くすはらゆい連載コラム『となりのヒロインさん☆』第27回 感想
2017年7月3日 くすはらゆい
夏コミに当選しています。唐突な出だしですけど、毎年恒例というか、もうそんな季節なんですね。いや、当選自体は6月の半ば……それより前かな? とにかく先月の早い段階で発表されていて、私のツイッターも夏コミ仕様になってはいるんですけど、ここにも書いておこうと思いまして。
簡単に触れておくと、今夏も例年通りの3日目に参加。配置は東ピ-07になります。合同サークルではないですが、原画家の中田瑠美さんに新刊の表紙を依頼した縁から、彼女のサークル・眼帯少女中毒の新刊及びグッズを委託する予定です。私の方の新刊詳細は週末金曜日にでもと思っているのだけど、一つ言えることがあるとすれば、今日の日記に出てきます、というのが最大のヒントになるのかな? まあ、別に取り立てて隠しているわけでもないんだけどね。
そんな訳で、今月もPCゲーム雑誌BugBugのレビューをしていきましょうか。くすはらゆい連載コラム「となりのヒロインさん☆」の第27回。前回はしゅがてんのめるが来ましたけど、今回も又、ゆいちゃんはゲストヒロインがいる世界で待ち合わせをしています。
しかし、時間になっても姿を見せないヒロインに訝しがっていると……
「……そこに誰かいるの?」
路地裏から聞こえてきたか細い声。確認してみるとそこには彼女が、玖々里がゴミ箱に嵌まっていました。そう、今月はウグイスカグラが2017年3月に発売したゲーム、水葬銀貨のイストリアから、汐入 玖々里が登場しました。これで17年ヒロインは3人目、それも発売月順に登場していることになりますが、3月末に発売した作品のヒロインが7月頭の雑誌にゲスト出演ですから、これはもう直近と言っても差し支えないでしょう。こんなペースで登場させて大丈夫なのか? という疑問はありますけど……まあ、それについては後で書きますか。
兎にも角にものっぴきならない事情でゴミ箱に嵌まっていたという玖々里を救い出して、二人は何故かある近所の銭湯へ。あの島、銭湯なんてあるんだ。せめてこう、スパとかじゃないんだろうか? まあ、細かいところは良いとして、お風呂の中でトークをするのかと思いきや、お風呂自体はサッパリしたの一言で終了。玖々里はちっぱいなので、小夜と一緒じゃなくて良かったと言ってますが、むしろ、ゆいちゃんが……いや、うん、なんでもない。
尤も、胸以外にも色々考えているようですけどね。別に小夜だって抱えているもの、過ごしてきた環境は玖々里に負けず劣らずなんだろうが、それでも意識しちゃうんだろうなぁ。
作品の話になって、ゆいちゃん曰く、この作品は「収録がはじまる前にすべての台本がデータでもらえたのが印象に残ってる」らしい。minoriにみたいに長く仕事をしていて、近しいブランドなら話は別だけど、ゲームの台本って量も多いし、ゆいちゃんの言うように演じるキャラのルート、セリフのみくれるところが殆どだから、確かにこれは意外でした。
そしておそらく、収録はかなり早い段階で始まっていて……私の推測では去年だと思うんですよ。まあ、これには幾つか理由があるんだけど、フロフロのラジオCDで言ってた、秋野花さんと収録が前後していた作品ってのが、これのことだったんじゃないかなと。はにデビは、少し早い気もしたし。
ちなみに体験版部分の台本を先行してくれるところは、大抵それ以降が出来てなかったりするよね。どことは言わないけど。
しかし、イストリアの台本が事前にすべて……いや、この作品って名作というか、今年出た作品の中ではかなり面白くて、くすはらゆい出演作でも屈指の作品というか、傑作の一つじゃないかとさえ私は考えてるんだけど、とにかく誤字脱字誤植が多いんですよ。軽く三桁はあると言われてますし、勿論、我々ユーザーが読むシナリオと、声優が使う台本は別物ですが、そういやあれだけの誤字脱字誤植、声優の方々はどのように対応したんだろうか?
