イージーモードな人生
2016年3月13日 アニメ・マンガ人生のイージーモードというものには、2通りのパターンが存在する。
1つめは生まれながらにしてのイージー。
家柄や環境に恵まれ、所謂「育ちのいい」人間。あるいは勉学や、運動神経など、人が生きていく上で重要な才能を持って生まれた天才。
2つめは自分で選択したイージー。
山や谷をかぎ分ける能力に長けて、迫り来る困難や逆境への遭遇を回避する、所謂「世渡り上手」という奴だ。
同じイージーモードな人生ではあるが、この2つには決定的な違いがある。
前者は言ってしまえばRPGで最初からレベル10……いや、レベル30ぐらいの状態で始まる人生であり、後者はひたすらはじまりの街とその付近を彷徨っているような人生だ。
最近気付いたのが、後者のイージーモードにはストーリー制限がある。
このモードではこれ以上先のお話には進めません、レベルが、経験が足りませんというのだ。
言ってしまえば低レベルで如何に楽して進んでいくかを追求している訳だから、当然、それが通用しなくなる場面は幾らでもある。
しかし、そもそも。
後者のイージーモードは、進めば進むほど、そういった「展開」と遭遇することがなくなってくるのだ。
レベルも低い、困難な道を通ったこともない、そんな人間にはドラマが生まれない。
イージーモードではない、ノーマルモードを歩んできた者よりも、物語性においては圧倒的に劣っている。
自ら選んだイージーは、生まれ持ったイージーと同じモードを遊べる訳ではない。
ましてや対等の立場になることは、永遠にないだろう。
そして、ノーマルモードやハードモードを歩んできた人達ともまた、対等ではあり得ない。
自分で選択したイージーモード。
そろそろ、選び直すときが来たのではないだろうか?
1つめは生まれながらにしてのイージー。
家柄や環境に恵まれ、所謂「育ちのいい」人間。あるいは勉学や、運動神経など、人が生きていく上で重要な才能を持って生まれた天才。
2つめは自分で選択したイージー。
山や谷をかぎ分ける能力に長けて、迫り来る困難や逆境への遭遇を回避する、所謂「世渡り上手」という奴だ。
同じイージーモードな人生ではあるが、この2つには決定的な違いがある。
前者は言ってしまえばRPGで最初からレベル10……いや、レベル30ぐらいの状態で始まる人生であり、後者はひたすらはじまりの街とその付近を彷徨っているような人生だ。
最近気付いたのが、後者のイージーモードにはストーリー制限がある。
このモードではこれ以上先のお話には進めません、レベルが、経験が足りませんというのだ。
言ってしまえば低レベルで如何に楽して進んでいくかを追求している訳だから、当然、それが通用しなくなる場面は幾らでもある。
しかし、そもそも。
後者のイージーモードは、進めば進むほど、そういった「展開」と遭遇することがなくなってくるのだ。
レベルも低い、困難な道を通ったこともない、そんな人間にはドラマが生まれない。
イージーモードではない、ノーマルモードを歩んできた者よりも、物語性においては圧倒的に劣っている。
自ら選んだイージーは、生まれ持ったイージーと同じモードを遊べる訳ではない。
ましてや対等の立場になることは、永遠にないだろう。
そして、ノーマルモードやハードモードを歩んできた人達ともまた、対等ではあり得ない。
自分で選択したイージーモード。
そろそろ、選び直すときが来たのではないだろうか?
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