ヴァニタスの羊サウンドトラックCD、発売決定!
2012年2月15日 アニメ・マンガ
書くのをすっかり忘れていたのですが、3月にヴァニタスの羊の、サウンドトラックCDが発売されるそうです。昨年末に解散を発表した RococoWorksですが、最終作となってしまったヴァニタスの、せめてサントラだけでも出せないかという要望のもとに色々模索していたようで、先日 Twitterにて発表の方をしておりました。RococoWorksの解散については、私は未だ思うところがあるのですけど、サントラが出ること自体は素直に喜んでもいいでしょう。
古くはカタハネの頃からそうですけど、RococoWorksの作品は音楽に定評があり、ヴァニタスの羊のサントラに関しても、前々から発売して欲しいという声が多くありました。その念願がかなったわけですが、これが本当に最後だと思えば、素直に喜んでもいられないよね。まあ、決まったことであり、解散自体は既に昨年してしまったから、今更どうなるわけでもないのだけど、もう少しなにか出来なかったのかと、最近は思い悩むことも多い。
いや、悩んでも仕方のない事だとは分かってるんだけど、自分の中で整理がついてないとでも言うんですかね。エロゲブランドの解散なんて過去にいくらでもあったし、そういえばオーバーフローも資金繰りに失敗して活動休止になるんでしたっけ。この業界にはよくある話で、1年に1回は必ず聞くようなことだけど、RococoWorksに関しては存在が大きすぎたというかね。本当に大好きだったから。
一応、Twitterの方でパッケージ画像というか宣伝画像が公開されたんだけど、笛描き下ろしのテレーゼとモンニーになってます。他にも全体図ならクロードぐらいはいそうな気もするけど、久しぶりのテレーゼとその可愛らしさに私は少し元気になった。しかし、この画像を観るにテレーゼはマイク持って発売日告知しているのだけど……あれ? 喋れるようになったの? ヴァニタスの羊に関する不満で多く出ていたのは、失声症であるテレーゼが最終的に声を取り戻すことが出来なかったというのがあって、外傷性ならまだしも心因性が原因でしたし、普通はシナリオをクリアすれば治るものと思われていただけに、可哀想という声があったのですよ。そのフォローをしたというわけではないのかも知れないけど、こうやって発売日を告知しているテレーゼを見ると、可愛らしさ相成って温かい気持ちになれる。
私は今年を目処にヴァニタスの羊で本を出すつもりだけど、前々から考えていたネタだと、クロードとテレーゼしか登場せず、後はオリジナルになってしまうため、このまま書いてもいいものかと悩んでいます。そもそもオリキャラというのがあまり好きではない人だし、フラウエンとか兄様とか、その辺のキャラも折角なら出したいなぁと思ってたり。つまり、予め考えていた話とは別の話を用意する必要があるというわけで、どうしたものかなと。そんなに拘る必要はないとも思うんだけど、これが最初で最後の機会だろうからね。下手なものは出せないというか、私のRococoWorksやヴァニタスの羊という作品への想いを形にするわけだから……まあ、悩んじゃなうわけです。悩んでばかりだね、本当に。
最初はCOMIC1での発行を考えていたんだけど、新しい話を一から作るとなればさすがに時間が足りないから、早くて夏コミになりそうです。頑張ればコミ1でもなんとかなりそうな気はするんだけど、焦るあまりに中途半端なものとか出したくないじゃない。ヴァニタスの羊自体、そういう経緯をまとっている作品なんだから、同人とは言え、私は精一杯やりたい。義務ではないし責務でもないけど、それが出来る環境にあるのなら、ね。
オーバーフローの解散はなんとも思わないのに、既に2ヵ月近く経とうとしているRococoWorksの解散からは未だに立ち直れていないのは、決して私が弱いからではないと思う。多分、SphereというかCUFFSが解散しても、こんな気持ちを抱くことはないんじゃないかな。ごくたまにあるんですよ、人生の深い部分にまで食い込んでしまったものというのが。きっと、これもその類なんでしょう。
まあ、Jと笛は二人で活動を続けていくようですし、私は陰ながら応援を続けようかと思います。商業的な活動は今度のサントラで一時休止になるかも知れないけど、いつかまた、なにか形あるものを出してくれますよ。私はそれを待ち続けるし、ファンとしては今のところそれぐらいしか出来ないだろうからね。とりあえずはサントラの詳細というか続報を待つことにするけど、メロンブックスとかで買えるのかな。何処かの通販サイトだけ、みたいのは流石に面倒くさいからやめて欲しいのだけど、まあ、発売されるだけ御の字なのだから、贅沢も言っていられないね。
古くはカタハネの頃からそうですけど、RococoWorksの作品は音楽に定評があり、ヴァニタスの羊のサントラに関しても、前々から発売して欲しいという声が多くありました。その念願がかなったわけですが、これが本当に最後だと思えば、素直に喜んでもいられないよね。まあ、決まったことであり、解散自体は既に昨年してしまったから、今更どうなるわけでもないのだけど、もう少しなにか出来なかったのかと、最近は思い悩むことも多い。
いや、悩んでも仕方のない事だとは分かってるんだけど、自分の中で整理がついてないとでも言うんですかね。エロゲブランドの解散なんて過去にいくらでもあったし、そういえばオーバーフローも資金繰りに失敗して活動休止になるんでしたっけ。この業界にはよくある話で、1年に1回は必ず聞くようなことだけど、RococoWorksに関しては存在が大きすぎたというかね。本当に大好きだったから。
一応、Twitterの方でパッケージ画像というか宣伝画像が公開されたんだけど、笛描き下ろしのテレーゼとモンニーになってます。他にも全体図ならクロードぐらいはいそうな気もするけど、久しぶりのテレーゼとその可愛らしさに私は少し元気になった。しかし、この画像を観るにテレーゼはマイク持って発売日告知しているのだけど……あれ? 喋れるようになったの? ヴァニタスの羊に関する不満で多く出ていたのは、失声症であるテレーゼが最終的に声を取り戻すことが出来なかったというのがあって、外傷性ならまだしも心因性が原因でしたし、普通はシナリオをクリアすれば治るものと思われていただけに、可哀想という声があったのですよ。そのフォローをしたというわけではないのかも知れないけど、こうやって発売日を告知しているテレーゼを見ると、可愛らしさ相成って温かい気持ちになれる。
私は今年を目処にヴァニタスの羊で本を出すつもりだけど、前々から考えていたネタだと、クロードとテレーゼしか登場せず、後はオリジナルになってしまうため、このまま書いてもいいものかと悩んでいます。そもそもオリキャラというのがあまり好きではない人だし、フラウエンとか兄様とか、その辺のキャラも折角なら出したいなぁと思ってたり。つまり、予め考えていた話とは別の話を用意する必要があるというわけで、どうしたものかなと。そんなに拘る必要はないとも思うんだけど、これが最初で最後の機会だろうからね。下手なものは出せないというか、私のRococoWorksやヴァニタスの羊という作品への想いを形にするわけだから……まあ、悩んじゃなうわけです。悩んでばかりだね、本当に。
最初はCOMIC1での発行を考えていたんだけど、新しい話を一から作るとなればさすがに時間が足りないから、早くて夏コミになりそうです。頑張ればコミ1でもなんとかなりそうな気はするんだけど、焦るあまりに中途半端なものとか出したくないじゃない。ヴァニタスの羊自体、そういう経緯をまとっている作品なんだから、同人とは言え、私は精一杯やりたい。義務ではないし責務でもないけど、それが出来る環境にあるのなら、ね。
オーバーフローの解散はなんとも思わないのに、既に2ヵ月近く経とうとしているRococoWorksの解散からは未だに立ち直れていないのは、決して私が弱いからではないと思う。多分、SphereというかCUFFSが解散しても、こんな気持ちを抱くことはないんじゃないかな。ごくたまにあるんですよ、人生の深い部分にまで食い込んでしまったものというのが。きっと、これもその類なんでしょう。
まあ、Jと笛は二人で活動を続けていくようですし、私は陰ながら応援を続けようかと思います。商業的な活動は今度のサントラで一時休止になるかも知れないけど、いつかまた、なにか形あるものを出してくれますよ。私はそれを待ち続けるし、ファンとしては今のところそれぐらいしか出来ないだろうからね。とりあえずはサントラの詳細というか続報を待つことにするけど、メロンブックスとかで買えるのかな。何処かの通販サイトだけ、みたいのは流石に面倒くさいからやめて欲しいのだけど、まあ、発売されるだけ御の字なのだから、贅沢も言っていられないね。
世間的に今日はバレンタインらしいけど、天気が悪かったのであまり華やかな雰囲気はありませんでしたね。私はチョコレートよりも仕様というかデザインの変わったTwitterの方が重要だったし、どちらかと言えばバレンタイン企画を用意出来なかった事のほうが悔しいかな。まあ、穹botはフォロワーにクッキーをプレゼントしていましたけど、出来てそれぐらいだった。日本には祝祭日、色々なイベントがありますが、それを全部フォローしているサイトとかは素直に尊敬してしまうね。私にはとても無理だ。
私はバレンタインよりも本を買うほうが大事なので、仕事帰りに横浜のメロンブックスへ寄ったんですが、流石に五番街とかその辺りはカップル等が結構居た気がしますね。雨の中ご苦労なことだと思わなくもなかったけど、恋人たちやそれ未満の関係にとっては、大切なイベントなのでしょう。人様の迷惑にならない限りは構わないから、さっさとマクドナルド前の道を空けろという感じでしたが。
メロンブックスへ行った理由は、Sphereの新作であるイモウトノカタチの情報が電撃姫に載っているということで、まあ、新規情報はないにせよ、買っておこうかなと思ったんですよ。メロンなら特典も付くしね? でも、すっかり忘れていたのだけど、電撃姫って値上げしたんだよね。元々エロゲ雑誌なんてのは安いものじゃないけど、電撃姫は昨年だったかに何度目かもわからないリニューアルをした結果、雑誌自体に特典というか、布物の付録をつけるようになりまして、爆発的とは言わないまでも、私がビックリしてしまうぐらいには価格が上がったというわけです。今回は確か、エロゲのトランクスが付いて1700円とかだったかな? なにが出る部分にヒロイン二人の顔が描いてあるとか言う、どこぞの同人サークルが始めたグッズをエロゲ側がパクったわけだけど、まあ、パクりパクられはこの業界よくあることなので気にしない。けど、これって本当に需要のあるグッズなのかな……いや、それ以前に雑誌1冊1700円て。
流石に雑誌に1700円もポンと出せるほど、私の経済状況は豊かではありません。だって、これだけあったら通常価格のメガマガと娘TYPEを両方買ってもお釣りが来るんだよ? 流石にやってられないでしょ。Gフェスなんかは下からグッズを売るためのものと理解しているけど、電撃姫はそうじゃないんだからさ……そうしたのかも知れないけど。
そんなわけで私は電撃姫をまだ買ってないのだけど、今後も情報が載ることを考えると、なにかしらの対応策を考えないといけませんね。エロゲ雑誌というのは地味に高いから、ヨスガノソラやハルカナソラのときは苦労しましたが、イモウトノカタチで同じことをやるか否か、ということなんですよ。期待値の高い作品ではあるけど、事前にどこまで資金投入をするのかということでもあり、私はちょっと迷ってます。今回は新規情報というより、新規画像がなかったので見送りましたが、既にシナリオが書き上がっている以上、これからドンドン画像やそれ以外の情報も公開されていくことでしょう。そうなってくると、高いからなんて言っていられないのも現実なわけで。
まあ、電撃姫のことだからしばらくしたら、またリニューアルしそうな気もするんだけどね。クリアファイルという店舗特典が付く関係で、いつもはすぐに売り切れているメロンブックスにさえ在庫があったぐらいですから、高価格による回避をしているのは私だけじゃないのでしょう。おそらく、Gフェスである程度成功したことから、電撃姫でも通用すると思ったのだろうけど……さて、上手くいってるのかな。あれは大掛かりな特典をつけるアニメ誌が珍しかったというだけだし、そもそもエロゲ雑誌は選択肢が多いからね。必ずしも、皆が皆布物に興味が有るわけでもない。独自路線といえばそれまでなんだろうけど、そんな単純な話でもないと思うんだよなぁ。
しかし、エロゲが延期する三大要因の一つであるシナリオが既に書き上がっているということは、今年中には出ると考えて良いのかな? 遅筆で有名なハッシーも、今回は担当ヒロインが一人だけだし、早くて夏ぐらい、遅くてもヨスガと同じ冬には手元に来てるかも知れないね。仮に夏なら、サンクリ57とかに新刊をねじ込むことが出来るので、私としては非常に嬉しいのだけど、あんまり期待はしないほうがいいのかな。それにイモウトノカタチが同人ジャンルとして適している作品かどうかも、まだ分からないのだから。それに、今年はまだヨスガノソラで活動していくつもりだしね。今はただ、得られる情報を精査しながら、どんな作品になるのかなど、そういったことを楽しみにしていくことにしましょう。
私はバレンタインよりも本を買うほうが大事なので、仕事帰りに横浜のメロンブックスへ寄ったんですが、流石に五番街とかその辺りはカップル等が結構居た気がしますね。雨の中ご苦労なことだと思わなくもなかったけど、恋人たちやそれ未満の関係にとっては、大切なイベントなのでしょう。人様の迷惑にならない限りは構わないから、さっさとマクドナルド前の道を空けろという感じでしたが。
メロンブックスへ行った理由は、Sphereの新作であるイモウトノカタチの情報が電撃姫に載っているということで、まあ、新規情報はないにせよ、買っておこうかなと思ったんですよ。メロンなら特典も付くしね? でも、すっかり忘れていたのだけど、電撃姫って値上げしたんだよね。元々エロゲ雑誌なんてのは安いものじゃないけど、電撃姫は昨年だったかに何度目かもわからないリニューアルをした結果、雑誌自体に特典というか、布物の付録をつけるようになりまして、爆発的とは言わないまでも、私がビックリしてしまうぐらいには価格が上がったというわけです。今回は確か、エロゲのトランクスが付いて1700円とかだったかな? なにが出る部分にヒロイン二人の顔が描いてあるとか言う、どこぞの同人サークルが始めたグッズをエロゲ側がパクったわけだけど、まあ、パクりパクられはこの業界よくあることなので気にしない。けど、これって本当に需要のあるグッズなのかな……いや、それ以前に雑誌1冊1700円て。
流石に雑誌に1700円もポンと出せるほど、私の経済状況は豊かではありません。だって、これだけあったら通常価格のメガマガと娘TYPEを両方買ってもお釣りが来るんだよ? 流石にやってられないでしょ。Gフェスなんかは下からグッズを売るためのものと理解しているけど、電撃姫はそうじゃないんだからさ……そうしたのかも知れないけど。
そんなわけで私は電撃姫をまだ買ってないのだけど、今後も情報が載ることを考えると、なにかしらの対応策を考えないといけませんね。エロゲ雑誌というのは地味に高いから、ヨスガノソラやハルカナソラのときは苦労しましたが、イモウトノカタチで同じことをやるか否か、ということなんですよ。期待値の高い作品ではあるけど、事前にどこまで資金投入をするのかということでもあり、私はちょっと迷ってます。今回は新規情報というより、新規画像がなかったので見送りましたが、既にシナリオが書き上がっている以上、これからドンドン画像やそれ以外の情報も公開されていくことでしょう。そうなってくると、高いからなんて言っていられないのも現実なわけで。
まあ、電撃姫のことだからしばらくしたら、またリニューアルしそうな気もするんだけどね。クリアファイルという店舗特典が付く関係で、いつもはすぐに売り切れているメロンブックスにさえ在庫があったぐらいですから、高価格による回避をしているのは私だけじゃないのでしょう。おそらく、Gフェスである程度成功したことから、電撃姫でも通用すると思ったのだろうけど……さて、上手くいってるのかな。あれは大掛かりな特典をつけるアニメ誌が珍しかったというだけだし、そもそもエロゲ雑誌は選択肢が多いからね。必ずしも、皆が皆布物に興味が有るわけでもない。独自路線といえばそれまでなんだろうけど、そんな単純な話でもないと思うんだよなぁ。
