MLW式~2011年を振り返ってみれば~ ましろ色シンフォニー編
2011年12月27日 アニメ・マンガ
年忘れ企画も今日で最後ということで、ましろ色シンフォニーの登場です。なんか、そらおと以外は皆オリジナルか、エロゲ原作じゃないかというツッコミが来そうですけど、ましろ色に関しては完全に不意打ちと言うか、ここまで面白い作品として仕上がるとが思っていませんでした。まあ、私は人よりそこそこエロゲをやる方ですから、ましろ色の原作も当然持ってますし、実は某ヨスガの次に買った作品ということもあって、それなりに思い入れもあったんですけど、大好きだと胸をはって言うほどかといえば、そうでもなかった。精々、気に入っているエロゲの一つ、といったところだったでしょう。
しかし、アニメの放送と共にその評価は大きく修正されることになります。エロゲのアニメというのはとかく、原作を尊重しない、原作を下敷き程度にしか扱わないものが多く、キャラクターデザインから話の構成まで、なにもかもが別物になるというのも少なくありません。今年はあまりそういうのが目立ちませんでしたが、例えば昨年末とかは酷かったじゃないですか。まあ、ましろ色に関しては角川作品としてのタイアップがありましたから、そこまで適当な内容にはならないと思う反面、やはり不安も大きくて……この時点では特に好きという程でもなかったんですが、知っている作品ですし、好きなキャラもいましたからね。心配する心みたいのは合ったんだと思います。
でも、放送した第1話を見て、これは放送時の日記にも書いたような気がしますけど、そういった不安みたいのが一気に吹っ飛んだ。私はマングローブの世間的な評価は知りませんけど、クオリティの高い作品を仕上げてくるところだと思っているし、それはErgo Proxyのようなオリジナル作品はもとより、神のみシリーズのような原作モノもありましたから、エロゲ原作という粗雑に扱われそうな題材への不安と同時に、制作会社への期待みたいのは最初から合ったんですよ。そして1話に関して言えば、それが報われた感じでした。だって、桜乃めちゃくちゃ可愛かったもの。
私はましろ色シンフォニーで好きなのは、今も昔も桜乃ですし、次点で結月が入るか入らないか、というぐらいのレベルですから、ある意味で突き抜けてるんですよね。発売前人気投票でも1位だったように、あのタイプのキャラクターというのは人気が出て当然みたいな所がありますし、シナリオの重苦しい部分に拒否反応を示した人もいたようですけど、基本的に桜乃はスペックの高い義妹なんですよ。そして、そんな桜乃の魅力を全面に出すことが出来たのが、あの1話だったと思う。
物語自体は序盤の愛理ルートから、後半みうルートにシフトするという意外な展開を見せましたけど、これに関しては仕方のない部分があったのかも知れない。なにせ、人気度で桜乃を選んだとすると、話のメインである学園統合がなかったことになってしまいますし、話もどちらか言えば重く、そしてサブキャラながら人気である紗凪が嫌なキャラとして描かれることになります。紗凪を攻略できることが売りのPSP版を宣伝するには、どうしたって紗凪を悪者にすることは出来ない。話のイメージを全体的に暗くしないためにも、桜乃ルートで行くわけにはいかなかったという、まあ、そういう事情もあったのでしょう。
では、愛理はどうか? 原作における一応のメインヒロインですし、ポスター等のキービジュアルでは真ん中配置、主人公の義妹である桜乃とも仲が良く、すべてのシナリオを進めるためにも、これほど適したキャラはいません。現に前半は愛理ルートだったのですから、そのまま言っても良かったはずなんです。みう先輩はどうしたって、メインヒロインではありませんからね。
けど、結局アニメ版はみう先輩ルートとなり、最終的に新吾がくっついたのもみう先輩です。紗凪は涙流して失恋しましたが、これに関してはなにも言えない。だって原作通りの展開だし、そういうルートだったもの。紗凪についてはいくら人気でもサブキャラであるという事実は覆せないし、TVアニメイという媒体で紗凪をメインには据えてこないだろうと考えていたから、まあ、こうなるとは思っていたんですよ。しかし、そのままみう先輩で固定させてくるとも思っていなかったから……人気が安定している、という点に目を付けたのかなぁ。
私は放送終了後のクリスマスイベントも行きましたけど、キャスト・スタッフ陣は2期を望んでいるようですね。まあ、ここまでルートを固定化させてきたんですから、別ヒロインの別シナリオで再アニメ化も出来るでしょう。私の希望としては桜乃ルートだけど、さて、あれをアニメにすることは可能なのかな。妹系のシナリオとしては、極々真っ当というか、王道だと思うんだけどね。既にAT-X SHOPでBD1~3巻は注文済みで、残りの4~5巻を桜乃の特典が付くとらで注文する予定。年の最後に、いい作品とめぐり合った。
