くすはらゆい連載コラム『となりのヒロインさん☆』第12回 感想
2016年4月2日 くすはらゆい
気付けば3月が終わり、4月になりました。
2016年も3ヶ月過ぎ、4分の1が経過しようとしているわけで、時の流れは早いですね。
歳を取ると、特にそう感じます。最近の私はコミ1の原稿に追われていますが、今回はかなり余裕を持ったスケジュールを立てていたので、進捗状況は結構良いです。
そんなコミ1、正式名称COMIC1で、私が何を出すのかというと、昨年出した本の続刊、くすはらゆいData Book-Vol.2-Foreverになります。
昨年との違いはなんといっても、BugBugでの連載コラムが開始されたということで、その辺りのことも今回の本では触れたいと思いっています。
何事もなければ5月1日(日)に東京ビッグサイトの東館「に-48b」で頒布しているはずなので是非……という宣伝はともかく、今月のBugBugの話でも。今回は前述の連載コラム「となりのヒロインさん☆」が12回目、連載1周年を迎える記念すべき号でした。
やっぱり1周年というのは一つの区切りであり、お祝いであり、10回とかそういうのよりも個人的には大きいと思っているのだけど、そんな1周年に誰がゲストに来るのか? というのは、先月から気になっていました。あるいは通常営業の可能性もあったけど、流石に1周年ぐらいという気持ちも確かにあって、期待やら何やら、綯い交ぜになりつつ読み進めていくと……
正直、やられた! とは思いました。先月号の感想で、minoriヒロインはギャラが高くて呼べないんじゃないの? とか言ってすいませんでしたと、そんな感じですかね。
1周年という節目に、ああ、遂にminoriヒロインが、それもフォーエバーちゃんが来てしまったかと、物凄い感慨深い気分です。恋でもなく、由紀でもなく、どうして永遠なのか? 恋は今のくすはらゆいを世に送り出したようなキャラで、思い入れもそれはそれで強いんだろうけど、今のくすはらゆいを確立させたキャラという意味では、やっぱり永遠ちゃんかなって。
姫野永遠は2015年の出演作、ソレヨリノ前奏詩のメインヒロインで、昨年のくすはらゆいを代表するキャラクターです。
キャラクターとしての完成度もそうですが、その後に与えた影響力も大きく、彼女が永遠を演じたことは、まさしくターニングポイントの一つだったように思う。2016年現在、永遠っぽいキャラが増えたというのもあるけどね。
永遠については私も今度出す本の中で結構触れているのだけど、偶然にも私はゆいちゃんと同じシーンを忘れられない、印象的なものであると記載していました。
そう、それは真響ルートにおける修羅場です。
ヨリノをプレイしたことある人なら、おそらく誰もが印象に残るである壮絶なシーンですが、今回はそのシーンにおける裏話的なものが書かれていて、永遠曰く引くぐらいボロボロ泣きながら収録していたらしい。
これに関しては私も昨年のminoriまとめオフ会だったかで聞いていたけど、実はそうなった経緯についてもコラムでは触れられていて、真響ルートは都合上、最後の収録だったそうだ。
直前に永遠ルートのラストを収録していたこともあり、報われることのない世界線の自分に対する想いが、溢れでてしまったのだろう。
終に対する永遠の果てしない想いを知ってしまった後に、その終から振られるのだから、感情が入らないほうがどうかしているのだ。
勿論、シナリオ的な意味で言えば、何故永遠があのように感情を昂ぶらせ、もっと言えば真響と結ばれることを許せなかったのか、という説明も出来るのだが、それを含めても、あのシーンは姫野永遠その人となったくすはらゆいの、全てを込めた瞬間だった。
声優として、役者として、演技者として、くすはらゆい屈指の名シーンは、間違いなくここだろうと私は思っていて、まだプレイしたことのない人は、是非やって欲しい作品です。
他にもminori作品ということで、オーディションについても触れられており、minoriが毎回やってる、昨今珍しいスタジオオーディションの仕組みについて簡単な説明がなされています。
最近のエロゲはこうと決めた人に直接オファーを出したり、デモテープによるテープオーディションが主流で、少し前のニコ生でも、ゆいちゃんが5月に出演する聖鍵遣いの命題のスタッフが、200人近い声優のテープを聞いたという話をしていました。
しかし、minoriは音響会社……この場合はツーファイブですか、あそこから方々の声優事務所にオーディションを開く旨を伝えて人を集めますから、このところはほぼ毎回のように新人が出演していることでも知られています。
くすはらゆいはそんなminori作品に4年連続で出演しており、オーディションだからこそ開けた扉が確かにあると、たとえばそれは罪ノ光ランデヴーの椿風香もそうですし、今回の姫野永遠だって、それ以前はボソボソしゃべりのキャラなんて演じていませんでしたからね。そこにチャレンジのしがいがあるというのは、確かにそうでしょう。
別にテープオーディションを否定する訳じゃないですが、どうしても傾向的に似たようなキャラになってしまうのは否めないし、そういった意味で、minoriは声優の幅を広げるのが本当に上手いなと思う。くすはらゆいだってもう新人じゃないし、若手のエースといえるぐらいの立ち位置にまで来たけど、そんな彼女に、まだ新しい扉があると思って、実際に開けられるんだから。
まあ、ゆいちゃんと永遠ちゃんの愉快な掛け合いは本誌を買って呼んでもらうとして、後、気になった記事といえば……せかぽじと銀はるですかね?
