先日、10年来の友人がツイッターで、今日の夜18時から22時に掛けて一緒に時間を潰してくれる人を探していたので、なにか合ったのかと尋ねてみました。飲み会を開くようなタイプではないし、時間を潰すという以上は宴席を設けることが目的でないのは明らかだったしね。すると、DMにて連絡があって、なんと「声優から生電話が掛かってくる」キャンペーンに当選したから、それに付き合ってくれる人を探している、というのです。これはまたとない機会だし、非常に興味深かったので立ち会って見ることにして、仕事終わりに都内某所へと向かいました。
友人ことH.N.サイドさんに電話をくれるという声優は、アイドル声優ユニットスフィアのメンバーである寿美菜子さんという人で、私はあまり詳しくないのだけど、そらおとの端役とか、サムライガールズでヒロインの一人をやっていた人ですよね。最近だと、たまゆらにも出ていたと思いますが、その寿さんが4月に出したCD、ココロスカイの購入者応募キャンペーンとして、10名限定の生電話企画があり、それにサイドさんは当選したそうです。元々、運の強い男だとは思っていましたが、なかなかどうした凄いじゃないですか。生電話自体はラジオの企画とかでよくありますけど、今回はCDのキャンペーンですからね。何枚売れて、何通応募きたのかはしりませんが、少なくとも1000通は軽く超えているのでしょうし、そう考えると結構な確率だったのではないかと思います。
もっとも、サイドさん宛にミュージックレインの人から掛かってきた電話によれば、当選確定というわけではなく候補とのことで、実際に掛かってくるかどうかは当日まで分からない、と言うことだったらしい。10名に電話するのに4時間というのは長い気もしたけど、しゃべりっぱなしだと寿さんも疲れるだろうし、このキャンペーンには一応トークテーマみたいのがあったから、一回ごとに対象のトークテーマに切り替える必要もあったのでしょうね。だからこその4時間であり、サイドさんは繋がらなかったときの保険や補欠だったのかもしれないと、最初はそう思ってました。
正直、あくまで候補であるという話を聞いたとき、私は待つだけ待って結局掛かってこないんじゃないか? と、考えていました。確定ではなく候補だし、上手い話というのは早々転がっているわけじゃありません。実際、サイドさんの方も9時ぐらいまでに掛かってこなかったら諦めて飯でも食べに行くつもりだったようだし、私もそのときには帰るつもりでいました。
とはいえ、もしかしてということがあるかも知れないし、とりあえずは電話が鳴るのを待って見ることにしました。この時点で、都内某所の施設にいたのは私とサイドさんだけでしたが、もう一人、彼と一緒にスフィアのツアーを回っているという人が、なんと今日のプチイベントのために、わざわざ埼玉方面から来るという。その人自身は寿美菜子ではなく、他のメンバーが好きとのことだったけど、だからといって寿さんに興味が無いわけでもないし、それでなくとも本人から電話をもらうなんてまたとないことですからね。スフィアに全く詳しくない私ですら立ち会ったのだから、わざわざ埼玉方面からやってくるというのも、無理からぬ話しです。
お互いに仕事帰りだったから、顔立ちや雰囲気はともかくオタク臭くない格好をしており、後から駆けつけたサイドさんの友人曰く、「ビジネスマンが打ち合わせをしているようだった」とのことだけど、そんな格好いいものでもなかったと思うけどなぁw だって、会話は基本的に声優とエロゲのことだもの。私は最近、牧野由依ぐらいしか声優イベント言ってないし、サイドさんもエロゲはオーガスト系ぐらいしかやらないもんだから、必ずしも趣味が合致しているとは言いづらいのだけど、そこはまあ付き合いの長さだよね。
私が某所へ到着したのが18時半過ぎぐらいだったわけですが、そこからサイドさんと駄弁り始めて20分が過ぎたことでしたか。唐突に彼の携帯がなりました。画面に映る文字は、私からは見えなかったけど非通知。彼は飛び跳ねるように携帯を持つと言いました。
「掛かってきた!」と。
