ヨスガノソラ ビジュアルファンブック
2010年2月26日 ヨスガノソラ
ヨスガノソラ ハルカナソラビジュアルファンブックを買ってきました。今月はコンプエースのコミカライズが休載のため、VFBのレビューでも書こうかと思います。私の手元には現在2冊あり、明日になれば3冊目が届きます。秋葉原のソフマップAM館とげっちゅ屋で回収したわけですが、とらのあなだけは失敗しました。私のミスではあるんですけど、店側の対応の不味さと来たらない。書いても良いんですが、折角のレビューが台無しになりそうなので、詳しくはヨスガノソラスレで見てください。
当初発表のカラー200P、モノクロ100Pから大幅増量された240Pと216Pの2冊セット。重さはゆうに1キロを超え、これを2冊に夏ノ雨のVFBを持って帰るのは大変苦労しました。第一印象としてはとにかく分厚い! そして重い! 言ってみればコミケカタログをいくつも持っているようなもので、アレよりは軽いんだろうけど、結構疲れた。
ソフマップもげっちゅ屋も下敷き&ペーパーはレジ渡しだったので、封を開けても特になにが入ってるというわけじゃなかったんだけど、カラーとモノクロ、両方ともまずはカバーを外してみました。、カラーの方のカバーを外すと、表紙に奥木染マップが載っていたのが個人的には嬉しいかったです。エロゲの中には公式HPなどで舞台図を載せていたり、選択肢の関係から作中に地図画面を載せているのもあるんだけど、最近は少なくなってきた印象があります。ヨスガノソラは元より選択肢がほとんどない作品だから必要性がなかったんだろうけど、こうしてみると奥木染は本当に小さく、そしてなにもないところですね。改訂版と書いてあるけど、改訂前のMAPが存在すると言うことかな?
作中の表現からハルと穹の家が奈緒の家に近いのはわかっていましたが、こうして地図で見るとそれでも相応の距離はあるように見えた。次に近いのは渚さんの家だけど、彼女の場合は屋敷周辺すべてが家の持ち物、と考えたほうが自然かも。MAP上の色の濃い部分が山や森だとすれば、山持ちぐらいは普通かも知れない。やひろの駄菓子屋と瑛の神社は、確かに神社をくだればすぐという位置関係にあって、ハルカナソラで触れられていた委員長とダメイドの家も確かにご近所だった。主要キャラで家の位置がハッキリしないのは亮平だけだけど、まあ、そんな外れにあるわけでもないでしょう。
家から学校までの道は、途中通学路としてバス停が出てくるけど、作中でバスに乗ったシーンはただの一度だけ。穹が奈緒からハルを奪還し損なったときです。それぐらいしか使われなかったし、特にバス通学というわけでもないので通学路という印象は少なかったのですが、むしろ通学路としてはその下にある道1のほうが強いかも。ここでよく、いつもの面子が集まったりしますしね。ちなみに道2というのは駅から続く道のことで、穹がヨスガの序盤も序盤でバッタに驚いた場所です。何度か登場しますが、不思議なのは瑛の神社で開催される祭りに行く際も、確かここが登場したような気がすること。全然逆方向だけど、あるいは駅の方に事前に用事でもあったんだろうか。
しかし、こうしてMAPでみると、ハルと穹の家から学校や駅は随分遠いのですね。いや、距離で言えば瑛のほうがよっぽど遠いんだけど、ここを毎日通学しているのかと思えば、確かに穹でなくとも疲れそう。ハルにしてみても、初登校時は少し息を切らせてましたし。学校よりも遠いのが駅であり、駅よりも遠いのが街道沿いのスーパーです。正直、徒歩でここまで行くというのは相当困難というか、買い物袋を下げて帰る距離じゃないと思う。自転車が欲しい! というハルの切実な叫び声が聞こえてきそうだw
駅までの道のりを見ながら、しみじみハルカナソラにおける穹シナリオを思い出して感心してしまいました。というのも、いくら途中で自転車に乗るチャンスがあったとはいえ、走って行くにも駅は距離がありすぎるように思うから、これを走破した穹も田舎暮らしで体力が付いてきたんじゃないでしょうか? 感心と言うよりは驚きの類だけど、それにしても縦に長い街だなぁ。キャラの家以外はほとんど省略されてるけど、サインを見るにこれを描いたのもハッシーらしい。今年の日付が入ってるから、年が明けてから急遽描いてみたんでしょうか? あるいは舞台設定等をしたのもハッシーという可能性があるけど、これは後述しますがスタッフインタビュー等が一切なかったので、絵師であるハッシーがどれぐらい関わっていたのかは不明です。けど、鈴平以上には深く作品に参加しているんじゃないだろうか。
気がついたら奥木染MAPだけで、相当な量を書いてしまいましたが、これはまだカバー裏にすぎません。本編というか、本の中身はこれからです。カラー版は、color pict sideということで、最初はPublishing、色々な形で公開されていた絵が中心となっており、パッケージ絵やテレカ類の原画がほぼすべてに渡って載っています。見たことがない画像というのは一枚もなかったけど、こうしてページを捲ってみると、やはり瑛が多いという印象を受けますね。発売前の雑誌ピンナップとかテレカにしても、瑛が圧倒的に多く、他のキャラは圧倒的に少ない。特に穹なんて、発売前の絵はそれこそ抱き枕ぐらいしかないのではないか、という感じがします。事実、最近こそ多くなったように思える穹のグッズも、ヨスガ発売前では初佳にも劣る数だったことが、VFBを読むことで分かります。こうしてみると、瑛がメインヒロインなのか、と錯覚してしまいそうですね。いや、メインヒロインの一人ではあるけどさ。
私もまだまだ持っていないグッズが多いというか、何枚か持っていないテレカというのもやはり存在して、今後はそれを集める作業に没頭するのかな。穹関係の物で持っていないのは、それこそ予約特典察しの絵柄であり、VFBの特典として付いてきたクリア下敷きの絵柄である穹のテレカぐらいですけど、あれは販売されたドリパ自体に行かなかったからなぁ。まあ、特別手元に置いておきたいとも思わないんだけどさ。
未だに発送されてこない電撃姫のベッドシーツ絵まで載っていたんだけど、さすがに今回のグッズ通販にあるグッズ類の絵は載っていませんでした。VFBの表紙はともかくとして、抱き枕やテレカの画像は無し。まあ、仕方ないんだろうけど、少しだけ残念だったかな。後、これは全体に渡って言えることなんだけど、黒で枠を取っている部分が結構あって、素手で触ると指紋が付いちゃうのも難点だった。普通に白か青で良いと思うんだけど。作品のカラーにもあってるし。
それにしても、渚さんは公式の抱き枕よりメッセサンオーのベッドシーツとか、ソフマップのベッドシーツの方が露出多くてエロイですね。前述の電撃姫シーツもそうだけど、公式のグッズはイマイチエロに欠ける部分が多かったと思う。今回のグッズ通販までは。
