PCゲーム情報誌のBugBugも通算250号目ということで、結構出てるんですね。創刊は92年ですから、今年で23年目ですか。あんまり意識していませんでしたが、何気に現存するエロゲ雑誌の中では最古参ということになります。パソパラは細々続けてるらしいけど、PC Angelとかはもうありませんからね。TECH GIANやPUSHは後発の雑誌だから、BugBugに一番歴史があるというのは間違いではないでしょう。知らない間にサン出版から富士美出版に変わってましたが、これはなんかゴタゴタがあったそうで、編集部ごと移籍したようです。

私はそれほどBugBugを買う方ではないのだけど、今月号から何と声優・くすはらゆいによる連載コラムがスタートするということで、くすはらゆいファンとしてこれは黙ってられないぜ! と、早速買ってきてしまいました。
又、新連載コラムの他にも3ページに渡るロングインタビューが掲載されており、くすはらファンにとってはとても読み応えがある内容になっていると思います。3ページもあるからか、夏空のペルセウスからじっくりと振り返っており、これは私も同人誌で触れたのですが、やはり、遠野恋を演じた直後に、大図書館の羊飼い-放課後しっぽデイズ-の土岐のぞみを演じたのが大きかったみたいですね。オーガスト作品に出演したことで名前を知った人は多かったようです。
個人的に彼女を強く意識したのは、遠野恋なのですが、当人も初のメインヒロインだったこともあり、思い入れは深いようです。以前ゲストパーソナリティで出演した電妄でも言ってましたが、今回のインタビューでも恋ちゃんへの想いを語っています。
他にも遠野恋、土岐のぞみ以降に演じたキャラの話に進みつつ、「てにおはっ!」にも触れていたのが印象的でしたかね。rootnukoが2012年に出した作品ですが、本人曰く「ちゃんとしたHシーンが2回も3回もあるキャラは『てにおはっ!』が最初だった」ということで、言われてみればその通りですね。rootnuko的には前作にも出てますけど、確かにHシーンの多さでは水島薫だわ。サブキャラなのにHシーンが2回も3回もあるってのは、流石抜きゲーと言うべきか。

インタビューでは他にも声優になった経緯や、2015年以降に演じたキャラ、あるいはこれから演じるキャラクターなどにも触れられており、かつての楠原ゆい、今のくすはらゆい、これからのくすはらゆいといった、三つの面を読み取ることが出来ると思います。語り口は気さくですけど、内容は至って真面目で、彼女を改めて知るには丁度良いと、そう感じました。
そして、インタビューページから飛ぶこと189ページに、今月号から始まる新連載コラムが掲載されています。
その名も、『となりのヒロインさん☆』というタイトルで、くすはらゆいがこれまで自身が演じたヒロインをゲストに招いて、そのキャラクターと対談を行うという趣旨らしいです。最も、この形式についてはBugBugの公式ツイッターでも触れられていましたから知っていたんだけど、気になっていたのは初回はどのキャラで、一体誰が書くのか?ということ。
ゆいちゃんが出演した作品も既に20本近くになっており、サブキャラ、サブヒロインを含めるなら、20人近いキャラがいる訳です。これから発売される作品を含めずとも20ヵ月分のストックがあり、それだけに最初にどの娘が来るのかは悩ましいところでした。私はこの連載が始まった経緯的に、minori作品のヒロインが来るのではないかと思っていたのですが、第1回にやってきたのは遠野恋でも宇奈原由紀でもなく、魔女こいにっきのヒロイン、南乃ありすちゃんでした。ありすと言う名のシンデレラガールですが、ゆいちゃん曰く、原稿を書いてる時期が桜の季節だったから呼んだとのこと。
つまり、このコラムに登場するヒロインたちに関しても、ゆいちゃんが書いてる訳ですね。

ヒロインとの対談、というのはコラムとしても珍しい、あるいは新しいものだと思いますが、流石にその作品のライターを呼んでくることはしなかった訳ですね。まあ、メーカーに許諾は取っているはずですが、自分で演じたキャラだけ合って、特徴を良く掴んでいたのではないでしょうか? キャラと、そして作品の紹介がメインという感じで、ありすを演じていたときのことにも触れていましたね。
特に次回予告などはなく、来月はどのヒロインなのかまだ分かりません。そもそも毎月連載なのかさえも記載はありませんでしたが、今月からと言っている以上は、来月も載るのでしょう。
しかし、今回はありすという秘密を抱えながらも可愛らしい女の子という、ある意味で分かりやすいキャラだったから良かったものの、これがたとえば、今後出る作品だからあれだけど、ゆっきーとかだったらどうなるのだろうね? いや、割と楽しみなんですよ、あの作品。インタビューでは触れられていませんでしたけど、コラムの方には出演作Hotいんふぉ♪という形で紹介されていました。作品自体の記事も、カラー1ページですが掲載されていて、新規CGも一応ありましたね。アキバblogのメーカーコラムで公開されたものとも又別で、23枚しかないのにそんな公開して良いのかと心配してみたり。しかも、体験版まで出すと言うし。

話がずれましたけど、インタビュー、コラム共に読み応えがある内容で、DVD付きだからちょっと高かったですけど、くすはらファンとしては十分に元が取れたと感じました。まあ、詳しい内容は買って読んでくださいと言うことで、ゆいちゃんが洗濯機を買い換えられるぐらい連載が長続きするよう応援していきましょう。
尚、色紙プレゼントも行っており、合計3名に抽選で当たるようです。そういえば、ゆいちゃんって改名前もサインだけは平仮名だったんですよね。平仮名に改名したことはとても大事なことなので、コラム内でも2回書かれてました。

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