しかし、エロゲが延期する三大要因の一つであるシナリオが既に書き上がっているということは、今年中には出ると考えて良いのかな? 遅筆で有名なハッシーも、今回は担当ヒロインが一人だけだし、早くて夏ぐらい、遅くてもヨスガと同じ冬には手元に来てるかも知れないね。仮に夏なら、サンクリ57とかに新刊をねじ込むことが出来るので、私としては非常に嬉しいのだけど、あんまり期待はしないほうがいいのかな。それにイモウトノカタチが同人ジャンルとして適している作品かどうかも、まだ分からないのだから。それに、今年はまだヨスガノソラで活動していくつもりだしね。今はただ、得られる情報を精査しながら、どんな作品になるのかなど、そういったことを楽しみにしていくことにしましょう。
羽ばたく翼を授けましょう
2012年2月13日 アニメ・マンガ知り合いに道民がいるんですけど、その人が先日帰省したとかで、お土産にガシャガシャを貰いました。なんで北海道土産がガシャガシャ? と思っているそこの貴方、なんでも海洋堂が北海道の新千歳空港で販売している限定品らしく、初音ミクがかなり可愛かったです。限定品だけあって、本州では秋葉原のリバティぐらいにしか出回っていないらしく、ネットオークションだと高値が付いているらしい。まあ、売らないけどさ。初音ミクの他には札幌の時計台とか、そういう北海道名物ばかりだったけど、考えてみれば初音ミクのクリプトンも札幌の会社だから、ご当地ではあるのか。
そんな初音ミクですが、現在やっているさっぽろ雪まつりに雪像が出ているらしいですね。なんか北海道には珍しい暖冬で壊れてしまったらしいですが、そのときのニュースにおける説明が「地元企業の架空少女アイドル『初音ミク』の雪像が~」みたいな感じで、架空少女アイドルという表現の仕方が凄い新鮮だった。確かにその通りではあるけど、なんか言葉の響きが新しいよね。初音ミクはSFマガジンで特集組まれたり、星雲賞貰うぐらいですから、どちらかと言えばSF的なフィールドに属するキャラだと私は思っていて、故に空想科学という単語を用いるほうがしっくり来るんだけど、よくよく考えるとそれは間違いなんだよね。だって、初音ミクは確かに架空の存在ではあるけど、科学技術としては現実の存在であるわけで、決して空想の産物でもなければ、空想科学の申し子でもないのです。
しかし、架空少女アイドルか……なんか、いつか作品で使ってみたい響きだよね。かなり惹かれるものがあるというか、別に初音ミク的な小説が書きたいわけじゃないのだけど、不思議な魅力がある言葉だ。初音ミクをテーマにした小説といえば、この前のSFマガジンでいくつか載ってましたが、ああいうのじゃなくてさ。架空であり、現実であるということを全面に押し出した、そんなSFを書ければ。まあ、私は基本的にSF小説書けない人だから、ネタは出ても実際に執筆するかは分からないけど。難しいんだよ、SFって。読んでいるからといって、書けるとは限らない見本のようなものだ。
しかし、初音ミクもすっかり一般的なキャラクターになって来ましたね。ちょっと前までは、オタクツールとして主にテレビメディアからは否定的な紹介の仕方をされることが少なくなかったのに、最近はGoogleのCMに使われたり、NHKなんかでも特集が組まれるぐらいですから、凄い浸透度ですよ。初音ミクは確かにオタク向けの音楽ソフトだし、一時期あった同人誌に流行りっぷりを考えるに、必ずしも健全や健康とも言えないキャラクターなんだけど、本質的に汚れているわけじゃないからね。そこがやっぱり強いのでしょう。
まあ、最近のNHKはオタク寄りな部分もあるから、一概にすべてのメディアで好意的であるとは限らないのだけど、大した進歩だと思うな。いつまで続くかという不安もあるけど、私はそれ以上にこのまま初音ミクという存在が、オタク文化から離れていくのではないか? という心配もある。一般的なものになればなるだけ、今までと同じことだけをしていくわけにもいかないし、あらゆる畑で生えることが出来るものというのは、そんなにないわけですから。仮に初音ミクがオタク文化からの独り立ちを始めたら、やはり今までのファンやオタクたちは、反旗を翻すのだろうか? 反旗というか、手の平かな。私はそれが心配でね。オタクというのは自虐的だけど、それだけに自分たちが世間から注目されることに快感や喜びを覚えますから、口では色々なことを言うけど、自分たちの文化がマスコミ等に取り上げられることが嬉しいんですよ。声優一人テレビに出るだけで、各種ブログや掲示板が盛り上がるほどですから、基本的に構ってちゃんなんですよね。
まあ、私は別に初音ミクファンというわけじゃありませんから、彼女の行く末や未来にそこまで注目はしていないのだけど、皮肉にもあの架空少女アイドルが、水樹奈々と並んで最も一般に近い存在であることは、動かしようのない事実でしょう。スフィアや田村ゆかり知らなくても、初音ミクなら知ってるというのは、あると思いますよ。オタク文化の中で初音ミクは既に頂点にいるわけだけど、あれを支持している層に声優ファンはいないと思うから、その辺りの温度差も気になるところだ。一枚岩じゃないから、この業界も。オタクって本当に面倒くさいと、オタクであるが故に思います。
そんな初音ミクですが、現在やっているさっぽろ雪まつりに雪像が出ているらしいですね。なんか北海道には珍しい暖冬で壊れてしまったらしいですが、そのときのニュースにおける説明が「地元企業の架空少女アイドル『初音ミク』の雪像が~」みたいな感じで、架空少女アイドルという表現の仕方が凄い新鮮だった。確かにその通りではあるけど、なんか言葉の響きが新しいよね。初音ミクはSFマガジンで特集組まれたり、星雲賞貰うぐらいですから、どちらかと言えばSF的なフィールドに属するキャラだと私は思っていて、故に空想科学という単語を用いるほうがしっくり来るんだけど、よくよく考えるとそれは間違いなんだよね。だって、初音ミクは確かに架空の存在ではあるけど、科学技術としては現実の存在であるわけで、決して空想の産物でもなければ、空想科学の申し子でもないのです。
しかし、架空少女アイドルか……なんか、いつか作品で使ってみたい響きだよね。かなり惹かれるものがあるというか、別に初音ミク的な小説が書きたいわけじゃないのだけど、不思議な魅力がある言葉だ。初音ミクをテーマにした小説といえば、この前のSFマガジンでいくつか載ってましたが、ああいうのじゃなくてさ。架空であり、現実であるということを全面に押し出した、そんなSFを書ければ。まあ、私は基本的にSF小説書けない人だから、ネタは出ても実際に執筆するかは分からないけど。難しいんだよ、SFって。読んでいるからといって、書けるとは限らない見本のようなものだ。
しかし、初音ミクもすっかり一般的なキャラクターになって来ましたね。ちょっと前までは、オタクツールとして主にテレビメディアからは否定的な紹介の仕方をされることが少なくなかったのに、最近はGoogleのCMに使われたり、NHKなんかでも特集が組まれるぐらいですから、凄い浸透度ですよ。初音ミクは確かにオタク向けの音楽ソフトだし、一時期あった同人誌に流行りっぷりを考えるに、必ずしも健全や健康とも言えないキャラクターなんだけど、本質的に汚れているわけじゃないからね。そこがやっぱり強いのでしょう。
まあ、最近のNHKはオタク寄りな部分もあるから、一概にすべてのメディアで好意的であるとは限らないのだけど、大した進歩だと思うな。いつまで続くかという不安もあるけど、私はそれ以上にこのまま初音ミクという存在が、オタク文化から離れていくのではないか? という心配もある。一般的なものになればなるだけ、今までと同じことだけをしていくわけにもいかないし、あらゆる畑で生えることが出来るものというのは、そんなにないわけですから。仮に初音ミクがオタク文化からの独り立ちを始めたら、やはり今までのファンやオタクたちは、反旗を翻すのだろうか? 反旗というか、手の平かな。私はそれが心配でね。オタクというのは自虐的だけど、それだけに自分たちが世間から注目されることに快感や喜びを覚えますから、口では色々なことを言うけど、自分たちの文化がマスコミ等に取り上げられることが嬉しいんですよ。声優一人テレビに出るだけで、各種ブログや掲示板が盛り上がるほどですから、基本的に構ってちゃんなんですよね。
まあ、私は別に初音ミクファンというわけじゃありませんから、彼女の行く末や未来にそこまで注目はしていないのだけど、皮肉にもあの架空少女アイドルが、水樹奈々と並んで最も一般に近い存在であることは、動かしようのない事実でしょう。スフィアや田村ゆかり知らなくても、初音ミクなら知ってるというのは、あると思いますよ。オタク文化の中で初音ミクは既に頂点にいるわけだけど、あれを支持している層に声優ファンはいないと思うから、その辺りの温度差も気になるところだ。一枚岩じゃないから、この業界も。オタクって本当に面倒くさいと、オタクであるが故に思います。
そこに見た、それを見た
2012年2月12日 アニメ・マンガ今日はお師匠さんの家まで蔵書整理に行ってました。去年の3月から初めて、来月には1年にもなろうというのに、未だ終わっていませんね。しかも、目標が今年中に終わればいいやという感じになっているので、まったく気の長い話です。確か、去年は震災があった翌々日ぐらいに行ったんだっけ。混乱の間にポッカリと空いた穴みたいに、あの日は平穏だったというか、無論被災地は大変だったんだろうけど、こちらは電車もバスも普通に動いてましたからね。スーパーもやってたし、お弁当も買えたし。更に翌日の月曜日からが大変だったような気がします。
まあ、昨年の話はいいとして、1年も続けれいればそれなりに片付くものであり、大分お師匠さんの家も動きやすくはなったかな。にもかかわらず、片付け終了まで後もう1年も掛かるのは、単純に家の中にある本が全てではないからなんだけど、そっちに手を付けられるのは何時になることやら。今日も何十箱というダンボールを開けたけど、どれを開けても本しか出てこないというのは爽快ですらあるよね。
そういえば、今は亡き電撃hpが全冊出てきて、丁度上の方にあった号が吸血鬼のおしごと特集だったのに感動してしまった。時間がなかったのでのんびりと読んでいるわけにもいかなかったけど、いつか並べ終わったら借りていくことにしよう。ドラゴンマガジンも全冊あるし、スニーカーも多分あるだろうから、色々楽しみです。電撃MAGAZINEよりもhpの方が面白かったという話にもなったのだけど、hpが面白かったのではなく、今の電撃文庫がつまらないだけかも知れないね。昔はなんていうか、ラノベも良かったとか言ってみる。まあ、全盛期があるのだとすれば、確実にあの頃だと思うんだけど、公式見解としては常に全盛期とか言い出しそうだよね、あそこの場合。
ラノベといえば、お師匠さんの家に無責任艦長タイラーのスーパーデラックス版があったので、片付けの報酬がわりにその他本と一緒に貰って来ました。帯に声優の下野紘がコメントを寄せていて、タイラー好きらしい彼が推薦図書として語っております。そういや、以前の東京エンカウントで下野がゲストだったとき、作者の吉岡平に会う機会があった、という話をしていたけど、こういうことだったのか。タイラーも20年以上前の作品だし、今の若い子は知らないんだろうなぁ。
帰宅後は17時半からニコニコ動画で放送された、ましろ色シンフォニーの一挙放送を観ていました。私はプレミアム会員ではないから、生放送ともなるといつ追い出されるかわからないという状況にあったのだけど、不思議と今回は安定していて、後半は一度も追い出されることなく視聴を続けることが出来ました。まあ、それほど視聴者がいなかったのかも知れませんけど、この時期に一挙放送を行うということは、やはりBDの売上が芳しくないんですかね? ましろ色のアニメは話題にこそなりましたけど、売上には直結しなかったというか、数字があまり宜しくなかったから、この一挙放送はテコ入れなんでしょう。私は既に全巻予約済みですから関係ないけど、ぶっちゃけ奇を衒い過ぎたんじゃないかと思うよ。公式チャンネルの方で生放送コメンタリーもやってましたけど、普通に愛理ルートで作ってればよかったんですよ。ミスリードがどうだとか、最初から先輩ルートであることが匂っていたとか、そういう問題じゃないんです。作り手というのは、視聴者の予想は裏切っても、視聴者の期待を裏切ってはいけないんです。ましろ色は、そこを分かっていなかったから失敗した。原作ファンの期待を裏切るのは仕方ないにしても、先輩ルートを望んでいたアニメ視聴者が、果たしてどれぐらいいたかということです。
まあ、それでも私はBDを買うんですけどね。なんでも3巻には桜乃の特典映像が入るらしいし、制作側もやっと不遇な扱いを受けた桜乃へのフォローを始めたという感じでしょうか。正確にはアンジェと一緒の話しらしいけど、ネタが料理らしいからちょっと心配。某キャベツ事件からこっち、アニメは料理描写でそのクオリティの高さを見せつけるようになった気がする。ましろ色でそれをやるぐらいなら、折角の特典映像なのだからサービスシーンに割いて欲しいんだけどな。特に桜乃は、1巻で色々ガッカリだったのだし。そういや3巻には6話が収録されるのか……あの話はさて、どうなるのかしら。
まあ、昨年の話はいいとして、1年も続けれいればそれなりに片付くものであり、大分お師匠さんの家も動きやすくはなったかな。にもかかわらず、片付け終了まで後もう1年も掛かるのは、単純に家の中にある本が全てではないからなんだけど、そっちに手を付けられるのは何時になることやら。今日も何十箱というダンボールを開けたけど、どれを開けても本しか出てこないというのは爽快ですらあるよね。
そういえば、今は亡き電撃hpが全冊出てきて、丁度上の方にあった号が吸血鬼のおしごと特集だったのに感動してしまった。時間がなかったのでのんびりと読んでいるわけにもいかなかったけど、いつか並べ終わったら借りていくことにしよう。ドラゴンマガジンも全冊あるし、スニーカーも多分あるだろうから、色々楽しみです。電撃MAGAZINEよりもhpの方が面白かったという話にもなったのだけど、hpが面白かったのではなく、今の電撃文庫がつまらないだけかも知れないね。昔はなんていうか、ラノベも良かったとか言ってみる。まあ、全盛期があるのだとすれば、確実にあの頃だと思うんだけど、公式見解としては常に全盛期とか言い出しそうだよね、あそこの場合。
ラノベといえば、お師匠さんの家に無責任艦長タイラーのスーパーデラックス版があったので、片付けの報酬がわりにその他本と一緒に貰って来ました。帯に声優の下野紘がコメントを寄せていて、タイラー好きらしい彼が推薦図書として語っております。そういや、以前の東京エンカウントで下野がゲストだったとき、作者の吉岡平に会う機会があった、という話をしていたけど、こういうことだったのか。タイラーも20年以上前の作品だし、今の若い子は知らないんだろうなぁ。
帰宅後は17時半からニコニコ動画で放送された、ましろ色シンフォニーの一挙放送を観ていました。私はプレミアム会員ではないから、生放送ともなるといつ追い出されるかわからないという状況にあったのだけど、不思議と今回は安定していて、後半は一度も追い出されることなく視聴を続けることが出来ました。まあ、それほど視聴者がいなかったのかも知れませんけど、この時期に一挙放送を行うということは、やはりBDの売上が芳しくないんですかね? ましろ色のアニメは話題にこそなりましたけど、売上には直結しなかったというか、数字があまり宜しくなかったから、この一挙放送はテコ入れなんでしょう。私は既に全巻予約済みですから関係ないけど、ぶっちゃけ奇を衒い過ぎたんじゃないかと思うよ。公式チャンネルの方で生放送コメンタリーもやってましたけど、普通に愛理ルートで作ってればよかったんですよ。ミスリードがどうだとか、最初から先輩ルートであることが匂っていたとか、そういう問題じゃないんです。作り手というのは、視聴者の予想は裏切っても、視聴者の期待を裏切ってはいけないんです。ましろ色は、そこを分かっていなかったから失敗した。原作ファンの期待を裏切るのは仕方ないにしても、先輩ルートを望んでいたアニメ視聴者が、果たしてどれぐらいいたかということです。
まあ、それでも私はBDを買うんですけどね。なんでも3巻には桜乃の特典映像が入るらしいし、制作側もやっと不遇な扱いを受けた桜乃へのフォローを始めたという感じでしょうか。正確にはアンジェと一緒の話しらしいけど、ネタが料理らしいからちょっと心配。某キャベツ事件からこっち、アニメは料理描写でそのクオリティの高さを見せつけるようになった気がする。ましろ色でそれをやるぐらいなら、折角の特典映像なのだからサービスシーンに割いて欲しいんだけどな。特に桜乃は、1巻で色々ガッカリだったのだし。そういや3巻には6話が収録されるのか……あの話はさて、どうなるのかしら。