まさかのまさか、本当に寿美菜子さんから電話が掛かってきたのです。候補なのに、まだ1時間も経ってないのにとか、色々思ったりもしたんだけど、とりあえずは早く出ろ、さっさと通話ボタンを押せということで、私の目の前でサイドさんは寿さんとの会話をはじめました。これで我々のいた場所が騒がしい飲食店とかなら、おそらく私の耳に寿さんの声や、二人の会話内容が入ってくることはなかったんだろうけど、サイドさんが選んだ電話を受ける場所というのは、静けさがあるといっても過言ではないほど静かな場所であり、私の耳にも断片的ではあるけど、彼女の声が聴こえて来ました。
サイドさんは学生時代にラジオサークルへ入っており、自身もパーソナリティとして番組をやっていたこともある人で、そのためトーク力が結構高いです。私がお遊びでネトラジもどきをやっていたのとは訳が違うし、声優からの生電話というテンパッても仕方のない状況の中で、ホントにもう流暢な会話を展開しているのね。アニラジの生電話企画とか聴けば分かると思うけど、普通はああいうのって声優側から話を振ってもらうなりしないと、なかなか喋りにくいものじゃない? なにせ緊張してるし、オタクなんてのは普段から異性と話す機会が少ないですしね。普通ならテンパッて当たり前なんだけど、流石はラジオサークルで鍛えた腕とでも言うのか、自分から話題を振って、会話を繋げて、これが試合なら果敢に攻めているという印象を強く受けました。
事前に送っていたトークテーマが良かったというのもあるんでしょうね。自分のフィールド、またはホームに相手を呼び込み、まるでこちらから電話を掛けたんじゃないかというぐらいの勢いで、5分間も会話をしていました。後で聞いた話ですが、本当のところ通話時間は3分と前もって言われていたらしいです。なのに、握手会とかで見かける「後もう一つだけ!」みたいな会話の引き伸ばしが一切無く、自然な流れで5分会話し、通話を終えたわけですから、まったくもって大したものだよ。
ちなみに埼玉方面から駆けつける予定だったサイドさんの友人ですが、電話の終わる40秒前ぐらいに到着しました。広い敷地だったため少し迷ったらしく、それがなければ、もう1,2分は会話が聴けたかもしれないね。それでも間に合わないよりはよっぽど良いし、来た甲斐があったという感じでした。通話を終えたサイドさんの方は、緊張の糸が切れたか、はたまた溜め込んでい興奮が一挙に解放されたのか、小躍りしそうな勢いでしたが、そのままのノリでツイキャスの配信を始めて、私もスフィアとは全然関係ない人ながら、30分間喋ることに。ラジオって久しぶりだったけど、やっぱり楽しいものだね。時間が19時過ぎと早すぎたこともあって、あまり聴いている人はいなかったみたいだけど、あれはもう高ぶった気持ちを発散するためだけにやってたから、別に良かったんだと思う。特に保存もしなかったしね。
22時までのところを、まさか1時間も経たずに掛かってくるとは思わなかったけど、つまりは候補というのは方便で、本当は決まっていたものの何かの事情で掛けられなくなったとき困るから、候補ということで伝えていたのかな? でなければ、あんなにも早く電話鳴らないでしょ。私もサイドさんも、そして友人の方も、ぶっちゃけ半々ぐらいの確率で掛かってこないんじゃないか、と思っていたぐらいだしw
漏れ聴こえた部分でしか会話を知らないので、二人が具体的にどんな内容で話したのはよく知らないのだけど、それはそれで構わないと思った。私は確かに立会人だったし、彼の隣に寿さんが座ってるんじゃないかと思えるぐらいに自然な会話だったけど、その会話は二人だけのものであるし、私がどうこうというものでもないのでしょう。
「寿さんの人生における5分間を、サイドさんが貰った」という友人さんの言葉はとても印象的であり、なんか運命的な響きを私の心に残しました。人によってはたった5分なのかもしれないけど、その5分間は二人だけの世界だったとか考えると、もう本当に最高だね。スフィアに興味のない私も羨ましいと思えるぐらい、きっと幸せな時間だったに違いない。