さて、年忘れ企画は今回で終了ですが、基本的に私が今年はまった作品を振り返るだけのコーナーでしたから、特に面白みとかなにもなかったね。昔はもっと、為になるようなことも書いた気がするんだけど、まあ、今はこんな感じでいいのでしょう。来年もやるかどうかは知らないけど、来年も面白い、いい作品に数多く出会いたいものです。
しかし、アニメの放送と共にその評価は大きく修正されることになります。エロゲのアニメというのはとかく、原作を尊重しない、原作を下敷き程度にしか扱わないものが多く、キャラクターデザインから話の構成まで、なにもかもが別物になるというのも少なくありません。今年はあまりそういうのが目立ちませんでしたが、例えば昨年末とかは酷かったじゃないですか。まあ、ましろ色に関しては角川作品としてのタイアップがありましたから、そこまで適当な内容にはならないと思う反面、やはり不安も大きくて……この時点では特に好きという程でもなかったんですが、知っている作品ですし、好きなキャラもいましたからね。心配する心みたいのは合ったんだと思います。
でも、放送した第1話を見て、これは放送時の日記にも書いたような気がしますけど、そういった不安みたいのが一気に吹っ飛んだ。私はマングローブの世間的な評価は知りませんけど、クオリティの高い作品を仕上げてくるところだと思っているし、それはErgo Proxyのようなオリジナル作品はもとより、神のみシリーズのような原作モノもありましたから、エロゲ原作という粗雑に扱われそうな題材への不安と同時に、制作会社への期待みたいのは最初から合ったんですよ。そして1話に関して言えば、それが報われた感じでした。だって、桜乃めちゃくちゃ可愛かったもの。
私はましろ色シンフォニーで好きなのは、今も昔も桜乃ですし、次点で結月が入るか入らないか、というぐらいのレベルですから、ある意味で突き抜けてるんですよね。発売前人気投票でも1位だったように、あのタイプのキャラクターというのは人気が出て当然みたいな所がありますし、シナリオの重苦しい部分に拒否反応を示した人もいたようですけど、基本的に桜乃はスペックの高い義妹なんですよ。そして、そんな桜乃の魅力を全面に出すことが出来たのが、あの1話だったと思う。
物語自体は序盤の愛理ルートから、後半みうルートにシフトするという意外な展開を見せましたけど、これに関しては仕方のない部分があったのかも知れない。なにせ、人気度で桜乃を選んだとすると、話のメインである学園統合がなかったことになってしまいますし、話もどちらか言えば重く、そしてサブキャラながら人気である紗凪が嫌なキャラとして描かれることになります。紗凪を攻略できることが売りのPSP版を宣伝するには、どうしたって紗凪を悪者にすることは出来ない。話のイメージを全体的に暗くしないためにも、桜乃ルートで行くわけにはいかなかったという、まあ、そういう事情もあったのでしょう。
では、愛理はどうか? 原作における一応のメインヒロインですし、ポスター等のキービジュアルでは真ん中配置、主人公の義妹である桜乃とも仲が良く、すべてのシナリオを進めるためにも、これほど適したキャラはいません。現に前半は愛理ルートだったのですから、そのまま言っても良かったはずなんです。みう先輩はどうしたって、メインヒロインではありませんからね。
けど、結局アニメ版はみう先輩ルートとなり、最終的に新吾がくっついたのもみう先輩です。紗凪は涙流して失恋しましたが、これに関してはなにも言えない。だって原作通りの展開だし、そういうルートだったもの。紗凪についてはいくら人気でもサブキャラであるという事実は覆せないし、TVアニメイという媒体で紗凪をメインには据えてこないだろうと考えていたから、まあ、こうなるとは思っていたんですよ。しかし、そのままみう先輩で固定させてくるとも思っていなかったから……人気が安定している、という点に目を付けたのかなぁ。
私は放送終了後のクリスマスイベントも行きましたけど、キャスト・スタッフ陣は2期を望んでいるようですね。まあ、ここまでルートを固定化させてきたんですから、別ヒロインの別シナリオで再アニメ化も出来るでしょう。私の希望としては桜乃ルートだけど、さて、あれをアニメにすることは可能なのかな。妹系のシナリオとしては、極々真っ当というか、王道だと思うんだけどね。既にAT-X SHOPでBD1~3巻は注文済みで、残りの4~5巻を桜乃の特典が付くとらで注文する予定。年の最後に、いい作品とめぐり合った。
さて、年忘れ企画は今回で終了ですが、基本的に私が今年はまった作品を振り返るだけのコーナーでしたから、特に面白みとかなにもなかったね。昔はもっと、為になるようなことも書いた気がするんだけど、まあ、今はこんな感じでいいのでしょう。来年もやるかどうかは知らないけど、来年も面白い、いい作品に数多く出会いたいものです。
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