次はMain Characterですが、これはそれぞれのヒロイン紹介と、サブキャラの紹介。ヒロインにはそれぞれ描き下ろしがあるんだけど、特にハルカナソラとは区別されておらず、例えば穹の場合はヨスガノソラとハルカナソラのCGを、特に分けるでもなく一纏めに紹介しています。量としては申し分ないんだけど、作品としての区切りがないのでそのまま委員長とやひろに続いてしまい、穹の位置がなんとも中途半端に感じてしまったのが、個人的な違和感として残りました。別に穹を最後にしろとか、そういうわけでもないんですけどね。
瑛の描き下ろし絵は、頭にネコの師匠を乗せた瑛が、近所の子供たちと野球に興じる姿です。バットを突き付け予告ホームラン、如何にも瑛らしい明るく元気な姿です。
「あはー! 今度こそまかせてっ! 場外ホームランだよー!!」
という、台詞もまた、瑛らしくて可愛らしいですね。
キャラ紹介としては公式にある文章と同じもので、特別シナリオについての言及はありませんでした。まずは基本となる服装のバリエーション紹介で、瑛の場合は巫女服を基準とし、制服(スクールユニフォームと表記)、体操服、普段着、水着、体操服+スクール水着、スクール水着という感じです。こうしてみると穹よりスタイル良さそうな気もするけど、ハルカナソラでのCGを見ると穹より幼い気もする。どっちもどっちか。立ち絵はいろはかるたのような枠を使って、ほとんどバストアップですが全部紹介。喜怒哀楽がハッキリしているように見えて、怒が抜け落ちたかのような印象を与えてきます。それでも、全体的に笑顔が多いのが瑛の魅力なんでしょうね。
本編のCG紹介はシーン紹介も兼ねており、作中の台詞が抜き出され、小さいながらも下に表記されている感じです。時系列に拘りはないのか、バラバラと言うほどではないにしろ、配置は結構分かれている気がする。瑛のページには少し目立つ空白があるのだけど、ここが少し寂しいよね。それも2箇所だから、ここはもうちょっと工夫できたんじゃないかと思う。エロいCGに関しては解像度に難がある気がしないでもないけど、拡大率の問題なのだろうか。ちょっとだけ気になるけど、瑛がエロいことには変わりないですね。しかし、よくよく考えると瑛との行為って全部自宅なんですよね。他のキャラの場合、多少なりとも場所にバリエーションがあるけど、瑛だけは徹底している感じ。そして、これは後述のキャラたちもそうだけど、締めはシナリオ最後のCGが載っているところが良いですね。まあ、唐突感もあるんだけど、締めはこれでしょうという気にさせてくれる。
奈緒の描き下ろしは地面に咲いた花をしゃがんで指さしながら、「今年もまた綺麗に咲いたのね、またよろしくね」と呟く姿。時系列的にいつなのか、僅かに哀愁漂う感じがしなくもない。
服装バリエーションは制服を基準として、普段着1(タンクトップ系)、普段着2(袖付き長ズボン)、スクール水着、スクール水着メガネなし、水着という感じ。メガネなしが含まれるのはマニアックというか、判ってますね。立ち絵はやはり、沈んだ顔が印象に残るように構成されていて、奈緒の中にある陰が上手く表現されてると思う。CG紹介にしても、ハルとの再会シーンは後回しに、奈緒の特徴であるプールサイドでの読書や、表情のない写真などが先に来ていた。そういや奈緒の読んでる本って、みんな芳林堂で使っているのと同じカバーなんですよね。私も昔はよく高田馬場店を利用しました。
エロいイベントは過去の一件が最初に来るんだけど、やはり胸のあるキャラだから胸に目が言ってしまいますね。ヨスガは実のところそれなりに胸のあるキャラが多いんだけど、穹や瑛がないからあんまり胸がどうこうというイメージがないんですよね。過去のそれと比較して、明らかに奈緒の胸は成長しているのが判る。あるいはダメイドよりデカイのだろうか? 結局、カラー版にもモノクロ版にも3サイズは載らなかったからなぁ。
渚さんの描き下ろしは、砂浜にうつぶせで寝ころぶ水着姿。ビーチパラソルを差しているからか、上半身は影で覆われてます。
「ん? どうしたの私のことじっと見て」
という台詞は、あまり渚さんらしくないというか、これがハルに向けられた台詞であるなら、渚さんルート攻略済ってところでしょうか。基本的に渚さんって瑛以外には敬語だから、敬語の方が違和感なくて良かったんではないかと思う。
服装バリエーションは私服を基準として、制服、和服、水着、体操着、スクール水着、体操着+スクール水着という感じ。渚さんは紫系統の色がよく似合いますね。和服も薄いですがそっち系ですし、藤色がそうであるようにこの系統は昔から高貴な色として使われてますから、お嬢様である渚さんにはピッタリだと思います。立ち絵は思ったほど起こっている表情というのが少なく、どちらかといえば落ち着いた、穏やかな表情の方が多く感じた。私はヨスガにツンデレはいないと思ってるんですが、渚さんの本質はやはり上品なお嬢様ですね。胸の内に秘めたものがなんであれ、育ちの良さを感じます。
CGにしても、瑛と一緒にいる穏やかなシーンが多く、ヴィオラを奏でたり、瑛に膝枕したり、こうやってみると瑛だらけですねw 渚さんにとってどれだけ瑛という存在が重要なのか、それが良く判ると思います。私、渚さん嫌いじゃないんですよ。いや、ヨスガには嫌いなキャラなんていないけど、エロいシーンも渚さんは角度や体位に拘ってるというか、片帆だけ露出した胸のエロスといったらないね! 特徴としては、鈴平原画のハルが見られると言うことで、ハッシーのそれよりもイケメン度が増しているというか、凛々しい感じがしますね。体位が色々あるせいか、激しいイメージがあるかも知れない。渚さんもまた胸のあるキャラだけど、慎重もあるからそんなに目立たないというか、普通な感じがしてしまう不思議。そういや、身長の対比表とかもなかったな。最後のヴィオラを弾くシーンもそうだけど、渚さんは恥ずかしがり屋ですね。そこがまた、可愛いところなんですけど。
初佳の描き下ろしは、メイド服で皿を運んでいる最中に思わず転んで、「ひゃっ、ひゃあああっ!! 時間よー止まってぇぇぇっ!!」と叫んでいるところ。ダメイドと呼ばれる初佳らしく、鈴平の絵も相成って可愛らしく描き上がっています。
ヒロインとしてはメイン級でなく、ハルと同年代の学生ではないということも合ってか、服装バリエーションは少なめの3つ。当然の如くメイド服を基準とし、後は私服、水着の2つだけ。私服なんか見てみると、大人の女という気がしないでもないんだけど、初佳には余裕というものが欠片もないからなぁw 立ち絵に関しては瑛以上に喜怒哀楽がハッキリしているように見えるけど、やはりパターンは少なめで、怒というよりは心が荒んでいると言った感じの表情が目立つ。まあ、それにしたってあまり深刻な風には見えないんだけど、やひろとは違って確かにかわいげがあるよね。
CGは初佳のキャラなのか飲んだくれてるシーンが多いけど、亮平も一緒にいるあのシーンとか、結構重たい部分も印象的。エロシーンに関しては大人の余裕があるのか、ハルをやや強引に行為へといざなうけど、ハルは流されっぱなしですね。まあ、初佳も決して容姿が人より劣っているわけじゃないし、可愛いところもあるんだけどさ。しかし、だし巻き玉子の付け合わせが胡瓜のサラダというのはどうなんだろうか、と考える私はどうなんだ。
そして、やってきました春日野穹!
