Honey Comingを買ったんですけど、少し早まったかもしれない。というのも、Sphereがハルカナソラのオフィシャル通販を始めたんですよ。特典は本編の穹CG使い回しでA3タペストリーだったんですけど、穹の特典が付く時点で買わないわけにはいかないじゃないですか? 数が少なかったのか深夜の内に完売してしまいましたけど、今朝方になって一瞬だけ在庫が復活したので買ってしまいました。誰かがキャンセルしたのか、それともシステム上の問題なのか、本当に私が買った分だけしかなかったようなので、今はもう購入できなくなってます。きっと神様がサービスしてくれたに違いない。

ハニカミはまだ封も開けてないし、しばらくは開けることもないと思います。忙しいってのもあるけど、HOOK作品はとりあえず買っておけばいいやってレベルになっているので。なんていうかどの作品も、雰囲気を楽しむものばかりになっているんですよね。作品としての楽しさとか、お話としての面白味とか、そういうのじゃなくて、ブランドが持つ独特の空気や雰囲気だけが魅力になりつつある。これはアニメでいうところの京アニ制作の作品と同じことが言えて、作品そのものではなくてブランドイメージのみが先行している形。そうなってくると作品単体における価値というのは意外に低く、ぶっちゃけどんな作品でもよくなってしまう。もっと極端な例を出すと、CIRCUSなんかは作品単位で固定されてしまっているから、D.C.~ダ・カーポ~であるか、そうではないかですべてが決まってしまう。あそこが曲芸商法なんて揶揄されながらも、ダ・カーポ出し続けてるのは、結局それしか売れないからなんですよ。
HOOKは色々と決まりごとや制約を自らに課して作品作りをしているせいか、結局のところ似たような感じの作品が出来てしまう。テーマや内容は違っても、根本というか骨格が同じだから。オレポケの呪縛なんて向こうはいってますけど、それに拘るばかり新鮮さがなくなりつつあるといいますか。まあ、新しいものは見せていかなくてはいけないと向こうも言ってはいるけど、そうするとブランドが持つ空気や雰囲気が好きな従来のユーザーが離れてしまう。難しいところではあるんですけどね。純愛路線のみを追求し過ぎたせいか脱却が出来なくなっている。TJRとSMEEがあるから、いいのかもしれないけどさ。

そう考えるとSphereも結構危ないというか、ヨスガノソラがあまりにもヒットし過ぎたから新しいものが受け入れられるかどうかという不安みたいのがある。言ってしまえば、橋本タカシ以外の原画家が描いた作品で売れるのかどうか。ファン心理としてはもちろんヨスガは好きだし、もっと穹を見たいという欲があるけれど、ブランド的に考えるとそれはあまりいい形ではないわけで。第二のダ・カーポとはいいませんけど、ヨスガノソラに縛られ続けるのもよろしくはなはずなんだけど……それでもハルカナソラの次を期待してしまう辺り、私も矛盾を抱えているなぁ。
まあ、姉妹ブランドを複数抱えているわけだから、その辺りのことはそれぞれが補いつつ進んでいくってのも手段としてはありだろうし、でも、そうすると今のHOOKと同じ状態になってしまうのか……2作目ですね、作家や漫画化もそうですけど、処女作がヒットしてしまうと真価を問われるのはむしろ2作目からですし。これもヒットすれば安心できますが、ヒットしなければ単なる一発屋で終わります。常に名作や傑作など生み出せるわけもないのですが、市場やユーザーというのは無意識にそれを望んでいる。いや、期待しているのかな。2作目が書けずに消えていった作家というのは何人もいますし、ヒットメーカーはなかなか誕生しないから貴重なんですよ。そう考えるとあかほりさとると神坂一って対照的だよね。

しかし、私はハルカナソラだけで何本買っているんだろうか。ハニカミの購入を早まったと書いたのは、要するに金がないんですよ。先月のコミケで大量に金を使ってしまいましたし、それでなくても私は貧乏人。今月はそれでなくてもライブだイベントだと出かけることを考えると、貯金を切り崩さないとやっていけそうもありません。基本的にケチなくせして、使うときは際限なく使うから金が貯まらないんでしょうね。ハルカナソラの発売日は給料日だけど、それが唯一の救いだろうか。ただでさえシルバーウィークとか言う休みのせいで来月分の給料は減るからなぁ……あー、やだやだ、固定給羨ましい。
このままではそらいろを買うことが出来なくなってしまう。折角のねこねこ復帰作だし買っておきたいんだけど。そういや、先月末に赤き閃光の売り上げが入ったんですけど、まだどこかに5冊残っているらしい。てっきり完売したと思ってたけど、一体どこに5冊も残っているのか。名古屋か大阪だとは思うけど。これが完売してくれると少しは足しになるんだけどなぁ。
記憶の海にたゆたって
メロンブックス横浜店で撮影。ヨスガノソラスレにアップしたのよりちょっと大きいサイズ。珍しくエレベーターで上がったりしたもんだから、入店時はまったく気付かなかった。入口の正面にあったというのに。そんな位置にあるからなかなか撮影も出来ず。
まあ、なんて言いますか、昔の私はカードキャプターさくら関連だったら店と交渉してPOPからなにから可能な限りゲットしていたんですけど、あれは若さ故に出来たことと言いますか……でも、これは欲しい。マジで欲しい。どこに置くんだよとか、同時購入キャンペーンの絵柄じゃないかとか、そういうのすべて関係なしにこれが欲しい。

ただなぁ、自称常連とはいえ一介の客でしかない私に譲ってくれるかどうか。そもそも、メロンブックスに限らず量販店は譲ってくれない気もするし……今は時代が違う。まあ、可能なようならアタックかけることにしますけど、正直こういうものまで作ってくるとは思わなかった。階下のゲマ屋でもハルカナソラ&夏ノ雨コーナーが出来ていたけど、そこまで期待度があるエロゲなのか、それとも営業サイドの努力が実を結んでいるのか、私としては目の保養になるので結構嬉しいです。
私もいくつかこの手のPOPは持っているんですけど、必ずといっていいほどオークション党で違法な売買をする輩がいるから、交渉の際はいつも手間取っていました。巧みな交渉術なんてものは、まあ、なくはなかったんですけど、基本的には頭を下げてお願いするのが一番です。個人経営の店とかは割と楽よ。融通が利くから。
既に私の頭の中ではこれを如何にして手に入れるかを考えているわけですが、なにか良い知恵はないものか。昔は純真だったのか、若さに任せてぶつかっていきましたけど、最近はもう歳ですからね。いい歳してなにやってるんだとか言われかねませんし、食い下がって迷惑な客と思われるのも嫌だから……うーん、なにか良い知恵はないものか。本気で手に入れる方法を考えている辺り、私も馬鹿ですね。あ、昔からか。

