今日の話ではないんですが、祭りに行ってきました。お盆過ぎとはいえ未だ8月、週末ともなればそこかしこで祭りがやっているもので、私が参加したのは駅前の商店街が主催している祭り。近所の大きな寺も神社もないから、縁日にはあまり馴染みがないんですよね。もっぱら商店街とか、地元自治体が公園でやるような納涼祭に参加することが多いかも知れない。基本的に祭りが好きだから、こればっかりは財布の紐も緩みます。

射的や輪投げをやるような歳でもないんだけど、ゲーム機やゲームソフトをがっちりと固定した射的屋には苦笑してしまった。何発当てたところで、倒れるわけないって奴ね。それから、輪投げ屋はなぜか玩具とかに混じって安酒のビンとかが置いてあって、輪っかがハマった子供も困惑という不思議な光景。てか、酒瓶なんて置いておくなと。ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいも昔はよくやったけど、子供に混じってやるのもどうかと思うし、金魚すくいとかやっても買うことは出来ませんしね。だから、もっぱら買い食いをしてました。
最初に食ったのはエスニック系の屋台で、タンドリーチキンとか売ってたんだけど、私は以前横浜国大の学園祭へ行った際にボッタクリなケバブを食って以来、外国人のやってる屋台というのは敬遠してたんだけど、意外にタンドリーな串焼きが安かったので食ってみることに。焼きが甘い感じもしたけど、香辛料でよくごまかされてますね。まあ、不味くはなかった。
他にも鳥の串揚げとか、やっぱり鶏肉系が多かったですね。いや、ステーキ串とかスペアリブなんてのもあったんだけど、両方高くてさ。さすがに1本500円とか使ってられないじゃないですか。財布の紐が緩んでいるとは言っても、根がケチなもんですからそこまで買い食いもしなかったかな。人気があったのは本物の焼き鳥屋が出してる屋台だったけど、凄い人が並んでいたのと、美味いんだろうけど小振りな肉を微妙に感じ、結局肉屋が出してる屋台の焼き鳥にしてしまった。そういや、珍しいことにタレじゃなくて塩もあるところがあったな。ああいうのって部位的な問題で肉の臭みが出るから、大抵はタレなんですけどね。
身内が土産にリンゴ飴とたこ焼きが欲しいといったので、それを買ったら即帰宅。部屋の掃除もあったし、そんなに長居はできなかった。ちなみにたこ焼きは6個で500円と比較的高かったけど、まあ、屋台のなんてどこもそんな値段でしょう。意外に大ぶりのタコが入ってたとかで、身内は喜んでいました。あれも開催しなくなってから4年とか5年になるんでしたっけ? まあ、

私はお祭りごとが好きな人です。人ごみや人通りの多さがそれほど苦にならないというか、イベントは大きくあるべきだって考えの持ち主。路線はずれるけど、例えばアニメ系のイベントや同人誌即売会も、圧倒的に大きい方が好き。別に小さいイベントが嫌いなわけじゃないんだけど、やっぱ規模のデカイほうが楽しいよ。もう古い話になってしまうのだろうが、キャラショーとかホント好きだった。今じゃTAFがその代わりみたいになってるけど、なんか後から出てきたイベントって気持ち的に微妙なんだよね。同じことがDreamPartyにも言えるけど、私はキャラフェスが好きだったなぁ……
話を健全な方向に戻すと、祭りってのは体感することに意味があると思う。ノリや雰囲気が大事というか、屋台の食い物にしたって店で食ったほうが絶対に美味いし安いものを、わざわざ高い金払ってがっつくわけじゃないですか。しょうもない出し物とか、特設ステージのカラオケショーとか見てさ。名前も聞いたことないような売れない歌手や芸人がやってきて、色々披露してくれちゃったりして。それは単体で見れば決して面白くもなんともないんだけど、祭りという空間の中では許されるみたいな、そんな感じがすると思う。どうせ倒れないことなんて分かってても、それでも射的に興じてみたりとかさ。祭りだからこれぐらいは、っていう許容範囲みたいなものが生まれるんですよ。子供の頃もさ、なんか親とか甘かったりしなかった? あれやりたい、これ食べたい、大抵のことは許してくれるような、そんな懐かしい思い出浸ってみたり。私だけかな。

まあ、夏も終われば祭りなんて来年までないですから、こういう気分を味わうのも年内はないんだろうね。路線をずらしていいなら冬コミがあるけど、あれは別に感慨に浸るとか、そういうイベントじゃないからな。明日がWebでの入金締切りだったけど、そういやまだ振り込んでない。夏コミ終わってからこっち、金銭の計算とかサボってたからなぁ。近々でかい買い物をすることだし、そろそろ計算しておくか。いくらぐらい残っているのか、今年の夏はそんなに使ってないはずなんだけど、果たして……部屋の掃除も当面の目標は見えてきたし、なんとか8月中に片付きそうだ。

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