穹の描き下ろしは、自宅の縁側で障子に身体を預けながら、普段着で脚を伸ばしている光景。この場合の普段着は、後述する普段着2、十字のアクセサリーが特徴的な、黒スカートのやつです。
「・・・・・・・・・・・・・・ハル・・・・・・・・・・・」
このただ一言に、どれだけの想いが、感情が、愛情が籠もっているのか! 絵柄としては幼い雰囲気を纏わせていますが、和室とのミスマッチがこの上ない存在感を見せつけてきます。その場にハルはいるのかいないのか、いるのだとすれば庭掃除をしているハルを眺めているような気もするし、いないのだとすれば出掛けているハルを暇そうに待っている、という絵に見えなくもない。人形みたいな容姿といわれる穹だけど、この絵を見るとそういう印象を抱くのにも納得してしまいますね。これのアクレリーフでたら絶対に買っちゃいそう。
穹は服装のバリエーションも豊富で、立ち絵にはなってないけど北欧に行った際の服や、2種類の下着姿、そして寝間着を合わせれば、十通りぐらいはあるんじゃないかと思う。通常のバリエーションとしては、普段着1(白い衣服に髪を下ろした姿が印象的な)を規準として、制服、普段着2(白い衣服に銀十字と黒スカート)、スクール水着、体操服、体操服+スクール水着、水着という感じで構成されていて、全体的な白いイメージは穹の色という印象を強く与えてくると思います。
立ち絵の構成も見事なもので、照れ屋な穹の、表情の移り変わりが見事に表現されていて、やや後ろ向きな立ち位置が特徴的。最後を満面の笑みで締めるという辺り、穹の愛らしさが強烈なまでに伝わってくると思います。ただ、穹の場合、服装によって髪型が違う場合があるから、そのバージョンを入れても良いんじゃないかという気がした。表情は同じだけど、受ける印象が結構違ってくると思うので。
そして、CGでも魅せてくれるというか、最初の1枚が電車でのシーンなのは良いとして、2枚にシーツを羽織ったあのシーンを持ってくるのは衝撃的だった。いきなりきたか、という感じがしないでもなかったけど、その次に持ってきたのが湖でのシーンだから、最初のほうに終わりの辺りを持ってくるというある意味で斬新な配置だと思う。というか、シナリオ紹介がない分、結構思い切った気がする。水着姿でビーチチェアに寝そべる穹、キャミソール姿で3サイズを測って貰う穹、寝間着姿でハルと一緒に眠る穹……どれを取っても最高の一枚ですが、穹を抱えてハルが下山するシーンなども早めに登場しました。
穹シナリオにおいて一番衝撃的なシーンは前述の通りシーツを羽織って登場するところだと思うけど、このVFBでは奈緒シナリオにおけるバスに乗ってハルを連れ出そうとするシーンを大きく乗せています。どうしてここで選択肢が発生しないんだ! と言われ続けている名シーンですが、これをエロくないCGの最後に持ってきたのは、やはり別シナリオのシーンだからでしょうか?
穹のエロいシーンといえば自慰が最初に来ますが、作品のシーン紹介では何故か後回しにされており、VFBでもそれは変わらず。普段着2の穹を、ハルが後ろから抱きかかえ、胸やあそこをまさぐるところが最初です。ハルが緊張して頬を赤らめてるけど、あくまで自分が主導を取ろうと、穹を導こうとしているのが良いですね。ハッシーが描くと、ハルは物腰柔らなかな美少年という感じがして、穹の双子だと実感させられます。穹はヨスガノソラで一番エロいイベントの多いキャラだけど、一つはCG使い回しです。けど、だからといってCGが少ないわけでもなく、シーンの多さでは他のヒロインを圧倒しています。
ハルの部屋に敷いた布団に寝かされ、ハルに貫かれながら純潔を散らす穹。ここまで美しく、愛らしく、嬉しそうに処女を失う少女もそうはいないでしょう。穹の満足しきった表情と来たら、最高を通り越した究極ですね。次に来る自慰をしている穹も本当に切なそうで、必死でハルを求めている姿がなんともエロい。こんなのを見せつけられたら、ハルだって覚悟を決めざるを得ないでしょう。
制服姿でのフェラは、背徳感溢れる二人の関係、快楽に溺れ、流されるハルと穹をよく表現できてると思う。このときの穹はハルを快楽によって縛り付けて、逃がすまいとしているというか、ハルを失いたくないという気持ちが暴走気味なんですよね。それと対比するかのように湖での行為があるわけだけど、水も滴るいい女、穹の美少女っぷりが凄いことになってると思う。
ヨスガノソラにおける最後のCGは当然、北欧でのそれが使われたわけだけど、純白の妖精とは穹のことを指すのではないだろうか。鞄の上に腰掛けて、ハルに語りかける穹の可愛らしさと来たら! ほんと、堪らないね。これこそが春日野穹、最強の魅力を持つ美少女ですよ。そしてその魅力は、ハルとセットになったとき、初めて最大の効果を発揮するのです。
ここからは特に区切りを意識することなくハルカナソラへと移って、ノートパソコンでネットを見る穹と、そんな穹を膝の上に載せるハル。ハルカナソラはとにかくハルと穹が一緒にいるCGが多くて、ハルの表情や全体像が多いのも特徴。それと比較してエロいシーンではヨスガと違ってハルの表情とかは映らないんだけど、日常におけるハルと穹の絡みが微笑ましくて良いですね。寝間着の穹がハルをのぞき込んだり、下着姿の穹が試着室でハルに洋服を選んで貰ったり、ちゃんとヨスガと下着が違うところが良いよね。続くクッキーをハルに食べて貰おうとするシーンは、テレカにもなった非常に可愛らしいやり取りが魅力的。
寝間着姿の穹がハルを手コキするエロいシーンに始まり、ハルカナソラは全体的に穹が主導を握りことが多かったと思う。Sっ気というわけじゃないんだろうけど、穹にも十分な余裕が生まれてきたと言うことなんでしょう。寝間着を胸元まで捲り上げられ、まんぐり返しに近い状態から一気に貫いて、この穹の表情が良いというか、ハルカナソラはエロいシーンにおける穹の表情がどれも素晴らしいと思います。
保健室での体操服プレイはコマ割りで載せており、穹の表情の移り変わりとハルの動きが堪能できて良い感じ。けど、穹がハルにフェラするシーンは何故か最後に回されており、次は一気に穹の部屋での行為に。ハルを脚で攻めたてる穹が良いですね。ストッキングを穿いた足裏で攻めまくり、ハルは新たな世界に目覚めてしまいそう。ハルが穹を抱きかかえながら貫くシーンは、最初に見たときは実のところ絵的に違和感を感じていたんだけど、大分慣れたというか、線と線の境目的な部分を認識できたので、今では最高の1枚になっています。まあ、穹に関して言えばすべてがすべて最高にして最強なんですけど。しかし、テキスト見ると穹の台詞はエロいなぁ。実は一番エロいんじゃないかというぐらい、凄い表現力だと思うw 全体に溢れる満足感や達成感は、他のヒロインではまず存在し得ないだろう穹だけのものだと思う。
前述したとおりエロいシーンの最後は保健室でハルのをしゃぶる穹で、穹の艶めかしい、妖艶さすら出てくる艶やかな表情と来たらない。少し苦しそうに、それでいて美味しそうにしゃぶり尽くす穹。これをここに持ってきたのは以外だったけど、もう穹ならなんでもいいやという気持ちにさせてくれるから凄い。
そして本当に最後の最後は、北欧というかエストニアのノミの市での穹。「Siunaus」と内側に彫り込まれた指輪を買うシーン。フィンランド語で祝福を意味する言葉であることは、もう1冊のほうで明かされていますね。ハルに向かって愛くるしい笑顔を向けながら、しっかりと指輪を左手の薬指に。結婚を祝福する指輪だと言われても、納得できそうな気がしました。ハルと穹、二人に人生に祝福を。
