ここ数ヵ月、BugBugはメロンブックスで購入していたんですよ。表紙の絵柄をしたイラストシートっぽいのが店舗特典で付くから。で、今月号とかめちゃくちゃ表紙の絵柄良いじゃないですか。流石は黒田和也みたいな感じがして、絶対に特典が欲しいからメロンで購入するのを楽しみにしていたんですが……まさか、付かないとは思わなかったなぁ。先月までの気紛れだったのか、付けても大して売り上げ変わらないからやめちゃったのか、今月は店舗特典なしでした。
買ってから気付いたんだけど、特典付かないならとらのあなで買った方がポイント還元率良かったというあれ。上手く行かないもんですね。

くすはらゆい連載コラム「となりのヒロインさん☆」第17回。今月のゲストは、2016年2月新作「恋する乙女は守護の楯~薔薇の聖母~」から、ソーニャ・カシチオールが登場しました。くすはらゆい初の外国人……で良いのかな? アンラッキー・リバースのエリスとかは異世界人だけど言葉が通じてましたし、ロシア人のロリキャラは発表当初のインパクトが強かったように思います。
又、ソーニャは作品の扱いとしてはサブヒロインに位置するキャラで、ルートもHシーンもエンディングも存在しますけど、公式もサブヒロインと明言していることから、このコーナーでは初のサブキャラ登場になるのでしょうか? ルートのあるキャラをサブキャラと定義するのもあれだし、立ち位置としてはメインヒロインと同じ扱いで良いのかもしれない。多分、ゆいちゃんもそう思ったから今回のゲストに呼んだんだろうし。
恋楯はAXLを代表する作品の一つで、薔薇の聖母はAXL10周年の企画の第二弾として制作された続編になります。続編といっても前作から続投しているのは主人公とその上司ぐらいであり、舞台とヒロインは一新され、今作からのプレイも普通に出来ます。AXLとしては過去に一番売れた切り札のようなタイトルですから、基本的に続編を作らないスタイルの中でも、10周年の節目に恋楯を、という考えは理解できましたし、ある意味で当然の選択だったのかも知れません。

さて、そんな恋楯からソーニャが登場した今月号のコラムですが、ソーニャはその性格から、ゆいちゃんのことを「ゆいさん」とさん付けで呼んでましたね。これまで登場したキャラは、確か全員呼び捨てだったはずなので、これはこれで新鮮なものがあります。
ただ、ソーニャはあれでいて二面性を持つキャラだから、あっちのバージョンだとやはり呼び捨てになるのだろうか……発売から半年以上経ってますし、ネタバレも何もないと思うんだけど、コラム内ではソーニャの設定とか、正体とか、そういった部分に関して一切触れてなかったから、それをここで書いてしまうのもゆいちゃんがしたかも知れない苦労を水の泡にす様な気がするし、私も触れないでおきます。
だもんで、今回はソーニャのキャラクターの掘り下げや、ネタバレになるシナリオの回想などはあまり行わず、恋楯という作品の全体的な話をしていますね。ルートごとに結末がガラッと変わる仕様だったり、バッドエンドが実装されていることとか。「攻略していて楽しい作品だなって思ったよ」とも書いてありましたけど、これってつまりゆいちゃんは恋楯をオールクリアでプレイ済みってことなんでしょうか。エロゲ屋ギャルゲの場合、自分のルートだけプレイするって人も少なくない中で、流石はゆいちゃんというべきなのか、それとも恋楯がそうさせたのか。
コラム内にも書いてありましたけど、基本的に声優は自分の担当したキャラの台本しか貰えませんから、物語の全体を知るのが困難なんですよね。他社の場合、たとえばminoriなら気心知れてますから頼んで罪デブの台本は全キャラ貰ったそうですが、AXLは初めてだし、そういう訳にもいかないのでしょう。
くすはらゆいは勉強熱心な人で、先日もエウシュリー関係者のツイッターで、初めて会ったのに作品の傾向とブランド所在地を把握されていた、と言ってましたが、そういう人なんですよ。直向きとは又違うのかも知れないけど、胆力のある人です。
何か今回はやけにゲストトークが少ないと思ったら、近況トークが長かった。フロフロカフェに行った話なんですが、書いてある内容はフロラジのトークで話したそれと大差なかったかな。最終的には秋野花へのラブコールで終わりました。
後はラジオの新番組の告知と、出演作Hotいんふぉ♪は、ユニオリズム・カルテット A3-DAYSの発売日が、延期前の9月30日表記でしたね。これは特集記事もそうなってましたが、BugBugは割とギリギリまで差し替え出来るイメージだったので、10月28日になってないのは意外だった。

他に特筆する記事は……上記のユニオリを始め、出演作は大体が個別記事あったかな? あ、いや、春音アリス*グラムだけはありませんでしたね。よめがみ、アキウソ、シンソウノイズはありました。記事として一番扱い大きかったのは、今月発売予定だったユニオリという皮肉。エロゲが延期すると、得てしてこう言うことが起こります。発売しないのに、発売直前とかいって表紙を飾ったり。まあ、今は作品が描き下ろされるエロゲ雑誌はないですけど。
大々的に特集記事を組まれていたのはオーガストの新作である千桃で、まあ、こちらは問題なく出るでしょう。私も購入予定なんですが、どこで買うかを決めきってないんですよね。トレーダーが良いとは思うんだけど、特典の実物を見ると、やっぱり発色に違和感というか、不満があって、当初の好み通りげっちゅ屋か? とも思うんだけど、ソフマップも捨てがたいみたいな。今月はアニメ版ヨスガノソラのBD-BOXを最低4つは購入するから、エロゲの複数買いは無理なんですよね。そういや、ユニオリが延期したから、9月はくすはらゆい出演作が1本もないのか……
新作と言えば、タイミングよくAXLの新作が発表されてましたね。記事を読むに中世風ファンタージのようですが、まだタイトルなどは決まってない模様。まあ、これはキャスティング次第かなぁ。
ああ、そういやレミニセンスの続報も載ってましたが、マジで呉羽にHシーンがあるんですね。店舗特典内からDLでも良いかなとか思ってるんだけど、面倒くさいから購入しちゃうかも知れない。

まあ、今月号はこんなものかな。細かい記事は色々あるけど、後は買って読んでみてください。私もレビューなんて書いてますが、雑誌というのはやっぱり買ってみてだと思うんですよ。エロゲ雑誌はそんなに安いものじゃないですが、それでも私は必要なものだと感じて購入してるし、コラムを読む以外にも楽しさを見つけることは出来る。勿論、メインの購買理由がコラムだから、仮に連載が終了したら、そのときは今後を考えるのかも知れないけど、現在進行形で購入している限りは、雑誌を盛り上げていきたいなって。そんなことを考えることもあります。

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