ただ愛し続ける君へ
唐突ですが、本日行われていた某即売会で発行された同人誌、サークル・baroque diveさんの「Rose Bad Short Film」に、ゲストで短編を一つ寄稿しました。イベント自体はとっくに終わっているので、もう購入することは出来ないのですけど、コピー本だったのを良いことに前日まで作業を続けて、今朝方完成するという超ギリギリの作業だった。執筆期間はそれなりにあったのだけど、自分自身で時間を作ることができませんでね。まあ、言い訳でしかないけど、いつも通りの感じなったのかな。

イベントといっても蒲田でやっていたぷにケットではなく、某所で開催していた特撮オンリーで、ジャンルは海賊戦隊ゴーカイジャーになります。画像は発行されたコピ本の表紙だけど、あまりゴーカイジャーっぽくはないですね。むしろ、色合い的にディケイドじゃないかと思うんですが、親しい人が参加するというのでゲスト原稿を頼まれまして。特撮本に寄稿するのは初めてだし、ゴーカイジャー自体、映画でしかよく知らなかったのだけど、イベントまでの数週間に一気見を敢行し、なんとか話と設定を理解するに至りました。即興というか、突貫作業というか、ほとんど一夜漬けに近いんじゃないかという話だけど、元々戦隊ヒーローは好きな方だったし、尚且つカップリング本というのが大きかったと思う。カプ本だと、そのカプにさえ思い入れがあれば、如何様にも書くことができるからね。
ゴーカイジャー本でどんなカップリングなのか? と言われれば、マーベラス×ナビィであり、身内曰くマベトリ本とのことだった。人間じゃなくてマスコットロボットじゃないか、と思ったそこの貴方。私も同じこと思ったけど、サークル主曰く萌えたらしいので。まあね、同人誌でカップリング本なんて萌えた者勝ちですよ。そこに一欠片のときめきを見いだせたなら、一冊本を書くぐらい訳がないといいますか。私もその欠片をいくつか分けて貰う形で、短編書いたわけですし。

自分のサークルがジャンル固定をしている関係で、ここ最近はヨスガノソラ以外で二次創作を書いて来なかったのだけど、たまにはゲストというのも悪くないですね。コミケ当落前の気晴らし……としては結構キツイ作業でしたけど、丁度ポッカリと予定も空いてましたから、なんとか書くことが出来ました。カップリング本ではあったけど、曲がりなりにも特撮、それも戦隊の本だったから、久しぶりに戦闘パートにも挑戦してみたり、個人的には結構満足の行く話でした。私はそもそもロクゼロ等で同人やっていましたから、戦闘描写とか、戦いのシーンを書くこと自体は結構好きなんですよ。でも、流石に美少女ゲームであるヨスガノソラでは戦闘とか書きにくいじゃないですか。オトギノソラは童話パロだったので少しありましたけど、後はマフユノソラで騎馬戦のシーンをやったぐらいで、基本的にはそういう荒事とは無縁の世界観になってます。
別に恋愛メインのカプ本がつまらないってわけじゃないけど、たまには戦闘をガツガツ書いてスカッとしたいのは、やっぱり私が男の子だからなのかね? 厳密に言えば男の子とか年考えろって感じですが、それはまあ、表現の一種ということで一つ。ロクゼロが企画としてストップしているから、またしばらくは戦闘描写とかも書く機会はないのだろうけど、それに関してはオリジナルでなにか、という手もありますから、二次創作に拘らなくても良いのかな。ただ、私の場合、気付いたら戦っていたということがあまりにも多いので、この先出るであろうヨスガ本でも、あるいは……そういや、オカシノソラでもなんか魔法少女がバトルしてましたね。あれはなんというか、色々忘れたいw

夏コミでは新刊4冊を予定していますが、そのうち1冊はイラスト集ですから、私の作業といえば装丁やら各種編集作業になりますが、残り3冊は小説本なので、今から作業を始めても早くないぐらいです。まあ、本当にそんな数を出すことが出来るのか? という感じだけど、何事もやってみないことには始まらないでしょう。最も、イモウトノカタチの発売日が延期になった場合、3冊は2冊になるんですけどね。コミケは発売前の作品でパロディ本を出すのは、ルール違反ってことになっていますから。まあ、今の雰囲気的には問題なく出るような気がしますし、多分大丈夫でしょう。コミケの作業的には、大丈夫じゃないのかもしれないけど。

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