学生時代の同期と恩師の家に出掛けた帰り、新宿の街に寄りました。恩師の家は京王線の沿線にある為、友人と行くときはいつも新宿を経由することが多いんだけど、帰りはいつも街をブラブラすることが多い。主に虎の穴とかがある西口の方を。要するに買い物な訳だけど、それ以外のことをすることもあって、今日はゲームセンターまで行きました。私は滅多に入らない場所だけど、同期の友人は結構行くことがあり、彼と一緒のときは付き合いで入ってみることもあります。しかも、この日に限っては自分でゲームプレイまでしてしまった。

友人は昨年、もしくは一昨年頃からクイズマジックアカデミーにこり始め、幾つもの検定試験を受けています。しかし、人の知識や教養には限界がありますし、所謂サブカル、オタク系の知識にしても守備範囲外というのは存在するわけだから、苦手なジャンル、知らないジャンルというのはあるわけです。そんなときどうするか? まず考えられる方法はそのジャンルを勉強することでしょうが、QMA公式は複数人での協力プレイを推奨しています。つまり、その場で話し合うこと、答えの出し合いを許容してるんですね。流石にカンニングペーパーや攻略本の作成は否定していますが、知恵を出し合うこと自体は問題ないということで、私もかつて声優検定でしたか、それについて知恵を貸せと頼まれたことがあります。
今日もそんな感じで、SF検定のS級ですか? それが難しいので手伝って欲しいと言われたのだけど、仮にも私の同期なんだから、SFぐらい少しは分かっていて貰いたいものだけど、まあ、分からないと言うんだから仕方ない。仕方ないのだが……実は私もそれほど知識が豊富じゃないことがばれそうで、戦々恐々としていました。まあ、結果的には検定試験に合格したわけですが、すんなりいったかと言われると苦笑するしかないね。いや、あんなに難しいとは思わなかった。スタッフ名だけずらずらと出てきて、これはどの猿の惑星シリーズでしょうかとか、そんなん私が知るわけ無いじゃないですか。いや、猿の惑星もエイリアンも、プレデターだって観たことありますけどね? 海外SFも日本人SFも、割と細かい知識が要求されました。

QMAの筐体の側にストリートファイターⅡの筐体があって、プレイ中にずっとそれが気になっていました。数日前の日記でゲームウルフ隼人を取り上げたけど、あのコミックスを読み返して以来、何気にストⅡブームでしてね。とはいえ、昔持っていたSFC版は処分してしまったし、他のソフトも持っていなかったから、そう簡単にプレイすることは出来ない。仮にゲーセンへ行ったとしても、今あるのは最新作で私が知っているのとは待った違う者だろうと思っていたのですが……これがビックリ、そうでもなかったんですよ。
そのゲーセンにあった筐体はハイパーストリートファイターと呼ばれるバージョンで、2004年頃に稼働を開始したものらしい。ストⅡからスパⅡのすべてがプレイできる優れもので、これなら私も自分が慣れ親しんだ頃のストⅡが出来るなと思い、プレイすることにしました。ゲームセンターの設定か、100円で2プレイできるということで、まずは普通のストⅡでブランカを選択してみました。別に持ちキャラというわけじゃないんですが、椿のこともありましたからね。上手く戦えれば良いなと思ったんだけど……CPUが選んできたのはキャミイ。あれ? ただのストⅡにキャミィなんていたっけ? とか思いつつ、バトルに突入しました。ブランカのキャラ性能として、通常の歩行速度は遅いものの、高い攻撃力やローリングアタックなどによる突進力、ジャングル育ちから来るジャンプ力などが上げられますが、対するキャミィは移動速度とリーチ判定の長さが特徴的なキャラです。通常時における動きの鈍いブランカ、しかも私のような素人が操っているのでは相手になるはずもなく、それはもうボコボコにされました。私がやりなれてないからか、ローリングアタックが上手く決まらず、エレクトリックサンダーも効果的な場面で使うことが出来ず、コテンパンに伸されましたよ。なんというか、私ってここまで格ゲー弱かったのか。

キャミィにやられた後は、流石に私も2プレイ目ではキャラを変えようと思ったのですが、レバー操作をミスってまたブランカを使うことに。ケンやガイルなら少なからず自信もあったのだけど、結局ブランカで4連敗しました。これでは椿に申し訳が立たないということで、何だか修行したくなってきた。別にブランカ使いを目指しているわけでもないが、とりあえずハイパーストリートファイターの家庭版でも買えば良いのだろうか。私はどうも、ゲーセンの筐体というのは苦手だから、やっぱりコントローラーがいいや。

コメント