先日、友人に誘われて新宿のゲームセンターに行きました。とらのあなから程近い、なんて名前のお店かは忘れましたけど、一緒にクイズマジックアカデミーをプレイして欲しいと言われましてね。一般的にQMAと略されることの多いアーケードゲームですが、何でもそこのライトノベル検定というものが結構難しいらしく、要するに「お前、そっち系の業界人なんだから協力しろよ」ってことみたい。まあ、私も数年前に遊んでいたことのあるゲームだし、どうせ暇だったからとその頼みを聞き入れることにしました。

最後にやったのが何年前ということだけあって、QMAは私がやっていた頃から幾分か進化を遂げていました。今のバージョンがいくつなのか、正確なところを私は知りませんけど、基本的なことはともかくとしても、問題は着実に最新の物になっているし、かつてはなかった形式のクイズなど、戸惑う部分も多々ありました。私は確かに出版系で働いている人ですが、そこまでライトノベルにどっぷりつかっているわけでもないし、そもそも最近の作品はあまり読む機会が少ないこともあって、問題にも結構苦戦したしね。まあ、結果として検定はクリアしましたし、役立たずだったわけじゃないと信じたいですが、知らない作品が意外なほど多くて、でも、問題になるぐらいだからそれなりに知名度があるって事なんだろうか。私はすっかりラノベから離れていることもあってか、昔の作品は9割方分かるんだけど、今時の奴はサッパリだった。だから、殆どが勘でしたね。
それにタッチパネルというのも久しぶりだったから、入力ミスとかも結構目立って……あれ、やっぱり私、足手まといだったかな? クリアは何とか出来ましたけど、検定としてのレベルはSとかその辺だったか、まだ上があるとのことでした。友人もこの所は時間があるのか、よくゲームセンターで遊んでいることが多いらしいけど、まさか今更QMAに嵌まるとは思わなかった。古くさいとは言わないけど、ブームは何年か前のような気もするし、私がやっていたのも周りで話題になっていたからだし。意外とね、流行に乗せられやすいんですよ。自分で勝手に乗っているだけというのもあるけど。

何度か日記には書いてると思いますが、私は基本的にゲームセンターという物が好きじゃなくて、あの柄の悪さとタバコ臭さを敬遠して、滅多なことでは行かない場所です。昨今流行のアミューズメントパークみたいのは少なからずマシみたいですが、ゲーセンというのは小汚いのが当たり前みたいな場所だから、継続的に通いたくないんですよね。勿論、お金が勿体ないという、ケチならではの理由もありますが。
横浜で有名なゲーセンが幾つか潰れて、そのうちの一つであるアメリカングラフティの跡地は、この程中古専門のアダルトショップ、ムーランになりました。掘り出し物でもないかと思ってエロゲコーナーを覗いたりしましたが、これと言って珍しい物はなく、強いて言うなら買い取り価格が他の店舗よりも高いってのが魅力でしょうか? 同じムーランでも秋葉原などよりはよっぽど高く買い取ってくれるそうで、新作であればビブレの上にあるソフマップよりかは、良い値が付くかと思います。まあ、ラムタラとムーランが店内の空気が独特だから、それを理由に入らない人も少なくないのでしょうが、そんなに悪い店舗でもなかったですよ。
ちなみに一階部分はソフトバンクショップになっていて、純白の店内が上のムーランと対照的で、何とも微妙な雰囲気を醸し出しています。ラムタラ系は資本力があるのか知りませんが、一度出店するとなかなか閉店しないというイメージがある。横浜駅前のラムタラも、結構長いこといる気がしますし。
話が逸れたけど、ゲーセンと言えば七島こと、セブンアイランドの跡地はどうなるのかな。まさかフリーダムだけが残るとは思わなかったけど、どの店も昔入ったことのある場所だけに、なんとも寂しい気持ちになるね。

そういえば、今週の氷菓でバーチャロンをやってましたけど、バーチャロンの筐体ってまだゲーセンにあるんでしょうかね? セガワールドとかにはあるのかも知れないけど、若い頃は私もよくやったっけ。操縦桿を握るって感覚が結構新鮮で、弱かったけど、見かける度にプレイしていた気がする。まあ、私もいい歳だし、元から好きじゃないのでゲーセンに足繁く通うなんてことは今後もないでしょうけど、誘われた場合はやぶさかでもないから、そういった機会があるなら、また行ってみようかと思います。どうにもアーケードゲームというのは技術の世界というイメージが強くて、私みたいな弱者には敷居が高くてね。まあ、QMAに関しては教養と情報のような気もするけど……難しい物です。

コメント