自由とは自分の力を試すこと
2013年5月2日 アニメ・マンガ
まさか、AURAを観てきた翌日に、アニマックスで中二病でも恋がしたい!の一挙放送があるとは思いませんでした。いや、まあ、たまたまなんですけどね。GW中のアニマックスは、特に出掛ける予定もないアニメファンの為に色々なアニメの一挙放送をやってますし、毎年のことなんですけど、なんとなくタイムリーだったので面白かった。しかも、明日から4連休だったこともあり、全話とはいかないまでも結構見入ってしまいました。
京都アニメーションのアニメーションのオリジナル作品と言えば、ちょっと前までたまこまーけっとがやっていましたけど、この中二病は正確に言うとオリジナルアニメじゃありません。一応ですが、原作があります。どうして一応なのかというと、私が原作者の実在を疑っていることと、原作という割りにはアニメの方にオリキャラ等が多く、原案やアイデア程度にしかなっていないからです。だから、誰もがこの作品は京アニのオリジナル作品、あるいはそれに近いものと認識しており、それは間違っていないのだと思う。
ところで、この作品がアニメ化した少し後、J.C.STAFFによって一つのギャルゲー原作アニメの放送が開始されました。そう、ビジュアルアーツの筆頭ブランド、Keyのリトルバスターズ!です。これまで、Keyの原作作品は大半がアニメ化されており、古くは東映アニメーションで放送されたKanonまで遡ります。私は正直、東映版のKanonが一番良かったと思うのだけど、まあ、それは良いとしてもKeyのアニメが世間的に大きな注目を浴びたのは、やっぱり京アニ版のAIRが大きいでしょう。Kanonの再アニメ化と、そしてCLANNADをAfterストーリーまでアニメ化したことで、いつの間にかKey作品のアニメ化といえば京アニと言った様なイコールが生まれてしまった。それはファンだけでなく、公式側も思うところがあった様で、ビジュアルアーツの方でもリトバスのアニメ化は京アニで、と考えていたらしい。ファンも公式もそう考えていたのに、当の京アニは多忙を理由に断ったと言います。
どうしてもリトバスをアニメ化したかったビジュアルアーツは、京アニの手が空くのを待たずにジェネオンの話の乗って、J.C.STAFFでのアニメ化に踏み切ります。一方で京アニは、ほぼ自社原作とも言える中二病のアニメをスタートし、続けてたまこまーけっとの放送を開始した。つまり、京アニはリトバスの話を蹴った上で、最初からファンの付いている原作モノではない、オリジナルの制作を優先したということです。
勿論、京都アニメーションは既にブランド化していますから、京アニファンという人種も言っていそういるのは事実です。しかし、如何にオリジナルアニメブームとはいえ、リトバスという原作は大きいものであり、普通ならこれをアニメ化する方を選ぶでしょう。だけど、京アニは敢えてそれを選ばなかった。何故か?