一つだけじゃない冴えたやり方
2012年2月11日 アニメ・マンガ電子レンジがないと、作りおきの料理を温めて食べるということが出来なくなるので、必然的に今日は鍋やフライパンで温めることが出来るものが昼飯となりました。うちの親は土曜日も働きに出ていますし、私は仕事疲れで寝ていますから、起きてからモゾモゾなにかを作るのではなく、弁当では無いですが昼食的なものを置いておいてもらうことが多いのですよ。身内は料理なんて滅多にしませんしね。まあ、今日ぐらいは私が作っても良かったのだけど、土曜日というのはどうにもベッドから起きにくくていけない。
そんなわけで、お昼ご飯はフライパンに作り置きしたハッシュドビーフになりました。カレーと迷ったそうだけど、丁度ルーがあったらしくてね。ハッシュドビーフは割りと家の食卓に上がることも多いメニューで、基本的にはご飯に掛けて食べます。ハヤシライス感覚というやつなんでしょうが、私はあれとハッシュドビーフの違いがよく分かりません。調理工程や食材に違いがあるんだとは思いますけど、スーパー等でもルーは分けて売られていますし。
ハヤシライスとかオムライスとか、日本初の洋食ってのは結構ありますけど、料理史を紐解いてみると元祖や本家、つまり一番最初にその料理を考案して作ったのはうちであると主張しているところは、結構多かったりする。特に上記2つはそれが顕著であり、ドリアやチキン南蛮といった歴史がハッキリしているものに比べると、少々複雑ですよね。まあ、どこが本家本元であろうと美味しければ良いじゃないという気がしないでもないけど、名乗る側としては店の沽券に関わる問題だから、そうも言ってられないのかな。
私が不思議なのは、所謂とんかつは日本の料理、つまり和食として提供されることが圧倒的に多いけど、洋食屋にいくとポークカツレツとしてメニューに載ってたりする。しかし、ハヤシライスとハッシュドビーフ以上に違いが分からないというか、一応ポークカツレツがとんかつの原型というか源流なんだよね? あれも煉瓦亭が開発した日本発の料理ってことになってるけど、未だに煉瓦亭行くと食べられるらしい。ただ、あそこで一番高いのはビーフカツレツらしいという話も。まあ、それは関係ないか。
洋食と分類されているものでも、ルーツや発祥自体は日本である場合は非常に多く、例えば中華料理であっても、エビチリなんかは陳建民が日本人向けに考案したものですからね。洋食や中華であるからといって、必ずしも海外のものであるとは限らないのです。
私は和食や中華よりも、分かりやすい洋食を好む傾向にありますから、お金に余裕さえあれば上記の煉瓦亭とか、そういう老舗の洋食屋さんにも行ってみたいんですけどね。後、有名どこではたいめいけんとか? 松本楼は横浜にも支店があるからいいんですが、ちょっと憧れるよね。まあ、私は基本的に偏食家で、その上ケチですから、食べ物にお金を遣うことに抵抗感みたいのがあるんですけど、最近は美味しい料理になら別に良いんじゃないかと思えるようになってきた。私が丸くなったのか、それとも安定した収入に胡座をかいているのかは知りませんが、あるいは食事ぐらしか人生に楽しみを見いだせなくなってきたのかもね。なんか社会人の発想だな。
洋食というのはとんかつ屋よりは安いのかも知れないけど、それでも予算はランチで2000円ぐらい必要だろうし、私みたいな庶民にはちょっとお高い。私が美味しんぼで好きな話に、とんかつ屋がテーマの奴があるんだけど、そこのご主人曰く、とんかつを好きなときに食べられることが、人間偉過ぎもしない、貧乏過ぎもしない、丁度いいって感じらしい。でも、作中で出てきたような本物の黒豚にラードで揚げているようなとんかつは絶対に2000円を超えるだろうし、それを何時でも食べられるってのは、なかなかに金持ちの証拠なのではないだろうか。少なくとも、今の私には無理だね。余程のことがないと、有名店のとんかつなど食べられませんよ。秋葉原とか神田とかにはそういうい店多いけど、私が足を運んだ回数は片手で数えられるほどですから。味の違いはわかるんだけど、だからといって美味しい物ばかりも食べていられないのが、社会人たる私の現実なのです。
ちなみに晩ご飯は昼の残りを利用したオムハヤシでした。ハヤシライスではなくハッシュドビーを掛けているのに、物はどう見てもオムハヤシ。なんとも不思議な話ですけど、他に形容しようがないのだから仕方ないですね。ただ、ケチャップを切らせていたのでオムレツの中はサフランライスにしました。サフラン……ゼフィのオムハヤシという名前にしたら、ちょっと可愛いかなと思った。似合うよね、ゼフィにオムライスって。まあ、あの子はご飯なんて食べないのだろうけど。ネットゲームで食べ物を食べる、確かなにかの作品であった気がするが、実際にお腹が膨れるわけでもないのに楽しいのかしら。
そんなわけで、お昼ご飯はフライパンに作り置きしたハッシュドビーフになりました。カレーと迷ったそうだけど、丁度ルーがあったらしくてね。ハッシュドビーフは割りと家の食卓に上がることも多いメニューで、基本的にはご飯に掛けて食べます。ハヤシライス感覚というやつなんでしょうが、私はあれとハッシュドビーフの違いがよく分かりません。調理工程や食材に違いがあるんだとは思いますけど、スーパー等でもルーは分けて売られていますし。
ハヤシライスとかオムライスとか、日本初の洋食ってのは結構ありますけど、料理史を紐解いてみると元祖や本家、つまり一番最初にその料理を考案して作ったのはうちであると主張しているところは、結構多かったりする。特に上記2つはそれが顕著であり、ドリアやチキン南蛮といった歴史がハッキリしているものに比べると、少々複雑ですよね。まあ、どこが本家本元であろうと美味しければ良いじゃないという気がしないでもないけど、名乗る側としては店の沽券に関わる問題だから、そうも言ってられないのかな。
私が不思議なのは、所謂とんかつは日本の料理、つまり和食として提供されることが圧倒的に多いけど、洋食屋にいくとポークカツレツとしてメニューに載ってたりする。しかし、ハヤシライスとハッシュドビーフ以上に違いが分からないというか、一応ポークカツレツがとんかつの原型というか源流なんだよね? あれも煉瓦亭が開発した日本発の料理ってことになってるけど、未だに煉瓦亭行くと食べられるらしい。ただ、あそこで一番高いのはビーフカツレツらしいという話も。まあ、それは関係ないか。
洋食と分類されているものでも、ルーツや発祥自体は日本である場合は非常に多く、例えば中華料理であっても、エビチリなんかは陳建民が日本人向けに考案したものですからね。洋食や中華であるからといって、必ずしも海外のものであるとは限らないのです。
私は和食や中華よりも、分かりやすい洋食を好む傾向にありますから、お金に余裕さえあれば上記の煉瓦亭とか、そういう老舗の洋食屋さんにも行ってみたいんですけどね。後、有名どこではたいめいけんとか? 松本楼は横浜にも支店があるからいいんですが、ちょっと憧れるよね。まあ、私は基本的に偏食家で、その上ケチですから、食べ物にお金を遣うことに抵抗感みたいのがあるんですけど、最近は美味しい料理になら別に良いんじゃないかと思えるようになってきた。私が丸くなったのか、それとも安定した収入に胡座をかいているのかは知りませんが、あるいは食事ぐらしか人生に楽しみを見いだせなくなってきたのかもね。なんか社会人の発想だな。
洋食というのはとんかつ屋よりは安いのかも知れないけど、それでも予算はランチで2000円ぐらい必要だろうし、私みたいな庶民にはちょっとお高い。私が美味しんぼで好きな話に、とんかつ屋がテーマの奴があるんだけど、そこのご主人曰く、とんかつを好きなときに食べられることが、人間偉過ぎもしない、貧乏過ぎもしない、丁度いいって感じらしい。でも、作中で出てきたような本物の黒豚にラードで揚げているようなとんかつは絶対に2000円を超えるだろうし、それを何時でも食べられるってのは、なかなかに金持ちの証拠なのではないだろうか。少なくとも、今の私には無理だね。余程のことがないと、有名店のとんかつなど食べられませんよ。秋葉原とか神田とかにはそういうい店多いけど、私が足を運んだ回数は片手で数えられるほどですから。味の違いはわかるんだけど、だからといって美味しい物ばかりも食べていられないのが、社会人たる私の現実なのです。
ちなみに晩ご飯は昼の残りを利用したオムハヤシでした。ハヤシライスではなくハッシュドビーを掛けているのに、物はどう見てもオムハヤシ。なんとも不思議な話ですけど、他に形容しようがないのだから仕方ないですね。ただ、ケチャップを切らせていたのでオムレツの中はサフランライスにしました。サフラン……ゼフィのオムハヤシという名前にしたら、ちょっと可愛いかなと思った。似合うよね、ゼフィにオムライスって。まあ、あの子はご飯なんて食べないのだろうけど。ネットゲームで食べ物を食べる、確かなにかの作品であった気がするが、実際にお腹が膨れるわけでもないのに楽しいのかしら。
欲しいものはいつだってそこに
2012年2月10日 アニメ・マンガ家の電子レンジが壊れました。正確にはオーブンレンジなんですけど、ある朝弁当のおかずをチンしようとしたら、冷たいままで温まらなくなっていましてね。まったく不便なことこの上ないけど、2002年製ということだから、ちょうど10年間は使っていたことになるのかな。あまり家電には詳しくないので、10年というのが長持ちなのかどうかは分からないのだけど、手入れはそれなりにしていたほうだと思うから、意外と綺麗なんですけどね。まあ、単なる故障というよりは、寿命が来たのかな。
家電に限らず、電化製品というのは修理よりも新品で買ったほうが安くて早いというけど、長いこと買い換えてないので、なにを買うべきか悩みますね。なんかテレビとかパソコンのときも同じようなこと言ってた気がするけど、前の二つよりは、日々の生活に関わってくるものですから、矢鱈滅多なら物は買えません。私個人もそうですが、家も自営業が全然上手くいってませんからお金がないですし、ある程度の金額は私も出すことになるんだと思うし、そう考えれば少なからず私も口を出したい気分になるかな。
まあ、そんなことを言ったところで、私は前述のように家電に明るくないですから、なにが出来るというわけでもないのだけど。そういや、一時期東京駅でポスターというか看板がベタベタ貼ってあった、ビストロとかいうのはどうなんだろうか? 電子レンジと言われて思い付くのはあれぐらいだけど、メーカーは確かパナソニックだったか。うちで今使っている、というか壊れたのはSANYO製だったけど、メーカーに対する拘りは今のところないかな。流石に海外製を買おうとは思わないけど、後はまあ色形ぐらいか。私は自分の部屋のインテリアは白で統一しているけど、食材を扱うものを白色にするっていうのはどうなんだろうか。白はほら、汚れが目立つからさ。
amazonで確認する限りでは、ビストロも値段や価格はピンきりみたいだけど、この先10年ぐらい使うことを考えれば、やはり長持ちする方が……10年か。そのときには私も30歳を超えて、40歳も見えてくるのかな。想像が出来ないけど、10歳のときは20歳の自分が想像出来なかったし、20代の今でさえ30代の自分を思い浮かべることは出来ないから、まあ、そんなもんなのだろう。私の老い先が長いか短いかは分からないけど、考えるだけ無駄だし、考えたところで面白いものでもないしね。うん、この話は止めておこう。
家電といえば、この話を書いたかは忘れましたけど、新しいHDレコーダー買わないといけないんですよね。容量的な問題が出てきたというのはもちろんあるですが、それ以上にスカパーのダビングが出来ないという欠点がありまして。パナソニック製の新型チューナーを使ってたんだけど、こいつは内蔵HDに録画もできる反面、それをダビングするには一度HDDに落とした上でないと、BD等に焼けないんですよ。けど、私が使っているSHARPのブルーレイにはスカパーダビング機能がないため、対応機種を買わないことにはチューナーのHDDに入れたものを一向に処理できなくて。そうとは知らず、昨年末に一挙放送とか色々録りまくってしまったものだから、もう余裕がなくってね。
とはいえ、私は現在貧乏ですから二代目のHDレコーダーなど買うことはできないのだけど、しばらくは騙し騙し使っていくしかないのだろうか。しかし、番組を焼いたBDが山積みになっているというのも、それはそれでかさばるしなぁ。DVDのときと違って1枚で1クールのアニメが2本ぐらい入るようにはなったけど、そのアニメ放送数が最近は多いからね。CSで古い作品を録っているのも考えると、あまり経済的ではない。けれど、ここで1TBとか2TBのHDDを追加したからといって、それもいつかは焼くことになるのだろうし、数年単位で持つとは限らないし……うーん、どうしたものだろうね。50GBのBDはまだまだ高いし、あれを何セットも買い続けるよりは、新しいBDレコーダーを買った方が良いとは思うのだけど、イマイチ結論が出ないな。
まあ、それよりもまず電子レンジなんですけどね。あまり意識したことはなかったけど、これがない生活というのはなかなかに不便で、日常的であるが故にどれだけ依存していたかというのが、今さらながらに分かった気分です。基本的にうちは鍋とかフライパンばっかを使って、米でさえ炊飯器ではなく鍋ですから、それほど電子レンジを多用しているという気がしなかったんだけどな。壊れてみて、初めて分かる大切さとでもいうのだろうか。親が電気屋でパンフレットを貰ってくるというから、それを読みながら少し研究でもしたほうがいいのかも知れませんね。不便だけど、直ちに生活が出来なくなったわけでもないから、こちらも騙し騙しやっていきましょう。
家電に限らず、電化製品というのは修理よりも新品で買ったほうが安くて早いというけど、長いこと買い換えてないので、なにを買うべきか悩みますね。なんかテレビとかパソコンのときも同じようなこと言ってた気がするけど、前の二つよりは、日々の生活に関わってくるものですから、矢鱈滅多なら物は買えません。私個人もそうですが、家も自営業が全然上手くいってませんからお金がないですし、ある程度の金額は私も出すことになるんだと思うし、そう考えれば少なからず私も口を出したい気分になるかな。
まあ、そんなことを言ったところで、私は前述のように家電に明るくないですから、なにが出来るというわけでもないのだけど。そういや、一時期東京駅でポスターというか看板がベタベタ貼ってあった、ビストロとかいうのはどうなんだろうか? 電子レンジと言われて思い付くのはあれぐらいだけど、メーカーは確かパナソニックだったか。うちで今使っている、というか壊れたのはSANYO製だったけど、メーカーに対する拘りは今のところないかな。流石に海外製を買おうとは思わないけど、後はまあ色形ぐらいか。私は自分の部屋のインテリアは白で統一しているけど、食材を扱うものを白色にするっていうのはどうなんだろうか。白はほら、汚れが目立つからさ。
amazonで確認する限りでは、ビストロも値段や価格はピンきりみたいだけど、この先10年ぐらい使うことを考えれば、やはり長持ちする方が……10年か。そのときには私も30歳を超えて、40歳も見えてくるのかな。想像が出来ないけど、10歳のときは20歳の自分が想像出来なかったし、20代の今でさえ30代の自分を思い浮かべることは出来ないから、まあ、そんなもんなのだろう。私の老い先が長いか短いかは分からないけど、考えるだけ無駄だし、考えたところで面白いものでもないしね。うん、この話は止めておこう。
家電といえば、この話を書いたかは忘れましたけど、新しいHDレコーダー買わないといけないんですよね。容量的な問題が出てきたというのはもちろんあるですが、それ以上にスカパーのダビングが出来ないという欠点がありまして。パナソニック製の新型チューナーを使ってたんだけど、こいつは内蔵HDに録画もできる反面、それをダビングするには一度HDDに落とした上でないと、BD等に焼けないんですよ。けど、私が使っているSHARPのブルーレイにはスカパーダビング機能がないため、対応機種を買わないことにはチューナーのHDDに入れたものを一向に処理できなくて。そうとは知らず、昨年末に一挙放送とか色々録りまくってしまったものだから、もう余裕がなくってね。
