拘りの先には、いつもシンプルが待っている
2012年6月5日 ヨスガノソラコミケの青い封筒が届き、今年も夏コミに向けての道が開けたという感じがしています。まあ、夏でも冬でも封筒の色は同じなのだけど、これが来るとやっぱり嬉しいよね。到着まで東京よりも一日ほどラグがあるものの、無事に届いてよかったです。とりあえず友人と一緒に参戦ということになると思いますが、そういや昨年は職場の人に一枚上げようかと思ったら、当日になって家のガス管が破裂したとか冗談みたいな理由で来れなくなったんだよな……あれには思わずポカンとなった。
夏コミに向けた準備ということで、春日野穹イラスト集については、印刷所の予約も済ませて実制作に突入しています。既に何名かの方は完成原稿を送られてきており、いやはや、穹の可愛さを堪能中です。私はイラスト集に関しては完全な裏方ですけど、それだけに色々考えることもありまして。例えば、今回のイラスト集はフルカラー本であり、全ページがカラーなわけだけど、これを印刷してくれるとこってのは結構限られてましたね。最近じゃフルカラー本も珍しくなくなったとはいえ、先日のMAG・ネットでもありましたが、同人誌の主流はB5サイズですからね。そこでA4判のイラスト集を印刷したいとなると、割りと候補が減ったりするんですよ。
まあ、それでも相応の数はあるわけですけど、今度は印刷の質や使える紙など、そういった部分に目を向けていく必要があります。特に私は普段、シンプルなオンデマ本しか作ってませんから、これに悩んでましてね。カラー本って言うと、なんとなくコート紙、つまり光沢がある艶艶した紙に印刷されたものをイメージしがちで、現に私の手元にある参考資料、つまり他サークルが出しているフルカラー同人誌もコート紙を使用したものが多いのだけど、逆にエロゲ等のVFBやムック本を調べてみると、今度はマットコート紙、光沢のないスベスベとした紙が主流だったりします。紙としてはどっちも一長一短であり、それぞれの魅力というものがあるのだけど、さて春日野穹という少女のイラストを、最大限に活かせるのはどちらかなと思いまして。なまじ、価格に違いがないものですから、判断材料が完全に好みや雰囲気といったものになってしまうんですよね。
最初は私も漠然とコート紙での作成を考えていたんだけど、前述の通りエロゲのVFBとかはマットコートですから、そっちのしっかりとした厚みにも興味がありまして。同じページ数でも、紙が違えば厚みにも全然差が出ますし。
いつものヨスガ本とヴァニタス本に関しては、私が普段使っている印刷所でする予定ですが、後者については初のカバー付き文庫本を試してみようかなと思ってます。今までうちの本といえばスタンダードなA5本か、あるいは男性向けの主流である新書本だったと思いますけど、文庫本も一度でいいから作ってみたいなと、ずっと考えていたんですよね。でも、ヨスガ本で文庫となれば判型を揃える観点から、あんまり望ましくなくて、だってシリーズ本で判型が不統一とか嫌でしょ? 本棚に並べ難いし。まあ、一回だけ新書で出しましたけど。
今更、ロクゼロ本を文庫化しても需要はないだろうし、であるなら単発で出すヴァニタス本で試してた方が作りやすいのかなと。同人小説としては新書本の方が主流だってのは知ってるけど、私は新書と同じぐらい文庫も好きだから。まあ、サイズの他に変わるところがあるとすれば、新書が二段組なのに対し文庫は一段組で、そういや今回から使用するフォントも変わりますね。一太郎に付属していたヒラギノフォントを、遂に使うときが来ましたよ。いや、今も使ってるんだけど、フォントって印刷物じゃないと意味ないじゃないですか。ネットに上げる文章とかの場合、どのフォントで書いてもテキストデータでアップする以上は同じになっちゃうし。だから、文庫サイズのヴァニタス本でその素晴らしさをガッツリと試そうと思います。多分、期待通りのものに仕上がってくれるでしょう。
ヨスガ本のネタについては相変わらず枯渇状態です。ネットで公開したのもあわせて、20本以上の短編や中編を書いてきたわけだから、いい加減ネタが尽きても不思議はなかったのだけど、それにしたってこの私がヨスガノソラでネタ切れを起こすとはね。熱情冷めやらぬと言ったところで、創作の泉が枯れてしまってはどうしようもない。少し間をおいたほうが良いのかもしれないけど、そうすると冬コミで出す10冊目を持って完結させるという私の計画が……実は10冊目の話は漠然とであるけど考えがあるんですよ。なにせ最後だし、それ自体がテーマとなりますから。つまり、その一歩手前で躓きつつあるわけですが、何とか新しい話を開拓しようかと思います。私のヨスガノソラに対する想いは、この程度の逆境跳ね返せるはずさ。