心穏やかにすることが出来ないので話を変えますが、私は自分で自分をぶっ飛ばしたいほど怒りに震えています。ことの起こりは今を遡ること9年前、私が地元の書店でとあるエロパロアンソロジーを購入したことから始まるんですが……いきなりろくでもないこと書いてるけど、そういうことが昔あったんですよ。2000年ですか、あの頃は良い時代でしてね、一冊数百円もする同人誌を1000円ぐらいのアンソロジーとして一纏めにして売るみたいな手法が、まあ、それ以前にもあったんですけど目立ち始めてまして。今は一般商業における成人コミックスが強いから、ほとんど廃れてしまった気もしますけど、昔はそういうのが流行ってたんです。私は地元の駅前にある書店で普通にそれを購入していた口なんですけど、同人誌を商業アンソロで出すには結構制約があって、著作権の観点から名前とかを微妙に変えないといけないんですよ。それでも灰色どころか黒なんですけど、堂々と出版していた腐女子系のアンソロも多々ありましたから、そこはまあ色々あって。
私は基本的に物持ちが良い方なんですけど、さすがに一度も物を捨てずに生きてきたなんてことはなくて、数年に一度は部屋の整理も兼ねていらないわけじゃないけど、捨てても別に構わないというのを処分してしまいます。それは毎回微々たる量なんですけど、私の記憶が確かなら9年前に買ったエロパロアンソロジー、5年ぐらい前に処分しちゃった気がするんだよね。確か、保存状態がメチャクチャ悪かったから、当時のエロゲ雑誌かなんかと一緒に捨てちゃった。なんていうか、当時の私をぶん殴ってやりたい。
どうして今になってそんな9年も前の本について書いているのかというと、私が最近デジモンにはまっていることはもう何度も書いていますよね? 私の記憶が確かなら、あのアンソロに光ミミのエロが載っていたはずなんだよ! 当時はデジモンに大して興味がなかったからなぁ……それにしては内容とか他の収録作品まで克明に憶えてるけど。現在、光ミミブームが来ている私としてはなんていうか、凄まじい損失です。本の内容は憶えている。収録作品も。しかし、本のタイトルが思い出せなかった。ありとあらゆる方法で検索しても見つからない。
あぁ、私の光ミミへの愛というか欲望はこれまでなのか、私はもうダメなのか、そう思っていたそのとき。奇跡が起きました。本当に奇跡的、偶然にも私はその本の系列を探し当てたのです。後は1冊目まで遡って、表紙画像を確認すれば良いだけ。さすがに9年も前の本だからなかなか画像はなかったけど、なんとか確認することも出来ました。Web上でもまだ買えるところはあるみたいですが、送料や手数料が面倒なので、とりあえず新宿書店辺りで探してみることにします。書籍タイトルさえ判っていればこちらのものだ……

しかし、私の記憶力はくだらないことにしか使用されないと言われることが多いんですけど、自分でもその通りだと思う。9年前に読んで、5年前に捨てた本の内容憶えてるんだからね。エロ本だけにイメージが鮮烈に残っていたのだろうか。あー、なんか凄いスッキリした。やればできるじゃん、私。内容のろくでもなさはともかくとして。
春日野穹bot→URL:http://twitter.com/sora_k_bot
ヨスガノソラ コミックス1巻画像レビューページ
URL:http://www.usamimi.info/~mlwhlw/yosugacomic1.html

コンプエース版、もしくは水風天版とでもいうのでしょうか。遂にヨスガノソラのコミカライズが始まりました。コンプエースなんて買ったのいつ以来だろう。買ったのが状態悪い+穹のカラーにインク汚れが付いていると言うことで、早くも2冊目の購入を検討中です。だって、よく考えてご覧なさい。カラーはコミックスに収録されないんですよ? 1話だからされるかも知れないとか、そんな淡い期待を抱いていてはダメだ! されなかったらどうするんだ!

しかしまあ、初っ端から女装ネタで来るとは思いませんでした。あれって、某大型電子掲示板のヨスガノソラスレでしか流行ってない、知られていないネタだと思っていたんですが。私は住人だから知ってるけど、いきなり面白いところついてくるねw
穹に始まり穹に終わるというか、全体を通してみると1話から穹ルートを予感させるものになっています。公式の告知ボイスによると、コミカライズならではの話になるということですが、それぞれのヒロインのシナリオを交えつつ、最終的に穹ルートで統一していくのかな。ヨスガノソラでそれを出来るのかと言われると、出来ないことはないと思います。それぞれのヒロインのシナリオはダメイド、じゃなかった、初佳を除いてほぼ対になっているわけですから、片方のルートを選ぶことで、もう片方のシナリオも補完できるんですよ。瑛と一葉なんて組み立ては楽そうですよね。というか、初佳はどれぐらいコミカライズ版に出番があるのか……1話には欠片も出てこなかったなぁ。決して嫌いなキャラではないからコメディ要員としてでも使って欲しい。亮平の扱いも結構よかった。本編のネタや言動を取り入れつつも、彼特有のウザさや鬱陶しさとは無縁の人間性を表せてるし、良い友人って感じがにじみ出てた。奈緒に関しては後述ですけど、先にその辺りを片づけるのかな。まあ、その方がいいとは思いますけど。

シーンごとに感想を書いていくと、引っ越しも転入も終わっているという段階から始めたのは少し意外でした。個人的にはあの祖父母の家に着くまでの流れが好きだったので、電車のシーンとか田舎道を歩くシーンなんかは欲しかったかも。ただ、漫画における構成を考えると1話はキャラ見せの意味もあるから仕方ないのかも。カラーでいきなり穹の下着姿を出すというのも、原作にあるシーンとはいえ衝撃強いです。まさか、3サイズをチェックするところからとは……そして、そこから夢オチとはいえハルの女装につなげるんだから面白いw
転入も済んでいるということで瑛たちとは既に友達になっていて、授業中に居眠りをしてしまったハルを一葉が咎めます。瑛曰く心配してのことらしいけど、個人的にはこの距離感が気になった。席は近いし、瑛や亮平と仲が良いからといって、一葉ってそんなにすぐ仲良くなったのだろうか。いや、もちろん交流はあったし、会話もしていたけど、そこまで距離が近かった気はしないんだよね。一葉は自分のシナリオと瑛シナリオ以外ではハルに対して適当な距離を保っているというか、そんな印象を受けたので。
瑛に関しては早速、二面性のようなものを出してきたというか、単なる明るく元気なキャラではないという雰囲気が出せていると思います。ただ、本来であればメインヒロインの一角である彼女が、穹と奈緒の対立構図、一方的なものとはいえそれによって隠れている感じがする。それでも無防備なエロと、ハルのことを気にかけているシーンは素敵だけど。
奈緒に関しては……正直、あまり好きなキャラではないんですけど、原作未プレイだと穹が一方的に辛く当たっているように見えるのかな。いや、原作でも先に奈緒シナリオやらない限りは穹の事情も分からないんだけど、奈緒はなんていうか仕草がアレだよね。誘っている感じがしてくる。好きじゃないキャラに対する偏見かな。