台本だけあの三桁の間違いがなかったとは考えられないし、勿論、三桁の大半は地の文とかだったと思うけど、台詞の間違いも結構あったからねぇ。まあ、そんな間違いだらけでも面白いと感じるから、この作品は凄いんだけど。三桁のミスでさえ、細かいことで片付けられるぐらいには。
そうして全部貰った台本を読んでみて、ゆいちゃんはその訳が分かったらしい。
というのも、プレイした人は分かるだろうけど、この作品のキャラクターは主人公、ヒロイン、サブキャラに至るまでみんな腹に一物抱えてる奴ばかりだから、玖々里は多少マシであるにせよ、彼女もなに考えているか分からない部分がありましたからね。そして、それを理解するには彼女の過去を紐解き、なにを思っているのか理解しなければならない。そのため、台本を先の先まで読み進める必要があったのでしょう。
玖々里は自分に出来るのは涙を流すことと信じることだけだと謙遜するけど、ゆいちゃんにとってはどっちも凄いことで、特に茅ヶ崎英士……主人公ですが、彼のことをどうしてそんなに信じられるのか、最初は分からなかったとか。
更にもう少し作品内容に踏み込んで、キャッチコピーの「ハッピーエンドを約束しよう」について。ハッピーエンドとはいうものの、この作品は総じて暗く、そしてえぐいです。どうして人間はここまで他者に対して残酷を通り越して酷薄になれるのか、邪悪、悪意、嫌悪、それらが混ざり合って、純粋悪のような奴まで出てきますし、日常パートもあるにせよ、ひたすらに主人公の少年少女達が無力な存在であることが書かれています。
ゆいちゃんも随分心を抉られたようだけど、私はその徹底的なまでの描写に色々な意味でショックを受けたかな。ああ、こんな作品も許されるんだ、書いて良いんだって、物凄く新鮮だった。内容的にはホント、勘弁してくれよってぐらい人々が傷付き、傷付け合う作品なのだけど、私は今年出たエロゲの中でも特にオススメしたい一本だと思います。
対談前の前書きは、秋野花さんと秋葉原のバーオネストで行われていた、はにデビコラボカフェに行ったという話でした。店内に飾られていたサインボードには、そのとき書いたと思われるゆいちゃんのサインが、秋野花さんのそれと一緒にありましたし、コミュニケーションノートにも記載がありましたね。
私は3回ほど出掛けましたけど、基本的に瑠璃のドリンクばっかり飲んでましたね。ノンアルコールがあれぐらいしかなかったというのもあるんだけど、今まで行ったコラボ系ではドリンクもフードも、屈指の美味さだったかなぁ。どことは言わないけど、こりゃないだろってレベルのところも過去にはありましたからね。秋葉原にはエロゲに限らずアニメなどとコラボを行う飲食店が結構ありますけど、バーオネストはかなりのレベルでした。店内も広くてキレイでしたし、なによりカウンター席でさえソファというのが居心地いいですね。
そういや、ゆいちゃんによると秋野花さんはツナが嫌いらしく、サンドイッチがツナだったどうしようと困っていたとか。ツナとかシーチキンって、そんなに好き嫌いを聞かない食べ物だと思ってましたけど、これはちょっと意外だった。
出演作Hotいんふぉは、春グラが発売したことから、ゴールデンアワー、弓張月の導き雲はるか、フユウソ、真・恋姫無双-革命-蒼天の覇王が載っており、実はこれってすべてが来月、つまり7月発売の作品なんですよね。
ゆいちゃんは、2017年7月3日現在、8月以降の出演作についてこれと行った情報がないため、どれか1本でも延期しないことには、来月号での出演作Hotいんふぉに今後の出演作が載らないことになります。勿論、下半期に入ったばかりですから、これから色々と新作が発表されていくのだとは思いますが……万が一にも新作出演の発表が来月までになければ、発売中の作品が載ることになるんだろうか?
