新年明けましておめでとうございます。西暦2011年、一昔前はミレニアムだなんだと騒いでいた2000年も、瞬きする間に11年目へと突入ですか。月日や年月は日々流れ行くものだとしても、なんだかとても早いことのように思えますね。私は結局、コミケ疲れを引きずっていたこともあって、3時前には寝たんだったかな? よく覚えてないけど、少なくとも明け方まで起きていたってことはないでしょう。なんか昨年末は例年にもまして年越し番組が面白くなかった気がするんだけど、さて、正月番組はどうなんだろう。

元旦といっても特にすることがあったわけじゃないので、一日中ずっとアニメの一挙放送を観てました。東京MXでやっていた祝福のカンパネラと迷ったんですが、家の環境だとMXの地デジ放送がはいらないので、AT-Xでやっていたとある科学の超電磁砲を見ることに。実は私、この作品は流し観程度にしか観てなかったから、丁度良いかなと思って。別に美琴や黒子は好きでもないですけど、佐天さんや初春は可愛いからね。まあ、前半に置いて多少の中だるみは感じましたけど、結構楽しめたんじゃないかな。BSなんかもそうですが、昨年末から年始に掛けて、スカパーのアニメ専門チャンネル以外にもアニメの一挙放送とかやっているところが多いですね。ニコニコはともかくとして、年末年始にアニメを沢山観られるというの良いことだと思います。まあ、同じ番組をひたすら見続けるわけだから、途中で飽きを感じないこともなかったけどね。逆に一挙放送に適した作品ってのは、どんなのがあるのかな? カンパネラは割と綺麗にまとまっていますが、あれは単にOVAの販促目的で放送してるんでしょうし。あれも、BDとかまったく売れてないらしいけど、よくOVAなんて出しますね。1巻から揃えている私へのご褒美でしょうか? いや、それは冗談にしても、まったく不思議な話だ。
OVAといえば、超電磁砲の奴も明日放送するとかで、それも楽しみといえば楽しみかも。BDレコーダー買ってから、未だにBDディスクにダビングするという行為を試したことがないので、超電磁砲で試してみるのもいいかも知れません。50GBのディスク1枚あれば足りると思いますし。いい加減、HDDの中身も整理しないといけないしね。

まあ、元旦はずっとアニメを見て過ごしてましたということで、ここらで旧年中に書けなかったことでも書きますか。他の場所でも書くことにはなるけど、コミケのことばかりで1年というものを振り返ってなかったからね。年は明けちゃったけど、振り返ってはいけないってこともないでしょう。要は後ろ向いて立ち止まらなければいいだけの話ですし。
ご存知の方はご存知のとおり、2010年は私にとって色々ありすぎた年でした。ヨスガノソラという作品に始まり、ヨスガノソラという作品に終わったと断言してもいいぐらい、昨年の私はヨスガ一色だったと思う。アニメ化の発表以前から本当もう様々なことがあったけど、発表自体はコミックス1巻の帯でしたから、5月頃ですか? 私は当時からアニメ化の痛烈な批判者、否定者だったこともあって、「放送してもいない作品に言い過ぎだ」とか言わたりしてましたっけ。そこからはもう、アニメ化とそれに続くアニメ版の存在と隣り合わせに過ごしてきたように思う。夏コミでもヨスガノソラでサークル参加してましたけど、こんな風に平和なのも夏までかなぁなんて考えていたりもしてたっけ。
アニメの情報が公開されていくにつれて、私も片っ端から調べ上げたことを日記に書いたりしてましたが、それでまた揉めたりもしたね。Sphereの広報にまで通報している変な人とかいましたけど、そういえばあれが原因でこの日記のコメント欄って閉じたんでしたっけ。なに書いても文句付けてくる奴がいまして、まったく面倒臭かったな。コメント欄閉じたらさっぱり消えましたけど、まあ、その頃から既に戦いは始まっていたのかも知れません。
9月になって、アニメ化前になんとかして聖地巡礼を済ませておこうと、奥木染の元になった栃木県足利市は樺崎町へと1泊2日の小旅行を敢行し、田舎の自然に癒されたりもしました。この頃になると比較的心境も落ち着いてきて、開き直ってアニメ版に期待しようなんて感じになってたんだけど、それもそんなに長くは続かなかったね。アニメ版がまずはお嬢ルートから行くことを最初に書いたのは私だったけど、そこから発生した不安っていうのはくすぶり続けたし、いざ始まったアニメもあんな展開というか、構成になったしね。
アニメも第1話は凄い良くて、その気持を保ったまま徳島で開催されたマチアソビに参加したりもしました。新幹線に乗っての日帰り参加でしたけど、思えばあのときが一番楽しかった。アニメへの期待や、その他諸々の感情はまだマイナスではなくプラスの方向へ傾いていて、有り体に言えば幸せでした。まあ、そんな気持ちを裏切られたなんていうつもりはないけど、その後は酷いものだったしね。色々な意味で。

放送が続いていくにつれて、私の感想も大分感情的なものが多くなって、某大型掲示板でネタにされる頻度も多くなりました。元から嫌がらせ的な行為は受け続けていて、偽物が出たりアドレス晒されたりと色々合ったんだけど、遂にはこの日記の内容が全文転載されるようになったりして、私自身は別に荒れてはなかったけど、心は荒んでいたかも知れません。奈緒編はそういったもののピークでしたね。不満だらけのアニメに対する感情や、掲示板とかに対する苛立ちがあそこで爆発してしまった。まあ、穹ルートが始まる頃にはそうしたことの処理もはじめて、終わる前に片付けることが出来ましたけど、まあ、思い出して気分のいいことでもないか。
手のひらを返すことも出来ないままに終わったアニメ版への想いは複雑で、アニメ化なんてしなければよかったという気持ちは当然あります。売上がどうであろうと私はヨスガノソラのアニメ化は失敗であり、黒歴史に等しいものだと考えていますし、こればっかりは私の中にある価値観その他の問題であって、改めるつもりはありません。けど、全否定するにしても、一欠片でも肯定する部分はあるんじゃないかと、そんな風に思うこともあるんですよね。それらは多分に自分の個人的な都合や心情なんだけど、ヨスガノソラがアニメ化したことで失ったものや、被ったものは多いけれど、僅かでも得られるものはありましたから。新しい出会いや、繋がりとかね。普通に考えれば薄いものなんだろうけど、私をして大事にしたい、大切にしたいと思わせるほどの価値はあったから。

昨年を振り返るとか言いつつ、アニメ版ヨスガノソラについてしか書いてませねんね。もっと個人的な、私的な部分でも色々書くことはあるはずなんだけど、まあ、それについては別の場所で書きます。今年もまだまだヨスガノソラで過ごしていきそうな私だけど、年も明けたことだし少しばかし落ち着いていきたいですね。コミケで知り合いから、もうちょっと感情を抑えたほうがいいと言われましたし。確かに、それが原因で酷い目にあった。
2010年というのは結果良ければそれで良しとは言えないほどに、私にとっては複雑な1年でした。過ぎたこと、終わってしまったことに対して今更なにを言っても仕方がないとは思うけど、これをバネにしたとして、私はどこに行けるのかな? まあ、色々な人に迷惑を掛けたりもしたけど、そういった人らを今度は私が助けられるような、そんな新年にしていきたいものです。

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