.hackシリーズオンリーイベント【黄昏祭】に参加してきました
2013年11月4日 アニメ・マンガお久しぶりです。先月はひたすら空の境界見て、ufotable cafe行って、ufotable Dining行って、ufotable cafe行って、ufotable Dining行ってを繰り返していた私ですが、実は昨日とある同人誌即売会にサークル参加してました。ツイッターとpixivのみの告知で、この日記にもサイトでもお知らせすることが出来ませんでしたが、なにせ前日というか当日の午前三時まで製本しているという無茶苦茶なスケジュールだったもので……申し訳ないです。
.hackシリーズオンリーイベント【黄昏祭】ということで、サークルとしては二度目、.hack関連としては初のオンリー参加になりました。.hackの同人誌は昨年の冬コミで「うででん本」こと、黄昏の腕輪伝説10周年を記念した長編小説を出しましたが、今回は時間的都合からコピー本になりました。オンリーといっても.hackはメインとなるゲームの他に、小説、漫画、アニメなど多岐にわたってメディア展開しているのに、シリーズといってもそこには数多くのジャンルがあります。
そして、私が黄昏祭にて出した本のジャンルは.hack//AI busterでした。この作品は全シリーズ中、時系列が最も早い作品の一つで、発売されたのも2002年の10月と、うででんの連載と同じ年なんですね。うででんはSIGNのアニメよりも早くに連載を開始していた、.hackシリーズで一番始めに世の中に出た作品ですから、その点でもAI busterは最初期の作品と言えるでしょう。私はうででんの次の次ぐらいにこの小説が好きでね。今度.hackの本を出すなら、絶対にAI busterの本を出すと決めていました。
.hackシリーズは、一部の外伝やパラレルを除けば全作品が同一世界観であり、時系列は地続きで繋がっています。だけど、ここの作品がそれぞれ独立していることもあって、直接的な繋がりはそれほど深くないんですね。でも、うででんとAI busterに関してはちょっと事情が違って、直接的な続編と位置づけても良いぐらいに作品的なリンクが強かったりします。現に、AI busterの2巻にはうででんキャラが数多く登場しますからね。同じように、うででんにはAI busterのキャラが出てきますし。
昨年の冬コミでうででん本を出したとき、私はAI busterの主人公であるアルビレオを登場されることがどうしても出来なくて、それが結構心残りでした。だから新刊は、「Ruin Night Lore」というんですが、アルビレオが主人公の話を書きたいなと思って、彼が黄昏の腕輪伝説当時、一体なにをしていたのかというのをメインに話を膨らませていきました。うででんを読む限り、アルビレオとしてザ・ワールドにログインしていること自体は確実でしたからね。
それでまあ、いざ書き始めたんですが、時間的な都合から通常のオフ本……うちはいつもオンデマですけど、とにかく印刷所に頼むのは無理ということもあってコピー誌での発行になりました。ただ、これには一つ問題があり、実はこのところ自宅の印刷機、まあ、コピーとスキャナの複合機なんですが、これの調子がすこぶる悪くって。エラーが起きて印刷出来ないなど、その点にちょっと不安がありました。
執筆自体は前日、つまり一昨日ですか。一昨日の夕方頃まで掛かってそこから印刷及び製本だったんだけど、印刷機の調子が信頼出来ないこともあって、表紙だけは外で刷ることに。コンビニでカラーコピー、と言いたいところですが、ある程度の質が欲しかったこともあり、横浜のキンコーズまで行ってきました。事前に、ユザワヤで表紙用の紙を買って。利用するのは初めてでしたが、やっぱりレーザープリンターは良いですね。表紙に使ったのはちょっと厚めのケント紙でしたけど、マット感の強い紙でも問題なく印刷出来ました。
後は家に帰って原稿の校正を手早く済ませ、自宅の印刷機で中綴じ印刷……のはずだったんですが、起動して十数部ほど刷ったときでしたか。突然、印刷機がガコガコ言い始めまして。そうしたら画面にエラー表示が起こって、それっきりです。印刷機は朝になっても回復することがなく、結局予定していた半分も刷ることが出来ませんでした。製本するんだからとインクを買い換えたばかりなのに、まったく酷い話です。ただでさえ、他の機体と違ってインクの値段が倍以上はする奴を使っているというのに……そろそろ買い換えどきなんだろうけど、レーザープリンターを検討した方が良いのだろうか。でも、あれは高いよなぁ。
そんな訳で予定よりも大分部数の減った新刊と、冬コミで出したうででん本の既刊を持って浅草橋へ。共和フォーラムでしたか、東京文具共和会館という場所にある会議室がオンリーの開催先でしたが、浅草橋という街は秋葉原の隣だから、立地としては結構優れてますね。まあ、単に私が神田界隈で働いている人間だから、定期の関係で交通費が安く済んだというだけのことかも知れないけど、駅からも近かったし、迷うことなく着くことが出来ました。