そんなツイキャスも終えた幸せな時間の後は、3人で飯を食べに行ったんですが……まあ、この話は長くなる上にくだらないから止めておこうかw ケチな私がケチなりの失敗をしたという話なんだけど、幸せ気分に落ちをつけるのもどうかと思うし、今日のところはこの辺で。私も機会があれば声優と生電話とかしてみたけど、こればっかりは運もさることながら、トーク力が物を言いますからね。サイドさんにならって、私もツイキャスの配信でも始めてみようかな。話すことがあるのかどうかは、ともかくとして。
友人ことH.N.サイドさんに電話をくれるという声優は、アイドル声優ユニットスフィアのメンバーである寿美菜子さんという人で、私はあまり詳しくないのだけど、そらおとの端役とか、サムライガールズでヒロインの一人をやっていた人ですよね。最近だと、たまゆらにも出ていたと思いますが、その寿さんが4月に出したCD、ココロスカイの購入者応募キャンペーンとして、10名限定の生電話企画があり、それにサイドさんは当選したそうです。元々、運の強い男だとは思っていましたが、なかなかどうした凄いじゃないですか。生電話自体はラジオの企画とかでよくありますけど、今回はCDのキャンペーンですからね。何枚売れて、何通応募きたのかはしりませんが、少なくとも1000通は軽く超えているのでしょうし、そう考えると結構な確率だったのではないかと思います。
もっとも、サイドさん宛にミュージックレインの人から掛かってきた電話によれば、当選確定というわけではなく候補とのことで、実際に掛かってくるかどうかは当日まで分からない、と言うことだったらしい。10名に電話するのに4時間というのは長い気もしたけど、しゃべりっぱなしだと寿さんも疲れるだろうし、このキャンペーンには一応トークテーマみたいのがあったから、一回ごとに対象のトークテーマに切り替える必要もあったのでしょうね。だからこその4時間であり、サイドさんは繋がらなかったときの保険や補欠だったのかもしれないと、最初はそう思ってました。
正直、あくまで候補であるという話を聞いたとき、私は待つだけ待って結局掛かってこないんじゃないか? と、考えていました。確定ではなく候補だし、上手い話というのは早々転がっているわけじゃありません。実際、サイドさんの方も9時ぐらいまでに掛かってこなかったら諦めて飯でも食べに行くつもりだったようだし、私もそのときには帰るつもりでいました。
とはいえ、もしかしてということがあるかも知れないし、とりあえずは電話が鳴るのを待って見ることにしました。この時点で、都内某所の施設にいたのは私とサイドさんだけでしたが、もう一人、彼と一緒にスフィアのツアーを回っているという人が、なんと今日のプチイベントのために、わざわざ埼玉方面から来るという。その人自身は寿美菜子ではなく、他のメンバーが好きとのことだったけど、だからといって寿さんに興味が無いわけでもないし、それでなくとも本人から電話をもらうなんてまたとないことですからね。スフィアに全く詳しくない私ですら立ち会ったのだから、わざわざ埼玉方面からやってくるというのも、無理からぬ話しです。
お互いに仕事帰りだったから、顔立ちや雰囲気はともかくオタク臭くない格好をしており、後から駆けつけたサイドさんの友人曰く、「ビジネスマンが打ち合わせをしているようだった」とのことだけど、そんな格好いいものでもなかったと思うけどなぁw だって、会話は基本的に声優とエロゲのことだもの。私は最近、牧野由依ぐらいしか声優イベント言ってないし、サイドさんもエロゲはオーガスト系ぐらいしかやらないもんだから、必ずしも趣味が合致しているとは言いづらいのだけど、そこはまあ付き合いの長さだよね。
私が某所へ到着したのが18時半過ぎぐらいだったわけですが、そこからサイドさんと駄弁り始めて20分が過ぎたことでしたか。唐突に彼の携帯がなりました。画面に映る文字は、私からは見えなかったけど非通知。彼は飛び跳ねるように携帯を持つと言いました。
「掛かってきた!」と。
まさかのまさか、本当に寿美菜子さんから電話が掛かってきたのです。候補なのに、まだ1時間も経ってないのにとか、色々思ったりもしたんだけど、とりあえずは早く出ろ、さっさと通話ボタンを押せということで、私の目の前でサイドさんは寿さんとの会話をはじめました。これで我々のいた場所が騒がしい飲食店とかなら、おそらく私の耳に寿さんの声や、二人の会話内容が入ってくることはなかったんだろうけど、サイドさんが選んだ電話を受ける場所というのは、静けさがあるといっても過言ではないほど静かな場所であり、私の耳にも断片的ではあるけど、彼女の声が聴こえて来ました。
