くすはらゆい連載コラム『となりのヒロインさん☆』第11回 感想
2016年3月3日 くすはらゆい
たまにはこの日記でエロゲの感想とかレビューを書いた方が良いのかと思いつつ、割と積んでしまうタイプだから速報性がないんですよね。日々の生活にエロゲを組み込んではいるけど、ここ最近、というか、ここ数年は毎日が同じことの繰り返しといった感じで、無為に時を過ごしている自覚があるので、時間の消費、あるいは浪費を改めないといけないなぁと感じています。せめて日記ぐらいは書かないとね。
日記といえば昨年発売された、魔女こいにっき Dragon×CaravanをプレイするためにPSVitaを購入しました。発売元の加賀クリエイトが解散したので、アップデートファイルの消失を危惧しての緊急処置でしたが、アクセサリーを揃えてないのでまだ本稼働には至ってません。
私の近況はともかくとして、BugBugのくすはらゆい連載コラム「となりのヒロインさん☆」の話でも。
遂に11回目ということで1周年も間近に迫ってきましたが、今月号のゲストは、2015年発売「ここから夏のイノセンス!」より、蛍塚ユノが登場しました。前述の魔女こいにっきのCS版を除けば、昨年出演したエロゲでは一番最後に出たものであり、2016年出演作を考えなければ、最も新しいヒロインになります。つまり、直近の作品とキャラクターなんですね。
そんなユノがゲストというのは結構驚いたんだけど、考えて見れば、2014年とそれ以前のヒロインは出尽くした感があるので、順繰りにいけば2015年の出演作からゲストが来るのは当然のことで、まあ、ユノの登場はちょっと早い気もするけど、それほど不自然ではないのかも。
2014年出演作は14本ありますけど、未だに登場しないminoriヒロインと、所謂サブキャラクター等を除けば、メインヒロインでゲストに来てないのは南十字星恋歌の堤咲弥ぐらいです。しかし、堤咲弥は前任者の降板という経緯があるのと、ドラマCDなどの関連商品はともかく、作品の公式HPなどではキャストが発表されていません。更に、すたじお緑茶そのものがグリーンウッドからラッセルのブランドに変わっていたりと、色々ゴタゴタしているので、まあ、今後も出ることはないんじゃないかな。そもそも南十字星恋歌のページ自体、消滅してるし。
minoriヒロインが出ない理由は分からないけど、今月号のメイン記事でもある美少女ゲーム年間ランキングで、minoriの前作、ソレヨリノ前奏詩が総合部門で7位、キャラクター部門で姫野永遠が3位など、その他部門でもそこそこの順位に入ってたんですが、一切画像がないんですよね。7位だけ画像が載ってなかったり、3位だけ飛ばされて4位になってたりと、不自然なほどヨリノは1枚も画像が掲載されてなかった。それこそ全部門にランクインしてるというのに、これはちょっとおかしいなって。
罪ノ光ランデヴーの特集記事をつい先月まで組んでいたぐらいですから、BugBugと不仲であるはずはないし、その後の編集部座談会でも触れるべきところでは普通に触れてましたから、関係が悪化しているなんてこともないでしょう。げっちゅ屋のランキングには画像と、そしてライターのコメントまで掲載されていたぐらいですから、ランキングに対する好悪はともかく、それ自体がNGとも考えづらい。いつの間にか萌えゲーアワードにもランクインするようになりましたからね。
であるなら、あるいは過去作を取り扱うのは権利的な意味で、たとえば画像の貸出に幾らか掛かるとか、そういう制約があるのかもしれない。そこまでケチだとは思いたくないけど、7位はともかく3位まで画像なしってのはおかしいでしょう。まあ、自社コンテンツですから、それを他社が利用するに対して何かを求めるのは正しいのかもしれませんが……
そう考えたら、となりのヒロインさん☆でminoriヒロインが一切登場しないのも、そういった理由があるのかもしれません。要するに、minoriヒロインはギャラが高くてゲストに呼べないとかね。会社の都合で友情出演お断りとか、そういうのがあるのでしょうか? まあ、あくまで憶測ですけど。
以上のことを踏まえれば今後は2015年出演作と、早蕨すずなの例もあるから、それこそ2016年のヒロインが登場する可能性もありますね。幸いにして、昨年の出演作品は半分が主演で、もう半分がメインヒロインですから、永遠とゆっきー以外は全員がゲストに来てくれそうな気がするし。