ハルと穹をメインに置きつつ、奈緒との関係を絡めている第一話。「あの女もいるんだ」と、原作よりきつい口調で奈緒のことを表現したり、自分が散歩に出ている間に家へ上がり込んだ奈緒を実力行使で無理やり追い出そうとしたり、部屋に閉じこもった原作と比べると、いささか激しいところがあります。その態度にハルは切れてしまうわけですけど、むしろそのハルにイラッと来るのが読者の私。もっとも、それは私が原作プレイ済みだからであって、ハルとしてはまさか穹が過去のこと知っているとは思ってないし、まして現実として奈緒には親切にしてもらっているわけだから、穹の態度に腹を立てるのもわかります。
なんか、展開によっては2話で奈緒との過去が明かされそうな勢いなんですが、それをやるとすぐに奈緒は退場になってしまうから……いや、それはそれでいいことじゃないか。他のシナリオをやらないってことはないだろうし、そうすると奈緒に余り話数を割けないのも確かで、穹シナリオで行くなら中盤へ入る前には終わらせないといけないイベントですし。そういえば転入初日を飛ばしたせいか、委員長もまだ登場していませんでしたね。穹シナリオで行くとなれば重要なキャラですけど、2話ぐらいには出てくるのだろうか。

夏コミで水風天さんと話したとき、背景等の問題について難色を示していましたけど、そこまで気にはならなかったかな。まあ、私がキャラ重視で読み込んでいるのもあるんでしょうけど、穹が良い感じに書かれていたので満足してます。穹にしては少し癇の強い面も見られた気がしますけど、奈緒に対する嫌悪感を絵面として明確に描き表すにはあの方がいいのかも。後はハルですね。ハルをどのような感じに描くかがこれから先重要になってくると思う。仕方ないことだとはいえ、穹と喧嘩して次回に続くというのはやるせない気持ちになるから。

他の漫画は一切読んでないけど、緋賀ゆかりとかも連載しているらしいので時間があるときにでもパラ読みしてみます。いや、ヨスガノソラを5~6回読んだら、それで雑誌閉じちゃったんだよね。同時購入したコミックラッシュ読まなきゃいけないってのもあったけど。なんか、表紙を見る限りなのはの漫画もやってるらしい。面白いのだろうか。
ハルカナソラの店舗特典が発表されたみたいですね。ほとんどがテレカで、形が確定していないのはソフマップとメッセサンオーぐらいでしょうか。私はアソビットがフライング発表した段階でチェックを入れていたので、とりあえず昨日の昼にアソビットで予約、一つ確保しておきました。以下は店舗特典の詳細ですけど、詳しくは公式行った方が早いと思います。この日記も、リンクが貼れるならもう少し凝った感じに紹介できるんですけどね。

ソフマップ 春日野穹(公式グラフィックページ内にある着替え画像)
テレカなのかどうかはまだ情報なし。横浜のソフマップにでも行って情報収集してきます。個人的にはテレカ以外が良いんだけど、下敷きとかポスターにされても微妙だしなぁ。とりあえず、今日にでも確保しておきます。
メッセサンオー 穹&梢(公式キービジュアル)
ポストカードとして配布された画像ですね。私も一枚持っていますが、穹と委員長のシンプルな構図で、委員長のパンチラが眩しいね。これもテレカかどうかは不明。しかし、テレカだとしても画像としては持ってるからなー。
アソビットシティ ハル&穹オリジナルテレカ(公式グラフィックページ内にあるお弁当画像)
比較的早く公開されたこともあり、前述のとおり予約済みです。一時、発表後すぐに通販が完売したようですが、今は復活している模様。それでも、ハルと穹がいちゃついている画像なのでかなり人気は高いです。週末まで持つかどうか。確かに、一番可愛い画像ではあるよねw
げっちゅ屋 倉永梢オリジナルテレカ(公式グラフィックページ内にある水着でボート画像)
委員長こと倉永梢です。ボートで沖まで流されちゃったりするんでしょうか。時系列というか時間の流れがヨスガノソラ基準なら、海に行った時点ではまだ関係は結んでいないはずなので……委員長好きにはたまらない可愛さでしょう。
とらのあな 倉永梢オリジナルテレカ(公式グラフィックページ内にあるスク水フェラ画像)
店舗特典では唯一のエロ絵です。ダブル水着とは委員長もやってくれるじゃないですか。なんて言うか、他のヒロインと違って健気さが伝わってくるよね。頑張っているというかなんというか。そして、このスク水の色つやと光沢がたまらない。
ゲーマーズ 倉永梢オリジナルテレカ(ヨスガノソラゲーム内立ち絵)
委員長三連続。でも、立ち絵がぞうに背景当てはめただけなんで、新鮮味というか面白みはないかも。数が足りなかったので無理やり絞り出した感がありますね。さすがによっぽどの委員長好きでもないと取りにはいかないんじゃないかと。
メディオ 春日野穹オリジナルテレカ(ヨスガノソラゲーム内立ち絵)
メディオは絶対、穹だろとうは思っていましたが立ち絵か……私も、立ち絵のテレカが欲しいかと言われると悩んでしまう。穹の得点はすべて確保の方向で行く予定でしたが、これはちょっとなぁ。しかし、メディオがこの特典をどのように宣伝するかは見物ですねw
アニメイト 伊福部やひろオリジナルテレカ(ヨスガノソラゲーム内立ち絵)
唯一のやひろテレカ。確か、当初の予定ではアニメイトに特典はなかったはずだから、こいつはちょっと意外ですね。本当はやひろのテレカはなかったんだけど、アニメイトがキャンペーンに協力してくれたから急遽つけたとか。鈴平好きでやひろ好きの人はラッキーですね。立ち絵だけど。

そして、これらの他に流通特典絵柄というのがある模様です。上記の店舗以外にも、メロンブックスとかその辺りの販売店舗に回るんじゃないかと。絵柄は公式のトップ画像になってるあれですね。私のHPでも同じ絵柄のバナーを張らせていただいています。後、確定はしていないのですが公式もなにか出すんじゃないかと。通販やるんでしょうし、もしかしたら描き下ろしか、ゲームのパケ絵を使ってくるか。
しかし、ものの見事に既存の絵柄ばかりですね……ヨスガノソラスレでも言ってましたが、今ある素材の使い回しで済ませるんじゃないか、という予想が的中してしまった。はじめから書き下ろし特典はないと発表されてはいましたが、オリジナルにしても未公開の画像というものはまだあるわけで、新鮮味という点において見劣りしてしまうよね。まあ、それでも8店舗+流通店舗分を用意したのは凄いと思うけど。
私はアソビットとソフマップを確保しつつ、公式も視野に入れる感じです。既存の画像、絵柄も出尽くした感があるので、公式には期待できそうですね。