せかぽじ、先ほどちょっとだけ触れた聖鍵遣いの命題はBugBugでの情報先行が早く、今回もHシーンのCGが幾つか公開されてました。公式サイトでもまだなのに、随分と太っ腹なものです。
メインとサブキャラ、両方共に載ってましたが……そうか、サキは目隠しプレイがあるのか。
サブキャラとも全員あるようですが、スピアーノやローラはともかく、他のキャラとかどうやって口説き落としたんでしょうね? そもそも、恋愛や人間にそれほど興味が無い主人公みたいだし。
多分、セレーネは従順に懐くと思うけど、メインヒロインもさて、どうやって惚れるのか。
銀色、遥かも1ページのみでしたが記事があって、こちらもHシーンのCGがありました。
義妹の雪月だけエロというエロではなかったけど、スク水お風呂があるのは期待できそう。
ラムネーションも新規CG公開しつつ1ページ記事だったけど、BugBugはKey以外のVA系には弱いのだろうか? いや、その割には2ページとはいえサガプラの新作を特集していたし、まあ、テックジャイアンの方が強いだけなんだろうな。
くすはらゆい出演作以外で触れておくことがあるとすれば、せかぽじの記事の次にあった、お兄ちゃんはわたしたちのおもちゃです。
これはWaffleの新作で所謂ミドルプライス作品なのですが、まあ、私事ながら知人が原画を担当していまして、個人的に大注目の作品。
Waffleでロリってのも最近じゃ珍しいし、どエロのハーレムゲーみたいだから、今から発売が楽しみだったりします。
最後に遠野恋のことを。1周年で永遠が来たってことは、逆に恋は登場しづらくなったかも知れませんね。由紀のこともありますが、たとえば来月号とかにポッと出てくるようなキャラじゃありませんし、それこそ最終回のゲストなんてこともあり得るだけに。
とはいえ、まだまだゲストに呼びたいキャラは沢山いるとのことで、無事2年目に突入することも決まり、ファンとしては一安心といったところでしょうか。まあ、今後も出演作は連続していきますし、次のラジオも始まると言うことで、このコラムにも末永く続いて欲しいものです。
2016年も3ヶ月過ぎ、4分の1が経過しようとしているわけで、時の流れは早いですね。
歳を取ると、特にそう感じます。最近の私はコミ1の原稿に追われていますが、今回はかなり余裕を持ったスケジュールを立てていたので、進捗状況は結構良いです。
そんなコミ1、正式名称COMIC1で、私が何を出すのかというと、昨年出した本の続刊、くすはらゆいData Book-Vol.2-Foreverになります。
昨年との違いはなんといっても、BugBugでの連載コラムが開始されたということで、その辺りのことも今回の本では触れたいと思いっています。
何事もなければ5月1日(日)に東京ビッグサイトの東館「に-48b」で頒布しているはずなので是非……という宣伝はともかく、今月のBugBugの話でも。今回は前述の連載コラム「となりのヒロインさん☆」が12回目、連載1周年を迎える記念すべき号でした。
やっぱり1周年というのは一つの区切りであり、お祝いであり、10回とかそういうのよりも個人的には大きいと思っているのだけど、そんな1周年に誰がゲストに来るのか? というのは、先月から気になっていました。あるいは通常営業の可能性もあったけど、流石に1周年ぐらいという気持ちも確かにあって、期待やら何やら、綯い交ぜになりつつ読み進めていくと……
「そんなわけで、節目の今回はわたしの中でもターニングポイント的な女のコ、姫野永遠ちゃんをお招きしました!」
「どうも。姫野さんです」
正直、やられた! とは思いました。先月号の感想で、minoriヒロインはギャラが高くて呼べないんじゃないの? とか言ってすいませんでしたと、そんな感じですかね。
1周年という節目に、ああ、遂にminoriヒロインが、それもフォーエバーちゃんが来てしまったかと、物凄い感慨深い気分です。恋でもなく、由紀でもなく、どうして永遠なのか? 恋は今のくすはらゆいを世に送り出したようなキャラで、思い入れもそれはそれで強いんだろうけど、今のくすはらゆいを確立させたキャラという意味では、やっぱり永遠ちゃんかなって。
姫野永遠は2015年の出演作、ソレヨリノ前奏詩のメインヒロインで、昨年のくすはらゆいを代表するキャラクターです。
キャラクターとしての完成度もそうですが、その後に与えた影響力も大きく、彼女が永遠を演じたことは、まさしくターニングポイントの一つだったように思う。2016年現在、永遠っぽいキャラが増えたというのもあるけどね。
永遠については私も今度出す本の中で結構触れているのだけど、偶然にも私はゆいちゃんと同じシーンを忘れられない、印象的なものであると記載していました。
そう、それは真響ルートにおける修羅場です。
ヨリノをプレイしたことある人なら、おそらく誰もが印象に残るである壮絶なシーンですが、今回はそのシーンにおける裏話的なものが書かれていて、永遠曰く引くぐらいボロボロ泣きながら収録していたらしい。
