ユースティア日記を一時中断して、今日はYui Makino Concert~So Happy~へと参加してきました。私が参加する牧野由依コンサートとしては今年初であり、最後に生で観たのは昨年のクリスマスコンサートかな? 私は既に声優オタクやイベンターとしてセミリタイヤ気味なので、細々としたイベント等にはあまり参加しなくなってしまったのですが、牧野由依のコンサートだけはなるべく行くようにしています。もっとも、今回は初日の方に別の予定が入ってしまったため、2日目のみの参加だったんですけどね。

会場となる日本橋三井ホールは、JR新日本橋駅や東京メトロの三越前駅から近い、日本橋一丁目ビルディングに存在するイベント会場です。主に金融街として知られる日本橋ですが、同時に銀座と並ぶ百貨店の街でもあり、三越や高島屋などの老舗が多く立ち並ぶことでも有名ですよね。いずれにせよオタクには縁のない街であり、私みたいに百貨店好きでもなければ興味もないような場所なんだろうけど、超高層ビルの中でイベントというのは結構久しぶりな気もするし、牧野由依だと初めてなんじゃないかな?
私は現地で迷う可能性も考慮して余裕を持って出掛けたから、開場の20分ぐらい前に現地に到着し、悠々と中に入ることが出来ました。日本橋三井ホール自体は初めて行く会場だったんだけど、近年は声優イベントが少なからず開催されていることもあって、割とメジャーになりつつある場所らしい。ホールと銘打っている割にドリンク代を取られ、会場外のカウンターで交換する辺りはライブハウスを思わせるシステムになっていたけど、会場内はそれほどでもなかった。音響設備はさすがに新しい会場だけあって良い物を使っているんだろうけど、構造上の問題かあんまり音が響かないんだよね。基本的にライブやコンサート中心で、芝居等が上演されることはないみたいなんだけど、コンサート会場としてはやや難があったかもしれない。まあ、新しいホールだから比較的綺麗であることを考えれば、少々の問題など気にならなくはなるのだけど、それを踏まえて考えると平凡なところだったかなと。似ている会場で言えば、大昔に行ったアサヒ・アートスクエアが近いかもしれない。あの、浅草にあるスーパードライホールにある奴ね。金色のオブジェで有名な。随分前の話だから、あるいは錯覚もしれないけど。

コンサートの話をすると、牧野由依コンサートとしては初めて立つ機会がありました。前日はやらなかったそうですが、コーラスから2曲ほど振付みたいなものを提示され、みんなも一緒にやってくださいって感じで。まあ、昔からコーラスというのはいい意味でも悪い意味でも雰囲気を壊すとは我が知り合いの意見ですけど、私もそれには同意してしまうかも。牧野由依自身は、自分のコンサートで客を立たせたことに思うところがあるようで、「座って見れるのがいいところだったのにとか思ってるんでしょ」みたいな、少々やさぐれた発言をしていました。コーナーが終わるとすぐに座るように諭したり、かなり気を使っていたように思える。もっとも、声オタのイベンターなんてのは、立って騒いで飛び上がってというのが何事においても基本であり、楽しみ方として絶対的に正しいと勘違いしているから、なかなか座ろうとはしませんでしたけど。なんですかね? 牧野由依もそういった一体感や盛り上がりに憧れでもあったんでしょうか。別にそれ自体は非難されることもでもないし、本人が言うほど自虐的になることもないと思うけど、これから先オールスタンディングが当たり前みたいな流れになると、さすがに困るかもしれない。
というか、私は立つことよりも振付の方に否定的なんですよ。う・ふ・ふ・ふの方はまだ良いとして、ふわふわ♪はなんか違うんじゃないかなって。曲だけ聴くと確かにアップテンポかもしれないけど、あれって歌詞が割と消極的な内容で、実は明るくないんですよね。だから明るく楽しく振り付けをっていう流れに、違和感を覚えてしまって。選曲が違うんじゃないかなと。

スケッチブックを持ったままも聴けましたし、イレギュラーはありましたけど、個人的には十分満足の行くコンサートでした。次は8月にSHIBUYA-AXで開催されるみたいですが、ライブハウスは久しぶりですね。平日の18時半に渋谷は少しきつい気がするんだけど、まあ、なんとか都合をつけてみようかと思います。その前に、アニメイト横浜でのイベントがありますけど。

コメント