そうそう、くろのとくろえさんのブログが更新されて、こっそりリンクも貼ってもらいました。早速くろのさんのブログがらここを訪れている人も結構いるようで、ありがたいことですね。後、例の冬コミの件も発表したようで。4月のCOMIC1☆3の時点で事前発表はしてたんですけど、あれは限定50部の同人誌内でしたからね。詳しい仕様等はまだ決めてないというか、決まっていることなんてほとんどないのですが、まあ、夏コミが終わったら私の方でも正式に発表させていただきます。

とりあえず、仕事帰りにソフマップに寄って夏ノ雨と一緒にハルカナソラを予約してこないと。何気に夏ノ雨も期待してたりします。実はSphereの第二弾になるはずだったのではないか、と思っているのですがどうなんでしょうね。
折角だから、夏の雨の応援バナーキャンペーンにも参加してようかな。でも、HPにバナー貼る隙間はあったかな……穹を貼り過ぎなんだな、外すつもりはないけど。
昨日の日記なんですが、別に穹だけしか撮ってこなかったわけじゃないですよ。半分ぐらいは穹だけど、ALTERで爪塚ヒロユキのリリなのフィギュアとかも撮ったりしました。新作は劇場版なのはみたいですが、なるほど確かに目の感じや雰囲気が違いました。次に出だすのも劇場版のフェイトだそうで、どれほどのクオリティになるか想像もできませんね。

朝まで生ワンホビTVを視聴し、浅井真紀が栄養ドリンクで命の前借りをする姿を見たり、前述の爪塚ヒロユキをはじめとした豪華ゲストの登場に驚かされたりしたのですが、今回は原型師とかそっち方面のゲストが多かった印象です。まあ、2時前に寝てしまったので最終的にどんなメンツだったのかは知りませんが、私が見ていた時点では一人も声優が来ませんでしたね。いつもなら誰かしら来るというのに。まあ、朝も早かったので早々に切り上げて寝ていしまいましたが、そうか栄養ドリンクって命の前借りができるのか……
大爆笑してしまいましたが、実は栄養ドリンクのお世話になったことがない私。不健康な生活を送っている割に身体は丈夫なのか、あんまり縁がなくって。思えば夏コミ原稿で徹夜続きだったときもそういうものには頼らなかったなぁ。使うという発想がないのか、あれって飲むと元気が出たり疲れが取れたりするもんなのですかね? 命の前借りというぐらいだから、相当な利息が付くみたいですけど。そういえば、ワンフェス前に恩師と会った際、コミケ原稿で連日徹夜してた話をしたんですが、「それはお前が若いからだ。30過ぎたら3~4日の徹夜なんて出来なくなる」と言われました。まったくもってその通りというか、結局はある程度の若さが身体の無理を許容してしまうんですよね。いつまでも若いと思って無理を続けていると大変なことになるわけで。そういう結果と結末を数多く知っていると笑い話にもなりませんね。若いうちにできる無理はすべてしておけ、なんて言いますけど、そうすると今度は若いうちの無理がたたって、ということになる。要するに線引きというか限界を見極めることが大事ってこと。私は最近、その辺の間隔が少し麻痺しつつあるので……ダメな方向へひたすら突っ走ってますね。

しかし、昨日のワンフェス、穹のフィギュアが頒布されていたとかなんとか。画像に上げた企業の展示品とは別に、一般ディーラーの作品らしい。会場は隅々まで見て回ったつもりだったけど、まさか見落としがあるとは思わなかった。一体、どのような穹だったのか、出来と値段によっては購入したんだろうなぁ。ただ、私の場合、普段フィギュアやガレキに興味がないせいか、一定以上の質を求めがちで。これが同人誌なら多少の質には目をつむるのですが、フィギュアは高いから。
昨日も書いたけどフィギュアやガレキは単価が高いので、どうせ買うなら出来がいいやつをと思ってしまうんですよね。コトブキヤとかも昨日は覗いて、中にはいいな~と思うやつもあるにはあるんですが、比べて考えるとエロゲでも買った方がいいやになってしまって。両方高いですからね、それを両立させているくろのさんとか凄いと思います。
まあ、そんな私でも即購入を決めたフィギュアが3つほどあるんですけど……って、良く考えたら穹の前に買ってるやつがあるんじゃないか。穹を一番に考えすぎていたせいか、すっかり忘れてた。でも、どれも一応5000円未満だったし、手が出しやすかったのと、後はその場のノリと勢い。後悔することもあるから、みんな勢いだけで買い物はしない方がいいですよ。

再開した日記を連日書いていて思ったんですが、なんかヨスガノソラの話しかしてませんね。いや、ヨスガというか春日野穹というか。私としては穹に関することだけで日記ぐらいいくらでもかけそうなのですが、さすがにそれはまずいので違う話もしていかないといけませんね。ロックマンゼロについてもそうですが、他にも色々と。
夏コミについては8月に入ってからでもいいと思うのですが、大手サークルも情報の公開をはじめてきました。まさか、前日まで更新しないことで有名な薄荷屋が既に更新しているなんて。相変わらず咲本みたいだけど。魔法探偵社はここにきて布物を投入ですし、他は一体なにを出してくるか……まあ、私も3日目はサークル参加なんですが。

さて、夏コミ関連で自分の原稿ではないのですが、ちょっとした作業をすることになったので気合い入れて始めようと思います。なんだか自分の原稿じゃない分、緊張しますね。でも、基本的には嬉しいことなので頑張ります。私なんかでいいのだろうかとは思うけどw
処女雪の天使
処女雪の天使
処女雪の天使
ワンフェスこと、ワンダーフェスティバル2009に行ってきました。幕張メッセは久しぶりで、もう2年以上行ってないのかな? 海浜幕張まではどうしても2時間以上かかってしまうので、あまり気軽に行ける場所ではないんですよね。今までは東京ビッグサイトだったのですが、会場としての設備や広さはともかく、立地や周辺の設備等を考えると私はビッグサイトのほうが好きかな。だって、メッセはキャラショーの頃からなにも変わってなくて。