これに関しては私も昨年のminoriまとめオフ会だったかで聞いていたけど、実はそうなった経緯についてもコラムでは触れられていて、真響ルートは都合上、最後の収録だったそうだ。
直前に永遠ルートのラストを収録していたこともあり、報われることのない世界線の自分に対する想いが、溢れでてしまったのだろう。
終に対する永遠の果てしない想いを知ってしまった後に、その終から振られるのだから、感情が入らないほうがどうかしているのだ。
勿論、シナリオ的な意味で言えば、何故永遠があのように感情を昂ぶらせ、もっと言えば真響と結ばれることを許せなかったのか、という説明も出来るのだが、それを含めても、あのシーンは姫野永遠その人となったくすはらゆいの、全てを込めた瞬間だった。
声優として、役者として、演技者として、くすはらゆい屈指の名シーンは、間違いなくここだろうと私は思っていて、まだプレイしたことのない人は、是非やって欲しい作品です。
他にもminori作品ということで、オーディションについても触れられており、minoriが毎回やってる、昨今珍しいスタジオオーディションの仕組みについて簡単な説明がなされています。
最近のエロゲはこうと決めた人に直接オファーを出したり、デモテープによるテープオーディションが主流で、少し前のニコ生でも、ゆいちゃんが5月に出演する聖鍵遣いの命題のスタッフが、200人近い声優のテープを聞いたという話をしていました。
しかし、minoriは音響会社……この場合はツーファイブですか、あそこから方々の声優事務所にオーディションを開く旨を伝えて人を集めますから、このところはほぼ毎回のように新人が出演していることでも知られています。
くすはらゆいはそんなminori作品に4年連続で出演しており、オーディションだからこそ開けた扉が確かにあると、たとえばそれは罪ノ光ランデヴーの椿風香もそうですし、今回の姫野永遠だって、それ以前はボソボソしゃべりのキャラなんて演じていませんでしたからね。そこにチャレンジのしがいがあるというのは、確かにそうでしょう。
別にテープオーディションを否定する訳じゃないですが、どうしても傾向的に似たようなキャラになってしまうのは否めないし、そういった意味で、minoriは声優の幅を広げるのが本当に上手いなと思う。くすはらゆいだってもう新人じゃないし、若手のエースといえるぐらいの立ち位置にまで来たけど、そんな彼女に、まだ新しい扉があると思って、実際に開けられるんだから。
まあ、ゆいちゃんと永遠ちゃんの愉快な掛け合いは本誌を買って呼んでもらうとして、後、気になった記事といえば……せかぽじと銀はるですかね?
せかぽじ、先ほどちょっとだけ触れた聖鍵遣いの命題はBugBugでの情報先行が早く、今回もHシーンのCGが幾つか公開されてました。公式サイトでもまだなのに、随分と太っ腹なものです。
メインとサブキャラ、両方共に載ってましたが……そうか、サキは目隠しプレイがあるのか。
サブキャラとも全員あるようですが、スピアーノやローラはともかく、他のキャラとかどうやって口説き落としたんでしょうね? そもそも、恋愛や人間にそれほど興味が無い主人公みたいだし。
多分、セレーネは従順に懐くと思うけど、メインヒロインもさて、どうやって惚れるのか。
銀色、遥かも1ページのみでしたが記事があって、こちらもHシーンのCGがありました。
義妹の雪月だけエロというエロではなかったけど、スク水お風呂があるのは期待できそう。
ラムネーションも新規CG公開しつつ1ページ記事だったけど、BugBugはKey以外のVA系には弱いのだろうか? いや、その割には2ページとはいえサガプラの新作を特集していたし、まあ、テックジャイアンの方が強いだけなんだろうな。
くすはらゆい出演作以外で触れておくことがあるとすれば、せかぽじの記事の次にあった、お兄ちゃんはわたしたちのおもちゃです。
これはWaffleの新作で所謂ミドルプライス作品なのですが、まあ、私事ながら知人が原画を担当していまして、個人的に大注目の作品。
Waffleでロリってのも最近じゃ珍しいし、どエロのハーレムゲーみたいだから、今から発売が楽しみだったりします。
最後に遠野恋のことを。1周年で永遠が来たってことは、逆に恋は登場しづらくなったかも知れませんね。由紀のこともありますが、たとえば来月号とかにポッと出てくるようなキャラじゃありませんし、それこそ最終回のゲストなんてこともあり得るだけに。
とはいえ、まだまだゲストに呼びたいキャラは沢山いるとのことで、無事2年目に突入することも決まり、ファンとしては一安心といったところでしょうか。まあ、今後も出演作は連続していきますし、次のラジオも始まると言うことで、このコラムにも末永く続いて欲しいものです。
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