又、同じような疑問として、来月のゲストヒロインについても気になることがあります。今回登場したのは3月発売の作品からでしたが、同じく3月にはminoriから発売されたトリノラインのヒロイン、紬木沙羅がいます。けれど、このコラムはそう簡単にminoriヒロインが出てこないことでも有名ですし、それでなくとも年の初めにくすはらゆい座談会をやっていますから、沙羅が出てくるとは考えづらい。
となれば、沙羅の次、4月は出演作がありませんでしたから、5月と言うことではにデビの皇后崎瑠璃になるのだろうか? あるいは戻って、彼女と俺の恋愛日常から蒼井遙や、サブヒロインだけど神ヤバの神林真央が来るか……いずれにせよ、17年に限定するなら候補はこの3人ぐらいです。
それに今後、確かに7月は4本のタイトルに出演しますが、メインヒロインなのはごるあわのすずぐらいで、フユウソはサブキャラ、月雲や恋姫無双はどれだけ出番があるのか不明です。それにフユウソはもしかしたらツユウソで単独ヒロインをになるかも知れない可能性があるし、恋姫無双は蜀のキャラですから、本格的な登場は再来年のはず。
そう考えると、出演させることが出来るのは7月作品だとごるあわのすず、もしかしたら月雲のケイリーぐらいなんですよね。先程の瑠璃や遥、真央と合わせても5人ですから、年内にBugBugが残り6冊出ることを考えると、人数が足りません。
勿論、16年も15年も出してないキャラはいるから、過去に戻ることも出来ますけど果たしてどうなるのか……2017年は上半期から7月にかけて怒濤の出演本数だと思ってましたけど、これを下半期にどれだけ追加できるかが鍵ですね。
ゆいちゃん出演作の記事としては、前述の通り今回は7月新作がすべて載っています。一番大きく扱われていたのはゴールデンアワーでしたけど、私、この作品は結構楽しみでして。体験版をやったんですが、思っていた以上に面白かったんですよね。何というか……オタクが気に入りそうなリアリティというか、静けさみたいのが作品にあって、酷く現実的な、まあ、渋谷をモデルにしてるから当然なんだろうけど、適度に汚れた街並みと、そこに暮らす人々みたいな演出が凄く良かった。
たとえば、先日出たばかりの春音アリス*グラムなんかは現実にはあり得ない、これでもかと言うぐらいキレイで美しい世界観、作品舞台を描いていて、「ああ、ここに行ってみたい」と思ってしまうような素晴らしさなんだけど、ゴールデンアワーはまさにその対極と言っていい。どこにでもありそうな薄汚れたリアルな街で、テレビを付ければ実際にやってそうな番組を観ているヒロインとか、少々あからさまだけど、これでもかと言うぐらい現実を意識させる描写が多くて、妙に引き込まれた。
これが延期せず、上半期の6月に出ていたら、上半期はイストリアが一番良かったという私の評価に修正が加えられたかも知れない……尤も、既に春グラがそれを揺るがしてはいるんですが。
月雲も1ページ記事が載っていて、発売月にしては扱いが小さいですけど、ケイリーのシルヴィアのHシーンのCGが載ってましたね。HPでも公開されている奴ですが、どうやら主人公はあくまでフレイアのみ、ケイリーは百合シーンだけのようです。まあ、それが残念であるかは人それぞれだろうけど、体験版の戦闘パートが思っていたよりも難しくて、攻略にはちょっと時間を取られそうです。
フユウソも1ページ記事でしたが、雫は載っていませんでした。ツユウソに繋げることを考えれば、抱き枕付きの高い方を買うべきなのかも知れませんが、なかなかどうした、電気外やコミケを控える身としては、無理も出来なくて。ゆいちゃん出演作じゃないけど、景の海のアペイリアとかも買うし。
恋姫無双の記事も6ページほどありましたけど、これまた前述の通り、ゆいちゃんのキャラは蜀ですから、載ってないんですよね。話によればこのシリーズ、毎年1本ずつ発売していくとのことで、蜀編は再来年、2019年になります。これを気が遠くなるほど先と考えるか、19年までゆいちゃんの仕事が決まっていると好意的に捉えるかは……まあ、これまた人それぞれということで。