私も色々なイベントに参加したことがあり、入場待機列というものには毎年のように並んでいます。だから、並ぶこと自体には慣れていますし、2~3時間程度なら本の1冊でもあれば余裕です。ですが、私の数ある経験の中でも、歩道橋の上に並ばせられるというの初めてだったかな~と。いや、よりにもよってなんで歩道橋なのかと。下にいくらでも並ばせる道はある、というか前々から私はワンフェスが列整理というものが壊滅的に下手だと思っているのですが、列が長くなるとわかっているのに2列で並べたり、その列を歩道橋の上まで持っていったりと、今回も色々と驚かされるというか呆れるというか。
だって、よく考えてみてください。歩道橋ですよ? 数本の柱で支えられた、道路の真上にあるあそこに、凄い人数の列を超時間待機って、一体なにを考えているのかと。歩道橋の耐久性は知りませんが、海辺にあることから潮風に吹かれており、鉄柱の酸化、劣化速度は結構早いでしょう。しかも、風が吹くだけでぐらぐら揺れて、並んでいる人の中には「今度はこの歩道橋が崩れるなんてことないよな……」と、あまり冗談でもない顔で呟いていた人もいるぐらいで。
東京ゲームショーとか、ワンフェスと同系列のイベントではすぐ近くにある駐車場を借りてそこに待機列を作ることが多いです。で、そこから会場と繋がってる長い歩道を通って入れるわけなんですが……中から入場されるのは嫌だったんですかね、まあ、気持ちは分からないでもないんですが。
まあ、並んだ以上は仕方がないと、私は幕張メッセで待機するときはいつも読む本を取り出して、曇り空から時折顔をのぞかせる太陽と、心地よい潮風に吹かれながら、熱いんだか涼しいんだかよく分からない中を並んでいました。途中、ワンセグでディケイドも見たんですけど、その話はまた別の機会で。結構長くなると思うので。
ここまで待機列の形成に対して苦言を呈していたわけですが、実際のところ入場は意外なほどスムーズでした。下から、というか会場外の入口から直接入れたことも影響してるんでしょうが、全体的に数が少なかった印象が見受けられますね。会場の規模から考えると、確かに人は多いけどそこまでじゃないというか、移動もままならないような状況には一度も陥りませんでしたし。けど、ぐらぐら揺れる歩道橋の上での待機はあんなことがあった後なだけにいい気分じゃなかった。そもそも、私、歩道橋って大の苦手なんですよ。あの微妙な高さとぐらつき感がたまらなく嫌でw

入場前に待機列をどの会場に行くかで分けたんですが、私はA・Bの方に並びました。Bにようがあって、入場後もそこに直行したんですけど空いてましたね。そこで目当てのものを買って、それで買い物は終了。元々、ガレキとかフィギュアに興味がなくって。まあ、なにを買ったかはまた後日に画像上げますけど。
買い物が終われば私的な用事も半分が終わったも同然で、後は公的な用事をすませながらひたすら撮影って感じです。中でも私が買い物と同程度に重要視していたのが、今回の画像でもある春日野穹フィギュアの展示を見ることです。以前にもタキから出たことがあるんですが、私はどうしてもその出来になっとき出来なかったので……けれど、今回はTOYPLAとメガハウスが手を組んだということでちょっと期待してみました。展示自体はメガハウスのブースだったのですが、TOYPLAのブースにも大きなポスターがブースに貼ってあり、しかも企業ブースの入口にあるものだから目立つ目立つ。
そのポスターというのが、これなんですが、
http://www.usamimi.info/~mlwhlw/soraposter.jpg
まあ、ヨスガノソラスレに上げた画像もそうなんですけど、どうにも光が反射してしまって。デジカメ使い慣れていないとこういうミスをしてしまうので困る。
企業ブースでは、ほとんどメガハウスに張り付いて色々な角度やモードで穹を撮ってましたね。いや、さぞ迷惑な参加者だったと思いますが、長時間居座らずに時間をおいてちまちま撮っていました。気付けばなんと数十枚、どんだけ穹が好きなのかとw
TOYPLAのブログによると、今回展示された穹はまだ最終版ではなく、鋭意製作中とか。私の感想としては、まだ少し表情が硬いのと、目と鼻と口の形が柔らかくならないものかと。要するに表情や顔つき、目つきが全体的に微妙なんですけど、それでもマキが出したフィギュアよりはマシなので……最大の違和感は目の形だと思うんですよ、ポスターの画像見れば分かりますけど、元画像の穹は左右で微妙に目の形が違って、そこがまた可愛いというか魅力的なんですが。このフィギュアはそれが再現出来てないので、そこをどうにかして欲しい。でも、難しいんだろうなぁ。あの視線と表情だし。

穹の撮影が終わったら、もう用はないのでさっさと帰宅。イベントステージとかあったらしいのですが、別にこれといった興味もなかったので。夏コミの前哨戦として参加しましたけど、それなりに身体はまだ使えそうというか動きそうです。海浜幕張は行くだけで疲れる場所ですけど、これから徐々に身体を慣らしていけば、コミケまでにはなんとか間に合うでしょう。
帰宅したら一風呂浴びて汗を流して、ヨスガノソラスレに画像の一部をアップしたりしました。まあ、もっと良い画像がそのうち公開されるでしょうし、ヨスガノソラスレは昨日から不穏というか不安な空気に包まれていたので……穹の中の人が体調悪くて、ねこねこ作品のキャラを降板したとか。正直、中の人があの人だけに良くあることだなと思わないでもなかったのですが、そらいろ以外では今のところ目立った動きないですね。PULLTOPのしろくまベルスターズ♪では、この前サンプルボイスがアップされましたし、パープルソフトウェアでも特に変更はなし。偶然、体調不良と収録日が重なって変更することが出来なかったのか、それとも……
まあ、公式の発表を待ちましょう。もしかしたら、既に収録は終えているかもしれないし、終えてなくても特に問題はないかもしれない。でも、Sphereブログでは広報のかたひとさんが心が折れそうとか言っているし、それはSphere全体に関わることみたいなので、ちょっと心配ですね。なにかあったんでしょうけど、大事にならないでほしいですね。ハルカナソラだって、少しぐらいは延期したって良いんですから。発売日通りに出るエロゲの方が珍しいんだよ。

前回と今回、二連続で参加したワンフェスですけど、さすがにもういいかな。例のもので新作とか、春日野穹フィギュアの出来がいい奴とかが現れるなら別ですけど、さすがに範囲外のイベントに参加し続けるのも疲れますし。楽しくないわけじゃないんだけど、会場は多分メッセで固定されていくんでしょうし、距離的にも行きづらくなってしまいましたし。
それに一度にかかる金額が馬鹿にならないんですよ。同人誌とかなら何十冊買っても数万円で抑え込めますけど、フィギュアやガレキだと数個でその金額に達しますからね。貧乏人の私にはなかなか手を出しづらい趣味ですw
穹フィギュアは買う予定だけど、そうすると私が金を出して買う初めてのフィギュアになるのかな。今まではなにかの特典とか、雑誌の懸賞ばかりだったしな~。