色々と準備に手間取っていたせいか、サークル入場の10時を30分ほど回った、10時半に会場入りしました。もう殆どのサークルが到着していて、一般参加の列も結構な物になっていましたが、流石というかなんというか、女性が多いですね。.hackという作品自体は男女共に多くのファンがいますけど、同人ジャンルとしてはやっぱり女性が多くて、男性でサークル参加していたのは私を除けば一サークルぐらいしかいませんでした。故に、一般参加者も女性が9割だったような気がします。
ジャンルの傾向としては無印とG.U.の二局という感じで、カタログを読む限りAI busterとうででんは私だけでしたね。いや、実際に会場を見て回ったけど、イラスト集にリコリスやゼフィがいるぐらいで、漫画本や小説本でAI busterというサークルはなくて、私自身、一般参加者の人に「アルビレオってマイナーですよね。でも、好きです!」とか言われちゃいました。まあ、ギルドラでSRカードとかになっているとはいえ、小説のキャラですからね。マイナーと言われても仕方ないと思います。だけど、格好良い主人公なんですよ!
一般参加者が予想以上に多かったのか、開場時間より早い入場が開始されて、臨時の待機場所となったコスプレスペースには結構な数の人が並んでました。.hackもLink以降はスピンオフみたいな映画が上映されたり、後はギルドラぐらいしかコンテンツがないですけど、まだまだ人気があって安心しました。うででん界隈に限って言えば去年10周年で大分盛り上がりましたけど、.hack全体に関してはよく分かってない部分も多かったですから。
イベントの開始は11時ということで、私はΣ-05と島の端っこに配置されてました。隣はカール本を出しているサークルさんでしたが、うちの新刊に徳岡さんが出ていたこともあって、勝手に親近感を覚えたという。カール本というよりは、ZERO本だったのかな? サークルの方が見事な楚良コスプレをしていましたが、この方、最終的にコスプレコンテストで優勝されたそうです。
私はなにせ持ち込んだ本が少なかったというのもありますが、おかげさまで新刊、既刊共に完売しました。既刊のうででん本に関してはもう在庫がないので、特に再販の予定はありませんが、新刊に関しては表紙が結構余っていることもあってか、残り部数を刷るかどうか考え中です。刷ったとしても、例えば冬コミとかで頒布するにはちょっとジャンルがね……黄昏祭2が開催されるまで、取っておいた方が良いのだろうか。
オンリーとはいえ、参加者から「マイナーですね」と言われちゃうぐらいには珍しいジャンルで活動してるからなぁ。しかも次があるなら、新刊は「Liminality」でなにか書けないか、と思っているぐらいだからね。知ってます? .hack無印の同梱OVAなんだけど……この作品はAI busterやZEROと繋がりのあるアニメです。実は今回の本でもLiminalityのキャラが何人か出てて、本当はそっち方面の話も書くつもりだったんだけど、時間が足りなかったのと、そっち方面に話を振りすぎると、アルビレオ主役じゃなくて徳岡さんが主役になりそうだったから。相当削りましたからね、徳岡さんパート。
だから、次があるなら徳岡純一郎を主役に、ヒロインは水無瀬舞の話を書けたらいいなと思ってます。要するに、クーンは如何にして振られたのかって話ですね。これに関しては、Liminality以降の徳岡さんと舞の動向が不明だから、クーンの独白から察するしかないんだよね。そしてその為にはG.U.のゲームだけじゃ不十分なので、小説や漫画を読む必要があるという。ネットの情報だけじゃ、どうにも足りなくて。
そんな訳で黄昏祭に参加した訳ですが、やっぱりオンリーというのは楽しいですね。和気藹々とした雰囲気も良かったけど、そのジャンルのファンしかいない空間ってのはなんていうか充実感みたいのがあります。今回はこの様な機会を与えてくださった主催者様と、イベント運営に勤しんでおられたスタッフの方々に感謝してもしたりません。
私は新宿に行く用事があったので新刊と既刊が完売した後は、12時半頃に会場を出てしまいましたが、丁度その後に見事なバルムンクのレイヤーさんが現れたとかで、会場は拍手喝采だったそうな。是非生で見たかったけど、まあ、仕方ないですね。次の機会があることを楽しみに、ネタを温めておきましょう。
それでは、改めまして黄昏祭お疲れ様でした。また次回、皆様にお会い出来ることを楽しみにしています。
.hackシリーズオンリーイベント【黄昏祭】ということで、サークルとしては二度目、.hack関連としては初のオンリー参加になりました。.hackの同人誌は昨年の冬コミで「うででん本」こと、黄昏の腕輪伝説10周年を記念した長編小説を出しましたが、今回は時間的都合からコピー本になりました。オンリーといっても.hackはメインとなるゲームの他に、小説、漫画、アニメなど多岐にわたってメディア展開しているのに、シリーズといってもそこには数多くのジャンルがあります。