続いてはハルカナソラでヒロインへと昇格した、委員長こと倉永梢。
委員長の描き下ろしは体操服姿の委員長が運動靴を履きながら、
「あ、待って下さい、私も手伝いますから」
と声を掛けるシーンなんだけど、この背景がちょっと不思議というか、下駄箱にしては少し大きいような気がしないでもない。でも、穂見学園が登校用の革靴を指定していれば外履きと上履きの2つを入れるわけだから、これぐらいの大きさは必要なのかも。立ち絵を見る限り、確かに革靴履いてるし。一瞬、更衣室かとも考えたんだけど、そもそも穂見学園にはプール以外に更衣室なんてなかった。
服装バリエーションは制服を規準とし、普段着、スクール水着、体操服、水着、体操服+スクール水着、普段着+髪ほどきという感じ。髪ほどきは服装というか立ち絵のバリエーションみたいなもんだけど、委員長の立ち絵は思っていたほど笑顔や穏やかな表情が少ないというか、戸惑いと同じく不信感をあらわにした表情があるのが特徴的、これは随分前の日記で書いたように、ヨスガノソラにおける委員長の役割がそうさせるのでしょう。生真面目な性格も相成ってか、少しきつめの表情になってるよね。キリリとしているせいか、取っ付きにくい印象を与えなくもない。
CGはそれほど多くないけど、春日野家での着替えシーンから始まるのは良いですね! 私、このシーン凄く好きで、ハルカナソラのレビュー書いたときに穹の真理と行動員付いて分析したけど、そういうこと抜きにしてもいい絵だと大もう。少々、瑛がぺったんこすぎやしないかとも思うんだけど、委員長はラインの入った下着が好きなんですかね? 後述のエロいシーンで付けていたのも同じような柄だし、シンプルな渚さんと大人っぽい奈緒と比較して、なかなかに少女的な感じがします。
アーケードでのデートは、思えば作中でハルとデート的なことをしたことがあるのは、穹を除けば委員長ぐらいなのかも知れない。渚さんの夏祭りは少し違う気がするし、髪を下ろした委員長は大分印象が変わりますね。実のところ私は、髪を縛っている方が好きなんだけど、それはあくまで個人の趣味ということで。
ボートで危うく沖に流されかけたシーンや、学校の屋上でお弁当を広げるシーン。こうしてCGだけみると、委員長は実に真っ当で純粋な恋をしている少女に見えますね。何故かハルカナソラでは妄想癖のあるキャラになっていましたけど。
委員長とのエロいシーンは数が少ない分、一つ一つのCGにページを割いていて、処女を失うまでの過程がしっかりと表現されていると思う。プールの更衣室でのシーンは髪を縛っているのが個人的によかったけど、委員長のシナリオは委員長も変だけど、ハルも若干他シナリオとは違うので違和感があるw しかし、更衣室の長椅子に寝かされてハルに突かれているシーンを見て思ったけど、委員長も普通に自慰とかするんですね。抜き出されたテキストに何気なく書いてあった。
最後は夢落ちと思わせ、そうじゃなかった委員長がビシッと指を立てるシーンですけど、こうして絵だけ見るとハルカナソラで微妙になってしまったキャラとは思えませんねぇ。好きなキャラではあるんだけど、話自体はコンパクトに纏めすぎた感があるかも知れない。
やひろの描き下ろしは自宅で寝そべりながら、「だらだらネットなんて、あたしもアイツの妹のこと言えないな」と呟く姿。
服装バリエーションは普段着が多く、普段着1(駄菓子屋にいるとき着ているノースリーブ系)、普段着2(撮影のときに着ている帽子付きのやつ)、普段着3(黒と長ズボン)、スーツ(合コンの時などに着用)、水着と数で言えば初佳よりあるという事実。立ち絵は気怠そうな表情ばかりで、ハッキリ言うと可愛げなないけど、それがやひろのキャラなのだろう。
CGに関しても特筆するところはなく……いけないな、私がいくらやひろに欠片も興味がないからって、少し乱雑に書きすぎだろうか。嫌いではないにしろ、特別思い入れがあるわけでもないので。うーん、書くことがなにもないぞ。エロいシーンですらそそられることがないからなぁ。ここは後で加筆しようかな。
ヒロイン紹介の次は、Sub Characterですが、これは要するにサブキャラ紹介です。とはいえ、ビジュアルのあるサブキャラなんてたかが知れてるので、亮平を中心とした僅か四人。当然、特に描き下ろしがあるわけでもない、あくまでおまけみたいなものです。
亮平はさすがに服装バリエーションや立ち絵も豊富な男ですが、それにしたところでCGがあるわけでもないので2ページで収まり、ハルに至っては渚家秘書の月見山さんと渚さんの父君と同じ1ページに載っている始末。まあ、ハルは特に立ち絵があるわけでもないしなぁ。委員長シナリオで作っても良かったと思うんですけどね、表情パターン自体はラフの方であるんだけど。
Background Pictureは、要するに背景の紹介と言うことで、作中に登場する家や建物、駅や道などが紹介されています。春日野家から始まっていくわけですが、表記がすべて主人公の家だったのが気になった。普通に、悠ないしハルの家で良いと思うんだけど。それに残念だったのは、春日野家の間取りが載っていなかったこと。これはラフについても同じことで、奥木染MAPが限界だったということだろうか。
部屋にはその人の個性が出ると言うけど、共通するのはどれをとっても都会とは違う、純朴な和を感じさせる部屋多いということでしょうか。ハルの部屋は極端なほど物が少ないけど、だからといってこれが個性の無さに現れなのかといえばそうでもない。ハルとはそういう少年なのです。他にも印象的な場所は多いけど、全体的にこざっぱりとしてるよね。最近のエロゲはどこか未来的というか、現実にはあり得ないよな豪奢な建物や内装、部屋なんかが目立つけど、ヨスガノソラはそうじゃなくて、リアルティがあるとは言わないにしろ、一線を画しているように思える。
最後は、ヨスガノソラとハルカナソラのスタッフロールですが、これに関しては原作のEDムービーに載っているのと同じだから特にどうと言うこともない。しいてあげるなら、ヨスガノソラにはなかった制作が、ハルカナソラでは有限会社CUFFSになっていることぐらいか。このスタッフロールページの次がcolor pict side自体の奥付です。一応発行所はデジクラフト社と言うことになっているらしいけど、この辺りはどういう感じなんだろうね。
裏表紙は表紙を縮小したやつを使ったシンプルなもので、カバー裏は穂見学園制服と黒うさぬぐいるみの線画、そしてHPイラスト集でした。そういや、HPイラストはカラーで載っていませんでしたね。何故なんだろう。
自分でもビックリするほど長くなってしまったので、モノクロ版、monochrome pict sideは明日にすることにします。というか、残り7500字以下ではとてもじゃないけど書けそうにない。ここまで読み応えのあるエロゲのVFBは久しぶりというか、出版社が絡まないだけ合ってページ数にほとんど制限のない、充実した内容になっていると思います。これほどのボリューム、待った甲斐があったというものです。
読めば読むほど新たな発見が見つかると思うので、土日の休みを使ってしっかりと読み込むことにします!