そんなわけで今日はこの辺りで。あ、そうそう、折角のワンフェスだったからくろのとくろえのくろのさんにお土産買っておきました。今は修羅場中だと思うから、詳細は明けた後にでも。
しかし……髪をほどいた委員長というのもなかなか。いや、Sphereの夏コミグッズの画像が発表されたんですか、ゴスロリ風浴衣の穹だったり、髪を下ろした委員長だったりと、通販で注文して正解だったようです。あぁ、今から届くのが楽しみだ。
雨露に濡れた街中で
昨日、秋葉原でハルカナソラと、夏ノ雨の缶バッチを配布するイベントが開催されたので、こっそり行ってきました。秋葉が近くにあると、こういうときが便利ですね。午前中雨だったせいか、水たまりやぬかるみが多かったですが、降られることもなく済みました。画像は缶バッチですけど、ちょっと暗くなってしまいました。

ハルカナソラと言えば公式サイトが更新されて、穹や委員長のCGが新たに追加されていました。穹のは雑誌に場面写真として既に紹介されていますが、大きい画像でみるとやはり違いますね。クッキー摘みながら抱きついている穹も可愛いのですが、抱きつかれているハルも可愛いというか、この二人は一緒にいてこそなんだな~と思います。ハルがいるから穹がいて、穹がいるからハルがいる、とでも言うのか、双子萌えってのはこうでなくては。
委員長のCGは……まさかそう来るとは。前回水着で今回も水着、ただしスクール水着に替わっているという。エロいですねぇ、あのキャラがいるためかスク水分はヨスガでは控えめだったのですが、さすが委員長! 見事にやってくれました。
委員長、倉永梢というキャラに関して、私の印象は良いサブキャラであるというイメージが強いです。メインヒロインはその全員が色々な物を抱え込んでいるのですが、委員長にはそれがなく、至って普通の女の子です。もちろん、委員長にだって年頃の女の子として相応の悩みはあるでしょうけど、深刻な意味では今のところないと思います。ハルカナソラでどうなるかはともかく、主人公であるハルに興味を持ち、都会に憧れ、まあ、面食いなんですけど、惹かれているという設定で。
私自身、ハルは見ての通りの美形、美男子というよりは美少年という言葉がよく似合う主人公だと思うんですよ。子供の頃はよく穹と間違われた、という逸話を本人が語っていましたが、愛らしい双子だったんでしょうね。ハルが男らしさに憧れているかはわかりませんが、美丈夫や伊達男というよりは、中性的な美少年という方がハルらしいかなと。
で、委員長に話を戻しますが、彼女はそんな都会からの転校生であるハルに惹かれているわけですが、半分以上は都会への憧れが強いんですね。穹シナリオで彼女は密接にハルへ関わってきますが、彼女が都会への憧れを語るシーンと、ハルが田舎暮らしも良いものだと言う会話、あんまり噛み合ってないですよね。これは単純な心理的問題で、自分にとっては身近なもの、身近だったものでも、相手からすれば凄く新鮮で、珍しいものなのだと言うことです。
ハルは都会に疲れて、というより都会から逃げ出して、奥木染での田舎暮らしを穹と満喫しているわけですが、それは彼にとって奥木染という場所がそれまでの日常とは違う場所であり、まだ慣れ親しんでいないからです。だから、街に風流や風情を感じたり、自然って良いなぁとか、些細なことを楽しめるんですが、委員長にとってそれは新鮮味もなにもない、いつもの日常です。逆にハルからすれば都会的なもの、コンビニでも携帯でもなんでも良いですが、そういったものに憧れている委員長が良く判らない。要するに育ってきた環境と、それまで見てきたものが違いすぎるんですよね。何故これに憧れるの? という気持ちがお互いにあるんだと思います。それほど深刻な不一致ではないにしろ、価値観の違いとしては大きいですよね。

委員長こと倉永梢は、穹シナリオを作るに当たって創造されたサブキャラです。シナリオのために一人キャラを生み出したわけですが、実際に委員長は穹シナリオでかなり重要な役割を持っています。
穹シナリオで、穹はハルにまとわりつく、という表現は穹の主観なので、なにかと世話を焼こうとする年上幼馴染みの奈緒を敵視していました。敵視と言うよりは嫌悪ですけど、まあ、ハルを取られるのが嫌だったというわけで。このキャラとの問題は前半で解決するわけですが、委員長が穹シナリオに大きく絡んでくるのはここから先、後半からになります。以前の日記でヨスガノソラはメイドを覗いたそれぞれのヒロインが、対になっていると書きましたが、穹の場合はそれが二人いて、前半が奈緒であり後半が梢なんだと思います。
委員長は穹になにかと世話を焼きますが、偏にそれは穹がハルの妹だから、ハルと仲良くするため、良く思われたいという打算が含まれた行動です。無論、委員長は元々がいい人で世話焼きな人だから、田舎に不慣れな穹を放っておけないという純粋な善意もあるのでしょうが、彼女がハルのことを意識しているのは明白なわけで。委員長の好意や想いに穹が気付いていたのか、ということに関しては、気付いていなかった、あまり関心がなかったのではないでしょうか。穹としては奈緒という問題を片付けたことでいくらか心のわだかまりも解けたわけで、安心していた部分があると思います。加えて、如何に委員長が世話焼きといってもクラスは違いますし、それほど交流があるわけでもありません。そこから考えても、穹が委員長に対する意識が薄かったはずです。
では、委員長は穹にとって、穹シナリオにとってどういう存在なのかというと、彼女は穹に対してではなくハルに対して大きな存在となっているのです。前述の通り委員長は他のヒロインたちと違い、深刻な悩みなどは抱えていないごくごく平凡な女の子です。都会的なものに憧れ、美形の転校生に惹かれる、ありふれた少女。そんな普通の少女にとって、ハルと穹の関係は現実として到底許容できるものではない、否定すべきものです。委員長こと倉永梢の役目は正しくここにあり、彼女はハルと穹を否定しなければいけなかったんです。そこに普通人、一般良識を持つ少女としての意味があり、これは奈緒には出来ないことです。何故なら奈緒には過去の負い目がありますし、彼女はハルと穹を否定できっこない、だから、委員長というキャラが必要だった……というわけです。

そんな委員長も、ハルカナソラでは晴れてメインヒロインの仲間入りです。普通の女の子だけに、凄く平凡な恋愛模様を展開してくれるのではないかと思っていますが、それは発売されるまでのお楽しみと言うことで。
さて、明日はワンフェスに行ってきます。半分は公用みたいなものですが、買いたいものもいくつかありまして。後、例の穹フィギュアが展示されるようなので、写真も撮ってきたいですね。あんまりガレキとかフィギュアに興味がないので長居はしないと思いますが、久しぶりの幕張メッセなので楽しんでこようかと。
まあ、本音を言うとビックサイトのほうが楽なんですけど、それは言っても仕方がないということで。
ヨスガノソラ漫画化決定!
あんまり、世俗的なタイトルを日記に用いるのは好きじゃないのですが、今回はわかりやすくいってみました。読んでの通り、ヨスガノソラの漫画家が決定した模様です。いや、私も昨晩ヨスガノソラスレ(大変お世話になってます)で、知ったばかりだから、いやはやなんともはやなのですが……あ、画像はスレでの拾いものです。