まあ、先のことはともかくとして今月号。ユノは設定からして未来人という、くすはらゆいが演じたキャラにはいないタイプなのだけど、性格的にはちょっと現代ズレした小悪魔系ロリという感じで、これまた珍しいタイプ……になるのだろうか? 一応、妹キャラにも当てはまるけど、ヒロインの妹だから、血縁関係や義兄妹などではありません。
ただ、メインヒロインの妹という設定も、未来感を出したかったからなのか異母姉ということになっており、その姉であるアリカが出産に立ち会って感動するシーンがあるなど、出生に対する価値観や常識の違いが、やや直接的表現されています。ユノはそんな姉であるアリカと共に成績優秀なエリートとして、過去世界にタイムトラベルする権利を与えられたわけですが、この作品が面白いのは主人公もそうだということです。
普通、未来人が現代に来るような落ちもの系の作品では、主人公は一般的な現代人であることが常ですが、ここから夏のイノセンスはそうじゃない。むしろ、未来ではエリートでもなんでもない、平凡な主人公そのものが落ちものとして現代にやってきてしまう、ありそうでなかった話というのが印象的でした。凡人が異世界に行く話や、異世界の魔王とかが現在にやってくる話は近年非常に多いですが、何の取り柄もない未来人が現代にやってくるというのは、類似や先行作品はあるのかもしれないけど、結構新鮮だったかな。
作品語りをしてしまいましたが、今回のコラムではいつになく作品の背景ですとか、キャラとシナリオ以外に触れていたのが特徴的だったかも。まあ、クロシェットの背景とか綺麗だからねぇ。後、このコラムは基本的に主人公との個別ルートを終えたヒロインという体で登場するから、このコラムのユノは未来人の価値観を持ちながら、現代的な常識も兼ね備えていて、たとえば体験版などに出てきた際どすぎる紐水着など、ああいったものに対する羞耻心を感じるようになっていました。
こういった変化を楽しむ……というか、前提にすることを考えると、やっぱりサブキャラとかサブヒロインじゃ難しいところがあるのかな。勿論、書けないことはないんだろうけど、どうしても特筆性に欠いてしまうとかね。あまり良い表現ではないが。
しかし、仮にゆっきーとか来たら、色々経験して卒業したゆっきーが来るわけか……それはそれで、なんだ、是非とも見てみたいのだけど、ハードル高いんだろうな。
前々回ぐらいからヒロインが、ゆいちゃんのことを「ゆい」呼びするようになってきましたが、ユノもまたゆいと呼び捨てで呼んでいましたね。そういえば、くすはらキャラには敬語で話すキャラっていませんから、演じたヒロインとは対等な関係と考えれば、当分はゆいちゃんとか、ゆいさんみたいな呼ばれ方はしないのかも。
他に書くことといえば……ああ、今回はコラム内に誤植がありましたね。いや、ゆいちゃんが書いた文章がどうこうって訳じゃなくて、ほら、コラムの最後に今後の出演作と、その出演作の記事が載ったページが紹介される項目があるじゃないですか? あそこで、ラムネーションと銀色、遥かがそれぞれ79P、78Pって書いてあるんだけど、それは間違いで、実際は75P、74Pにそれぞれ掲載されています。同じVA系のブランドだから隣り合わせの記事にしたのかもしれないけど、ページ番号を間違えちゃいけませんね。
それと、せかぽじの記事も載ってましたけど、どうやらサブヒロインにもHシーンはあるようで、CGが幾つか公開されてました。銀色、遥かはSSを連載する関係上、テックジャイアンの方が記事は充実してそうですが、せかぽじはBugBugの方が強いのかな? 先月に続いて、そんなイメージを抱いた。
ゆいちゃんは3月と4月の出演作がないため、次は5月のせかぽじになります。キャスト発表されてない作品でどこかしら来るのでは、と思っていたけど、今のところそういう動きもないらしい。ただ、現状分かっているだけの作品以外にも何かしらありそうな予感はしているので、引き続き注目していきたいですね。
発売前の作品を合わせれば今年は7本、『星織ユメミライ』Converted Editionのキャストが変わらなければ8本と、既に去年の半分以上ですが、少し駆け足な気もします。後半になって失速なんてことにならないように、しっかりと応援していければ……そういや、ヴェーズが出すとか言ってたClover Day’sのCS版はどうなったんでしょうね。音沙汰さっぱりないですが。