サイドさんは学生時代にラジオサークルへ入っており、自身もパーソナリティとして番組をやっていたこともある人で、そのためトーク力が結構高いです。私がお遊びでネトラジもどきをやっていたのとは訳が違うし、声優からの生電話というテンパッても仕方のない状況の中で、ホントにもう流暢な会話を展開しているのね。アニラジの生電話企画とか聴けば分かると思うけど、普通はああいうのって声優側から話を振ってもらうなりしないと、なかなか喋りにくいものじゃない? なにせ緊張してるし、オタクなんてのは普段から異性と話す機会が少ないですしね。普通ならテンパッて当たり前なんだけど、流石はラジオサークルで鍛えた腕とでも言うのか、自分から話題を振って、会話を繋げて、これが試合なら果敢に攻めているという印象を強く受けました。
事前に送っていたトークテーマが良かったというのもあるんでしょうね。自分のフィールド、またはホームに相手を呼び込み、まるでこちらから電話を掛けたんじゃないかというぐらいの勢いで、5分間も会話をしていました。後で聞いた話ですが、本当のところ通話時間は3分と前もって言われていたらしいです。なのに、握手会とかで見かける「後もう一つだけ!」みたいな会話の引き伸ばしが一切無く、自然な流れで5分会話し、通話を終えたわけですから、まったくもって大したものだよ。
ちなみに埼玉方面から駆けつける予定だったサイドさんの友人ですが、電話の終わる40秒前ぐらいに到着しました。広い敷地だったため少し迷ったらしく、それがなければ、もう1,2分は会話が聴けたかもしれないね。それでも間に合わないよりはよっぽど良いし、来た甲斐があったという感じでした。通話を終えたサイドさんの方は、緊張の糸が切れたか、はたまた溜め込んでい興奮が一挙に解放されたのか、小躍りしそうな勢いでしたが、そのままのノリでツイキャスの配信を始めて、私もスフィアとは全然関係ない人ながら、30分間喋ることに。ラジオって久しぶりだったけど、やっぱり楽しいものだね。時間が19時過ぎと早すぎたこともあって、あまり聴いている人はいなかったみたいだけど、あれはもう高ぶった気持ちを発散するためだけにやってたから、別に良かったんだと思う。特に保存もしなかったしね。
22時までのところを、まさか1時間も経たずに掛かってくるとは思わなかったけど、つまりは候補というのは方便で、本当は決まっていたものの何かの事情で掛けられなくなったとき困るから、候補ということで伝えていたのかな? でなければ、あんなにも早く電話鳴らないでしょ。私もサイドさんも、そして友人の方も、ぶっちゃけ半々ぐらいの確率で掛かってこないんじゃないか、と思っていたぐらいだしw
漏れ聴こえた部分でしか会話を知らないので、二人が具体的にどんな内容で話したのはよく知らないのだけど、それはそれで構わないと思った。私は確かに立会人だったし、彼の隣に寿さんが座ってるんじゃないかと思えるぐらいに自然な会話だったけど、その会話は二人だけのものであるし、私がどうこうというものでもないのでしょう。
「寿さんの人生における5分間を、サイドさんが貰った」という友人さんの言葉はとても印象的であり、なんか運命的な響きを私の心に残しました。人によってはたった5分なのかもしれないけど、その5分間は二人だけの世界だったとか考えると、もう本当に最高だね。スフィアに興味のない私も羨ましいと思えるぐらい、きっと幸せな時間だったに違いない。
そんなツイキャスも終えた幸せな時間の後は、3人で飯を食べに行ったんですが……まあ、この話は長くなる上にくだらないから止めておこうかw ケチな私がケチなりの失敗をしたという話なんだけど、幸せ気分に落ちをつけるのもどうかと思うし、今日のところはこの辺で。私も機会があれば声優と生電話とかしてみたけど、こればっかりは運もさることながら、トーク力が物を言いますからね。サイドさんにならって、私もツイキャスの配信でも始めてみようかな。話すことがあるのかどうかは、ともかくとして。
コメント