当初発表のカラー200P、モノクロ100Pから大幅増量された240Pと216Pの2冊セット。重さはゆうに1キロを超え、これを2冊に夏ノ雨のVFBを持って帰るのは大変苦労しました。第一印象としてはとにかく分厚い! そして重い! 言ってみればコミケカタログをいくつも持っているようなもので、アレよりは軽いんだろうけど、結構疲れた。
ソフマップもげっちゅ屋も下敷き&ペーパーはレジ渡しだったので、封を開けても特になにが入ってるというわけじゃなかったんだけど、カラーとモノクロ、両方ともまずはカバーを外してみました。、カラーの方のカバーを外すと、表紙に奥木染マップが載っていたのが個人的には嬉しいかったです。エロゲの中には公式HPなどで舞台図を載せていたり、選択肢の関係から作中に地図画面を載せているのもあるんだけど、最近は少なくなってきた印象があります。ヨスガノソラは元より選択肢がほとんどない作品だから必要性がなかったんだろうけど、こうしてみると奥木染は本当に小さく、そしてなにもないところですね。改訂版と書いてあるけど、改訂前のMAPが存在すると言うことかな?
作中の表現からハルと穹の家が奈緒の家に近いのはわかっていましたが、こうして地図で見るとそれでも相応の距離はあるように見えた。次に近いのは渚さんの家だけど、彼女の場合は屋敷周辺すべてが家の持ち物、と考えたほうが自然かも。MAP上の色の濃い部分が山や森だとすれば、山持ちぐらいは普通かも知れない。やひろの駄菓子屋と瑛の神社は、確かに神社をくだればすぐという位置関係にあって、ハルカナソラで触れられていた委員長とダメイドの家も確かにご近所だった。主要キャラで家の位置がハッキリしないのは亮平だけだけど、まあ、そんな外れにあるわけでもないでしょう。
家から学校までの道は、途中通学路としてバス停が出てくるけど、作中でバスに乗ったシーンはただの一度だけ。穹が奈緒からハルを奪還し損なったときです。それぐらいしか使われなかったし、特にバス通学というわけでもないので通学路という印象は少なかったのですが、むしろ通学路としてはその下にある道1のほうが強いかも。ここでよく、いつもの面子が集まったりしますしね。ちなみに道2というのは駅から続く道のことで、穹がヨスガの序盤も序盤でバッタに驚いた場所です。何度か登場しますが、不思議なのは瑛の神社で開催される祭りに行く際も、確かここが登場したような気がすること。全然逆方向だけど、あるいは駅の方に事前に用事でもあったんだろうか。
しかし、こうしてMAPでみると、ハルと穹の家から学校や駅は随分遠いのですね。いや、距離で言えば瑛のほうがよっぽど遠いんだけど、ここを毎日通学しているのかと思えば、確かに穹でなくとも疲れそう。ハルにしてみても、初登校時は少し息を切らせてましたし。学校よりも遠いのが駅であり、駅よりも遠いのが街道沿いのスーパーです。正直、徒歩でここまで行くというのは相当困難というか、買い物袋を下げて帰る距離じゃないと思う。自転車が欲しい! というハルの切実な叫び声が聞こえてきそうだw
駅までの道のりを見ながら、しみじみハルカナソラにおける穹シナリオを思い出して感心してしまいました。というのも、いくら途中で自転車に乗るチャンスがあったとはいえ、走って行くにも駅は距離がありすぎるように思うから、これを走破した穹も田舎暮らしで体力が付いてきたんじゃないでしょうか? 感心と言うよりは驚きの類だけど、それにしても縦に長い街だなぁ。キャラの家以外はほとんど省略されてるけど、サインを見るにこれを描いたのもハッシーらしい。今年の日付が入ってるから、年が明けてから急遽描いてみたんでしょうか? あるいは舞台設定等をしたのもハッシーという可能性があるけど、これは後述しますがスタッフインタビュー等が一切なかったので、絵師であるハッシーがどれぐらい関わっていたのかは不明です。けど、鈴平以上には深く作品に参加しているんじゃないだろうか。
気がついたら奥木染MAPだけで、相当な量を書いてしまいましたが、これはまだカバー裏にすぎません。本編というか、本の中身はこれからです。カラー版は、color pict sideということで、最初はPublishing、色々な形で公開されていた絵が中心となっており、パッケージ絵やテレカ類の原画がほぼすべてに渡って載っています。見たことがない画像というのは一枚もなかったけど、こうしてページを捲ってみると、やはり瑛が多いという印象を受けますね。発売前の雑誌ピンナップとかテレカにしても、瑛が圧倒的に多く、他のキャラは圧倒的に少ない。特に穹なんて、発売前の絵はそれこそ抱き枕ぐらいしかないのではないか、という感じがします。事実、最近こそ多くなったように思える穹のグッズも、ヨスガ発売前では初佳にも劣る数だったことが、VFBを読むことで分かります。こうしてみると、瑛がメインヒロインなのか、と錯覚してしまいそうですね。いや、メインヒロインの一人ではあるけどさ。
私もまだまだ持っていないグッズが多いというか、何枚か持っていないテレカというのもやはり存在して、今後はそれを集める作業に没頭するのかな。穹関係の物で持っていないのは、それこそ予約特典察しの絵柄であり、VFBの特典として付いてきたクリア下敷きの絵柄である穹のテレカぐらいですけど、あれは販売されたドリパ自体に行かなかったからなぁ。まあ、特別手元に置いておきたいとも思わないんだけどさ。
未だに発送されてこない電撃姫のベッドシーツ絵まで載っていたんだけど、さすがに今回のグッズ通販にあるグッズ類の絵は載っていませんでした。VFBの表紙はともかくとして、抱き枕やテレカの画像は無し。まあ、仕方ないんだろうけど、少しだけ残念だったかな。後、これは全体に渡って言えることなんだけど、黒で枠を取っている部分が結構あって、素手で触ると指紋が付いちゃうのも難点だった。普通に白か青で良いと思うんだけど。作品のカラーにもあってるし。
それにしても、渚さんは公式の抱き枕よりメッセサンオーのベッドシーツとか、ソフマップのベッドシーツの方が露出多くてエロイですね。前述の電撃姫シーツもそうだけど、公式のグッズはイマイチエロに欠ける部分が多かったと思う。今回のグッズ通販までは。
次はMain Characterですが、これはそれぞれのヒロイン紹介と、サブキャラの紹介。ヒロインにはそれぞれ描き下ろしがあるんだけど、特にハルカナソラとは区別されておらず、例えば穹の場合はヨスガノソラとハルカナソラのCGを、特に分けるでもなく一纏めに紹介しています。量としては申し分ないんだけど、作品としての区切りがないのでそのまま委員長とやひろに続いてしまい、穹の位置がなんとも中途半端に感じてしまったのが、個人的な違和感として残りました。別に穹を最後にしろとか、そういうわけでもないんですけどね。