私は、多分だけど京アニはもうKey原作のアニメを作るつもりがないんじゃないかと思う。もっと言えば、原作モノ自体を作ることに、意義や興味を無くしているんじゃないかと。角川原作だった古典部シリーズは、原作元の力が強かったからともかくとして、原作に従って忠実な再現を行うよりも、自分のところでオリジナルアニメを作って、自由に作品作りをした方が楽しいでしょう。けいおんだって、当時は無名だった4コマアニメを原作にしたからこそ、あれだけのことが出来たんだと思うしね。
今の京アニには、原作が必要ないんです。人気ある原作をアニメ化せずとも、自社ブランドの人気でのみやっていけることを、中二病で証明してしまった。たまこまがどれぐらい売れたのか私は知らないけど、あれにしたって壮大さはないにせよ、十分に面白かった。そう考えると、ファンの顔色窺って、公式に介入がなにかと多いKey原作のアニメ化など、京アニが無理してすることはもうないんだと思う。
それにしても、中二病はAURAと比較して対極に位置する作品だよね。何というか、これはけいおんにも言えることなんだけど、京アニ作品って嫌な奴がいないよね。クラスみんなが仲良しこよしってわけじゃないんだろうけど、基本的に良い奴ばかりで、それ故にスクールカーストが存在しない。そんな甘ったるさや、重みのなさが、過度なオタク受けしているんじゃないかと思う。京アニ自体は、一般向けを狙っているらしいけど、次の水泳アニメはどうなることやら。
京都アニメーションのアニメーションのオリジナル作品と言えば、ちょっと前までたまこまーけっとがやっていましたけど、この中二病は正確に言うとオリジナルアニメじゃありません。一応ですが、原作があります。どうして一応なのかというと、私が原作者の実在を疑っていることと、原作という割りにはアニメの方にオリキャラ等が多く、原案やアイデア程度にしかなっていないからです。だから、誰もがこの作品は京アニのオリジナル作品、あるいはそれに近いものと認識しており、それは間違っていないのだと思う。
ところで、この作品がアニメ化した少し後、J.C.STAFFによって一つのギャルゲー原作アニメの放送が開始されました。そう、ビジュアルアーツの筆頭ブランド、Keyのリトルバスターズ!です。これまで、Keyの原作作品は大半がアニメ化されており、古くは東映アニメーションで放送されたKanonまで遡ります。私は正直、東映版のKanonが一番良かったと思うのだけど、まあ、それは良いとしてもKeyのアニメが世間的に大きな注目を浴びたのは、やっぱり京アニ版のAIRが大きいでしょう。Kanonの再アニメ化と、そしてCLANNADをAfterストーリーまでアニメ化したことで、いつの間にかKey作品のアニメ化といえば京アニと言った様なイコールが生まれてしまった。それはファンだけでなく、公式側も思うところがあった様で、ビジュアルアーツの方でもリトバスのアニメ化は京アニで、と考えていたらしい。ファンも公式もそう考えていたのに、当の京アニは多忙を理由に断ったと言います。
どうしてもリトバスをアニメ化したかったビジュアルアーツは、京アニの手が空くのを待たずにジェネオンの話の乗って、J.C.STAFFでのアニメ化に踏み切ります。一方で京アニは、ほぼ自社原作とも言える中二病のアニメをスタートし、続けてたまこまーけっとの放送を開始した。つまり、京アニはリトバスの話を蹴った上で、最初からファンの付いている原作モノではない、オリジナルの制作を優先したということです。
勿論、京都アニメーションは既にブランド化していますから、京アニファンという人種も言っていそういるのは事実です。しかし、如何にオリジナルアニメブームとはいえ、リトバスという原作は大きいものであり、普通ならこれをアニメ化する方を選ぶでしょう。だけど、京アニは敢えてそれを選ばなかった。何故か?
私は、多分だけど京アニはもうKey原作のアニメを作るつもりがないんじゃないかと思う。もっと言えば、原作モノ自体を作ることに、意義や興味を無くしているんじゃないかと。角川原作だった古典部シリーズは、原作元の力が強かったからともかくとして、原作に従って忠実な再現を行うよりも、自分のところでオリジナルアニメを作って、自由に作品作りをした方が楽しいでしょう。けいおんだって、当時は無名だった4コマアニメを原作にしたからこそ、あれだけのことが出来たんだと思うしね。
今の京アニには、原作が必要ないんです。人気ある原作をアニメ化せずとも、自社ブランドの人気でのみやっていけることを、中二病で証明してしまった。たまこまがどれぐらい売れたのか私は知らないけど、あれにしたって壮大さはないにせよ、十分に面白かった。そう考えると、ファンの顔色窺って、公式に介入がなにかと多いKey原作のアニメ化など、京アニが無理してすることはもうないんだと思う。
それにしても、中二病はAURAと比較して対極に位置する作品だよね。何というか、これはけいおんにも言えることなんだけど、京アニ作品って嫌な奴がいないよね。クラスみんなが仲良しこよしってわけじゃないんだろうけど、基本的に良い奴ばかりで、それ故にスクールカーストが存在しない。そんな甘ったるさや、重みのなさが、過度なオタク受けしているんじゃないかと思う。京アニ自体は、一般向けを狙っているらしいけど、次の水泳アニメはどうなることやら。
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