今日は世間的に月末エロゲの発売日だったと思うけど、私としてはヴァニタスの羊カタハネのサウンドトラック一般発売日となります。既にドリパで購入はしていたのですが、直販やげっちゅ屋などで特典が付くというから、そこでも一応買うことにしていたんですよ。もっとも、げっちゅ屋秋葉原店は先週の時点で予約を締め切っていたし、当日購入はエロゲの日であることを考えるとリスクが大きいことから、直販共々通販にしたんだけどね。じゃあ、なんで秋葉原に行ったのかというと、ソフマップでイベントがあったからです。

エロゲを買う人や、月末の秋葉原に来たことがある人は知ってると思いますが、基本的にエロゲの発売日というのは月末に集中しており、秋葉原の各店舗ではそれに伴いイベントが開催されます。発売日イベント、というわけですが、内容は何処かのホールや部屋でどうのこうのというのではなく、商品購入者を対象としたお渡し会のような側面が強いです。ポストカードやら色紙やら、抽選会みたいのもやっていますよね。
大体はソフマップ前で行われているわけだけど、私はあの手のイベントがどうにも苦手でね。秋葉原と、そして日本橋ですか。なんかエロゲはそこで買うことを強制されているような気分になって、イベントに釣り上げられている感覚が好きになれない。どこの店舗で買ったレシートでもいいなんて言いますが、実際に平日の日中、秋葉原に行ける人なんてたかが知れてますからね。例えばメロンブックスでエロゲを買いたいと思っても、秋葉のメロンはエロゲ取り扱ってませんから、同日開催のイベントへ参加するには、必然的に他の店舗で予約せざるを得ない。お金に余裕があれば複数購入という選択肢も取れるんでしょうけど、エロゲは一本8000円以上とかする場合も多いですから、よっぽどグッズをコンプリートしたい作品とかじゃない限り、難しいのですよ。
購入する店舗に対する選択肢が狭まるというのは、私としては結構重要な問題で、店舗特典はメロンが良いけど、秋葉で配布される購入者プレゼントも欲しいなんて場合、最悪の場合仕事を休むでもしないことにはどうしようもありませんからね。なまじ、秋葉原が職場から近いだけに、色々と面倒な話です。だって、秋葉原で買うこと自体は、それほど難しくもないのだから。あるいはこれって、贅沢な悩みなのかな。

私が今日、秋葉原に行った理由は、最初に書いたようにソフマップでヴァニタスの羊のイベントがあったから。イベントというか配布会であり、サントラのパッケージと同サイズのヴァニタスの鷹カードを無料配布するというので、それを貰いに行ったんですよ。前述の通りソフマップ前で行われる配布会、お渡し会というのは購入者を対象としたものが殆どであり、普通ならヴァニタスの鷹カードも、羊のサントラを買った人限定になりそうなんですが、意外なことに完全な無料配布、つまりは誰でも貰えるということで。
サントラ自体はメロンとかでも普通に売られていましたから、レシートの類を用意すること自体は可能だったわけだけど、そこを敢えて無料配布してくれるってのは、なんか嬉しいですよね。特に私はイベント購入分以外、すべて通販にしてしまいましたから、発売日に納品書とかそういうのを持参することは不可能に近かったし。
無料配布とはいえ、カードは相当な枚数を用意していたらしく、昼に行って、夜に再訪した際も普通に残っていました。希望者だけではなく、併催していた他のお渡し会に参加していた人へ配っていたことも考えると、数百枚程度は余裕であったのかな? 私が夜になって再訪したのは、元Rococo Worksの笛&J-MENTさんが秋葉に来ているということで、ちょっくらご尊顔を拝見に行ったのだけど、結局秋葉の町中では会えませんでした。まあ、見かけたところで声をかけるのもどうかと思ったし、新刊でもチェックして帰るかーと、最後にとらのあなに寄ったのですが……そこでばったり遭遇してしまった。もっとも、私もサントラの代引を受け取るという用事があったので長居できなかったし、何より店内であったから声のかけ用もなかったのだけど、まあ、姿が見られただけでも満足だった。

ところで、昼頃秋葉原に行った際、天気は生憎の雨だったんですが、ソフマップAM館前では通常の配布会に混ざって、コットンソフトが体験版を配っていました。店頭は購入者イベントやってますから、歩道側にいたわけだけど、雨の降っている中、屋根の内側にはいらずに配っていたので、私が「屋根の中に入らないのか」と訊くと、「通行人の邪魔になるから」と謙虚な姿勢を示して、勿論体験版はビニールに包まれているから雨ぐらい弾くのだけど、私は何だからご苦労様ですと、嫌味ではなく本心から声を掛けてしまった。ああいう人を思いやる姿勢ってのは大事だよね。コットンソフトの新作は終末系らしいけど、買わせて頂きます。

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