瑛の描き下ろし絵は、頭にネコの師匠を乗せた瑛が、近所の子供たちと野球に興じる姿です。バットを突き付け予告ホームラン、如何にも瑛らしい明るく元気な姿です。
「あはー! 今度こそまかせてっ! 場外ホームランだよー!!」
という、台詞もまた、瑛らしくて可愛らしいですね。
キャラ紹介としては公式にある文章と同じもので、特別シナリオについての言及はありませんでした。まずは基本となる服装のバリエーション紹介で、瑛の場合は巫女服を基準とし、制服(スクールユニフォームと表記)、体操服、普段着、水着、体操服+スクール水着、スクール水着という感じです。こうしてみると穹よりスタイル良さそうな気もするけど、ハルカナソラでのCGを見ると穹より幼い気もする。どっちもどっちか。立ち絵はいろはかるたのような枠を使って、ほとんどバストアップですが全部紹介。喜怒哀楽がハッキリしているように見えて、怒が抜け落ちたかのような印象を与えてきます。それでも、全体的に笑顔が多いのが瑛の魅力なんでしょうね。
本編のCG紹介はシーン紹介も兼ねており、作中の台詞が抜き出され、小さいながらも下に表記されている感じです。時系列に拘りはないのか、バラバラと言うほどではないにしろ、配置は結構分かれている気がする。瑛のページには少し目立つ空白があるのだけど、ここが少し寂しいよね。それも2箇所だから、ここはもうちょっと工夫できたんじゃないかと思う。エロいCGに関しては解像度に難がある気がしないでもないけど、拡大率の問題なのだろうか。ちょっとだけ気になるけど、瑛がエロいことには変わりないですね。しかし、よくよく考えると瑛との行為って全部自宅なんですよね。他のキャラの場合、多少なりとも場所にバリエーションがあるけど、瑛だけは徹底している感じ。そして、これは後述のキャラたちもそうだけど、締めはシナリオ最後のCGが載っているところが良いですね。まあ、唐突感もあるんだけど、締めはこれでしょうという気にさせてくれる。
奈緒の描き下ろしは地面に咲いた花をしゃがんで指さしながら、「今年もまた綺麗に咲いたのね、またよろしくね」と呟く姿。時系列的にいつなのか、僅かに哀愁漂う感じがしなくもない。
服装バリエーションは制服を基準として、普段着1(タンクトップ系)、普段着2(袖付き長ズボン)、スクール水着、スクール水着メガネなし、水着という感じ。メガネなしが含まれるのはマニアックというか、判ってますね。立ち絵はやはり、沈んだ顔が印象に残るように構成されていて、奈緒の中にある陰が上手く表現されてると思う。CG紹介にしても、ハルとの再会シーンは後回しに、奈緒の特徴であるプールサイドでの読書や、表情のない写真などが先に来ていた。そういや奈緒の読んでる本って、みんな芳林堂で使っているのと同じカバーなんですよね。私も昔はよく高田馬場店を利用しました。
エロいイベントは過去の一件が最初に来るんだけど、やはり胸のあるキャラだから胸に目が言ってしまいますね。ヨスガは実のところそれなりに胸のあるキャラが多いんだけど、穹や瑛がないからあんまり胸がどうこうというイメージがないんですよね。過去のそれと比較して、明らかに奈緒の胸は成長しているのが判る。あるいはダメイドよりデカイのだろうか? 結局、カラー版にもモノクロ版にも3サイズは載らなかったからなぁ。
渚さんの描き下ろしは、砂浜にうつぶせで寝ころぶ水着姿。ビーチパラソルを差しているからか、上半身は影で覆われてます。
「ん? どうしたの私のことじっと見て」
という台詞は、あまり渚さんらしくないというか、これがハルに向けられた台詞であるなら、渚さんルート攻略済ってところでしょうか。基本的に渚さんって瑛以外には敬語だから、敬語の方が違和感なくて良かったんではないかと思う。
服装バリエーションは私服を基準として、制服、和服、水着、体操着、スクール水着、体操着+スクール水着という感じ。渚さんは紫系統の色がよく似合いますね。和服も薄いですがそっち系ですし、藤色がそうであるようにこの系統は昔から高貴な色として使われてますから、お嬢様である渚さんにはピッタリだと思います。立ち絵は思ったほど起こっている表情というのが少なく、どちらかといえば落ち着いた、穏やかな表情の方が多く感じた。私はヨスガにツンデレはいないと思ってるんですが、渚さんの本質はやはり上品なお嬢様ですね。胸の内に秘めたものがなんであれ、育ちの良さを感じます。
CGにしても、瑛と一緒にいる穏やかなシーンが多く、ヴィオラを奏でたり、瑛に膝枕したり、こうやってみると瑛だらけですねw 渚さんにとってどれだけ瑛という存在が重要なのか、それが良く判ると思います。私、渚さん嫌いじゃないんですよ。いや、ヨスガには嫌いなキャラなんていないけど、エロいシーンも渚さんは角度や体位に拘ってるというか、片帆だけ露出した胸のエロスといったらないね! 特徴としては、鈴平原画のハルが見られると言うことで、ハッシーのそれよりもイケメン度が増しているというか、凛々しい感じがしますね。体位が色々あるせいか、激しいイメージがあるかも知れない。渚さんもまた胸のあるキャラだけど、慎重もあるからそんなに目立たないというか、普通な感じがしてしまう不思議。そういや、身長の対比表とかもなかったな。最後のヴィオラを弾くシーンもそうだけど、渚さんは恥ずかしがり屋ですね。そこがまた、可愛いところなんですけど。
初佳の描き下ろしは、メイド服で皿を運んでいる最中に思わず転んで、「ひゃっ、ひゃあああっ!! 時間よー止まってぇぇぇっ!!」と叫んでいるところ。ダメイドと呼ばれる初佳らしく、鈴平の絵も相成って可愛らしく描き上がっています。
ヒロインとしてはメイン級でなく、ハルと同年代の学生ではないということも合ってか、服装バリエーションは少なめの3つ。当然の如くメイド服を基準とし、後は私服、水着の2つだけ。私服なんか見てみると、大人の女という気がしないでもないんだけど、初佳には余裕というものが欠片もないからなぁw 立ち絵に関しては瑛以上に喜怒哀楽がハッキリしているように見えるけど、やはりパターンは少なめで、怒というよりは心が荒んでいると言った感じの表情が目立つ。まあ、それにしたってあまり深刻な風には見えないんだけど、やひろとは違って確かにかわいげがあるよね。
CGは初佳のキャラなのか飲んだくれてるシーンが多いけど、亮平も一緒にいるあのシーンとか、結構重たい部分も印象的。エロシーンに関しては大人の余裕があるのか、ハルをやや強引に行為へといざなうけど、ハルは流されっぱなしですね。まあ、初佳も決して容姿が人より劣っているわけじゃないし、可愛いところもあるんだけどさ。しかし、だし巻き玉子の付け合わせが胡瓜のサラダというのはどうなんだろうか、と考える私はどうなんだ。
そして、やってきました春日野穹!
