アニソン三昧を聞くためにカセットテープを11本用意したアナログな私。ラジカセの前にノーパソおいて朝の9時から25時までぶっ続けで聴きまくっておりました。途中、ニュースの時間を利用して風呂に入ったりもしましたが、前回に比べると結構真面目に聴いていた気がする。そもそも録音自体、初めての試みだったしね。丹下桜と榎本温子がアシスタントパーソナリティとか言われたら、もう録音するしかないじゃないですか。

アニソン番組というのは関東圏では結構貴重で、超A&G+で幾つかやっているのを除けばほとんどありません。A&G REQUESTデジスタぐらいですかね。関西の青春ラジメニアが現役なのかは知りませんが、長時間のリクエスト番組で、しかも生放送というのはあまりないのです。だから、アニソン三昧みたいにリアルタイムでガンガンリクエストを募集して流しまくるという番組は、アニソン好きになとてもたまらないわけでして。
その昔、アニスパとかいう面白くもなんともない番組がやる以前、あの枠でやっていたのは超機動放送アニゲマスターでしたが、アニゲマスターの企画の一つに電リクというものがありました。これは電話、FAX、メールを使って募集したリアルタイムリクエストのアニソンを流しまくるというもので、レーティングなどにも使われる人気企画でしたが、面白いのは電話リクエストにも対応しているということで、しかも具体的な曲名がわからなくても大丈夫というのがありました。電話対応をアニソンに詳しいスタッフにさせることで、ある程度の情報からそれがどんなアニソンなのかを調べてくれるんですね。曲名がわからなくてもなにの主題歌だとか、誰それが歌っていたとか、そういうことがわかれば意外に判明しますから。
アニスパはアニゲからの企画を何一つ受け継いでいない、非常につまらない番組だからともかくとして、アニソン三昧にはかつての電リクをもわせるようなそういう雰囲気があるんですよ。FAXとメール限定だとしても。まあ、古い記憶は美化されますからね。私がアニゲ好きなのと、アニスパ嫌いなのは必ずしもイコールではないけど、それでもアニソン三昧には懐かしさみたいのを覚えてしまう。まあ、あっちゃんがいるのもあるんだろうけどさ。

午前中を中心に古い曲を流して、時刻が遅くなるごとに最新の楽曲に切り替わる感じはなかなかよさげ。ただ、今回のOP曲がクレしんだったのは……初回はともかく、過去2回は鳥の詩だったりストパンだったりしたわけだから、ここはやはりひだまりスケッチ辺りで初めても良かったのではないだろうか。いや、ひだまりも流していたけどね。
私が録音したのは楽曲がどうとかいう前に丹下桜がアシスタントを勤めてたからだけど、緒方指令と絡むと昔を思い出しますね。男八段は蔵馬が一番有名なんだと思うけど、私はCCさくらも好きだから。まあ、月や雪兎が特別好きかと言われたら普通と答えるけど、それでもあれはいいキャラだったと思う。司令による生「さくらちゃん」が聞けたのは最高でした。掛け合いがね、また最高なのよ。
あっちゃんはスフィア相手に上手くトークをしていたように感じる。根がオタクですから、引き出しを開けるのが上手いよね。私はスフィアにそれほど詳しくないけど、あの反応はそれほどオタクも混じっていない、のか? 声優になる人間がオタや腐女子だけとは限らないのは当たり前としても、ちょっと反応鈍い娘がいましたね。あれは緊張だけとは限らないと思う。
結局、目標である200曲には届かなかったけど、全体的にゲストが多いような気がする。そりゃあ、時間の長い番組ですから沢山のゲストを呼びたい気持ちもわかるけど、それにしたって15人は呼びすぎでしょう。スフィアを一纏めにしても10人以上ですよ? いくらなんでも多すぎだって。この番組が目標達成にどれぐらい熱心かはしらないけど、少し進行やペース配分が間違っているんだと思う。
もっとも、仮に200曲達成してしまったらその時点で番組終わりそうな気もするんだよね。このシリーズがなんだかんだと続いているのも、人気であると同時に未だ目標曲数を達成出来ていないからもであるわけだし。そう考えると、そんな簡単に200曲達成されても困るのかな。でもまあ、現状で50曲近い差がある以上、簡単に到達するとは思えないけど。

次回は年末か、それとも数年後か。今回に限ってはなにも予定がなかったので朝から晩まで聞くことが出来、それこそアニソン三昧の名前を体現したわけですが、次もそうだとは限りませんからね。なるべく優先はさせるけど、年末だったとしてコミケなんかと重なればその時点でアウトですから。
しかし、久々にカセットテープでアニラジを録音して、120分テープで7本ばかし。なんか異様にワクワクしたというか、楽しかったです。やっぱりラジオはいいもんですね。

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