8月になりました。まさか、コミケのサークル参加日を10日後に控えてまだ原稿やってるとは思いませんでしたが、今回は昨年出した本の倍ぐらいはページ数あるし、入稿締切を破った訳でもないので許して欲しいです。
まあ、年々執筆速度……というか、書き始めるまでが長くなってる気もしますが、改善していきたいものですね。夏コミの告知も、早い段階で出せればと思っています。

さて、今月もPCゲーム雑誌BugBugの、くすはらゆい連載コラム「となりのヒロインさん☆」をレビューしていこうと思うのですが……今回は一つ重大なお知らせがあって、先に書くべきか後に書くべきか、迷ったんですけど後に書きます。
第28回のゲストは、ウソシリーズのサブキャラクター、雫・サージェントがやって来ました。ウソシリーズはlight系の姉妹ブランド、Campusの作品で、雫はアキウソからデザイン&声付きで登場してきたキャラクターです。コラムも28回目にして初めてサブキャラが登場した訳ですが、先週の金曜日に生配信されたHLC、lightの公式ニコ生Happy light Cafeにゆいちゃんがゲストに来た際、告知で雫が登場することを言ってましたから、事前に誰が来るのか判明していた珍しい例でもあります。過去にはメーカー側が発売前に告知していた、「花の野に咲くうたかたの」の鵲雫なんかも事前に分かっていましたが、そういえば、苗字は違えど名前が同じですね。
そんな雫・サージェントの登場シーンは、このところ続いた変わった形での遭遇と違い、自ら颯爽と現れて自分自身とツユウソ、ついでにフユウソの宣伝もするという飛ばしっぷり。あざとさ全快で可愛らしく、これぞ雫って感じがします。そのグイグイっぷりには、ゆいちゃんも思わず、「お、おう…。」とたじたじ。「あれー? ゆいさん引いてます?」と言うけど、雫はさん付けで呼ぶみたい。

前述の通り、雫はアキウソから登場したキャラで、実はフユウソには出てこない予定だったそうです。これはコラムで雫本人も言ってますが、フユウソのカウントダウンドラマでも触れていたので、知っている人は多いかも知れません。それがアキウソのアンケートハガキ等で大変な反響があり、全国のロ●コンの皆さんからの熱いラブコールによって、おいしいシーンを色々といただいちゃったんだとか。まあ、雫はデザイン面を見ても如何にもな可愛いキャラですし、ゆいちゃんの演技も嵌まってますから、当然と言えば当然なのかな?
雫本人は自らをして、自分ってサブキャラクターの枠に収まらないと思うんですよねーと、メインヒロインの昇格をアピール。まさに隙あらばで、ゆいちゃんも見習わなくちゃと感心してます。
ウソシリーズの話としては、やはり作品の肝になってるについてで、相手の嘘が常に見抜けてしまう主人公の生きづらさや、それを苦しいと感じるゆいちゃんと、情報収集の観点から利があると思っている雫の対比。所謂、サトリとか人の心を読む能力者がそうであるように、疑心暗鬼になるのではないか? という、ゆいちゃんの懸念に、雫はあくまでお嬢様……つまり、アキウソのヒロインであるエリス以外のことはそんなに信用してないという本音を漏らしました。事実として、雫はエリス第一主義なところがありますからね。
アキウソでの絆の強さ、深さに言及しつつも、話はフユウソへと移行。発売したばかりなのでネタバレは出来ないものの、どうやら雫にはかっこいいシーンがあるらしい。ゆいちゃんはサブキャラを演じる機会が少ないことに触れた上で、主人公に明確な好意がないからこそ言えることだったり、サラッとかっこいいこと言ったりとか、凄く楽しく演じたらしい。そんなゆいちゃんに対して、雫はこんなことを言いました。

「ふふっ。では、この貴重な誌面を使ってアピっちゃえば良いんじゃないですかー。次回最終回って聞いてますし」

「次回最終回って聞いてますし」

「次回最終回」

その文字は、決して赤くありませんでした。赤ければ嘘だったかも知れないけど、それは雫の情報収集能力によって得られた紛れもない事実で。すぐにゆいちゃんの口からも発表がありました。

「次回でこの連載は最終回です。くすはらゆいはこれからも色々な役を演じたいと思っていますので、メイン・サブ問わず、お仕事のご依頼、オーディションのお誘いお待ちしております!」

いやまあ、正直ショックですよ。ゲストが来る前の前書きが、ラジオ・アリスグラムガーデンが終了したことと、夏コミ等で出るCDに付いてだったんだけど、ゆいちゃん自身がそうであったように、私も又ゆいちゃんのラジオが生活の一部になっていて、ラジオ事件簿が終わり、ロボらじが終わり、そしてアリスグラムガーデンが終わって……勿論、HLCやこすずの小部屋へのゲスト出演だったり、イベントで発売されるCDや、ラジオ事件簿の復活とかもありますけど、継続的なラジオ番組が終わりを迎えたのは事実です。
そんな現状に対して、私が思ったのは「またしばらくは、となりのヒロインさん☆だけかぁ」ということだった。この連載が続くことを、まるで疑わない自分がいて、もっと長く、先があることを信じ切っていました。でも、先月の時点で嫌な予感というか、疑問は感じていたんです。何せ登場ヒロインが今年の3月発売の作品からでしたし、このままでは追いついてしまうのではないかって。確かに7月だけで出演作は結構出ましたし、今年の分ぐらいは賄える数ではあるけど、漠然とした不安はあった。