連載雑誌はコンプエース、原作は当然Sphereで、漫画というか作画は水風天さんが担当される模様。コンプエースといえば以前、私が編集部に行かないかと誘われて、やんわりと断ったりしたことがある連載作品の8~9割がエロゲ原作で占めるという雑誌です。
最近じゃ、魔法少女リリカルなのはViVidの連載も始まっていますね。雑誌としては月刊化してから今年で3年、季刊時代から含めれば4年以上ですか。それなりに息は長い方かな。
私自身、漫画雑誌を買う機会が減ったので、今買っている雑誌といえばコミックラッシュぐらいなんですけど、これはコンプエースを買うことになりそうです。内容にもよりますが、第1話ぐらいはチェックしないといけないでしょう。
作画を担当される水風天さんには安心感があるというか、こういうメディアミックスモノでは漫画を描き慣れてもいないような新人作家に回されることが多くて、これはラノベにも言えることなんですが、本来漫画にしても面白いはずの作品があまり盛り上がらないのは、そういう理由があるからなんですね。
水風天さんの特徴としては、あくまで個人的な意見になりますがあまり線の太くないというか、昨今の萌え絵にありがちな質感肉感を重視した絵ではないということ。あっさりというか、サッパリした絵柄の人です。線は細いけど、決して弱弱しくはない、という感じで。
私はコミケの次ぐらいにコミティアが好きな人間なので、知っている絵かきさんが描かれるというのはなかなか安心できますね。

とある兄妹の物語――と書いてあるところを見ると、おそらくシナリオで物語は展開されていくのだと思いますが、漫画でどこまで表現できるのか。コンプエースというか角川の規定は知りませんが、あんまりあからさまな描写は出来ないかもしれないし、エロゲ原作ばっかだけど少年エースと同じく少年誌扱いのはずだから、あんまり露骨な内容は無理だと思う。
私が気になっているのは、このメディアミックス展開がアニメ化への布石なのかどうか、というところでしょうか。
今はそこそこの人気作なら簡単に漫画になる時代なので、漫画化がイコールで即アニメかということはないと思いますが、アニメにしたところで常に弾切れですから人気作というだけでなんでもアニメ化したがる傾向にありますから。
私はヨスガノソラのアニメ化には反対していますし、特にTVアニメという媒体ではやって欲しくないと思っています。上記にある通り、今はなんでも安易にアニメ化し、原作やファンをそっちのけのアニメを作ることが非常に多い世の中です。劣悪な脚本、質の悪い作画、まとまりのない構成、原作を尊重できない脚色……書き出せばきりはないですが、私はそういうそこらじゅうに溢れているようなエロゲ原作アニメと同じような感じで、ヨスガノソラをアニメ化して欲しくはないんですよね。穹なんて、ただのヤンデレとかにされそうじゃないですか。それがたまらなく嫌なんです。
ただ、原作側だって会社ですし、エロゲ作りなんて対して儲かるわけでもないから、ついつい回ってきた話には乗ってしまうという。その気持ちも分かるだけに、あんまり強くは言えないし、書けないんですけど。ヨスガだけはやめてほしいな~というのが本音でw

仮にアニメ化するなら、OVAが良いんですよね。18禁のエロアニメ。キャラデザと作画監督を誰か再現上手い人にやらせて、シナリオ構成と脚本も原作の再構成やまとめが上手い人にやらせる。3巻は少ないから5巻か6巻、多分、漫画のコミックスもそれぐらいでしょう。
元々、長いシナリオというわけではないんだし、質さえ高めることができれば5000は超えると思うんですけどね。今テレビでやっているエロゲ原作のアニメなんて、1巻につき3000を超えるかどうかなんだし、そういう手法で行くのもありじゃないかと。
そもそも18歳未満しかプレイできないという建前の作品を、全年齢に売り込もうとするのが無茶あるわけで。これはどの作品にも言えることだけどね。
アニメ化するのは簡単だし単純だけど、それで作品を食いつぶす結果に終わるぐらいなら、やらない方がいい。特にヨスガノソラは原作が良いだけに勿体ない。

漫画化自体は嬉しいけど、その先を考えると素直に喜べない、矛盾ではないのでしょうが複雑なことに近いがありませんね。考えすぎなのかもしれないが……いや、それならそれでいいんだけど、企画って常に先を見据えて動くものだというのを知っているからなぁ。
ハルと穹の人気はアニメ向きじゃないというのを再確認しておきたいね。あの二人のキャラと関係が保たれないとなんの意味もない。

まあ、色々書いてきましたけど、とりあえずコンプエース10月号から連載開始の漫画版に期待しましょう。なんだかんだ言っても来月末が楽しみです。
久しぶりに日記なるものの存在を思い出したわけですが、最後の更新は大元帥への一見以来になるのか……いや、色々ありました。大元帥の逝去は私に直結する問題でもあったから、仕事とかその辺でバタバタしてたりしてなかったり。
まあ、今日の話題にはあまり関係ないことですね。

ソランザムとはよくいったもので、エロゲブランドsphereから発売された ヨスガノソラ をクリアしました。
私はエロゲを良くやる方ですが決まったブランドに固定して、なかなか新しい作品というものには手を出しません。エロゲに限らずですが常に大量に世に出るもののすべてを網羅するのは難しく、ある程度は絞らないといけないからです。書籍にも同じことが言えるのですが、書籍は安いですからね。
それなのにどうしてヨスガノソラを買ったのかといえば、一つには処女作だったからです。
sphereは、Gardenなどを制作したCUFFSの姉妹ブランドですが、新しいブランドの初めての作品というのは、なかなかに興味がそそるもので、私がこの作品を認識したのは割と早い段階だったと思います。

まあ、興味や関心自体は持っていたんですが、購入を決めたのは割とギリギリ。そもそも、公式サイトだって片手で数えられるぐらいしか行ってないし、体験版もプレイせず。唯一、色々と辛酸を舐める羽目になった秋のドリパにおいて、グッズを手に入れたぐらいです。
思えばドリパで抱き枕の一つでも買っておけばよかったのかもしれませんが、あの時は心がささくれ立っていたので1万円以上も出費する気になれずスルー。
結局、購入を検討し始めたのは12月に入ってからなのですが、検討というよりは即決に近かったかも。店に行って、まだ予約受付してたから予約したって感じ。
元々、ソフマップやラオックス、げっちゅ屋などはポイントカードを持っていないので購入店舗リストから外してました。職場が徒歩で秋葉原に行ける場所にあるんですが、あの街はどうも疲れるもんで。
結局、横浜のゲマ屋で購入。普段ならエロゲは上のメロンブックスで買うんですけど、メロンの特典テレカの書き下ろしキャラが年上のメガネっ子だったもので……メガネがどうというわけじゃなく、基本的に年上キャラが苦手。攻略する気が起きない。
ゲマ屋のテレカは瑛の体操服+ブルマでしたが、てっきりああいうシチュエーションがあるんだとばかり。