穹の描き下ろしは、自宅の縁側で障子に身体を預けながら、普段着で脚を伸ばしている光景。この場合の普段着は、後述する普段着2、十字のアクセサリーが特徴的な、黒スカートのやつです。
「・・・・・・・・・・・・・・ハル・・・・・・・・・・・」
このただ一言に、どれだけの想いが、感情が、愛情が籠もっているのか! 絵柄としては幼い雰囲気を纏わせていますが、和室とのミスマッチがこの上ない存在感を見せつけてきます。その場にハルはいるのかいないのか、いるのだとすれば庭掃除をしているハルを眺めているような気もするし、いないのだとすれば出掛けているハルを暇そうに待っている、という絵に見えなくもない。人形みたいな容姿といわれる穹だけど、この絵を見るとそういう印象を抱くのにも納得してしまいますね。これのアクレリーフでたら絶対に買っちゃいそう。
穹は服装のバリエーションも豊富で、立ち絵にはなってないけど北欧に行った際の服や、2種類の下着姿、そして寝間着を合わせれば、十通りぐらいはあるんじゃないかと思う。通常のバリエーションとしては、普段着1(白い衣服に髪を下ろした姿が印象的な)を規準として、制服、普段着2(白い衣服に銀十字と黒スカート)、スクール水着、体操服、体操服+スクール水着、水着という感じで構成されていて、全体的な白いイメージは穹の色という印象を強く与えてくると思います。
立ち絵の構成も見事なもので、照れ屋な穹の、表情の移り変わりが見事に表現されていて、やや後ろ向きな立ち位置が特徴的。最後を満面の笑みで締めるという辺り、穹の愛らしさが強烈なまでに伝わってくると思います。ただ、穹の場合、服装によって髪型が違う場合があるから、そのバージョンを入れても良いんじゃないかという気がした。表情は同じだけど、受ける印象が結構違ってくると思うので。
そして、CGでも魅せてくれるというか、最初の1枚が電車でのシーンなのは良いとして、2枚にシーツを羽織ったあのシーンを持ってくるのは衝撃的だった。いきなりきたか、という感じがしないでもなかったけど、その次に持ってきたのが湖でのシーンだから、最初のほうに終わりの辺りを持ってくるというある意味で斬新な配置だと思う。というか、シナリオ紹介がない分、結構思い切った気がする。水着姿でビーチチェアに寝そべる穹、キャミソール姿で3サイズを測って貰う穹、寝間着姿でハルと一緒に眠る穹……どれを取っても最高の一枚ですが、穹を抱えてハルが下山するシーンなども早めに登場しました。
穹シナリオにおいて一番衝撃的なシーンは前述の通りシーツを羽織って登場するところだと思うけど、このVFBでは奈緒シナリオにおけるバスに乗ってハルを連れ出そうとするシーンを大きく乗せています。どうしてここで選択肢が発生しないんだ! と言われ続けている名シーンですが、これをエロくないCGの最後に持ってきたのは、やはり別シナリオのシーンだからでしょうか?
穹のエロいシーンといえば自慰が最初に来ますが、作品のシーン紹介では何故か後回しにされており、VFBでもそれは変わらず。普段着2の穹を、ハルが後ろから抱きかかえ、胸やあそこをまさぐるところが最初です。ハルが緊張して頬を赤らめてるけど、あくまで自分が主導を取ろうと、穹を導こうとしているのが良いですね。ハッシーが描くと、ハルは物腰柔らなかな美少年という感じがして、穹の双子だと実感させられます。穹はヨスガノソラで一番エロいイベントの多いキャラだけど、一つはCG使い回しです。けど、だからといってCGが少ないわけでもなく、シーンの多さでは他のヒロインを圧倒しています。
ハルの部屋に敷いた布団に寝かされ、ハルに貫かれながら純潔を散らす穹。ここまで美しく、愛らしく、嬉しそうに処女を失う少女もそうはいないでしょう。穹の満足しきった表情と来たら、最高を通り越した究極ですね。次に来る自慰をしている穹も本当に切なそうで、必死でハルを求めている姿がなんともエロい。こんなのを見せつけられたら、ハルだって覚悟を決めざるを得ないでしょう。
制服姿でのフェラは、背徳感溢れる二人の関係、快楽に溺れ、流されるハルと穹をよく表現できてると思う。このときの穹はハルを快楽によって縛り付けて、逃がすまいとしているというか、ハルを失いたくないという気持ちが暴走気味なんですよね。それと対比するかのように湖での行為があるわけだけど、水も滴るいい女、穹の美少女っぷりが凄いことになってると思う。
ヨスガノソラにおける最後のCGは当然、北欧でのそれが使われたわけだけど、純白の妖精とは穹のことを指すのではないだろうか。鞄の上に腰掛けて、ハルに語りかける穹の可愛らしさと来たら! ほんと、堪らないね。これこそが春日野穹、最強の魅力を持つ美少女ですよ。そしてその魅力は、ハルとセットになったとき、初めて最大の効果を発揮するのです。
ここからは特に区切りを意識することなくハルカナソラへと移って、ノートパソコンでネットを見る穹と、そんな穹を膝の上に載せるハル。ハルカナソラはとにかくハルと穹が一緒にいるCGが多くて、ハルの表情や全体像が多いのも特徴。それと比較してエロいシーンではヨスガと違ってハルの表情とかは映らないんだけど、日常におけるハルと穹の絡みが微笑ましくて良いですね。寝間着の穹がハルをのぞき込んだり、下着姿の穹が試着室でハルに洋服を選んで貰ったり、ちゃんとヨスガと下着が違うところが良いよね。続くクッキーをハルに食べて貰おうとするシーンは、テレカにもなった非常に可愛らしいやり取りが魅力的。
寝間着姿の穹がハルを手コキするエロいシーンに始まり、ハルカナソラは全体的に穹が主導を握りことが多かったと思う。Sっ気というわけじゃないんだろうけど、穹にも十分な余裕が生まれてきたと言うことなんでしょう。寝間着を胸元まで捲り上げられ、まんぐり返しに近い状態から一気に貫いて、この穹の表情が良いというか、ハルカナソラはエロいシーンにおける穹の表情がどれも素晴らしいと思います。
保健室での体操服プレイはコマ割りで載せており、穹の表情の移り変わりとハルの動きが堪能できて良い感じ。けど、穹がハルにフェラするシーンは何故か最後に回されており、次は一気に穹の部屋での行為に。ハルを脚で攻めたてる穹が良いですね。ストッキングを穿いた足裏で攻めまくり、ハルは新たな世界に目覚めてしまいそう。ハルが穹を抱きかかえながら貫くシーンは、最初に見たときは実のところ絵的に違和感を感じていたんだけど、大分慣れたというか、線と線の境目的な部分を認識できたので、今では最高の1枚になっています。まあ、穹に関して言えばすべてがすべて最高にして最強なんですけど。しかし、テキスト見ると穹の台詞はエロいなぁ。実は一番エロいんじゃないかというぐらい、凄い表現力だと思うw 全体に溢れる満足感や達成感は、他のヒロインではまず存在し得ないだろう穹だけのものだと思う。
前述したとおりエロいシーンの最後は保健室でハルのをしゃぶる穹で、穹の艶めかしい、妖艶さすら出てくる艶やかな表情と来たらない。少し苦しそうに、それでいて美味しそうにしゃぶり尽くす穹。これをここに持ってきたのは以外だったけど、もう穹ならなんでもいいやという気持ちにさせてくれるから凄い。
そして本当に最後の最後は、北欧というかエストニアのノミの市での穹。「Siunaus」と内側に彫り込まれた指輪を買うシーン。フィンランド語で祝福を意味する言葉であることは、もう1冊のほうで明かされていますね。ハルに向かって愛くるしい笑顔を向けながら、しっかりと指輪を左手の薬指に。結婚を祝福する指輪だと言われても、納得できそうな気がしました。ハルと穹、二人に人生に祝福を。
