マジキュー4コマ ヨスガノソラ(1) (マジキューコミックス)
2011年3月23日 ヨスガノソラ
メロンブックス横浜店を覗いたら早売りをしていたので買ってみました。特に新刊コーナーに平積みされてなかったから、マジキュー4コマの棚を探したら1冊だけ置いてあった。ゲマ屋が平積みで結構捌けも良かったことを考えると、あるいはさっさと売れてしまったという可能性もなくはないんだけど、元よりメロンはヨスガと相性の悪い店ですからね。とある理由で原作もあまり売れませんでしたから、入荷数がそれほど多くなかったのではないかと思う。店舗特典はこれといって付かないみたいだし、あるところで買ったほうが早いと思います。
マジキューコミックスとしては非常にありがちな、アンソロ形式の4コマ漫画集ですけど、事前情報がまるでなかったので参加している漫画家が誰なのかとか、そういうのは実際に読んでみるまでほとんど分かりませんでした。唯一の例外として、こすもすきゅーぶでお馴染みの同人作家すめらぎこうが、自分のHPやブログで参加した旨を書いていたけど、あの人の場合はヨスガに限らずマジキュー4コマを仕事の場にしているから、数ある仕事の一つと考えたほうがよさそう。4コマのネタもアニメのイメージを中心とした無難なものばかりだし、まあ、取り立ててどうということはないですね。
私は漫画家にそれほど詳しいわけではないし、ましてや商業系のアンソロなんて滅多に買わないから、目次で参加者の一覧を見てもさっぱりだったんだけど、すめらぎこうを除いて一人だけ知っている人がしました。「双子と愉快な仲間たち」というタイトルで描いている、まうめんさんです。この方は白猫一族という同人サークルを主催されており、冬コミではヨスガノソラで同人誌も発行していました。一応、私の知り合いなんですけど、この手のアンソロは同人系から書き手を引っ張ってくることも珍しくないので、驚きはしたけどそれほど意外な話ではなかったのかもしれない。すめらぎこうがそうであるように、まうめんさんの場合はヨスガで同人活動をしていたのだから尚更でしょう。
丁度本人と話す機会があったんで経緯的なものを簡単に訊いてみたんだけど、話自体は冬コミの直前ぐらいに来たらしく、実は同人誌を発行する前だったとか。まあ、考えて見れば当初の発売日は2月25日だったんだし、年明けに依頼してたんじゃ少し遅い気もするよね。まうめんさんは同人誌発行前、それこそアニメ化前からpixivで穹のイラストとかを描いていましたから、担当辺りがチェックしてたというところかな。
アンソロ形式の4コマ集ですし、作品を一つずつ解説していくのは難しいんだけど、全体の傾向としてはアニメ寄りのネタが多いですかね。表紙のタイトルロゴがアニメ版ですし、このアンソロ自体アニメ版のコミカライズみたいな感じだから、内容がそっちに偏っていてもおかしくはないんだけど、まうめんさんの話ではボツ等もあったようなので、チェックはそれなりにしていたみたいです。だからか、どの作品も大きく原作やアニメ版を逸脱しているということがなく、読める方ではありました。あくまで既存のファン向けに出されたものなので、原作のヨスガノソラやコミカライズ版、アニメ版に関する事前知識は要求されるものの、知っている人ならそこそこ楽しめるレベルには、どの作品も仕上がっているのではないかと。
まあ、可も不可もないというよりは、可もあるが不可もあるといった感じなんですけど、全体的にハル×穹を基本とした作品が多いから、読んでいて不快になるとか、そういう要素はほとんどないと思います。こういったアンソロの残念なところに、原作や元ネタを欠片も知らない人が描いてお茶をにごすなんてのがあるんですけど、この4コマからはそういうのがあまり感じられなかったので。ただ、特別ここが面白いとか、凄く良かった点があるかといえば……どうなんだろう、私は4コマというものをあまり読まない人で、まともに読んでいるのはスケッチブックとWORKINGぐらいなものなんだけど、所謂萌え4コマが好きな人には十分なんじゃないかな。最後に載っていたちび穹ちゃん以外は、それほど奇抜なネタもありませんでしたしね。というか、最後のあれは卑怯だよ。ちび穹の可愛さに勝てるわけないじゃないか。
折角だから、まうめんさん辺りが表紙描いても良かったんじゃないかなと思ってみたり。いや、あの人の描くカラーイラストの穹が私は好きでね。作品の表紙では、穹が瑛と一緒にミコミコしていましたけど、ハルと穹でミコミコするのは自重してしまったらしい。ハルのメイド服姿は観たことあるので、巫女姿が見られなかったのは実に残念です。何気に1巻という表記がありますけど、売れたら続刊が出るってことですかね? まあ、この手のアンソロは大抵2~3巻程度は出るものだけど、次があるのならもう少し原作ないしFDのネタとかも欲しいところかな。