後、他に特筆すべき記事は……うーん。今回はそんなに目を見張るようなものがなかったんだよね。情報初出しの新作もほぼ無いですし、強いて言うなら、先月チラッと公開されたあかべぇそふとすりぃの新作、まほ×ろばが本格的に載っていたぐらいですか。キャストにもよるけど、雰囲気的には買っても良い作品かなと思ってる。あかべぇが作る萌えゲーというのも気にはなりますし。
まあ、エロゲも業界自体が不景気で、別に不景気だからブランドが潰れるわけでもないのだけど、寂しい話は数多く聞きます。どの選択が正解なのか、迷うことはあるけれど、ユーザーとして、せめて自分が興味を持った作品ぐらいは買っていきたいですね。くすはらゆい最優先というのは変わりませんが。
簡単に触れておくと、今夏も例年通りの3日目に参加。配置は東ピ-07になります。合同サークルではないですが、原画家の中田瑠美さんに新刊の表紙を依頼した縁から、彼女のサークル・眼帯少女中毒の新刊及びグッズを委託する予定です。私の方の新刊詳細は週末金曜日にでもと思っているのだけど、一つ言えることがあるとすれば、今日の日記に出てきます、というのが最大のヒントになるのかな? まあ、別に取り立てて隠しているわけでもないんだけどね。
そんな訳で、今月もPCゲーム雑誌BugBugのレビューをしていきましょうか。くすはらゆい連載コラム「となりのヒロインさん☆」の第27回。前回はしゅがてんのめるが来ましたけど、今回も又、ゆいちゃんはゲストヒロインがいる世界で待ち合わせをしています。
しかし、時間になっても姿を見せないヒロインに訝しがっていると……
「……そこに誰かいるの?」
路地裏から聞こえてきたか細い声。確認してみるとそこには彼女が、玖々里がゴミ箱に嵌まっていました。そう、今月はウグイスカグラが2017年3月に発売したゲーム、水葬銀貨のイストリアから、汐入 玖々里が登場しました。これで17年ヒロインは3人目、それも発売月順に登場していることになりますが、3月末に発売した作品のヒロインが7月頭の雑誌にゲスト出演ですから、これはもう直近と言っても差し支えないでしょう。こんなペースで登場させて大丈夫なのか? という疑問はありますけど……まあ、それについては後で書きますか。
兎にも角にものっぴきならない事情でゴミ箱に嵌まっていたという玖々里を救い出して、二人は何故かある近所の銭湯へ。あの島、銭湯なんてあるんだ。せめてこう、スパとかじゃないんだろうか? まあ、細かいところは良いとして、お風呂の中でトークをするのかと思いきや、お風呂自体はサッパリしたの一言で終了。玖々里はちっぱいなので、小夜と一緒じゃなくて良かったと言ってますが、むしろ、ゆいちゃんが……いや、うん、なんでもない。
尤も、胸以外にも色々考えているようですけどね。別に小夜だって抱えているもの、過ごしてきた環境は玖々里に負けず劣らずなんだろうが、それでも意識しちゃうんだろうなぁ。
作品の話になって、ゆいちゃん曰く、この作品は「収録がはじまる前にすべての台本がデータでもらえたのが印象に残ってる」らしい。minoriにみたいに長く仕事をしていて、近しいブランドなら話は別だけど、ゲームの台本って量も多いし、ゆいちゃんの言うように演じるキャラのルート、セリフのみくれるところが殆どだから、確かにこれは意外でした。
そしておそらく、収録はかなり早い段階で始まっていて……私の推測では去年だと思うんですよ。まあ、これには幾つか理由があるんだけど、フロフロのラジオCDで言ってた、秋野花さんと収録が前後していた作品ってのが、これのことだったんじゃないかなと。はにデビは、少し早い気もしたし。
ちなみに体験版部分の台本を先行してくれるところは、大抵それ以降が出来てなかったりするよね。どことは言わないけど。
しかし、イストリアの台本が事前にすべて……いや、この作品って名作というか、今年出た作品の中ではかなり面白くて、くすはらゆい出演作でも屈指の作品というか、傑作の一つじゃないかとさえ私は考えてるんだけど、とにかく誤字脱字誤植が多いんですよ。軽く三桁はあると言われてますし、勿論、我々ユーザーが読むシナリオと、声優が使う台本は別物ですが、そういやあれだけの誤字脱字誤植、声優の方々はどのように対応したんだろうか?