夏コミに向けた準備ということで、春日野穹イラスト集については、印刷所の予約も済ませて実制作に突入しています。既に何名かの方は完成原稿を送られてきており、いやはや、穹の可愛さを堪能中です。私はイラスト集に関しては完全な裏方ですけど、それだけに色々考えることもありまして。例えば、今回のイラスト集はフルカラー本であり、全ページがカラーなわけだけど、これを印刷してくれるとこってのは結構限られてましたね。最近じゃフルカラー本も珍しくなくなったとはいえ、先日のMAG・ネットでもありましたが、同人誌の主流はB5サイズですからね。そこでA4判のイラスト集を印刷したいとなると、割りと候補が減ったりするんですよ。
まあ、それでも相応の数はあるわけですけど、今度は印刷の質や使える紙など、そういった部分に目を向けていく必要があります。特に私は普段、シンプルなオンデマ本しか作ってませんから、これに悩んでましてね。カラー本って言うと、なんとなくコート紙、つまり光沢がある艶艶した紙に印刷されたものをイメージしがちで、現に私の手元にある参考資料、つまり他サークルが出しているフルカラー同人誌もコート紙を使用したものが多いのだけど、逆にエロゲ等のVFBやムック本を調べてみると、今度はマットコート紙、光沢のないスベスベとした紙が主流だったりします。紙としてはどっちも一長一短であり、それぞれの魅力というものがあるのだけど、さて春日野穹という少女のイラストを、最大限に活かせるのはどちらかなと思いまして。なまじ、価格に違いがないものですから、判断材料が完全に好みや雰囲気といったものになってしまうんですよね。
最初は私も漠然とコート紙での作成を考えていたんだけど、前述の通りエロゲのVFBとかはマットコートですから、そっちのしっかりとした厚みにも興味がありまして。同じページ数でも、紙が違えば厚みにも全然差が出ますし。
いつものヨスガ本とヴァニタス本に関しては、私が普段使っている印刷所でする予定ですが、後者については初のカバー付き文庫本を試してみようかなと思ってます。今までうちの本といえばスタンダードなA5本か、あるいは男性向けの主流である新書本だったと思いますけど、文庫本も一度でいいから作ってみたいなと、ずっと考えていたんですよね。でも、ヨスガ本で文庫となれば判型を揃える観点から、あんまり望ましくなくて、だってシリーズ本で判型が不統一とか嫌でしょ? 本棚に並べ難いし。まあ、一回だけ新書で出しましたけど。
今更、ロクゼロ本を文庫化しても需要はないだろうし、であるなら単発で出すヴァニタス本で試してた方が作りやすいのかなと。同人小説としては新書本の方が主流だってのは知ってるけど、私は新書と同じぐらい文庫も好きだから。まあ、サイズの他に変わるところがあるとすれば、新書が二段組なのに対し文庫は一段組で、そういや今回から使用するフォントも変わりますね。一太郎に付属していたヒラギノフォントを、遂に使うときが来ましたよ。いや、今も使ってるんだけど、フォントって印刷物じゃないと意味ないじゃないですか。ネットに上げる文章とかの場合、どのフォントで書いてもテキストデータでアップする以上は同じになっちゃうし。だから、文庫サイズのヴァニタス本でその素晴らしさをガッツリと試そうと思います。多分、期待通りのものに仕上がってくれるでしょう。
ヨスガ本のネタについては相変わらず枯渇状態です。ネットで公開したのもあわせて、20本以上の短編や中編を書いてきたわけだから、いい加減ネタが尽きても不思議はなかったのだけど、それにしたってこの私がヨスガノソラでネタ切れを起こすとはね。熱情冷めやらぬと言ったところで、創作の泉が枯れてしまってはどうしようもない。少し間をおいたほうが良いのかもしれないけど、そうすると冬コミで出す10冊目を持って完結させるという私の計画が……実は10冊目の話は漠然とであるけど考えがあるんですよ。なにせ最後だし、それ自体がテーマとなりますから。つまり、その一歩手前で躓きつつあるわけですが、何とか新しい話を開拓しようかと思います。私のヨスガノソラに対する想いは、この程度の逆境跳ね返せるはずさ。
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