マジキューコミックスとしては非常にありがちな、アンソロ形式の4コマ漫画集ですけど、事前情報がまるでなかったので参加している漫画家が誰なのかとか、そういうのは実際に読んでみるまでほとんど分かりませんでした。唯一の例外として、こすもすきゅーぶでお馴染みの同人作家すめらぎこうが、自分のHPやブログで参加した旨を書いていたけど、あの人の場合はヨスガに限らずマジキュー4コマを仕事の場にしているから、数ある仕事の一つと考えたほうがよさそう。4コマのネタもアニメのイメージを中心とした無難なものばかりだし、まあ、取り立ててどうということはないですね。
私は漫画家にそれほど詳しいわけではないし、ましてや商業系のアンソロなんて滅多に買わないから、目次で参加者の一覧を見てもさっぱりだったんだけど、すめらぎこうを除いて一人だけ知っている人がしました。「双子と愉快な仲間たち」というタイトルで描いている、まうめんさんです。この方は白猫一族という同人サークルを主催されており、冬コミではヨスガノソラで同人誌も発行していました。一応、私の知り合いなんですけど、この手のアンソロは同人系から書き手を引っ張ってくることも珍しくないので、驚きはしたけどそれほど意外な話ではなかったのかもしれない。すめらぎこうがそうであるように、まうめんさんの場合はヨスガで同人活動をしていたのだから尚更でしょう。
丁度本人と話す機会があったんで経緯的なものを簡単に訊いてみたんだけど、話自体は冬コミの直前ぐらいに来たらしく、実は同人誌を発行する前だったとか。まあ、考えて見れば当初の発売日は2月25日だったんだし、年明けに依頼してたんじゃ少し遅い気もするよね。まうめんさんは同人誌発行前、それこそアニメ化前からpixivで穹のイラストとかを描いていましたから、担当辺りがチェックしてたというところかな。
アンソロ形式の4コマ集ですし、作品を一つずつ解説していくのは難しいんだけど、全体の傾向としてはアニメ寄りのネタが多いですかね。表紙のタイトルロゴがアニメ版ですし、このアンソロ自体アニメ版のコミカライズみたいな感じだから、内容がそっちに偏っていてもおかしくはないんだけど、まうめんさんの話ではボツ等もあったようなので、チェックはそれなりにしていたみたいです。だからか、どの作品も大きく原作やアニメ版を逸脱しているということがなく、読める方ではありました。あくまで既存のファン向けに出されたものなので、原作のヨスガノソラやコミカライズ版、アニメ版に関する事前知識は要求されるものの、知っている人ならそこそこ楽しめるレベルには、どの作品も仕上がっているのではないかと。
まあ、可も不可もないというよりは、可もあるが不可もあるといった感じなんですけど、全体的にハル×穹を基本とした作品が多いから、読んでいて不快になるとか、そういう要素はほとんどないと思います。こういったアンソロの残念なところに、原作や元ネタを欠片も知らない人が描いてお茶をにごすなんてのがあるんですけど、この4コマからはそういうのがあまり感じられなかったので。ただ、特別ここが面白いとか、凄く良かった点があるかといえば……どうなんだろう、私は4コマというものをあまり読まない人で、まともに読んでいるのはスケッチブックとWORKINGぐらいなものなんだけど、所謂萌え4コマが好きな人には十分なんじゃないかな。最後に載っていたちび穹ちゃん以外は、それほど奇抜なネタもありませんでしたしね。というか、最後のあれは卑怯だよ。ちび穹の可愛さに勝てるわけないじゃないか。
折角だから、まうめんさん辺りが表紙描いても良かったんじゃないかなと思ってみたり。いや、あの人の描くカラーイラストの穹が私は好きでね。作品の表紙では、穹が瑛と一緒にミコミコしていましたけど、ハルと穹でミコミコするのは自重してしまったらしい。ハルのメイド服姿は観たことあるので、巫女姿が見られなかったのは実に残念です。何気に1巻という表記がありますけど、売れたら続刊が出るってことですかね? まあ、この手のアンソロは大抵2~3巻程度は出るものだけど、次があるのならもう少し原作ないしFDのネタとかも欲しいところかな。
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