そして、私が黄昏祭にて出した本のジャンルは.hack//AI busterでした。この作品は全シリーズ中、時系列が最も早い作品の一つで、発売されたのも2002年の10月と、うででんの連載と同じ年なんですね。うででんはSIGNのアニメよりも早くに連載を開始していた、.hackシリーズで一番始めに世の中に出た作品ですから、その点でもAI busterは最初期の作品と言えるでしょう。私はうででんの次の次ぐらいにこの小説が好きでね。今度.hackの本を出すなら、絶対にAI busterの本を出すと決めていました。
.hackシリーズは、一部の外伝やパラレルを除けば全作品が同一世界観であり、時系列は地続きで繋がっています。だけど、ここの作品がそれぞれ独立していることもあって、直接的な繋がりはそれほど深くないんですね。でも、うででんとAI busterに関してはちょっと事情が違って、直接的な続編と位置づけても良いぐらいに作品的なリンクが強かったりします。現に、AI busterの2巻にはうででんキャラが数多く登場しますからね。同じように、うででんにはAI busterのキャラが出てきますし。
昨年の冬コミでうででん本を出したとき、私はAI busterの主人公であるアルビレオを登場されることがどうしても出来なくて、それが結構心残りでした。だから新刊は、「Ruin Night Lore」というんですが、アルビレオが主人公の話を書きたいなと思って、彼が黄昏の腕輪伝説当時、一体なにをしていたのかというのをメインに話を膨らませていきました。うででんを読む限り、アルビレオとしてザ・ワールドにログインしていること自体は確実でしたからね。
それでまあ、いざ書き始めたんですが、時間的な都合から通常のオフ本……うちはいつもオンデマですけど、とにかく印刷所に頼むのは無理ということもあってコピー誌での発行になりました。ただ、これには一つ問題があり、実はこのところ自宅の印刷機、まあ、コピーとスキャナの複合機なんですが、これの調子がすこぶる悪くって。エラーが起きて印刷出来ないなど、その点にちょっと不安がありました。
執筆自体は前日、つまり一昨日ですか。一昨日の夕方頃まで掛かってそこから印刷及び製本だったんだけど、印刷機の調子が信頼出来ないこともあって、表紙だけは外で刷ることに。コンビニでカラーコピー、と言いたいところですが、ある程度の質が欲しかったこともあり、横浜のキンコーズまで行ってきました。事前に、ユザワヤで表紙用の紙を買って。利用するのは初めてでしたが、やっぱりレーザープリンターは良いですね。表紙に使ったのはちょっと厚めのケント紙でしたけど、マット感の強い紙でも問題なく印刷出来ました。
後は家に帰って原稿の校正を手早く済ませ、自宅の印刷機で中綴じ印刷……のはずだったんですが、起動して十数部ほど刷ったときでしたか。突然、印刷機がガコガコ言い始めまして。そうしたら画面にエラー表示が起こって、それっきりです。印刷機は朝になっても回復することがなく、結局予定していた半分も刷ることが出来ませんでした。製本するんだからとインクを買い換えたばかりなのに、まったく酷い話です。ただでさえ、他の機体と違ってインクの値段が倍以上はする奴を使っているというのに……そろそろ買い換えどきなんだろうけど、レーザープリンターを検討した方が良いのだろうか。でも、あれは高いよなぁ。
そんな訳で予定よりも大分部数の減った新刊と、冬コミで出したうででん本の既刊を持って浅草橋へ。共和フォーラムでしたか、東京文具共和会館という場所にある会議室がオンリーの開催先でしたが、浅草橋という街は秋葉原の隣だから、立地としては結構優れてますね。まあ、単に私が神田界隈で働いている人間だから、定期の関係で交通費が安く済んだというだけのことかも知れないけど、駅からも近かったし、迷うことなく着くことが出来ました。
色々と準備に手間取っていたせいか、サークル入場の10時を30分ほど回った、10時半に会場入りしました。もう殆どのサークルが到着していて、一般参加の列も結構な物になっていましたが、流石というかなんというか、女性が多いですね。.hackという作品自体は男女共に多くのファンがいますけど、同人ジャンルとしてはやっぱり女性が多くて、男性でサークル参加していたのは私を除けば一サークルぐらいしかいませんでした。故に、一般参加者も女性が9割だったような気がします。
ジャンルの傾向としては無印とG.U.の二局という感じで、カタログを読む限りAI busterとうででんは私だけでしたね。いや、実際に会場を見て回ったけど、イラスト集にリコリスやゼフィがいるぐらいで、漫画本や小説本でAI busterというサークルはなくて、私自身、一般参加者の人に「アルビレオってマイナーですよね。でも、好きです!」とか言われちゃいました。まあ、ギルドラでSRカードとかになっているとはいえ、小説のキャラですからね。マイナーと言われても仕方ないと思います。だけど、格好良い主人公なんですよ!