続いてはハルカナソラでヒロインへと昇格した、委員長こと倉永梢。
委員長の描き下ろしは体操服姿の委員長が運動靴を履きながら、
「あ、待って下さい、私も手伝いますから」
と声を掛けるシーンなんだけど、この背景がちょっと不思議というか、下駄箱にしては少し大きいような気がしないでもない。でも、穂見学園が登校用の革靴を指定していれば外履きと上履きの2つを入れるわけだから、これぐらいの大きさは必要なのかも。立ち絵を見る限り、確かに革靴履いてるし。一瞬、更衣室かとも考えたんだけど、そもそも穂見学園にはプール以外に更衣室なんてなかった。
服装バリエーションは制服を規準とし、普段着、スクール水着、体操服、水着、体操服+スクール水着、普段着+髪ほどきという感じ。髪ほどきは服装というか立ち絵のバリエーションみたいなもんだけど、委員長の立ち絵は思っていたほど笑顔や穏やかな表情が少ないというか、戸惑いと同じく不信感をあらわにした表情があるのが特徴的、これは随分前の日記で書いたように、ヨスガノソラにおける委員長の役割がそうさせるのでしょう。生真面目な性格も相成ってか、少しきつめの表情になってるよね。キリリとしているせいか、取っ付きにくい印象を与えなくもない。
CGはそれほど多くないけど、春日野家での着替えシーンから始まるのは良いですね! 私、このシーン凄く好きで、ハルカナソラのレビュー書いたときに穹の真理と行動員付いて分析したけど、そういうこと抜きにしてもいい絵だと大もう。少々、瑛がぺったんこすぎやしないかとも思うんだけど、委員長はラインの入った下着が好きなんですかね? 後述のエロいシーンで付けていたのも同じような柄だし、シンプルな渚さんと大人っぽい奈緒と比較して、なかなかに少女的な感じがします。
アーケードでのデートは、思えば作中でハルとデート的なことをしたことがあるのは、穹を除けば委員長ぐらいなのかも知れない。渚さんの夏祭りは少し違う気がするし、髪を下ろした委員長は大分印象が変わりますね。実のところ私は、髪を縛っている方が好きなんだけど、それはあくまで個人の趣味ということで。
ボートで危うく沖に流されかけたシーンや、学校の屋上でお弁当を広げるシーン。こうしてCGだけみると、委員長は実に真っ当で純粋な恋をしている少女に見えますね。何故かハルカナソラでは妄想癖のあるキャラになっていましたけど。
委員長とのエロいシーンは数が少ない分、一つ一つのCGにページを割いていて、処女を失うまでの過程がしっかりと表現されていると思う。プールの更衣室でのシーンは髪を縛っているのが個人的によかったけど、委員長のシナリオは委員長も変だけど、ハルも若干他シナリオとは違うので違和感があるw しかし、更衣室の長椅子に寝かされてハルに突かれているシーンを見て思ったけど、委員長も普通に自慰とかするんですね。抜き出されたテキストに何気なく書いてあった。
最後は夢落ちと思わせ、そうじゃなかった委員長がビシッと指を立てるシーンですけど、こうして絵だけ見るとハルカナソラで微妙になってしまったキャラとは思えませんねぇ。好きなキャラではあるんだけど、話自体はコンパクトに纏めすぎた感があるかも知れない。
やひろの描き下ろしは自宅で寝そべりながら、「だらだらネットなんて、あたしもアイツの妹のこと言えないな」と呟く姿。
服装バリエーションは普段着が多く、普段着1(駄菓子屋にいるとき着ているノースリーブ系)、普段着2(撮影のときに着ている帽子付きのやつ)、普段着3(黒と長ズボン)、スーツ(合コンの時などに着用)、水着と数で言えば初佳よりあるという事実。立ち絵は気怠そうな表情ばかりで、ハッキリ言うと可愛げなないけど、それがやひろのキャラなのだろう。
CGに関しても特筆するところはなく……いけないな、私がいくらやひろに欠片も興味がないからって、少し乱雑に書きすぎだろうか。嫌いではないにしろ、特別思い入れがあるわけでもないので。うーん、書くことがなにもないぞ。エロいシーンですらそそられることがないからなぁ。ここは後で加筆しようかな。
ヒロイン紹介の次は、Sub Characterですが、これは要するにサブキャラ紹介です。とはいえ、ビジュアルのあるサブキャラなんてたかが知れてるので、亮平を中心とした僅か四人。当然、特に描き下ろしがあるわけでもない、あくまでおまけみたいなものです。
亮平はさすがに服装バリエーションや立ち絵も豊富な男ですが、それにしたところでCGがあるわけでもないので2ページで収まり、ハルに至っては渚家秘書の月見山さんと渚さんの父君と同じ1ページに載っている始末。まあ、ハルは特に立ち絵があるわけでもないしなぁ。委員長シナリオで作っても良かったと思うんですけどね、表情パターン自体はラフの方であるんだけど。
Background Pictureは、要するに背景の紹介と言うことで、作中に登場する家や建物、駅や道などが紹介されています。春日野家から始まっていくわけですが、表記がすべて主人公の家だったのが気になった。普通に、悠ないしハルの家で良いと思うんだけど。それに残念だったのは、春日野家の間取りが載っていなかったこと。これはラフについても同じことで、奥木染MAPが限界だったということだろうか。
部屋にはその人の個性が出ると言うけど、共通するのはどれをとっても都会とは違う、純朴な和を感じさせる部屋多いということでしょうか。ハルの部屋は極端なほど物が少ないけど、だからといってこれが個性の無さに現れなのかといえばそうでもない。ハルとはそういう少年なのです。他にも印象的な場所は多いけど、全体的にこざっぱりとしてるよね。最近のエロゲはどこか未来的というか、現実にはあり得ないよな豪奢な建物や内装、部屋なんかが目立つけど、ヨスガノソラはそうじゃなくて、リアルティがあるとは言わないにしろ、一線を画しているように思える。
最後は、ヨスガノソラとハルカナソラのスタッフロールですが、これに関しては原作のEDムービーに載っているのと同じだから特にどうと言うこともない。しいてあげるなら、ヨスガノソラにはなかった制作が、ハルカナソラでは有限会社CUFFSになっていることぐらいか。このスタッフロールページの次がcolor pict side自体の奥付です。一応発行所はデジクラフト社と言うことになっているらしいけど、この辺りはどういう感じなんだろうね。
裏表紙は表紙を縮小したやつを使ったシンプルなもので、カバー裏は穂見学園制服と黒うさぬぐいるみの線画、そしてHPイラスト集でした。そういや、HPイラストはカラーで載っていませんでしたね。何故なんだろう。
自分でもビックリするほど長くなってしまったので、モノクロ版、monochrome pict sideは明日にすることにします。というか、残り7500字以下ではとてもじゃないけど書けそうにない。ここまで読み応えのあるエロゲのVFBは久しぶりというか、出版社が絡まないだけ合ってページ数にほとんど制限のない、充実した内容になっていると思います。これほどのボリューム、待った甲斐があったというものです。
読めば読むほど新たな発見が見つかると思うので、土日の休みを使ってしっかりと読み込むことにします!
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