台本だけあの三桁の間違いがなかったとは考えられないし、勿論、三桁の大半は地の文とかだったと思うけど、台詞の間違いも結構あったからねぇ。まあ、そんな間違いだらけでも面白いと感じるから、この作品は凄いんだけど。三桁のミスでさえ、細かいことで片付けられるぐらいには。
そうして全部貰った台本を読んでみて、ゆいちゃんはその訳が分かったらしい。
というのも、プレイした人は分かるだろうけど、この作品のキャラクターは主人公、ヒロイン、サブキャラに至るまでみんな腹に一物抱えてる奴ばかりだから、玖々里は多少マシであるにせよ、彼女もなに考えているか分からない部分がありましたからね。そして、それを理解するには彼女の過去を紐解き、なにを思っているのか理解しなければならない。そのため、台本を先の先まで読み進める必要があったのでしょう。
玖々里は自分に出来るのは涙を流すことと信じることだけだと謙遜するけど、ゆいちゃんにとってはどっちも凄いことで、特に茅ヶ崎英士……主人公ですが、彼のことをどうしてそんなに信じられるのか、最初は分からなかったとか。
更にもう少し作品内容に踏み込んで、キャッチコピーの「ハッピーエンドを約束しよう」について。ハッピーエンドとはいうものの、この作品は総じて暗く、そしてえぐいです。どうして人間はここまで他者に対して残酷を通り越して酷薄になれるのか、邪悪、悪意、嫌悪、それらが混ざり合って、純粋悪のような奴まで出てきますし、日常パートもあるにせよ、ひたすらに主人公の少年少女達が無力な存在であることが書かれています。
ゆいちゃんも随分心を抉られたようだけど、私はその徹底的なまでの描写に色々な意味でショックを受けたかな。ああ、こんな作品も許されるんだ、書いて良いんだって、物凄く新鮮だった。内容的にはホント、勘弁してくれよってぐらい人々が傷付き、傷付け合う作品なのだけど、私は今年出たエロゲの中でも特にオススメしたい一本だと思います。
対談前の前書きは、秋野花さんと秋葉原のバーオネストで行われていた、はにデビコラボカフェに行ったという話でした。店内に飾られていたサインボードには、そのとき書いたと思われるゆいちゃんのサインが、秋野花さんのそれと一緒にありましたし、コミュニケーションノートにも記載がありましたね。
私は3回ほど出掛けましたけど、基本的に瑠璃のドリンクばっかり飲んでましたね。ノンアルコールがあれぐらいしかなかったというのもあるんだけど、今まで行ったコラボ系ではドリンクもフードも、屈指の美味さだったかなぁ。どことは言わないけど、こりゃないだろってレベルのところも過去にはありましたからね。秋葉原にはエロゲに限らずアニメなどとコラボを行う飲食店が結構ありますけど、バーオネストはかなりのレベルでした。店内も広くてキレイでしたし、なによりカウンター席でさえソファというのが居心地いいですね。
そういや、ゆいちゃんによると秋野花さんはツナが嫌いらしく、サンドイッチがツナだったどうしようと困っていたとか。ツナとかシーチキンって、そんなに好き嫌いを聞かない食べ物だと思ってましたけど、これはちょっと意外だった。
出演作Hotいんふぉは、春グラが発売したことから、ゴールデンアワー、弓張月の導き雲はるか、フユウソ、真・恋姫無双-革命-蒼天の覇王が載っており、実はこれってすべてが来月、つまり7月発売の作品なんですよね。
ゆいちゃんは、2017年7月3日現在、8月以降の出演作についてこれと行った情報がないため、どれか1本でも延期しないことには、来月号での出演作Hotいんふぉに今後の出演作が載らないことになります。勿論、下半期に入ったばかりですから、これから色々と新作が発表されていくのだとは思いますが……万が一にも新作出演の発表が来月までになければ、発売中の作品が載ることになるんだろうか?