日記といえば昨年発売された、魔女こいにっき Dragon×CaravanをプレイするためにPSVitaを購入しました。発売元の加賀クリエイトが解散したので、アップデートファイルの消失を危惧しての緊急処置でしたが、アクセサリーを揃えてないのでまだ本稼働には至ってません。
私の近況はともかくとして、BugBugのくすはらゆい連載コラム「となりのヒロインさん☆」の話でも。
遂に11回目ということで1周年も間近に迫ってきましたが、今月号のゲストは、2015年発売「ここから夏のイノセンス!」より、蛍塚ユノが登場しました。前述の魔女こいにっきのCS版を除けば、昨年出演したエロゲでは一番最後に出たものであり、2016年出演作を考えなければ、最も新しいヒロインになります。つまり、直近の作品とキャラクターなんですね。
そんなユノがゲストというのは結構驚いたんだけど、考えて見れば、2014年とそれ以前のヒロインは出尽くした感があるので、順繰りにいけば2015年の出演作からゲストが来るのは当然のことで、まあ、ユノの登場はちょっと早い気もするけど、それほど不自然ではないのかも。
2014年出演作は14本ありますけど、未だに登場しないminoriヒロインと、所謂サブキャラクター等を除けば、メインヒロインでゲストに来てないのは南十字星恋歌の堤咲弥ぐらいです。しかし、堤咲弥は前任者の降板という経緯があるのと、ドラマCDなどの関連商品はともかく、作品の公式HPなどではキャストが発表されていません。更に、すたじお緑茶そのものがグリーンウッドからラッセルのブランドに変わっていたりと、色々ゴタゴタしているので、まあ、今後も出ることはないんじゃないかな。そもそも南十字星恋歌のページ自体、消滅してるし。
minoriヒロインが出ない理由は分からないけど、今月号のメイン記事でもある美少女ゲーム年間ランキングで、minoriの前作、ソレヨリノ前奏詩が総合部門で7位、キャラクター部門で姫野永遠が3位など、その他部門でもそこそこの順位に入ってたんですが、一切画像がないんですよね。7位だけ画像が載ってなかったり、3位だけ飛ばされて4位になってたりと、不自然なほどヨリノは1枚も画像が掲載されてなかった。それこそ全部門にランクインしてるというのに、これはちょっとおかしいなって。
罪ノ光ランデヴーの特集記事をつい先月まで組んでいたぐらいですから、BugBugと不仲であるはずはないし、その後の編集部座談会でも触れるべきところでは普通に触れてましたから、関係が悪化しているなんてこともないでしょう。げっちゅ屋のランキングには画像と、そしてライターのコメントまで掲載されていたぐらいですから、ランキングに対する好悪はともかく、それ自体がNGとも考えづらい。いつの間にか萌えゲーアワードにもランクインするようになりましたからね。
であるなら、あるいは過去作を取り扱うのは権利的な意味で、たとえば画像の貸出に幾らか掛かるとか、そういう制約があるのかもしれない。そこまでケチだとは思いたくないけど、7位はともかく3位まで画像なしってのはおかしいでしょう。まあ、自社コンテンツですから、それを他社が利用するに対して何かを求めるのは正しいのかもしれませんが……
そう考えたら、となりのヒロインさん☆でminoriヒロインが一切登場しないのも、そういった理由があるのかもしれません。要するに、minoriヒロインはギャラが高くてゲストに呼べないとかね。会社の都合で友情出演お断りとか、そういうのがあるのでしょうか? まあ、あくまで憶測ですけど。
以上のことを踏まえれば今後は2015年出演作と、早蕨すずなの例もあるから、それこそ2016年のヒロインが登場する可能性もありますね。幸いにして、昨年の出演作品は半分が主演で、もう半分がメインヒロインですから、永遠とゆっきー以外は全員がゲストに来てくれそうな気がするし。
まあ、先のことはともかくとして今月号。ユノは設定からして未来人という、くすはらゆいが演じたキャラにはいないタイプなのだけど、性格的にはちょっと現代ズレした小悪魔系ロリという感じで、これまた珍しいタイプ……になるのだろうか? 一応、妹キャラにも当てはまるけど、ヒロインの妹だから、血縁関係や義兄妹などではありません。