とはいえ、私は現在貧乏ですから二代目のHDレコーダーなど買うことはできないのだけど、しばらくは騙し騙し使っていくしかないのだろうか。しかし、番組を焼いたBDが山積みになっているというのも、それはそれでかさばるしなぁ。DVDのときと違って1枚で1クールのアニメが2本ぐらい入るようにはなったけど、そのアニメ放送数が最近は多いからね。CSで古い作品を録っているのも考えると、あまり経済的ではない。けれど、ここで1TBとか2TBのHDDを追加したからといって、それもいつかは焼くことになるのだろうし、数年単位で持つとは限らないし……うーん、どうしたものだろうね。50GBのBDはまだまだ高いし、あれを何セットも買い続けるよりは、新しいBDレコーダーを買った方が良いとは思うのだけど、イマイチ結論が出ないな。
まあ、それよりもまず電子レンジなんですけどね。あまり意識したことはなかったけど、これがない生活というのはなかなかに不便で、日常的であるが故にどれだけ依存していたかというのが、今さらながらに分かった気分です。基本的にうちは鍋とかフライパンばっかを使って、米でさえ炊飯器ではなく鍋ですから、それほど電子レンジを多用しているという気がしなかったんだけどな。壊れてみて、初めて分かる大切さとでもいうのだろうか。親が電気屋でパンフレットを貰ってくるというから、それを読みながら少し研究でもしたほうがいいのかも知れませんね。不便だけど、直ちに生活が出来なくなったわけでもないから、こちらも騙し騙しやっていきましょう。
道など探せばいくらでも
2012年2月9日 アニメ・マンガこの前、とらのあな横浜店行ったんですけど、あそこやメロンブックスには同人誌即売会のチラシを置いてあることが多いんですよ。大きいイベントもあれば、小さなオンリーとかもですけど、その中の1枚にあの夏オンリーがあるのを発見しました。あの夏で待ってるといえば、現在まさに放送中のアニメであり、放送開始自体が先月というかなり新しい作品です。そのオンリーイベントがもう行われるというのだから、まったく気の早い話というか、それほど人気だったとは思わなかった。
確認したところ執事とらのあなと同時開催らしいけど、開場のハイライフプラザいたばしって、それなりに遠い場所なんだよな。月末に行われるSHTは蒲田ですから、それに比べるとどうにも……都産より距離あるし。3月4なんて気が早いと思わなくもないけど、あの夏、いや、公式的にはなつまちですか。あれは1クールアニメですから、3月以降では番組が終わってるんですよね。だから、放送期間に合わせるのなら3月しかないのだろうし、そういった意味では分からなくもないんだけど。まあ、1月のサンクリでさえ新刊出しているところがあったのだし、3月ならばある程度の本は期待できるのかな。既に参加サークルリストも公開、はこの日記書いている段階ではされてるけど、日付的にはまだなのか。面倒くさいな。募集期間を考えれば、よほど早く描ける人でもないと新刊を用意するのは難しい気もするのだけど、別にコピ本でもペーパーでも参加は出来るわけですしね。興味がないといえば嘘になるけど、さて参加すべきかどうか。いや、勿論一般参加の話ですよ? 私はコミ1まで同人活動をするつもりないですし、オンリーなんて出ている余裕はありません。そういや去年は、CUFFSオンリーにヨスガで参加したんでしたか。確か2月も末日だった気がしますけど、あのときは結構盛況でしたね。冬コミの再販と、コピー本を持って行ったと思いますが、あっという間に完売した記憶がある。まあ、それほど部数なかったからなんだろうけど。うちのサークルで完売が多いのは、普段から全然部数を刷らないからなんだよね。印刷費が取り戻せればそれでいいって感じだし、最近では去年のアンソロぐらいですかね? 100冊以上刷った本は。まあ、この方法は確実に完売させるには有効だけど、仮に完売しなかったら即赤字になるわけだから、かなりギリギリなんですけど。
私は趣味同人と謳いつつも、大きなイベントにしか出ませんし、行きませんので、オンリーは滅多に参加しません。ジャンル買いをしない人なので、そもそもジャンルオンリーには興味ないのだと言えばそれまでだけど、なつまちはどうなんだろうね。コミ1まで待てば、オンリーよりも多くの新刊が出てくると思うものの、そこでしか手に入らないものがあるかも知れないと思えば、ちょっと考えてしまう。なつまちは好きなアニメだし、同人誌が流行って欲しいというようなことは、常々考えてきたことでもあるしね。ただ、板橋か……やっぱ遠いよ。横浜からなら1時間、湘南新宿ラインを使えばもっと早いかな? 都心や副都心よりも先にある場所へ行くというのは、神奈川県民の私からすると、結構面倒くさいことなんですよね。まあ、電車乗っていれば着くわけですし、行っていけない場所じゃないんだろうけど、SHTの翌週にまたイベントというのは、金銭的にもどうなんだろうか。
なにせ、今月の私は金がないですからね。例え給料日が来たところでそれは変わらないというか、先月の無駄遣いが重く伸し掛かって、身動きが取れない状態にあります。節約とか節制をテーマに掲げていたとは思えないほどの堕落っぷりですが、気が付いたらそんなことになっていたのだから仕方がない。私ってのは、基本的にダメな奴なのかな。まあ、貯金だか預金は唸るぐらいにありますから、問題ないんだけどね。うん、負け惜しみですよ。私が本質的にケチな人間であることには変わりないですし、いざというときの蓄えはありますから、悲恋堂の店主に言わせれば、私の貧乏とか、金がないという言葉は、本当に困っている人へ失礼らしい。まあ、その通りだとは思うけど。
実際になつまちオンリーへ参加するかどうかはともかくとして、今年は結構イベントの予定が立て込んでますね。去年がどれぐらいだったのかはよく覚えてませんけど、私もいい加減歳ですから、それほど活動的でいられる時間も、残り少ないのかも知れないね。出不精というわけではないのだろうけど、足が重くなったのは事実だし。それが良いのか悪いのか、節約という意味では正しいのかも知れないが、それはそれでつまらない話だとも思わなくはない。まあ、いずれにせよ実際に動くのは私なのだし、のんびりと決めていこうかな。それぐらいの時間は、まだあると思うから。
確認したところ執事とらのあなと同時開催らしいけど、開場のハイライフプラザいたばしって、それなりに遠い場所なんだよな。月末に行われるSHTは蒲田ですから、それに比べるとどうにも……都産より距離あるし。3月4なんて気が早いと思わなくもないけど、あの夏、いや、公式的にはなつまちですか。あれは1クールアニメですから、3月以降では番組が終わってるんですよね。だから、放送期間に合わせるのなら3月しかないのだろうし、そういった意味では分からなくもないんだけど。まあ、1月のサンクリでさえ新刊出しているところがあったのだし、3月ならばある程度の本は期待できるのかな。既に参加サークルリストも公開、はこの日記書いている段階ではされてるけど、日付的にはまだなのか。面倒くさいな。募集期間を考えれば、よほど早く描ける人でもないと新刊を用意するのは難しい気もするのだけど、別にコピ本でもペーパーでも参加は出来るわけですしね。興味がないといえば嘘になるけど、さて参加すべきかどうか。いや、勿論一般参加の話ですよ? 私はコミ1まで同人活動をするつもりないですし、オンリーなんて出ている余裕はありません。そういや去年は、CUFFSオンリーにヨスガで参加したんでしたか。確か2月も末日だった気がしますけど、あのときは結構盛況でしたね。冬コミの再販と、コピー本を持って行ったと思いますが、あっという間に完売した記憶がある。まあ、それほど部数なかったからなんだろうけど。うちのサークルで完売が多いのは、普段から全然部数を刷らないからなんだよね。印刷費が取り戻せればそれでいいって感じだし、最近では去年のアンソロぐらいですかね? 100冊以上刷った本は。まあ、この方法は確実に完売させるには有効だけど、仮に完売しなかったら即赤字になるわけだから、かなりギリギリなんですけど。
私は趣味同人と謳いつつも、大きなイベントにしか出ませんし、行きませんので、オンリーは滅多に参加しません。ジャンル買いをしない人なので、そもそもジャンルオンリーには興味ないのだと言えばそれまでだけど、なつまちはどうなんだろうね。コミ1まで待てば、オンリーよりも多くの新刊が出てくると思うものの、そこでしか手に入らないものがあるかも知れないと思えば、ちょっと考えてしまう。なつまちは好きなアニメだし、同人誌が流行って欲しいというようなことは、常々考えてきたことでもあるしね。ただ、板橋か……やっぱ遠いよ。横浜からなら1時間、湘南新宿ラインを使えばもっと早いかな? 都心や副都心よりも先にある場所へ行くというのは、神奈川県民の私からすると、結構面倒くさいことなんですよね。まあ、電車乗っていれば着くわけですし、行っていけない場所じゃないんだろうけど、SHTの翌週にまたイベントというのは、金銭的にもどうなんだろうか。
なにせ、今月の私は金がないですからね。例え給料日が来たところでそれは変わらないというか、先月の無駄遣いが重く伸し掛かって、身動きが取れない状態にあります。節約とか節制をテーマに掲げていたとは思えないほどの堕落っぷりですが、気が付いたらそんなことになっていたのだから仕方がない。私ってのは、基本的にダメな奴なのかな。まあ、貯金だか預金は唸るぐらいにありますから、問題ないんだけどね。うん、負け惜しみですよ。私が本質的にケチな人間であることには変わりないですし、いざというときの蓄えはありますから、悲恋堂の店主に言わせれば、私の貧乏とか、金がないという言葉は、本当に困っている人へ失礼らしい。まあ、その通りだとは思うけど。
実際になつまちオンリーへ参加するかどうかはともかくとして、今年は結構イベントの予定が立て込んでますね。去年がどれぐらいだったのかはよく覚えてませんけど、私もいい加減歳ですから、それほど活動的でいられる時間も、残り少ないのかも知れないね。出不精というわけではないのだろうけど、足が重くなったのは事実だし。それが良いのか悪いのか、節約という意味では正しいのかも知れないが、それはそれでつまらない話だとも思わなくはない。まあ、いずれにせよ実際に動くのは私なのだし、のんびりと決めていこうかな。それぐらいの時間は、まだあると思うから。
終焉などいつだってある
2012年2月8日 アニメ・マンガ
なんか、ネギま!の連載が終わるそうですね。とっくに10年ぐらい連載しているかと思ったけど、聞いた話ではまだ8年ぐらいだそうで。けどまあ、ラブひなのアニメが02年とか03年だったことを考えると、それほど不思議な年数でもないのかな。あれも結構引っ張りましたし、メディアミックス展開の華やかさとしては、むしろあちらの方が良かったんじゃないかな。ネギま!は映画化までしたらしいけど、これといって話題にもならなかったし、2回のアニメ化もパッとしなかったからね。作者曰く、総売上ではラビひなを超えてはいるらしいけど、だからといってネギま!がラブひなより上回っている作品だとは思えないな。私の感覚的な問題だけど。
別に赤松健の漫画は嫌いじゃないけど、ネギま!はあまり読みませんでしたね。マガジンを立ち読むにしても、ネギま!は何故かやってなかったり、やっていたとしても読み飛ばしたりしていた気がする。興味がない、とでも言うんでしょうか? マガジンを代表する漫画の一つであることは理解しているのですが、私の琴線に触れる物がないんでしょうね。可愛いと思うキャラもいるし、話も嫌いではないのだろうけど、実際問題として単行本は一冊も持ってないし、グッズも買ったことはありません。CDはスタチャのイベントで貰ったのがありますけど、それ以外は特にね。なにせ、あれだけ流行った同人誌すら、私の手元には1冊もないのだから。どこまで興味がないんだよ、という感じですけど、まあ、縁がなかったんでしょうね。それにほら、私は同時期の漫画ならスクランの方が好きだったから。まあ、スクランも途中で展開に飽きてきて投げ出してしまいましたけど。
先日の日記で私はあまり漫画を読む方ではない、と書きましたけど、単純に漫画を持続的に読む習慣がないのかも知れませんね。ハヤテのごとく!も昔は買っていたけど、ギリシャ編が終わった辺りで読まなくなってしまいましたし、今現在どんな話になっているのかサッパリです。そういや、あれもアニメは微妙だったなぁ。売れたからこそ2期がやり、映画もやったんでしょうけど、メディア展開にはそれほど興味がなかったかな。私は漫画にかぎらず、原作物のアニメ化というのにどこか冷めた部分がありますから、積極的に乗っかっていくということをしないんでしょうね。例えば来期では米澤穂信の評価がアニメ化されますけど、あれも本音を言うと止めてほしかったり……まあ、その件は今度で良いか。
私が今読んでいる漫画なんてのは、そもそも週刊誌でも月刊誌でも存在せず、コミックスで集めているものがほとんどなんだけど、それにしたって片手ほどの数しかないですからね。たまに立ち読んだり、職場に転がったりしているのを読むぐらいで、マガジンやサンデーは読んでも、ジャンプは皆無になったなぁ。まあ、マガジンにしたところでだぶるじぇいが打ち切られてしまいましたから、絶望先生ぐらいしか読むものもないんですけど……サンデーだとあれか、神のみぐらいか。
そういや、神のみのメディア展開は私結構好きだったな。そもそもがああいう話というのもあるのだろうけど、ヒロインや声優の使い方が見事だったし、絵柄もぽよよんろっくですから可愛らしいしね。確か、物語シリーズも同じキャラデザだったはずだけど、あれほど丁寧に作っているのに売上はパッとしなかったらしいね。2期は予め決まっていたらしいけど、3期まで続けて欲しいというのが本音だったり。原作はまあ、なんかクライマックスに近付いてるらしいけど、サンデー作品の悪いところは、妙に完結を先延ばしにしてダラダラと続けることですかね。この辺り、三大週刊誌の中で唯一、古くさい感覚が残っているということになるんでしょうけど、ジャンプや最近のマガジンほどに素早く打ち切れという意味じゃなくて、私は少年漫画なんてのは20巻ぐらいでいいと思ってますからね。30巻以上とか、もう面倒臭いじゃないですか。まあ、ハヤテも神のみも未だ30巻未満のはずだけど、長々続けるタイプの話でも、ないと思うんだよね。私が飽きっぽいというのもあるんだろうけど。
ネギま!が最終回だらといって、別にマガジンを買ってきたりするようなことはないんですけど、最後ぐらいは表紙&巻頭カラーになるのだろうか? いや、最終回を巻頭で読むってのも雰囲気的にどうかと思うし、ここはセンターカラーかしら。どっちの方が良いかはわかりませんけど、いずれにせよ立ち読みぐらいしかしないから良いか。そういや、赤松健はJコミとかいう無料の漫画サイトやってますけど、あれでネギま!も読めるようになるのかな? 完結するのだし。終わるからと言ってコミックスを集めるようなことを私はしないけど、タダで読めるのなら、何十巻分読んでないのかはしらないけど、少しは興味もわくというものです。
別に赤松健の漫画は嫌いじゃないけど、ネギま!はあまり読みませんでしたね。マガジンを立ち読むにしても、ネギま!は何故かやってなかったり、やっていたとしても読み飛ばしたりしていた気がする。興味がない、とでも言うんでしょうか? マガジンを代表する漫画の一つであることは理解しているのですが、私の琴線に触れる物がないんでしょうね。可愛いと思うキャラもいるし、話も嫌いではないのだろうけど、実際問題として単行本は一冊も持ってないし、グッズも買ったことはありません。CDはスタチャのイベントで貰ったのがありますけど、それ以外は特にね。なにせ、あれだけ流行った同人誌すら、私の手元には1冊もないのだから。どこまで興味がないんだよ、という感じですけど、まあ、縁がなかったんでしょうね。それにほら、私は同時期の漫画ならスクランの方が好きだったから。まあ、スクランも途中で展開に飽きてきて投げ出してしまいましたけど。
先日の日記で私はあまり漫画を読む方ではない、と書きましたけど、単純に漫画を持続的に読む習慣がないのかも知れませんね。ハヤテのごとく!も昔は買っていたけど、ギリシャ編が終わった辺りで読まなくなってしまいましたし、今現在どんな話になっているのかサッパリです。そういや、あれもアニメは微妙だったなぁ。売れたからこそ2期がやり、映画もやったんでしょうけど、メディア展開にはそれほど興味がなかったかな。私は漫画にかぎらず、原作物のアニメ化というのにどこか冷めた部分がありますから、積極的に乗っかっていくということをしないんでしょうね。例えば来期では米澤穂信の評価がアニメ化されますけど、あれも本音を言うと止めてほしかったり……まあ、その件は今度で良いか。