最近のエロゲは妙に凝ったものや不必要なシステムを構築しがちで、結果として5GBとか凄い容量を要求されたりするのですが、ヨスガノソラは2.5GBと小さくまとまった感じ。あの無意味な動く登校シーンがなければもう少し削れたんじゃないだろうか。
そろそろPCも買い替え時かねぇ……型も随分と古くなってきたし。

さて、前書きが長くなりましたが、すでに全ヒロインを攻略しています。
ヨスガノソラはゲームというには選択肢も少なく、一番初めに出てくる選択肢を選んでしまうとルートが固定化されるので、後に出てくる選択肢は何ら意味がなくなります。だから、初めの選択肢部分でセーブし、クリアごとにそこからやり直すのがいいと思います。
私のクリアしたルートの順番は、奈緒→瑛→一葉→初佳→ の順番でした。つまり選択肢が出てくる順番ごとに攻略していった感じです。
穹は2週目以降でないとルートが発生しないので、上記のやり方でいくと、必然的に最後になってしまいます。
まあ、今となっては穹を最後に持ってきたのは正解というか、それ以外にないって感じ。

奈緒ルートは、インパクトという意味では結構大きいですが、シナリオの完成度では3番目ぐらい。可も不可もない、小さくまとめた感じ。
主人公との過去の関係がトラウマというか、引きずってる感じなんですが、発売されたばかりだから具体的なネタバレをしていいのか迷います。ただ、主人公と関係があった、しかも強制であったことを考えると、奈緒はあまり人気が出ないと思う。
最終的にまとめたけど、家族との仲とかあっさり解決しすぎかな~と。ズルズル、ドロドロと引きずって欲しいわけでもないんですけどね。
結局のところ、「あぁ、これは穹ルートの引き立てなのか」という印象を抱いてしまった。
一葉にも言えることだけど、ヨスガノソラはメイドルートを除くとヒロインごとに対となっているから、メインである瑛や穹と比較すると、どうしても前座的イメージが強くなってしまう。
陰と陽でもなく、光と影でもなく、表と裏って感じ。表裏一体だから離すことは出来ないが、表の方がどうしても目立ってしまう。でも、それでいいんだと思う。

瑛ルートは、シナリオとしての完成度は穹を超えると思います。
行動的に思えて受動的、笑顔という鉄面皮で素顔を隠し、ひたすらに流れに身を任せて生きていく様は、確かに寒気を感じますね。どんな状況でも生きていけるというか、生きていかねばならない、瑛はそれが分かっているからこそ、一時は都会にでも行こうかと思ったのでしょう。
シナリオの根幹となるのは、一葉との関係……というより、渚の家との繋がりですか。最後は色々とぼかしましたが、確かに瑛の言う通り、これが彼女一人の問題なら良かったんですけどね。決着のつけ方も、あの程度が良いんだと思う。
最終的には主人公がお節介を超えた迷惑だと知りつつも、瑛の仮面を外すことで、瑛は受動的な、流れに身を任せることしかできなかった人生を少し変えたのでしたと。
しかし、穹にも言えることだがメインヒロイン二人が貧乳ってのも珍しいw

一葉ルートは、つまりは瑛の話を、一葉の立場からすればどうなるのかということ。視点の切り替えでなくて、主軸となるヒロインが変わっているため、話の流れも当然変わります。
このシナリオの特徴は、後のメイドにも言えることですが、主人公とヒロインの間に因縁がないことです。奈緒にしろ、瑛にしろ、過去に主人公と知り合っていたという関係性があり、穹は言うまでもなく血と肉を分けた双子の兄妹です。しかし、一葉は主人公が逃避してきたときにはじめて知り合う相手で、関係性が薄い。
シナリオが薄っぺらいわけじゃないんだけど、主人公と恋仲になる辺りとか、後述のメイドルートほどではないにしろ適当過ぎたかな~とも。良くも悪くも、瑛シナリオでの一葉のほうが動きがいいんですよ。瑛を想う心情とか滲み出てましたし。
そういった意味で、奈緒も一葉も表の裏だったというわけで。

初佳ルート……メイドシナリオといっても良いですが、これは何といっていいのか。
やっつけ仕事とまでは言いませんが、完成度は低いですね。ありそうでなさそうな流れというか、あんまりエロゲ的じゃない、行きずりの関係って感じがする。
書くことが本当にないぐらい面白みのないシナリオだったんですが、亮平……主人公のクラスメイトで、一回留年してる男がいるんですけど、こいつが良い味出してたかな。
本当に書くことがないぞ、困ったなw

穹ルートを書く前に、サブキャラや脇役、端役等について。
ヨスガノソラの特徴として、大人 と呼べる存在がまったくと言っていいほど存在しないことがあげられると思います。ハルと穹の両親は事故で亡くなり、瑛は保護者であった神主のじい様が死んでしまい一人、他のヒロインにはそれぞれ親がいて、それなりにシナリオに関わってきたりもするのですが、名前付きでの大人となると本当にいません。やひろは瑛の現保護者ですけど、大人とお姉さんの中間ぐらいだし。
エロゲに限らずですが、こういう少年少女の青春群像劇には誰かしら 妙に物わかりのいい、偽善的な大人が一人は存在するものです。主人公へのアドバイザー役としてね。今作ではやひろがそうと言えなくもないのですが、微妙に違う。恐らくですが、ハルと穹の祖父母や、瑛の保護者であった神主などが生きていれば、きっとその役割だったはずです。一葉の父親は思っていたよりも人格者で、物わかりも良い方でした。頑固親父でもなければ、地位や名誉に固執した、保守的な人物でもない。真理を悟る場面など、サッパリとしてましたし。でも、あの人は一人のヒロインの父親でしかない。全体的に、理解ある大人という存在が欠けてるんですよね。
それを敢えて排して、主人公とヒロインたちだけで物語を進め、話を解決に導いた手法は結構新鮮でした。
これは穹ルートに大きく言えることですが、主人公であるハルが解決しなければいけない問題というのも、確かにあるんです。

久々に日記など書きましたが、日記というよりは思ったことをダラダラと書いている感想に過ぎませんね。穹ルートに関しては長くなりそうなので、明日にしておきます。
それにしても公式はサーバーが回復しないなら、ミラーサーバーを立ち上げればいいのに。

< 5 6 7 8 9 10 11