ただ、メインヒロインの妹という設定も、未来感を出したかったからなのか異母姉ということになっており、その姉であるアリカが出産に立ち会って感動するシーンがあるなど、出生に対する価値観や常識の違いが、やや直接的表現されています。ユノはそんな姉であるアリカと共に成績優秀なエリートとして、過去世界にタイムトラベルする権利を与えられたわけですが、この作品が面白いのは主人公もそうだということです。
普通、未来人が現代に来るような落ちもの系の作品では、主人公は一般的な現代人であることが常ですが、ここから夏のイノセンスはそうじゃない。むしろ、未来ではエリートでもなんでもない、平凡な主人公そのものが落ちものとして現代にやってきてしまう、ありそうでなかった話というのが印象的でした。凡人が異世界に行く話や、異世界の魔王とかが現在にやってくる話は近年非常に多いですが、何の取り柄もない未来人が現代にやってくるというのは、類似や先行作品はあるのかもしれないけど、結構新鮮だったかな。
作品語りをしてしまいましたが、今回のコラムではいつになく作品の背景ですとか、キャラとシナリオ以外に触れていたのが特徴的だったかも。まあ、クロシェットの背景とか綺麗だからねぇ。後、このコラムは基本的に主人公との個別ルートを終えたヒロインという体で登場するから、このコラムのユノは未来人の価値観を持ちながら、現代的な常識も兼ね備えていて、たとえば体験版などに出てきた際どすぎる紐水着など、ああいったものに対する羞耻心を感じるようになっていました。
こういった変化を楽しむ……というか、前提にすることを考えると、やっぱりサブキャラとかサブヒロインじゃ難しいところがあるのかな。勿論、書けないことはないんだろうけど、どうしても特筆性に欠いてしまうとかね。あまり良い表現ではないが。
しかし、仮にゆっきーとか来たら、色々経験して卒業したゆっきーが来るわけか……それはそれで、なんだ、是非とも見てみたいのだけど、ハードル高いんだろうな。
前々回ぐらいからヒロインが、ゆいちゃんのことを「ゆい」呼びするようになってきましたが、ユノもまたゆいと呼び捨てで呼んでいましたね。そういえば、くすはらキャラには敬語で話すキャラっていませんから、演じたヒロインとは対等な関係と考えれば、当分はゆいちゃんとか、ゆいさんみたいな呼ばれ方はしないのかも。
他に書くことといえば……ああ、今回はコラム内に誤植がありましたね。いや、ゆいちゃんが書いた文章がどうこうって訳じゃなくて、ほら、コラムの最後に今後の出演作と、その出演作の記事が載ったページが紹介される項目があるじゃないですか? あそこで、ラムネーションと銀色、遥かがそれぞれ79P、78Pって書いてあるんだけど、それは間違いで、実際は75P、74Pにそれぞれ掲載されています。同じVA系のブランドだから隣り合わせの記事にしたのかもしれないけど、ページ番号を間違えちゃいけませんね。
それと、せかぽじの記事も載ってましたけど、どうやらサブヒロインにもHシーンはあるようで、CGが幾つか公開されてました。銀色、遥かはSSを連載する関係上、テックジャイアンの方が記事は充実してそうですが、せかぽじはBugBugの方が強いのかな? 先月に続いて、そんなイメージを抱いた。
ゆいちゃんは3月と4月の出演作がないため、次は5月のせかぽじになります。キャスト発表されてない作品でどこかしら来るのでは、と思っていたけど、今のところそういう動きもないらしい。ただ、現状分かっているだけの作品以外にも何かしらありそうな予感はしているので、引き続き注目していきたいですね。
発売前の作品を合わせれば今年は7本、『星織ユメミライ』Converted Editionのキャストが変わらなければ8本と、既に去年の半分以上ですが、少し駆け足な気もします。後半になって失速なんてことにならないように、しっかりと応援していければ……そういや、ヴェーズが出すとか言ってたClover Day’sのCS版はどうなったんでしょうね。音沙汰さっぱりないですが。
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