一般参加者が予想以上に多かったのか、開場時間より早い入場が開始されて、臨時の待機場所となったコスプレスペースには結構な数の人が並んでました。.hackもLink以降はスピンオフみたいな映画が上映されたり、後はギルドラぐらいしかコンテンツがないですけど、まだまだ人気があって安心しました。うででん界隈に限って言えば去年10周年で大分盛り上がりましたけど、.hack全体に関してはよく分かってない部分も多かったですから。
イベントの開始は11時ということで、私はΣ-05と島の端っこに配置されてました。隣はカール本を出しているサークルさんでしたが、うちの新刊に徳岡さんが出ていたこともあって、勝手に親近感を覚えたという。カール本というよりは、ZERO本だったのかな? サークルの方が見事な楚良コスプレをしていましたが、この方、最終的にコスプレコンテストで優勝されたそうです。
私はなにせ持ち込んだ本が少なかったというのもありますが、おかげさまで新刊、既刊共に完売しました。既刊のうででん本に関してはもう在庫がないので、特に再販の予定はありませんが、新刊に関しては表紙が結構余っていることもあってか、残り部数を刷るかどうか考え中です。刷ったとしても、例えば冬コミとかで頒布するにはちょっとジャンルがね……黄昏祭2が開催されるまで、取っておいた方が良いのだろうか。
オンリーとはいえ、参加者から「マイナーですね」と言われちゃうぐらいには珍しいジャンルで活動してるからなぁ。しかも次があるなら、新刊は「Liminality」でなにか書けないか、と思っているぐらいだからね。知ってます? .hack無印の同梱OVAなんだけど……この作品はAI busterやZEROと繋がりのあるアニメです。実は今回の本でもLiminalityのキャラが何人か出てて、本当はそっち方面の話も書くつもりだったんだけど、時間が足りなかったのと、そっち方面に話を振りすぎると、アルビレオ主役じゃなくて徳岡さんが主役になりそうだったから。相当削りましたからね、徳岡さんパート。
だから、次があるなら徳岡純一郎を主役に、ヒロインは水無瀬舞の話を書けたらいいなと思ってます。要するに、クーンは如何にして振られたのかって話ですね。これに関しては、Liminality以降の徳岡さんと舞の動向が不明だから、クーンの独白から察するしかないんだよね。そしてその為にはG.U.のゲームだけじゃ不十分なので、小説や漫画を読む必要があるという。ネットの情報だけじゃ、どうにも足りなくて。
そんな訳で黄昏祭に参加した訳ですが、やっぱりオンリーというのは楽しいですね。和気藹々とした雰囲気も良かったけど、そのジャンルのファンしかいない空間ってのはなんていうか充実感みたいのがあります。今回はこの様な機会を与えてくださった主催者様と、イベント運営に勤しんでおられたスタッフの方々に感謝してもしたりません。
私は新宿に行く用事があったので新刊と既刊が完売した後は、12時半頃に会場を出てしまいましたが、丁度その後に見事なバルムンクのレイヤーさんが現れたとかで、会場は拍手喝采だったそうな。是非生で見たかったけど、まあ、仕方ないですね。次の機会があることを楽しみに、ネタを温めておきましょう。
それでは、改めまして黄昏祭お疲れ様でした。また次回、皆様にお会い出来ることを楽しみにしています。
コメント