全29回、今月までに28人のヒロインが登場して、ゆいちゃんの出演作はCSとかアペンドとかを除けば現状発売されているのだけで56作品あります。そのうち、アキウソとフユウソは同じキャラだから除外するとしても、27人ぐらいは登場していないキャラがいるはずなんですよね。勿論、まとめて登場したminoriヒロインとかもいますし、作品やメーカーの都合上で出られなかったキャラも沢山いるんだろうけど、全29回……30回目前、それもBugBugの25周年記念号の1号手前で終わってしまうというのは、何というかもどかしさを感じます。
どうして終了することになったのか、元々回数が決まっていたにしては中途半端な時期ですし、かといって連載の人気が落ちていたとも思えません。いつかの投票で、少なくとも雑誌読者の中では一番人気のある声優という結果も出てましたから、正直、続けられるだけ続けるものだと思ってました。まあ、事情を詮索するのは野暮だと分かってるんですけど、自分の中で納得出来てない部分も多くて、もっと言えば、くすはらゆいと言う人の露出が減ってしまうことへの焦りがあるんですよね。ラジオも終わって、彼女は事務所の都合でツイッターもやってませんから、情報発信のツールがなくなってしまう。そういうのがなくても仕事が取れているというのは、ゆいちゃんが実力者である証だとは思うけど、ファンとしてはやっぱり寂しくて……悔しくて。
最終回に登場するのは遠野恋だと信じている自分がいますけど、まさか、こんなにも早くその機会が訪れるとは思ってもみませんでした。まだずっとずっと先のことだと思っていたし、気持ちの整理を付けるのは、ちょっと難しいそう。電気外や夏コミ直前に、あまり知りたくはない情報でした。なんて言うか、くすはらファンの冬が訪れそうな予感がしますね。

出演作Hotいんふぉは、7月にどちゃっと出演作が発売されたこともあって、11月新作のアオイトリゆらめく心に満ちた世界で、君の夢と欲望は叶うかの2本だけです。前者はパープルソフトウェア、後者はCUBEの作品ですけど、パープルに関しては色々な事情から遂に出たかって感じですかね。メインヒロインの吸血鬼、メアリー・ハーカー役ということで人外は久しぶりかな? イストリアの玖々里がいることにはいるけど、彼女を人外と言ってしまうのはちょっとあれだし、そうなるとよめがみのアイリスまで戻るのかな……?
CUBEの新作は、今年だけでもMintCUBE、HULOTTEと言った、所謂CUFFS系のブランドに出演していることを考えると、順当な感じですね。昨年辺りのVA系に出ずっぱりだった時期を思い出しますが、四番手とはいえメインヒロインの一人みたいなので、今から楽しみです。8月、9月、10月がポッカリ空いているのは気掛かりですが、まあ、7月までに凄い数出てしまったという側面もありますからねぇ……まだキャストが発表されてない新作もありますし、全く望みがない訳でもないと思いますが、当面の新作出演は11月ってことで。
パープルソフトウェアの新作なら少なくともほめらじにはゲスト出演するでしょうし、CUBEの方も、あるいは電妄とか出られるかも知れません。そう言った部分も期待しつつ、続報を待ちましょう。
ゆいたんの近況・一言は、夏と言うことでアイスのお話。ゆいちゃんはアイスの実が好きだという話を以前ラジオでもしていましたが、2パック一気に食べたらお腹を壊したらしい。私なんかはあれってピノみたいに箱入りで色々な味が入ってるってイメージが強いんだけど、最近はパック売りで味も1パック1種類らしいですね。地元ではあんまり見掛けないから、今度探してみようと思います。

他に特筆する記事は……意外なことにアオイトリの記事が載ってなかったんだけど、CUBEの方はありました。とはいえ、BBヘッドラインの1ページ記事なので取り立てて大きな扱いではなく、これからって感じ。ゆいちゃん出演作以外だと、ああ、あかべぇそふとすりぃのまほ×ろばのキャストが載ってましたね。まだ公式HPにも記載がありませんから、BugBugが初出しかも知れません。まあ、予想通りというかラジオをやってる二人はメインヒロインに名を連ねてますけど、最近の傾向かAG系とピーチ系は強いですね。そこから各2名ずつ出てますから、存在感があると言いますか。
後は、特にないかなぁ。いや、記事は沢山あるんだけど、コラムの最終回告知がショックすぎて、内容が入ってこないのも多くてさ……自分でもビックリするぐらいショックを受けていて、そもそも、ちょっとリアルで色々あったから元気だそうと思って今月号を読んだこともあったから、ショックのダブルコンボみたいな感じでしてね。何だろう、自分の中でやっぱりくすはらゆいは必要なんだなと再認識というか、改めて自覚してしまった気がする。連載は次回で終わるけど、今はWebのコラムとかもありますし、何らかの形で少しでも発信する場所があると良いですね。まあ、一番欲しいのはラジオのレギュラーなんだけど。

次は夏コミの告知になると思います。前回書いたとおり、眼帯少女中毒のだるみちゃんこと、中田瑠美さんと組んでの参加になりまして、だるみちゃんの方は新刊も脱稿したそうです。私も後少しで書き上がることは書き上がるので、何とか間に合わせたいものですね。早ければ、土曜日にはこの日記やHPを更新できると思いますが、速報は多分ツイッターかな。
それにしても、私は今後BugBugを買うことがあるんだろうか……一つでも読みたい連載があるのなら雑誌は買う派なんだけど、逆に言えば、それがなければあっさり買わなくなる質なもんで。どうしたものかな。

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