過去にいたという設定は面白い。それが最強の聖王となにかしらの関係が合った、というのもまた考察に深みが増すだろう。しかし、何故その子孫が少女でなければならないのか。
別に子孫が女児であったからといって問題などなにもないのだが、私は女の友情を全面に押し出した少年漫画があまり好きではない。おそらく原作者の趣味と企画的流れからアインハルトは少女になったのであろうが、男女間の恋愛要素を排除するあまり、あからさまなまでの百合百合しい色合いが出てしまったのではないか。
元々、リリカルなのはという作品自体男キャラの少ないものではあるが、男王である覇王の子孫なのだから、やはり線が細くても男でいて欲しいと思うのは間違いなのだろうか。そもそも、女の友情など今更やったところで、そんなものはフェイトとなのはの焼き直しにしからないではないか。これでは私の琴線にまったく触れてこない。
そういや、この作品のルーテシアはすごく明るい娘だね。テンションが微妙におかしいというか、人間も成長すれば変わるものです。私としては、綾波タイプないしルリタイプの少女がここまで劇的に変化することが理解できないので、それに対する違和感も強いのかも知れません。さすがにあそこまでキャラが変わると戸惑うよ。好きなキャラだけにね。
ViVidを読んでいて思うのは、この作品の行き着く先が分からないということ。覇王がいて、聖王がいて、他にもなんか色々なキャラがいて、結局なにがしたいのかというのがまだ観えてこない。1巻の段階でそれが出てこないというのは結構問題だと思うんですよ。ヨスガノソラのコミカライズではないけど、形作ることばかりに集中していて話を進めるのが遅くなってしまっているのではないかと、そういう印象を私は受けています。まあ、読み込みが全然足りないからなんだろうけどね。
コンプエースで読める漫画ってのはなかなか少なくて、精々プリズマ☆イリヤぐらいなんですけど、あれも多分になのはの影響を受けている作品だからな……いや、ひろやまひろし的には色々考え合ってのことなんだろうけど。
確か、Forceの方も出ているはずなので適当な店で買おうかと思います。それほど期待はしていませんが、少なくともViVidよりは新鮮味がある作品になっているはず。なにせ、主人公とヒロインが既存キャラではないし。
ところで、ViVidの店舗購入特典は差し替えカバーだったんですけど、私は紙ではなくクリアブックカバーが良かった。だって、紙って傷みやすいんだもん……ゲマ屋はいつの間にか通常のブックカバーを付けてくれなくなったし、これもエコという奴なんですかね。本屋がブックカバーなくしてどうするんだと。ゲマ屋は本屋じゃない? ちょっと前まではただの大きい本屋でしたよ、秋葉のゲマ屋なんて。中央通り店の話だけど。
藤真拓哉は速筆なのか色々な仕事をかけ持ちしており、同じくなのはのコミカライズを努める緋賀ゆかりに近いものがあります。この業界、雛祭桃子なんかもそうですけど、稀に速筆を武器とする絵描きというのがいるんですよね。最強最速である山本和枝は別格としても、こういう仕事の早い絵描きというのは業界的に重宝されて、いい仕事が回ってくるのでしょう。特になのはみたいにメディアミックスの展開が早い作品だと尚更です。
まあ、私も藤真拓哉の絵は嫌いじゃないし、それほど優先度は高くないけどESSENTIAにも並んでたりしますから、そういった意味ではこの作品を買ってもなんら不思議はない。けれど、それでも私はこの作品を買うべきか否か、少なからず悩みました。
理由としては、ハッキリ言って面白くないからなのですが、ヨスガノソラのコミカライズを読む関係上、同じコンプエースで連載されているこの作品も読む機会があるんですけど、なにをどうしても面白いと思えないんですよ。というか、つまらないよね、この作品。
単にお前が女ばかりの作品が好きじゃないだけだろう、と言われればその通りだと言い返すんだけど、私には覇王が女であることの理由が分からない。なるほど、覇王イングヴァルトという格闘王ともういうべき王が過去にいたという設定は面白い。それが最強の聖王となにかしらの関係が合った、というのもまた考察に深みが増すだろう。しかし、何故その子孫が少女でなければならないのか。
別に子孫が女児であったからといって問題などなにもないのだが、私は女の友情を全面に押し出した少年漫画があまり好きではない。おそらく原作者の趣味と企画的流れからアインハルトは少女になったのであろうが、男女間の恋愛要素を排除するあまり、あからさまなまでの百合百合しい色合いが出てしまったのではないか。
元々、リリカルなのはという作品自体男キャラの少ないものではあるが、男王である覇王の子孫なのだから、やはり線が細くても男でいて欲しいと思うのは間違いなのだろうか。そもそも、女の友情など今更やったところで、そんなものはフェイトとなのはの焼き直しにしからないではないか。これでは私の琴線にまったく触れてこない。
そういや、この作品のルーテシアはすごく明るい娘だね。テンションが微妙におかしいというか、人間も成長すれば変わるものです。私としては、綾波タイプないしルリタイプの少女がここまで劇的に変化することが理解できないので、それに対する違和感も強いのかも知れません。さすがにあそこまでキャラが変わると戸惑うよ。好きなキャラだけにね。
ViVidを読んでいて思うのは、この作品の行き着く先が分からないということ。覇王がいて、聖王がいて、他にもなんか色々なキャラがいて、結局なにがしたいのかというのがまだ観えてこない。1巻の段階でそれが出てこないというのは結構問題だと思うんですよ。ヨスガノソラのコミカライズではないけど、形作ることばかりに集中していて話を進めるのが遅くなってしまっているのではないかと、そういう印象を私は受けています。まあ、読み込みが全然足りないからなんだろうけどね。
コンプエースで読める漫画ってのはなかなか少なくて、精々プリズマ☆イリヤぐらいなんですけど、あれも多分になのはの影響を受けている作品だからな……いや、ひろやまひろし的には色々考え合ってのことなんだろうけど。
確か、Forceの方も出ているはずなので適当な店で買おうかと思います。それほど期待はしていませんが、少なくともViVidよりは新鮮味がある作品になっているはず。なにせ、主人公とヒロインが既存キャラではないし。
ところで、ViVidの店舗購入特典は差し替えカバーだったんですけど、私は紙ではなくクリアブックカバーが良かった。だって、紙って傷みやすいんだもん……ゲマ屋はいつの間にか通常のブックカバーを付けてくれなくなったし、これもエコという奴なんですかね。本屋がブックカバーなくしてどうするんだと。ゲマ屋は本屋じゃない? ちょっと前まではただの大きい本屋でしたよ、秋葉のゲマ屋なんて。中央通り店の話だけど。
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