私が今読んでいる漫画なんてのは、そもそも週刊誌でも月刊誌でも存在せず、コミックスで集めているものがほとんどなんだけど、それにしたって片手ほどの数しかないですからね。たまに立ち読んだり、職場に転がったりしているのを読むぐらいで、マガジンやサンデーは読んでも、ジャンプは皆無になったなぁ。まあ、マガジンにしたところでだぶるじぇいが打ち切られてしまいましたから、絶望先生ぐらいしか読むものもないんですけど……サンデーだとあれか、神のみぐらいか。
そういや、神のみのメディア展開は私結構好きだったな。そもそもがああいう話というのもあるのだろうけど、ヒロインや声優の使い方が見事だったし、絵柄もぽよよんろっくですから可愛らしいしね。確か、物語シリーズも同じキャラデザだったはずだけど、あれほど丁寧に作っているのに売上はパッとしなかったらしいね。2期は予め決まっていたらしいけど、3期まで続けて欲しいというのが本音だったり。原作はまあ、なんかクライマックスに近付いてるらしいけど、サンデー作品の悪いところは、妙に完結を先延ばしにしてダラダラと続けることですかね。この辺り、三大週刊誌の中で唯一、古くさい感覚が残っているということになるんでしょうけど、ジャンプや最近のマガジンほどに素早く打ち切れという意味じゃなくて、私は少年漫画なんてのは20巻ぐらいでいいと思ってますからね。30巻以上とか、もう面倒臭いじゃないですか。まあ、ハヤテも神のみも未だ30巻未満のはずだけど、長々続けるタイプの話でも、ないと思うんだよね。私が飽きっぽいというのもあるんだろうけど。
ネギま!が最終回だらといって、別にマガジンを買ってきたりするようなことはないんですけど、最後ぐらいは表紙&巻頭カラーになるのだろうか? いや、最終回を巻頭で読むってのも雰囲気的にどうかと思うし、ここはセンターカラーかしら。どっちの方が良いかはわかりませんけど、いずれにせよ立ち読みぐらいしかしないから良いか。そういや、赤松健はJコミとかいう無料の漫画サイトやってますけど、あれでネギま!も読めるようになるのかな? 完結するのだし。終わるからと言ってコミックスを集めるようなことを私はしないけど、タダで読めるのなら、何十巻分読んでないのかはしらないけど、少しは興味もわくというものです。
あしたの今日子さん 1 (電撃コミックス)
2012年2月7日 アニメ・マンガ
私の趣味は一応、読書ということになっていますけど、小説に比較してあまり漫画を読むことが少ない。下手をすればエッセイや伝記を読むことの方が多いかも知れない。コミックRUSHがネットに移行したり、コンプエースで某漫画の連載が終わってからは月刊誌というものを買わなくなったし、週刊誌は昔から買わない主義の人でした。だから、私は業界にいる者としては漫画に明るい方ではなく、最近ではたまに電撃大王を読むぐらいになっています。コミックスに関しても、それこそ昔から集めているものを継続して購入しているぐらいで、ぱにぽにが終わったので今やスケブぐらいになるのでしょうか。
ただ、そんな私も漫画を読む機会が全くないというわけではなく、職場でボケラーっとしていると、いえ、仕事をしていると何冊か貰うことがしばしばあります。出版社というのは、自社本以外も献本等で送られてくることがありますから、一見漫画とは無縁そうなところにも、結構コミックスが置いてあることが多いのですよ。で、今回取り上げる「あしたの今日子さん」もまた、職場に転がっていたのを頂いた、つまり貰い物ですね。
電撃系のコミックスらしいからラノベのコミカライズ化と思ったんだけど、実際はオリジナル作品らしく、読んでみるとそこそこ面白かったです。絵柄はなかなか可愛らしいですし、全体的に童顔なところも今時という感じでしょう。内容に関しては……これも今の流行りといって良いのかな。表紙は女の子ですし、この子がタイトル名の今日子さんなわけだけど、実際の主人公はどちらかと言えば作中に登場する魔王だったりします。そう、魔王。魔界から来た、偉大なる魔族の王です。今日子さんは主役だけどヒロインという扱いで、役職は勇者。この物語は現代社会を舞台にした勇者&魔王モノなんですね。まあ、RPGというわけではなく、魔界の不況に喘ぐ魔王と部下が、それを打開するために人間界にやってきて、勇者の少女とその仲間に出会うという話なんだけど、最近はラノベを中心にこういうのが多い気がする。魔王が結構ろくでなしだったり、あるいは美少女だったり。この作品ではまあ、絵柄の影響もあって結構かっこ可愛い系の顔立ちですけど。
ギャグマンガですから、偉大なる魔王と勇者が魔法や剣で壮絶なバトルを繰り広げるという話ではなく、人間界で生きる魔王と、女子高生として生活している勇者の日常をメインに物語は展開していきます。勿論、両者は敵同士ですから出会えば戦うこともありますが、それにしたって勇者である今日子さんが、とある弱点を除けばほとんど無敵の実力を持っており、ここぞという時にイマイチ力を発揮できない魔王は、ボッコボコにされていることが多いです。そのギャップを楽しむという意味もあるんだろうけど、いや、しかし、ギャグマンガというのは解説するもんじゃないね。実際に読んで、その面白さを体感しないことには。
舞台は千葉県、というか柏市らしく、地元地域に根付いたネタが結構出てきます。作者の地元なのだろうけど、例えば柏レイソルとか、柏銀座通りとか、そっち方面へ住んでいる人にはニヤリとするような感じなのかな? 聖地巡礼が楽そうではあるけど、実際にどの程度再現されているのかは、流石に言ったことが無いのでよく分からない。友人が、柏レイソルのサポーターをやっていたと思うけど、別に柏市民というわけじゃないだろうしな。
絵柄の可愛らしさと、話の軽さは前述のとおり今時のオタク向け漫画という感じだけど、サブカルやオタク要素に特化しているということはなく、精々分かりやすい萌え要素を使っているぐらいです。これがまた私には好感というか、意味もなくオタクに媚びた内容というわけではないのが良いね。オリジナルでこういう作品を持ってこれるのは、ちょっと見直したかも知れない。私はあまり、電撃コミックスはあまり評価していませんでしたから。
1巻ということは、余程のことがない限り2巻も出るというわけで、久々に購入リストに加えても良いかなと思います。アニメ化出来るかは分かりませんが、電撃作品のすべてがアニメにならなければいけない理由はないし、これといってアニメで見て楽しい内容かと言われると、どうなんだろうね? 作者は確か、ケメコデラックスと同じだったはずだけど、あれはどんな感じだったか……少なくともケメコよりは読みやすいと思うし、取り立ててクドい内容というわけではないから、誰でも気軽に入っていける作品だと思います。まあ、前作のファンからすると、落ち着きすぎているという感じもあるのかも知れませんが。私は好きですよ、こういう作品。
ただ、そんな私も漫画を読む機会が全くないというわけではなく、職場でボケラーっとしていると、いえ、仕事をしていると何冊か貰うことがしばしばあります。出版社というのは、自社本以外も献本等で送られてくることがありますから、一見漫画とは無縁そうなところにも、結構コミックスが置いてあることが多いのですよ。で、今回取り上げる「あしたの今日子さん」もまた、職場に転がっていたのを頂いた、つまり貰い物ですね。
電撃系のコミックスらしいからラノベのコミカライズ化と思ったんだけど、実際はオリジナル作品らしく、読んでみるとそこそこ面白かったです。絵柄はなかなか可愛らしいですし、全体的に童顔なところも今時という感じでしょう。内容に関しては……これも今の流行りといって良いのかな。表紙は女の子ですし、この子がタイトル名の今日子さんなわけだけど、実際の主人公はどちらかと言えば作中に登場する魔王だったりします。そう、魔王。魔界から来た、偉大なる魔族の王です。今日子さんは主役だけどヒロインという扱いで、役職は勇者。この物語は現代社会を舞台にした勇者&魔王モノなんですね。まあ、RPGというわけではなく、魔界の不況に喘ぐ魔王と部下が、それを打開するために人間界にやってきて、勇者の少女とその仲間に出会うという話なんだけど、最近はラノベを中心にこういうのが多い気がする。魔王が結構ろくでなしだったり、あるいは美少女だったり。この作品ではまあ、絵柄の影響もあって結構かっこ可愛い系の顔立ちですけど。
ギャグマンガですから、偉大なる魔王と勇者が魔法や剣で壮絶なバトルを繰り広げるという話ではなく、人間界で生きる魔王と、女子高生として生活している勇者の日常をメインに物語は展開していきます。勿論、両者は敵同士ですから出会えば戦うこともありますが、それにしたって勇者である今日子さんが、とある弱点を除けばほとんど無敵の実力を持っており、ここぞという時にイマイチ力を発揮できない魔王は、ボッコボコにされていることが多いです。そのギャップを楽しむという意味もあるんだろうけど、いや、しかし、ギャグマンガというのは解説するもんじゃないね。実際に読んで、その面白さを体感しないことには。
舞台は千葉県、というか柏市らしく、地元地域に根付いたネタが結構出てきます。作者の地元なのだろうけど、例えば柏レイソルとか、柏銀座通りとか、そっち方面へ住んでいる人にはニヤリとするような感じなのかな? 聖地巡礼が楽そうではあるけど、実際にどの程度再現されているのかは、流石に言ったことが無いのでよく分からない。友人が、柏レイソルのサポーターをやっていたと思うけど、別に柏市民というわけじゃないだろうしな。
絵柄の可愛らしさと、話の軽さは前述のとおり今時のオタク向け漫画という感じだけど、サブカルやオタク要素に特化しているということはなく、精々分かりやすい萌え要素を使っているぐらいです。これがまた私には好感というか、意味もなくオタクに媚びた内容というわけではないのが良いね。オリジナルでこういう作品を持ってこれるのは、ちょっと見直したかも知れない。私はあまり、電撃コミックスはあまり評価していませんでしたから。
1巻ということは、余程のことがない限り2巻も出るというわけで、久々に購入リストに加えても良いかなと思います。アニメ化出来るかは分かりませんが、電撃作品のすべてがアニメにならなければいけない理由はないし、これといってアニメで見て楽しい内容かと言われると、どうなんだろうね? 作者は確か、ケメコデラックスと同じだったはずだけど、あれはどんな感じだったか……少なくともケメコよりは読みやすいと思うし、取り立ててクドい内容というわけではないから、誰でも気軽に入っていける作品だと思います。まあ、前作のファンからすると、落ち着きすぎているという感じもあるのかも知れませんが。私は好きですよ、こういう作品。
それは既に終わった話だから
2012年2月6日 アニメ・マンガAT-Xで涼宮ハルヒの憂鬱が放送しているのは、もしかしたらこの日記でも前に書いたかも知れませんが、どうやら全28話をすべて放送するつもりのようで、今月からいよいよエンドレスエイトに突入しました。ハルヒのアニメとしては第2期でアニメ化された同作品ですが、まさかの8話連続で同じ話を放送するという手法は、今でも覚えている人が沢山いるかと思います。原作が長らくストップしていたハルヒにとって、アニメはまさに作品の人気を持続させる意味で生命線とも言える存在だったのですが、この成功とも失敗とも言えないエンドレスエイトが、良くも悪くも株を下げたり評判を落とした印象ですね。
まあ、エンドレスエイトという作品をアニメ化するにあたって、京都アニメーションがやった試み自体は否定されるべきではないのかと思いますけど、当時のファンがこれを毎週1話ずつつ延々と観ていたのかと思えば、割りと同情に値するんじゃないかな。だって、2話放送のAT-Xでさえ8話すべて流し終える頃には、月が変わっていますからね。単純計算で本放送時は2ヵ月もの間、同じ話を延々と繰り返していたわけですから神経すり減ってぶち切れるのも分かるというものだ。あれが単に尺稼ぎか、引き伸ばしか、あるいは消失映画化に向けた長門の気持ちを感じ取ろうというもっともらしい理由で製作されたのかはしらないけど、ハルヒには他にも面白い短編が多くあったのだから、なにもエンドレスエイトばかり作らないでも良かったんじゃないかな。まあ、色々な事情はあったんでしょうけど。
私は元来、涼宮ハルヒシリーズがそれほど好きじゃなくて、確か好きじゃない理由もここかTwitterで書いたような気がするんだけど、何気にアニメの方をきちんと観るのも、今回が初めてだったのかも知れない。時系列順、というんですか? AT-Xはそれで放送されているみたいだけど、エンドレスエイトはともかくとしても、なかなかテンポ良く進んでいくから、見やすいといえば見やすいですね。逆に同じく京都アニメショーンが制作したらき☆すたも現在放送中なのだけど、こっちは初回からしてテンポがあまり宜しくないように思われる。当時の言葉で言うなれば、その域に達していないが故でしょうかね。今見ると、確かに納得のいく部分もなくはない。まあ、あの降板劇が本当にそういった理由で行われたかなんて、真実のほどはわかりませんけど。
しかし、あれだね。一応エンドレスエイトも録画しているけど、8話も放送するなら5話ぐらい録画しなくてもいいんじゃないか? って思わなくもない。確かにそれぞれの話を新規に制作しているとは言え、大した違いがあるわけでもなし、コレクション的な意味以外で、残しておく理由もないような気がしてさ。まあ、どうせ放送終了したらまとめてBlu-rayに焼くつもりではあるから、これといって残さない理由もないのだけど……さて、どうしたものかね。私は上記の通り、ハルヒという作品にそれほど思い入れがないからな。映画にはいったけど、特別好きってわけでもないし、第1期放送から今年で6年でしたっけ? 3年後の2009年に2期がやって、映画はその翌年だったような気がするけど、まあ、なんだかんだで古い作品なんだよ。一世は風靡したかもしれないが、私にとっても、そしておそらく世間にとっても過去の人気作という位置づけなのだと思う。こまめにやってるから色褪せてはいないけど、流石に新鮮味は薄れてきたというイメージ。
まあ、私はエンドレスエイトを毎週2話ずつ観るほど根性がある方ではないから、適当に録画しつつ8話目ぐらいまでは放置しておこうかと思います。元々原作は読んでいますから、オチも知っているしね。そういや、ハルヒは1期を少しだけ見て、2期はまったく観なかった記憶があるな。エンドレスエイトも、1話ぐらいは見た記憶はあるけど、それが何回目のループだったかは、既に思い出すことも出来ない。逆に覚えていたらすごいよ。
ハルヒのアニメ以外にも観なくちゃいけないものは沢山あるし、今期のアニメにしても、日記で取り上げるのを止めただけで、継続して視聴しているものは沢山あるからね。意外とアニメの感想とかレビューを書くのって大変だから、時間があるときにしかできないのが難点ですよ。けれどもまあ、ちょっと触れておきたい作品がないわけでもないから、明日以降の日記で少しずつ書いて行きましょうかね。決して、他にネタがないわけではないが。同人活動に関しては、既刊の修正を終えたから現在僅かに休みを挟んでいるけど、仕事の方も忙しくってね。この溜まった日記を、さてどうやって追いつかせたものやら。今のペースじゃ確実に間に合わないけど、速度をあげる方法はなにかないものか。
まあ、エンドレスエイトという作品をアニメ化するにあたって、京都アニメーションがやった試み自体は否定されるべきではないのかと思いますけど、当時のファンがこれを毎週1話ずつつ延々と観ていたのかと思えば、割りと同情に値するんじゃないかな。だって、2話放送のAT-Xでさえ8話すべて流し終える頃には、月が変わっていますからね。単純計算で本放送時は2ヵ月もの間、同じ話を延々と繰り返していたわけですから神経すり減ってぶち切れるのも分かるというものだ。あれが単に尺稼ぎか、引き伸ばしか、あるいは消失映画化に向けた長門の気持ちを感じ取ろうというもっともらしい理由で製作されたのかはしらないけど、ハルヒには他にも面白い短編が多くあったのだから、なにもエンドレスエイトばかり作らないでも良かったんじゃないかな。まあ、色々な事情はあったんでしょうけど。
私は元来、涼宮ハルヒシリーズがそれほど好きじゃなくて、確か好きじゃない理由もここかTwitterで書いたような気がするんだけど、何気にアニメの方をきちんと観るのも、今回が初めてだったのかも知れない。時系列順、というんですか? AT-Xはそれで放送されているみたいだけど、エンドレスエイトはともかくとしても、なかなかテンポ良く進んでいくから、見やすいといえば見やすいですね。逆に同じく京都アニメショーンが制作したらき☆すたも現在放送中なのだけど、こっちは初回からしてテンポがあまり宜しくないように思われる。当時の言葉で言うなれば、その域に達していないが故でしょうかね。今見ると、確かに納得のいく部分もなくはない。まあ、あの降板劇が本当にそういった理由で行われたかなんて、真実のほどはわかりませんけど。