又、同じような疑問として、来月のゲストヒロインについても気になることがあります。今回登場したのは3月発売の作品からでしたが、同じく3月にはminoriから発売されたトリノラインのヒロイン、紬木沙羅がいます。けれど、このコラムはそう簡単にminoriヒロインが出てこないことでも有名ですし、それでなくとも年の初めにくすはらゆい座談会をやっていますから、沙羅が出てくるとは考えづらい。
となれば、沙羅の次、4月は出演作がありませんでしたから、5月と言うことではにデビの皇后崎瑠璃になるのだろうか? あるいは戻って、彼女と俺の恋愛日常から蒼井遙や、サブヒロインだけど神ヤバの神林真央が来るか……いずれにせよ、17年に限定するなら候補はこの3人ぐらいです。
それに今後、確かに7月は4本のタイトルに出演しますが、メインヒロインなのはごるあわのすずぐらいで、フユウソはサブキャラ、月雲や恋姫無双はどれだけ出番があるのか不明です。それにフユウソはもしかしたらツユウソで単独ヒロインをになるかも知れない可能性があるし、恋姫無双は蜀のキャラですから、本格的な登場は再来年のはず。
そう考えると、出演させることが出来るのは7月作品だとごるあわのすず、もしかしたら月雲のケイリーぐらいなんですよね。先程の瑠璃や遥、真央と合わせても5人ですから、年内にBugBugが残り6冊出ることを考えると、人数が足りません。
勿論、16年も15年も出してないキャラはいるから、過去に戻ることも出来ますけど果たしてどうなるのか……2017年は上半期から7月にかけて怒濤の出演本数だと思ってましたけど、これを下半期にどれだけ追加できるかが鍵ですね。
ゆいちゃん出演作の記事としては、前述の通り今回は7月新作がすべて載っています。一番大きく扱われていたのはゴールデンアワーでしたけど、私、この作品は結構楽しみでして。体験版をやったんですが、思っていた以上に面白かったんですよね。何というか……オタクが気に入りそうなリアリティというか、静けさみたいのが作品にあって、酷く現実的な、まあ、渋谷をモデルにしてるから当然なんだろうけど、適度に汚れた街並みと、そこに暮らす人々みたいな演出が凄く良かった。
たとえば、先日出たばかりの春音アリス*グラムなんかは現実にはあり得ない、これでもかと言うぐらいキレイで美しい世界観、作品舞台を描いていて、「ああ、ここに行ってみたい」と思ってしまうような素晴らしさなんだけど、ゴールデンアワーはまさにその対極と言っていい。どこにでもありそうな薄汚れたリアルな街で、テレビを付ければ実際にやってそうな番組を観ているヒロインとか、少々あからさまだけど、これでもかと言うぐらい現実を意識させる描写が多くて、妙に引き込まれた。
これが延期せず、上半期の6月に出ていたら、上半期はイストリアが一番良かったという私の評価に修正が加えられたかも知れない……尤も、既に春グラがそれを揺るがしてはいるんですが。
月雲も1ページ記事が載っていて、発売月にしては扱いが小さいですけど、ケイリーのシルヴィアのHシーンのCGが載ってましたね。HPでも公開されている奴ですが、どうやら主人公はあくまでフレイアのみ、ケイリーは百合シーンだけのようです。まあ、それが残念であるかは人それぞれだろうけど、体験版の戦闘パートが思っていたよりも難しくて、攻略にはちょっと時間を取られそうです。
フユウソも1ページ記事でしたが、雫は載っていませんでした。ツユウソに繋げることを考えれば、抱き枕付きの高い方を買うべきなのかも知れませんが、なかなかどうした、電気外やコミケを控える身としては、無理も出来なくて。ゆいちゃん出演作じゃないけど、景の海のアペイリアとかも買うし。
恋姫無双の記事も6ページほどありましたけど、これまた前述の通り、ゆいちゃんのキャラは蜀ですから、載ってないんですよね。話によればこのシリーズ、毎年1本ずつ発売していくとのことで、蜀編は再来年、2019年になります。これを気が遠くなるほど先と考えるか、19年までゆいちゃんの仕事が決まっていると好意的に捉えるかは……まあ、これまた人それぞれということで。
後、他に特筆すべき記事は……うーん。今回はそんなに目を見張るようなものがなかったんだよね。情報初出しの新作もほぼ無いですし、強いて言うなら、先月チラッと公開されたあかべぇそふとすりぃの新作、まほ×ろばが本格的に載っていたぐらいですか。キャストにもよるけど、雰囲気的には買っても良い作品かなと思ってる。あかべぇが作る萌えゲーというのも気にはなりますし。
まあ、エロゲも業界自体が不景気で、別に不景気だからブランドが潰れるわけでもないのだけど、寂しい話は数多く聞きます。どの選択が正解なのか、迷うことはあるけれど、ユーザーとして、せめて自分が興味を持った作品ぐらいは買っていきたいですね。くすはらゆい最優先というのは変わりませんが。
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