しかし、あれだね。一応エンドレスエイトも録画しているけど、8話も放送するなら5話ぐらい録画しなくてもいいんじゃないか? って思わなくもない。確かにそれぞれの話を新規に制作しているとは言え、大した違いがあるわけでもなし、コレクション的な意味以外で、残しておく理由もないような気がしてさ。まあ、どうせ放送終了したらまとめてBlu-rayに焼くつもりではあるから、これといって残さない理由もないのだけど……さて、どうしたものかね。私は上記の通り、ハルヒという作品にそれほど思い入れがないからな。映画にはいったけど、特別好きってわけでもないし、第1期放送から今年で6年でしたっけ? 3年後の2009年に2期がやって、映画はその翌年だったような気がするけど、まあ、なんだかんだで古い作品なんだよ。一世は風靡したかもしれないが、私にとっても、そしておそらく世間にとっても過去の人気作という位置づけなのだと思う。こまめにやってるから色褪せてはいないけど、流石に新鮮味は薄れてきたというイメージ。
まあ、私はエンドレスエイトを毎週2話ずつ観るほど根性がある方ではないから、適当に録画しつつ8話目ぐらいまでは放置しておこうかと思います。元々原作は読んでいますから、オチも知っているしね。そういや、ハルヒは1期を少しだけ見て、2期はまったく観なかった記憶があるな。エンドレスエイトも、1話ぐらいは見た記憶はあるけど、それが何回目のループだったかは、既に思い出すことも出来ない。逆に覚えていたらすごいよ。
ハルヒのアニメ以外にも観なくちゃいけないものは沢山あるし、今期のアニメにしても、日記で取り上げるのを止めただけで、継続して視聴しているものは沢山あるからね。意外とアニメの感想とかレビューを書くのって大変だから、時間があるときにしかできないのが難点ですよ。けれどもまあ、ちょっと触れておきたい作品がないわけでもないから、明日以降の日記で少しずつ書いて行きましょうかね。決して、他にネタがないわけではないが。同人活動に関しては、既刊の修正を終えたから現在僅かに休みを挟んでいるけど、仕事の方も忙しくってね。この溜まった日記を、さてどうやって追いつかせたものやら。今のペースじゃ確実に間に合わないけど、速度をあげる方法はなにかないものか。
Happy Birthday~春日野兄妹~
2012年2月5日 ヨスガノソラ今日はヨスガノソラの主人公&メインヒロインである、春日野悠と春日野穹の誕生日です。双子の兄妹である二人は、当然誕生日も一緒なんですけど、私もささやかながらお祝いをしていました。まあ、冷蔵庫にあったケーキを食べたぐらいで、他に大御馳走を用意したとかじゃないんだけど、昨年のクリスマスに比べるとちょっと勢いが落ちましたかね? 私としてはこっちが本番のつもりだったから、色々考えてはいたんですが、目に見える形にはならなかったかも知れない。
日記を読み返す限り、去年の誕生日は春日野悠botを公開した日らしいですね。アカウント自体を作成したのが穹 botと同時期だから、私としてはまだ1年しか経っていないのか、という感じなのだけど、月日が経つのは早いものです。今年も実はbotの新機能を実装して、それを持って私なりにハルと穹の誕生日をお祝いする予定だったんだけど、なんか上手く作動していないっぽい。どんな機能を実装したのかといえば、兼ねてからの悲願であった春日野兄妹botの会話機能になります。
つまり、春日野穹、春日野悠、それぞれのbotが互いの呟きというか台詞に反応して、リプライによって会話を始め、ゲームのシーンを再現するというもので、テスト段階では成功していたから問題はないはずなんですが……作動しませんね。穹とハルのbotは、原作における共通パート及び穹シナリオの台詞を、ほぼ全てに渡って収録していますから、言ってしまえば全部の呟きに反応、会話を始めることができます。ただ、それでは始終会話をし続けることとなりTwitterbotとしての趣旨から外れますし、あまり二人の世界に入りすぎるのもどうかと思ったので、ある程度特定のワードでしか会話しないように設定したんですよ。じゃないと、収集がつかないから。でも、それが却って機能の活性化を妨げたというか、その特定ワードを呟かない限り、会話が始まらないという意味でもあるんだよね。
春日野穹botはヨスガノソラ及びハルカナソラの台詞の大半が収録されていて、その数は2000を超えています。一方、ハルbotは地の文も呟きとして登録していることから、ヨスガノソラだけで2500以上なんですよ。だから、極端なことを言えば2000分の幾つという確率で二人は台詞を呟いているわけであり、ランダムであることもあってなかなか会話のキーとなる台詞が出てこないんですね。最初に手動でやっておけば良かったんだろうけど、自然な流れで会話を始めるかなぁと思っていただけに、ちょっと予想が外れてしまった。
ハルをハルカナソラの台詞に対応させれば手っ取り早いんだけど、そうすると確実に4000を超えるだろうから、バランスが崩れるかパンクする気がするんだよねぇ。地の文を少し削ればいいのかな……元々、ハルbotの公開が遅れたのも台詞量の膨大さから、バランスを取るのが難しかったからだっけ、そういえば。ハルは台詞という意味ではそれほど数があるキャラではないのだけど、それだけだとあまりに少なすぎたから、補う意味で地の文も入れることにしたんですよ。でも、当時は地の文の仕分けとでも言うんですか? そういったのをやる時間がなかったから、大体の範囲で全て入れてしまったんだと思う。なんか去年の日記を読む限り、流行病で伏せっている中で仕上げたっぽいことが書いてあるから。
まあ、そんな訳で不安定というか、まともに機能していない新機能だけど、そのうち反応すると思うので温かい目で見守ってもらえればと思います。実装したかった機能はこれで全部搭載した感じだけど、穹botもハルbotも、まだまだ成長の余地はあると思いますし、じっくりと育てて行きましょうかね。
ちなみに、ハルbotって返信に使えそうな台詞があまり無いことから、リプライ機能を搭載していないんだけど、これって需要あるんですかね? キャラボット辺りで仕込むことも可能なんだけど、あまり必要性を感じなかったので今まで放置していました。だって、穹ならまだしもハルと会話もどきをしたい人なんて、そんないないでしょう。まあ、これはあくまで私の感覚であって、例えば女性ファンとかは違うのかも知れませんが。仮に需要があるようならば実装の方を検討しますので、私にコンタクトを取れる人は言って下さい。流石にTL反応はいらないと思いますけど。いや、それも人それぞれなのかな。
日記を読み返す限り、去年の誕生日は春日野悠botを公開した日らしいですね。アカウント自体を作成したのが穹 botと同時期だから、私としてはまだ1年しか経っていないのか、という感じなのだけど、月日が経つのは早いものです。今年も実はbotの新機能を実装して、それを持って私なりにハルと穹の誕生日をお祝いする予定だったんだけど、なんか上手く作動していないっぽい。どんな機能を実装したのかといえば、兼ねてからの悲願であった春日野兄妹botの会話機能になります。
つまり、春日野穹、春日野悠、それぞれのbotが互いの呟きというか台詞に反応して、リプライによって会話を始め、ゲームのシーンを再現するというもので、テスト段階では成功していたから問題はないはずなんですが……作動しませんね。穹とハルのbotは、原作における共通パート及び穹シナリオの台詞を、ほぼ全てに渡って収録していますから、言ってしまえば全部の呟きに反応、会話を始めることができます。ただ、それでは始終会話をし続けることとなりTwitterbotとしての趣旨から外れますし、あまり二人の世界に入りすぎるのもどうかと思ったので、ある程度特定のワードでしか会話しないように設定したんですよ。じゃないと、収集がつかないから。でも、それが却って機能の活性化を妨げたというか、その特定ワードを呟かない限り、会話が始まらないという意味でもあるんだよね。
春日野穹botはヨスガノソラ及びハルカナソラの台詞の大半が収録されていて、その数は2000を超えています。一方、ハルbotは地の文も呟きとして登録していることから、ヨスガノソラだけで2500以上なんですよ。だから、極端なことを言えば2000分の幾つという確率で二人は台詞を呟いているわけであり、ランダムであることもあってなかなか会話のキーとなる台詞が出てこないんですね。最初に手動でやっておけば良かったんだろうけど、自然な流れで会話を始めるかなぁと思っていただけに、ちょっと予想が外れてしまった。
ハルをハルカナソラの台詞に対応させれば手っ取り早いんだけど、そうすると確実に4000を超えるだろうから、バランスが崩れるかパンクする気がするんだよねぇ。地の文を少し削ればいいのかな……元々、ハルbotの公開が遅れたのも台詞量の膨大さから、バランスを取るのが難しかったからだっけ、そういえば。ハルは台詞という意味ではそれほど数があるキャラではないのだけど、それだけだとあまりに少なすぎたから、補う意味で地の文も入れることにしたんですよ。でも、当時は地の文の仕分けとでも言うんですか? そういったのをやる時間がなかったから、大体の範囲で全て入れてしまったんだと思う。なんか去年の日記を読む限り、流行病で伏せっている中で仕上げたっぽいことが書いてあるから。
まあ、そんな訳で不安定というか、まともに機能していない新機能だけど、そのうち反応すると思うので温かい目で見守ってもらえればと思います。実装したかった機能はこれで全部搭載した感じだけど、穹botもハルbotも、まだまだ成長の余地はあると思いますし、じっくりと育てて行きましょうかね。
ちなみに、ハルbotって返信に使えそうな台詞があまり無いことから、リプライ機能を搭載していないんだけど、これって需要あるんですかね? キャラボット辺りで仕込むことも可能なんだけど、あまり必要性を感じなかったので今まで放置していました。だって、穹ならまだしもハルと会話もどきをしたい人なんて、そんないないでしょう。まあ、これはあくまで私の感覚であって、例えば女性ファンとかは違うのかも知れませんが。仮に需要があるようならば実装の方を検討しますので、私にコンタクトを取れる人は言って下さい。流石にTL反応はいらないと思いますけど。いや、それも人それぞれなのかな。
今日は一日中、同人誌の修正作業を行なっていました。新刊ではなく既刊の話で、実は春先のCOMIC1にて昨年の冬コミで発行したヨスガノソラ同人誌、マフユノソラの再販をすることにしまして、折角の機会だからと、あの誤字脱字その他のミスが多い本文を手直しすることにしたんですよ。そのまま再販すれば割引もついてお得だったんだけど、流石になにもしないであれを出すのには抵抗があってさ。冬のときは完成させることだけを優先してたから、ろくに校正が出来なかったしね。まあ、外校に出すほどのものでもないので自主的な修正だけど、これがもう凄まじことになってしまった。
当たり前の話、製本前の校正というのは実際に一太郎なりワードなり、あるいはInDesign等に書かれた文章を印刷して、それに赤を入れていくことで校正作業をするわけだけど、重版修正に関しては、既に製本された本があるわけですから、これを直接読むことで作業していくことになります。出版社ならまだしも、一般家庭にOCRはありませんから、まあ、地味な作業ですね。いや、出版社にしたところで何重もの校正をしていますから、一概にOCRばかりに頼っているわけじゃないけれど……そこら辺の小難しい話は関係ないから止めておきますか。
私は教科書に書き込みをするのも好きじゃない人だったので、基本的に本その物に赤入れをするということはありません。付箋やポストイットを用意して、該当箇所に何が間違いであるか、修正すべき点なのかを書き記したものを貼りつけていくという感じです。別に私だけというわけじゃないし、そこらの校正者なら誰でもやってそうなことだけど、この方法の利点は修正箇所を撤回する場合、ただ付箋を剥がせばいいだけというのが大きいですね。最初は修正すべきと思っても、後々の文章を読むにつれて考え直すことはしょっちゅう出し、なにかと都合が良いのです。
まあ、新品の付箋を一個も用意すれば事足りるだろうと思って校正に挑んだ私だったのだけど、この考えは作業を進めていくごとに変わっていくことになります。無論、悪い方向にです。自分でも驚きだったんですが、読めば読むほど付箋をはる量が増えていき、当初用意した枚数で足りなくなったんだよね。一個に付き100枚もの付箋があるというのに。
結局、作業が終わる頃には使用した付箋が一個半、つまり枚数で150枚ほどになっており、修正箇所もまた150箇所に上りました。ページ数が140ページだったことを考えると、1ページに1つ以上の間違いがあることになり、こいつはもう頭が痛くなりますね。実際は修正のないページもあり、逆に修正箇所の多いページなんてのもあったから、この図式は不成立なんだけど、まさかここまで酷いとは思ってもみなかった。あからさまな誤字脱字もそうだけど、改行及びスペースミスとか、細かいものがどんどん出てくる。それだけならまだしも、文章的に納得のいかないもの、今読み返すとしっくり来ないものとか、そういうのの書き直しも行ったもんだから、結果的に修正箇所が山積みとなっていた感じですね。私の悪い癖なんだろうけど、折角直すのならとことんやりたいじゃないですか。
そんなわけで付箋がびっしり、真っ赤になった本を片手に、ワードへ打ち込まれている本文を打ち直しに掛かったのだけど、休みの日ということもあってかなり捗ったというか、1日で終わらせることが出来ました。なにせページ数がいつもの倍以上ですから、もう少し掛かるかと思ったんですが……やっぱり、本の状態になっていると違いますね。無事、入稿まで済ませましたので、COMIC1における再販には間に合いそうです。主な変更点としては、誤字脱字その他ミスの修正は勿論だけど、フェアで遊び紙が使えたから、ちょっとそれも使ってみました。文字本というか小説本なので、今まで遊び紙の類はあまり使って来なかったのだけど、まあ、いい機会なので。
とはいえ、あくまで修正であって乱調や落丁ではないので、基本的には重版という扱いです。だから、初版本と交換みたいなことはしないので、そこら辺はご了承頂ければと思います。まあ、直したといっても内容自体に変更があるわけでもないし、細かいミス以外は奥付表記が第2版となるぐらい、後は微妙に文章の変更があるぐらいか。初版本持っている人にはあまり意味ないものですけど、冬コミ行けなかった、もしくは冬コミで買えなかったという人はこの機会に是非。ちなみに、これとは別に新刊も出します。同じくヨスガ本第8弾ですが、現在執筆中なので冬のような目に合わないためにも、早め早めに書き上げるつもりです。2月中は無理かもだけど、3月なら……多分。頑張っていこう。
当たり前の話、製本前の校正というのは実際に一太郎なりワードなり、あるいはInDesign等に書かれた文章を印刷して、それに赤を入れていくことで校正作業をするわけだけど、重版修正に関しては、既に製本された本があるわけですから、これを直接読むことで作業していくことになります。出版社ならまだしも、一般家庭にOCRはありませんから、まあ、地味な作業ですね。いや、出版社にしたところで何重もの校正をしていますから、一概にOCRばかりに頼っているわけじゃないけれど……そこら辺の小難しい話は関係ないから止めておきますか。
私は教科書に書き込みをするのも好きじゃない人だったので、基本的に本その物に赤入れをするということはありません。付箋やポストイットを用意して、該当箇所に何が間違いであるか、修正すべき点なのかを書き記したものを貼りつけていくという感じです。別に私だけというわけじゃないし、そこらの校正者なら誰でもやってそうなことだけど、この方法の利点は修正箇所を撤回する場合、ただ付箋を剥がせばいいだけというのが大きいですね。最初は修正すべきと思っても、後々の文章を読むにつれて考え直すことはしょっちゅう出し、なにかと都合が良いのです。
まあ、新品の付箋を一個も用意すれば事足りるだろうと思って校正に挑んだ私だったのだけど、この考えは作業を進めていくごとに変わっていくことになります。無論、悪い方向にです。自分でも驚きだったんですが、読めば読むほど付箋をはる量が増えていき、当初用意した枚数で足りなくなったんだよね。一個に付き100枚もの付箋があるというのに。
結局、作業が終わる頃には使用した付箋が一個半、つまり枚数で150枚ほどになっており、修正箇所もまた150箇所に上りました。ページ数が140ページだったことを考えると、1ページに1つ以上の間違いがあることになり、こいつはもう頭が痛くなりますね。実際は修正のないページもあり、逆に修正箇所の多いページなんてのもあったから、この図式は不成立なんだけど、まさかここまで酷いとは思ってもみなかった。あからさまな誤字脱字もそうだけど、改行及びスペースミスとか、細かいものがどんどん出てくる。それだけならまだしも、文章的に納得のいかないもの、今読み返すとしっくり来ないものとか、そういうのの書き直しも行ったもんだから、結果的に修正箇所が山積みとなっていた感じですね。私の悪い癖なんだろうけど、折角直すのならとことんやりたいじゃないですか。
そんなわけで付箋がびっしり、真っ赤になった本を片手に、ワードへ打ち込まれている本文を打ち直しに掛かったのだけど、休みの日ということもあってかなり捗ったというか、1日で終わらせることが出来ました。なにせページ数がいつもの倍以上ですから、もう少し掛かるかと思ったんですが……やっぱり、本の状態になっていると違いますね。無事、入稿まで済ませましたので、COMIC1における再販には間に合いそうです。主な変更点としては、誤字脱字その他ミスの修正は勿論だけど、フェアで遊び紙が使えたから、ちょっとそれも使ってみました。文字本というか小説本なので、今まで遊び紙の類はあまり使って来なかったのだけど、まあ、いい機会なので。
とはいえ、あくまで修正であって乱調や落丁ではないので、基本的には重版という扱いです。だから、初版本と交換みたいなことはしないので、そこら辺はご了承頂ければと思います。まあ、直したといっても内容自体に変更があるわけでもないし、細かいミス以外は奥付表記が第2版となるぐらい、後は微妙に文章の変更があるぐらいか。初版本持っている人にはあまり意味ないものですけど、冬コミ行けなかった、もしくは冬コミで買えなかったという人はこの機会に是非。ちなみに、これとは別に新刊も出します。同じくヨスガ本第8弾ですが、現在執筆中なので冬のような目に合わないためにも、早め早めに書き上げるつもりです。2月中は無理かもだけど、3月なら……多分。頑張っていこう。
拘る箇所はいつも欲求
2012年2月3日 アニメ・マンガ原宿にあるニコニコ動画の本社ビルで、銀英伝カフェとかいうのがやっているらしいのだけど、私は基本的に副都心方面へ行くことが少ないので、スルーしてしまいました。先月中に何度か池袋へ行く機会はありましたけど、そこから原宿ってのも結構遠いしね。なんでも舞台版銀英伝とコラボした企画らしく、チケット持っていればコラボメニューが割引されたりしたらしいのだが……それにしたって別に魅力あるメニューというわけでもなかったしねぇ。
これはらいとすたっふの足立さんも言ってましたけど、ニコ動がなんとなくやっているようなカフェで提供するメニューですから、あまり料理に拘りみたいのが持てないんですよね。今度の舞台が同盟編であるから、同盟軍やヤン艦隊にまつわるキャラクターの名を冠したものが多かったけど、ヤンの紅茶はともかくとしても、同盟軍のパンケーキとか、フレデリカのクレープのなにが銀英伝だというのか。フレデリカのクレープは、まあ、本人も得意料理だといってましたから、百歩譲っていいとしましょう。普通はサンドイッチだろうと思わなくもないけけど、得意なのだから仕方がない。
けど、パンケーキってなんですか、パンケーキって。私は銀英伝にそこそこ詳しい方ですけど、同盟軍の主食や名物料理がパンケーキだったとは思いもしませんでしたよ。ていうか、普通にあり得ないだろう。銀英伝はスペースオペラにしては食事のシーンがそこそこあって、直接同盟軍と関わりのある食事といえば、例えば本伝の3巻でユリアンが戦艦アムルタート内で食べた、ルードルスープに鶏肉のグラタン、それにプロテイン入りミルク等を主体にした食事や、同じく3巻でヤンが軟禁生活中に食べたとされる朝食のメニューぐらいなもので、後は回廊の戦い後にヤン艦隊の面々が食べたホワイトシチューかな。外伝含めるとまあ、色々出てくるのだろうし、別に一食の食事を再現しろとも言わないけど、なんだってパンケーキなのよ。
ミハイロフの店で食べたフィッシュアンドチップスにミルクティーとか、カフェで出せそうな銀英伝っぽいメニューは探せばいくらでもあるのに、どうしてパンケーキとかクレープとか、直接的に登場していないものがコラボメニューとして提供されるのか。そういうところに納得がいかなかったのと、なにが銀英伝なのかという根本的な疑問から回避したというのが、チケット既に届いていたのに行かなかった理由かな。
次は料理に拘ったものをやりたいとか言ってたけど、まあ、酒類が提供できないってのは一番きつかったね。ブランデーにウイスキー、それにワイン。銀英伝は酒がよく出てくる話でもありましたから、これがないと雰囲気が出ない。三月兎のローストビーフディナーや、白鹿亭の鹿肉ローストみたいなメニューも魅力的だし、エレクトリックシープの海老のコキールとかもね。いっそ、上記のカフェもパンケーキなんか出さないで、カロリーメイトをハイカロリービスケットと言い張って提供すりゃ良かったんじゃないかしら。
まあ、それは冗談にしても純粋に料理という意味では同盟よりも帝国側のほうがネタとしては豊富なのか……? いや、外伝はともかくとしても、帝国側で食事のシーンってあまりないか。ラインハルトはキルヒアイスを失って以降、食事を共にする相手なんてヒルダぐらいしかいなかったし、それにしたところで食事よりも理知的な会話を楽しむといった感じだったからなぁ。ミッターマイヤーは奥さんの手料理を食べることもあったけど、それにしたって子供もいるキャゼルヌ家ほど豊富な描写はなかったし、あれ、意外と帝国側のほうが貧相だね。ヤン艦隊はなにせファミリーと呼ばれるぐらいだから、キャラクター同士の交流が割りと頻繁に行われていたけど、帝国軍人はそれぞれが上級大将以上の階級にあったこともあり、高級クラブで飲むぐらいのことしかなかった気もする。外伝だとね、ラインハルトもキルヒアイスも若いですから、それなりに食事の描写もあるんだけど。
まあ、こういった企画に次があるのかは知りませんが、どこぞのちゃんとしたレストランとコラボしてくれるのなら、今度は足を運んでもいいかも知れないですね。そういえば、アルスラーン戦記の新装版で、トルコ料理店を訪問して作中に出てくる料理と比較するみたいなコーナーが一度あった気がするけど、あれと似た感じのことが出来れば一番いいのかも知れない。同盟料理なんてものは現実に存在しないけど、それっぽいものを提供しているところはあるだろうし、要は雰囲気ですよ、雰囲気。でも、喫茶店といえばクレープよりサンドイッチの方が提供しやすいような気がするのに、なんだってクレープだったのかね? ハッキリ言って、銀英伝を理解していない人の企画としか思えなかった。
これはらいとすたっふの足立さんも言ってましたけど、ニコ動がなんとなくやっているようなカフェで提供するメニューですから、あまり料理に拘りみたいのが持てないんですよね。今度の舞台が同盟編であるから、同盟軍やヤン艦隊にまつわるキャラクターの名を冠したものが多かったけど、ヤンの紅茶はともかくとしても、同盟軍のパンケーキとか、フレデリカのクレープのなにが銀英伝だというのか。フレデリカのクレープは、まあ、本人も得意料理だといってましたから、百歩譲っていいとしましょう。普通はサンドイッチだろうと思わなくもないけけど、得意なのだから仕方がない。
けど、パンケーキってなんですか、パンケーキって。私は銀英伝にそこそこ詳しい方ですけど、同盟軍の主食や名物料理がパンケーキだったとは思いもしませんでしたよ。ていうか、普通にあり得ないだろう。銀英伝はスペースオペラにしては食事のシーンがそこそこあって、直接同盟軍と関わりのある食事といえば、例えば本伝の3巻でユリアンが戦艦アムルタート内で食べた、ルードルスープに鶏肉のグラタン、それにプロテイン入りミルク等を主体にした食事や、同じく3巻でヤンが軟禁生活中に食べたとされる朝食のメニューぐらいなもので、後は回廊の戦い後にヤン艦隊の面々が食べたホワイトシチューかな。外伝含めるとまあ、色々出てくるのだろうし、別に一食の食事を再現しろとも言わないけど、なんだってパンケーキなのよ。
ミハイロフの店で食べたフィッシュアンドチップスにミルクティーとか、カフェで出せそうな銀英伝っぽいメニューは探せばいくらでもあるのに、どうしてパンケーキとかクレープとか、直接的に登場していないものがコラボメニューとして提供されるのか。そういうところに納得がいかなかったのと、なにが銀英伝なのかという根本的な疑問から回避したというのが、チケット既に届いていたのに行かなかった理由かな。
次は料理に拘ったものをやりたいとか言ってたけど、まあ、酒類が提供できないってのは一番きつかったね。ブランデーにウイスキー、それにワイン。銀英伝は酒がよく出てくる話でもありましたから、これがないと雰囲気が出ない。三月兎のローストビーフディナーや、白鹿亭の鹿肉ローストみたいなメニューも魅力的だし、エレクトリックシープの海老のコキールとかもね。いっそ、上記のカフェもパンケーキなんか出さないで、カロリーメイトをハイカロリービスケットと言い張って提供すりゃ良かったんじゃないかしら。
まあ、それは冗談にしても純粋に料理という意味では同盟よりも帝国側のほうがネタとしては豊富なのか……? いや、外伝はともかくとしても、帝国側で食事のシーンってあまりないか。ラインハルトはキルヒアイスを失って以降、食事を共にする相手なんてヒルダぐらいしかいなかったし、それにしたところで食事よりも理知的な会話を楽しむといった感じだったからなぁ。ミッターマイヤーは奥さんの手料理を食べることもあったけど、それにしたって子供もいるキャゼルヌ家ほど豊富な描写はなかったし、あれ、意外と帝国側のほうが貧相だね。ヤン艦隊はなにせファミリーと呼ばれるぐらいだから、キャラクター同士の交流が割りと頻繁に行われていたけど、帝国軍人はそれぞれが上級大将以上の階級にあったこともあり、高級クラブで飲むぐらいのことしかなかった気もする。外伝だとね、ラインハルトもキルヒアイスも若いですから、それなりに食事の描写もあるんだけど。
まあ、こういった企画に次があるのかは知りませんが、どこぞのちゃんとしたレストランとコラボしてくれるのなら、今度は足を運んでもいいかも知れないですね。そういえば、アルスラーン戦記の新装版で、トルコ料理店を訪問して作中に出てくる料理と比較するみたいなコーナーが一度あった気がするけど、あれと似た感じのことが出来れば一番いいのかも知れない。同盟料理なんてものは現実に存在しないけど、それっぽいものを提供しているところはあるだろうし、要は雰囲気ですよ、雰囲気。でも、喫茶店といえばクレープよりサンドイッチの方が提供しやすいような気がするのに、なんだってクレープだったのかね? ハッキリ言って、銀英伝を理解していない人の企画としか思えなかった。
突き抜けろ、そして突き崩せ
2012年2月2日 アニメ・マンガ近頃、私は将棋を指すのに凝っています。といっても、専らネット将棋が中心であり、盤を構えて駒を持って、なんてことは悲恋堂にでも行かないとやりません。風呂の改修をした際に意外なほど時間が掛かったので、一局勝負をしたのだけど、流石にどうした乾杯しました。2枚落ちでも負けて、4枚落ちでやっと互角といったところか。相変わらず勝負事には強い奴でしたけど、単に私が弱いだけかも知れませんね。これでも学生時代は将棋部の部長とかやってたんだけど、あれは部員が私だけだったからなし崩し的にそうなっただけだしなぁ。
個人情報を明かすようなので、あまり詳しくは書けないし、あるいは以前にも書いたことがあるような気がするんだけど、私の通っていた将棋部の顧問というのは体育会系の性格をしていて、「文化部は身体が鈍るから」なんて言って将棋部なのに走り込みとかやらされるようなところでした。入部してすぐ、どうしてこの将棋部に部員がいないのか分かったわけだけど、顧問自体は別に体育教師というわけでもなく、語学の教師だったりするんだから面白い。で、将棋の実力自体は陸上部だったかの顧問が一番なんだよね。まったく、なんて学校だったんだろう。
私が将棋部を選んだのは、所謂文芸部とか漫研とかの文化部が存在しなくて、まともなのがそれしかなかったからだけど、結局幽霊になってそのままドロンしたなぁ。だって、将棋を強くなりたかったのに、走りこみで体力を鍛えましょうだとちょっとね。まあ、結局体力もつかなかったし、将棋も弱いままで、私が卒業した後に部は廃部となったみたいな話を風のうわさで聞いたのだけど、あんな部活なら当たり前だ。
ただ、将棋の基礎やルール、基本的な戦術などは覚えたし、昔は趣味でNHKの将棋番組とか観ていたので、知識がないわけじゃありません。私が将棋に興味を持ったのは、さてなんであったか……ふたりっ子かなぁ? あの頃は朝ドラもよく観ていたけど、最近はさっぱりだね。そういや、一時期昼ドラも好きだった。メロではない普通のドラマで、いのちの現場からとかさ。今は堅調な数字が出せるからとゴールデンに医療物のドラマが多いけど、私は医療物ではあのシリーズが一番好きだった。技術とかさ、ミステリーとかさ、そういうのじゃないんだよ。純粋な人間模様こそが、命と向き合うってことじゃないのかな。まあ、あれは医者が主役の話ではないし、今の時代にナースのお仕事みたいな作品はきっとできないんだろうな。
話が将棋からずれましたね。悲恋堂の店主とは盤を構えても、ネットでも、互いに友達が他にいないもんだから、これでもかというぐらい勝負しました。奴にも指摘されたことですが、私は戦術重視の戦い方をして、戦略というものを軽視している傾向にあるので、何事も形から入る癖があるとか。将棋は古代の戦争にも似た幾つかの陣形があるわけだけど、私はそれを完成させることだけに集中して、その隙を突かれることが多い。店主は即断即決で攻め込んできて、作りかけの陣形を崩してくるわけだね。
更に、私は男の子ですから、必殺技というものに特別な思い入れがあるもんで、一つの技に拘り過ぎるという欠点がある。けれど、将棋の戦術というものに絶対はないし、どれも攻略法が確立されているものだから、同じ手を繰り返してくる相手なんて、そもそも敵じゃないのだよ。店主とて別に無数にある戦法、戦術の攻略法をすべて熟知しているわけではないにせよ、私も奴も古風なものを好んで使うから、結局は互いの知識範疇での戦いになってしまう。
ちなみに私が一番好きな戦法は雀刺しだね。歩、香、飛の順で駒を並べて、桂や角でサポートしつつ敵の両翼のどちらかを一点突破するという速攻型の攻撃なのだけど、手厚い防御や、それを上回る破壊力の攻撃陣を敷かれると、途端に粉砕される諸刃の剣なので、現在のプロ戦では殆ど使われません。ただ、見た目が戦法として分かりやすいからか、指南書とかには未だに載ってるんですけど。
私は矢倉囲いが好きじゃないので、雀刺しという速攻型の攻撃を使わないとすれば、比較的穴熊を使用することが多いです。将棋界最硬の防御陣にして、堅牢な布陣で有名だと思うけど、私の勝ちパターンはこいつで守り切るというのが一番多い。組むまでの手数が掛かるから、逆に速攻で押し切られることも少なくないのだけど、私は粘り勝ちが嫌いじゃないのでね。櫓よりは、よっぽど魅力的だと思うのだが……偉い人にはそれがわからんのですよ。まあ、そんなことを言ったところで、私が弱いことに変わりはないのだが。店主はなにせ、先代が道楽者、もとい遊び人、じゃなくて将棋が強かったから、それで鍛えられたのだろうが……負けっぱなしというのはあれなので少し研究することにしよう。
個人情報を明かすようなので、あまり詳しくは書けないし、あるいは以前にも書いたことがあるような気がするんだけど、私の通っていた将棋部の顧問というのは体育会系の性格をしていて、「文化部は身体が鈍るから」なんて言って将棋部なのに走り込みとかやらされるようなところでした。入部してすぐ、どうしてこの将棋部に部員がいないのか分かったわけだけど、顧問自体は別に体育教師というわけでもなく、語学の教師だったりするんだから面白い。で、将棋の実力自体は陸上部だったかの顧問が一番なんだよね。まったく、なんて学校だったんだろう。
私が将棋部を選んだのは、所謂文芸部とか漫研とかの文化部が存在しなくて、まともなのがそれしかなかったからだけど、結局幽霊になってそのままドロンしたなぁ。だって、将棋を強くなりたかったのに、走りこみで体力を鍛えましょうだとちょっとね。まあ、結局体力もつかなかったし、将棋も弱いままで、私が卒業した後に部は廃部となったみたいな話を風のうわさで聞いたのだけど、あんな部活なら当たり前だ。
ただ、将棋の基礎やルール、基本的な戦術などは覚えたし、昔は趣味でNHKの将棋番組とか観ていたので、知識がないわけじゃありません。私が将棋に興味を持ったのは、さてなんであったか……ふたりっ子かなぁ? あの頃は朝ドラもよく観ていたけど、最近はさっぱりだね。そういや、一時期昼ドラも好きだった。メロではない普通のドラマで、いのちの現場からとかさ。今は堅調な数字が出せるからとゴールデンに医療物のドラマが多いけど、私は医療物ではあのシリーズが一番好きだった。技術とかさ、ミステリーとかさ、そういうのじゃないんだよ。純粋な人間模様こそが、命と向き合うってことじゃないのかな。まあ、あれは医者が主役の話ではないし、今の時代にナースのお仕事みたいな作品はきっとできないんだろうな。
話が将棋からずれましたね。悲恋堂の店主とは盤を構えても、ネットでも、互いに友達が他にいないもんだから、これでもかというぐらい勝負しました。奴にも指摘されたことですが、私は戦術重視の戦い方をして、戦略というものを軽視している傾向にあるので、何事も形から入る癖があるとか。将棋は古代の戦争にも似た幾つかの陣形があるわけだけど、私はそれを完成させることだけに集中して、その隙を突かれることが多い。店主は即断即決で攻め込んできて、作りかけの陣形を崩してくるわけだね。
更に、私は男の子ですから、必殺技というものに特別な思い入れがあるもんで、一つの技に拘り過ぎるという欠点がある。けれど、将棋の戦術というものに絶対はないし、どれも攻略法が確立されているものだから、同じ手を繰り返してくる相手なんて、そもそも敵じゃないのだよ。店主とて別に無数にある戦法、戦術の攻略法をすべて熟知しているわけではないにせよ、私も奴も古風なものを好んで使うから、結局は互いの知識範疇での戦いになってしまう。
ちなみに私が一番好きな戦法は雀刺しだね。歩、香、飛の順で駒を並べて、桂や角でサポートしつつ敵の両翼のどちらかを一点突破するという速攻型の攻撃なのだけど、手厚い防御や、それを上回る破壊力の攻撃陣を敷かれると、途端に粉砕される諸刃の剣なので、現在のプロ戦では殆ど使われません。ただ、見た目が戦法として分かりやすいからか、指南書とかには未だに載ってるんですけど。
私は矢倉囲いが好きじゃないので、雀刺しという速攻型の攻撃を使わないとすれば、比較的穴熊を使用することが多いです。将棋界最硬の防御陣にして、堅牢な布陣で有名だと思うけど、私の勝ちパターンはこいつで守り切るというのが一番多い。組むまでの手数が掛かるから、逆に速攻で押し切られることも少なくないのだけど、私は粘り勝ちが嫌いじゃないのでね。櫓よりは、よっぽど魅力的だと思うのだが……偉い人にはそれがわからんのですよ。まあ、そんなことを言ったところで、私が弱いことに変わりはないのだが。店主はなにせ、先代が道楽者、もとい遊び人、じゃなくて将棋が強かったから、それで鍛えられたのだろうが……負けっぱなしというのはあれなので少し研究することにしよう。
茶飲み話は取り留めのない
2012年2月1日 アニメ・マンガ先日、悲恋堂の風呂場のリフォームに立ち会って来ました。あそこは木造家屋で割とボロい、もとい古いからあちこち傷んでいるんだけど、最近になって水周りのそれが顕著になってきたから、私が半分ほど出して改修することに。店主は業者とはいえ、余所者を家の中に入れることを最期まで拒んでたけど、費用の幾らかを私が持つと言ったら、渋々折れました。現金な奴と言うよりは、けち臭い私がそこまでするということに、事の深刻さを悟ったというところでしょうか。
まあ、立ち会うといってもずっと作業を眺めているわけもいかないし、そんなことをしていても邪魔になるだけだから、私自身は店主と居間で茶を啜っていたのだけど、茶菓子のとおりもん食べながら風呂に関連して、こんな話になった。
「子供の頃に風呂とか入っていると、よく『100数えてから上がりなさい』みたいなことを言われるじゃない」
「まあ、十分の一という場合もありますけど、大抵それぐらいですね」
「私は基本的にカラスの行水、長風呂が嫌いな人間だったから、100秒って物凄く長く感じたのよ。なんでそんなに数えなきゃいけないんだ、50ぐらいでいいじゃないかって」
「好みはあると思いますけど、まあ、嫌いな人には辛いでしょうね。100秒も数えるのは」
「でも、この間風呂に入っているとき、ふと思ったのよ。未だに100秒は長く感じるけど、これが2分ならどうだろうと?」
「2分?」
「店主よ、君にとって2分間とは長いかな? それとも短いかな?」
「……感覚的に言えば、短いですね。2分じゃカップ麺も出来ません」
「私もそう思う。2分というのはとても短い。カップ麺も作れないし、ちょっと時計から目を離せば、すぐに過ぎる時間だ。けど、これを秒数に直すとどうだろうか?」
「2分間は120秒ですね。当たり前の話ですが」
「その通りだ。しかし、我々が短いと感じている2分間は、長いと感じている100秒よりも秒数的には多いんだ」
「確かに。何故か100秒間の方が2分間よりも長い印象を受けますね。そんなはずはないのに」
「数字としての桁が違うからだろうか? と、最初は考えた。でも、20分間と100秒なら、どうしたって20分の方が長いということを、私は感覚でも事実でも知っている。つまり、桁の問題ではない」
「けれど、2分間が100秒よりも時間的に長い事実を知っているのに、それを実感的に認識することができないと?」
「なんでだろうねぇ? 3分間と180秒なら、3分の方が長いような気がするのに」
「300秒と5分間は、互角とか?」
「互角……いいね、響きがいい」
要は感覚の問題でしかないのだろうけど、我々にとっては100秒の長大さと、2分の短小さが同時に存在し、どちらが時間的に長短であるのかという事実を知っているにもかかわらず、受け入れられないでいるということ。特にオチがあるわけでもないのだけど、言い回し次第で感覚というのはいかようにも変わるのだなと私は思った。
「つまり、これからは100秒と思わずに1分40秒浸かってから出ると考えればいいんじゃないですか?」
「それは大分気が楽になるね」
そんな意味があるのかも分からない話を、いつものように延々としていたら、おかげさまで改修工事は終わったのだけど、安いプランにしたので見違えるほど華やかになった、という程でもないですね。業者には後日振込を行うとして、店主はそのまま風呂にはいるというので私は茶菓子をくすねつつ帰りました。まあ、店主は世捨て人ですけど、私と同年代という時点で、余生にも結構な余裕があるのだから、家と共に朽ちていくなんていう考えはやめて欲しいものです。私はきっと、それが嫌だったんだろうな。傷みきった風呂に我慢ならなかったというのも、あるのだろうけど。
まあ、立ち会うといってもずっと作業を眺めているわけもいかないし、そんなことをしていても邪魔になるだけだから、私自身は店主と居間で茶を啜っていたのだけど、茶菓子のとおりもん食べながら風呂に関連して、こんな話になった。
「子供の頃に風呂とか入っていると、よく『100数えてから上がりなさい』みたいなことを言われるじゃない」
「まあ、十分の一という場合もありますけど、大抵それぐらいですね」
「私は基本的にカラスの行水、長風呂が嫌いな人間だったから、100秒って物凄く長く感じたのよ。なんでそんなに数えなきゃいけないんだ、50ぐらいでいいじゃないかって」
「好みはあると思いますけど、まあ、嫌いな人には辛いでしょうね。100秒も数えるのは」
「でも、この間風呂に入っているとき、ふと思ったのよ。未だに100秒は長く感じるけど、これが2分ならどうだろうと?」
「2分?」
「店主よ、君にとって2分間とは長いかな? それとも短いかな?」
「……感覚的に言えば、短いですね。2分じゃカップ麺も出来ません」
「私もそう思う。2分というのはとても短い。カップ麺も作れないし、ちょっと時計から目を離せば、すぐに過ぎる時間だ。けど、これを秒数に直すとどうだろうか?」
「2分間は120秒ですね。当たり前の話ですが」
「その通りだ。しかし、我々が短いと感じている2分間は、長いと感じている100秒よりも秒数的には多いんだ」
「確かに。何故か100秒間の方が2分間よりも長い印象を受けますね。そんなはずはないのに」
「数字としての桁が違うからだろうか? と、最初は考えた。でも、20分間と100秒なら、どうしたって20分の方が長いということを、私は感覚でも事実でも知っている。つまり、桁の問題ではない」
「けれど、2分間が100秒よりも時間的に長い事実を知っているのに、それを実感的に認識することができないと?」
「なんでだろうねぇ? 3分間と180秒なら、3分の方が長いような気がするのに」
「300秒と5分間は、互角とか?」
「互角……いいね、響きがいい」
要は感覚の問題でしかないのだろうけど、我々にとっては100秒の長大さと、2分の短小さが同時に存在し、どちらが時間的に長短であるのかという事実を知っているにもかかわらず、受け入れられないでいるということ。特にオチがあるわけでもないのだけど、言い回し次第で感覚というのはいかようにも変わるのだなと私は思った。
「つまり、これからは100秒と思わずに1分40秒浸かってから出ると考えればいいんじゃないですか?」
「それは大分気が楽になるね」
そんな意味があるのかも分からない話を、いつものように延々としていたら、おかげさまで改修工事は終わったのだけど、安いプランにしたので見違えるほど華やかになった、という程でもないですね。業者には後日振込を行うとして、店主はそのまま風呂にはいるというので私は茶菓子をくすねつつ帰りました。まあ、店主は世捨て人ですけど、私と同年代という時点で、余生にも結構な余裕があるのだから、家と共に朽ちていくなんていう考えはやめて欲しいものです。私はきっと、それが嫌だったんだろうな。傷みきった風呂に我慢ならなかったというのも、あるのだろうけど。
.hack//黄昏の腕輪伝説 Complete edition I
2012年1月26日 アニメ・マンガ
うででんも十周年ということで、会社帰りにメロンブックス横浜店で買って来ました。どこでも良かったんですが、本屋だとまだ置いてない可能性もあるし、ゲマ屋は最近B6判のブックカバー止めちゃったし、アニメイトはクリアカバーですからね。とらのあなまで行く手間と、特に店舗特典がないことを考えれば、ポイントも付くメロンが正解だったのかな。私は電車内等で出しにくいクリアカバーというのがどうも苦手で、通常のブックカバーをしていてもそれがどの本かというのはなんとなく分かるので、これといった問題もない。しかし……分厚い本だなぁw
うででんこと.hack//黄昏の腕輪伝説は、Project .hackの中で最も古い企画の一つです。.hackシリーズ最初のコミカライズ作品になりますが、話自体は独立したオリジナルであり、時系列的にはゲーム版の4年後、つまり未来の話が描かれています。設定が未来なことと、アニメ化がの次、そしてゲーム版発売後だったことから勘違いされがちですが、連載自体はSIGNのアニメよりも前に始まっており、当然もゲーム版発売前なので、実はこのうででんが一番初めにスタートしたProject .hackのメディアミックス企画なんですね。
10周年ということは、当然連載していたのは10年前ということになるんですが、当時の私は律儀にコンプティークを購読しており、.hackというゲーム企画自体も知っていましから、文化放送でやっていたRadioBと同じく、うででんは初めて触れた.hackでも合ったのかな。元々、著者である依澄れいのことはkey作品や秋桜の空にで知っていて大好きだったし、うででん自体もその可愛らしい絵柄が存分に発揮されていたから、コンプティークで始まったときは嬉しかった記憶がある。コンプティークというのは、雑誌のリニューアルを頻繁に行う雑誌で、当時は確か小説や漫画中心に以降する直前ぐらいだったのかな? 今はただの漫画雑誌みたいになってるけど、昔はもっと単純なゲーム雑誌だったから、連載形式の漫画が掲載されることは、珍しいことではないにせよ、それほど数が多くなかったような気もしますね。
シリアスな展開であるSIGNや、世界の命運掛かっているゲーム版と違い、可愛らしいキャラクターによる明るい話はシリーズとしては異色になるのかも知れないけど、私はその雰囲気が好きだったな。それこそ、10年経った今でも長々語れるぐらいには。
そんなうででんの10周年を記念した完全版、.hack//黄昏の腕輪伝説 Complete editionがこの度発売されたわけですが、全3巻だったコミックスを2冊にまとめているから、流石に分厚いですね。そもそも、うででんのコミックスは一般的なものよりもページ数が多く、最終巻であった3巻は1巻と2巻を超える大ボリュームだったんだけど、完全版はそれを遙かに凌ぐ感じです。旧版は.hackというシリーズの色合いを考慮してか、全体的に黒色の背景を使った表紙だったんだけど、完全版は打って変わって白色を全面に押し出しており、作品独自の明るさが伝わってくるようです。
収録内容に関しては、連載前に掲載されたプロローグからきちんと載っており、editionⅠでは本編が11話まで、他に外伝が3本とカラー口絵にイラスト集となりますね。イラスト集に関してはモノクロで収録こそされていたけど、これは確かカラーイラストだった気がするので、どうせならカラーで収録して欲しかった、と思わないでもない。折角、カラー口絵のページを設けていたのにさ。特に描き下ろしはなかったけど、懐かしさに触れるという意味では十分すぎるほどであり、横浜からの帰りの電車で私は泣きそうになってしまった。別に、1巻には感動とか、泣き所とか、そういうのがあるわけではないんだけど、本当にも懐かしくってさ。大好きな作品だったから、思い入れも強くって。
小難しくなければ堅苦しくもない、それでいて簡単でも単純でもない深みのある物語は、10年経った今でも色褪せることなく、私に様々なものを見せてくれました。.hackシリーズの世界というのは、現実世界であるLiminalityも含めて魅力的なものが多いのですが、実際に参加するのであれば、私はやっぱりうででんが良いな。それは別に世界観的に平和だからというわけじゃなく、ネットゲームに対する夢や希望みたいなものは、うででんには溢れていると思ったから。楽しそうなんだよね、出てくるキャラクターたちが。純粋にThe Worldを楽しんでいるというか、「あぁ、私も混ざりたい。仲間に入れて欲しい」と素直に思えるだけの、そんな物語だった。
さて、完全版の詳しい内容については明日の日記で語りましょうか。本当は1巻と2巻を2日間に分けて紹介するつもりだったんだけど、予想以上に長くなってしまったので。書きたいことは山のようにあるし、書かなくてはいけないことも沢山あるんだけど、もう少し読み込んでみようと思います。それに、.hack//AI busterも読まないといけないだろうから。一つのエンディングが始まった、という感じかな。寂しいことであるのかは、まだ分からないけど。
うででんこと.hack//黄昏の腕輪伝説は、Project .hackの中で最も古い企画の一つです。.hackシリーズ最初のコミカライズ作品になりますが、話自体は独立したオリジナルであり、時系列的にはゲーム版の4年後、つまり未来の話が描かれています。設定が未来なことと、アニメ化がの次、そしてゲーム版発売後だったことから勘違いされがちですが、連載自体はSIGNのアニメよりも前に始まっており、当然もゲーム版発売前なので、実はこのうででんが一番初めにスタートしたProject .hackのメディアミックス企画なんですね。
10周年ということは、当然連載していたのは10年前ということになるんですが、当時の私は律儀にコンプティークを購読しており、.hackというゲーム企画自体も知っていましから、文化放送でやっていたRadioBと同じく、うででんは初めて触れた.hackでも合ったのかな。元々、著者である依澄れいのことはkey作品や秋桜の空にで知っていて大好きだったし、うででん自体もその可愛らしい絵柄が存分に発揮されていたから、コンプティークで始まったときは嬉しかった記憶がある。コンプティークというのは、雑誌のリニューアルを頻繁に行う雑誌で、当時は確か小説や漫画中心に以降する直前ぐらいだったのかな? 今はただの漫画雑誌みたいになってるけど、昔はもっと単純なゲーム雑誌だったから、連載形式の漫画が掲載されることは、珍しいことではないにせよ、それほど数が多くなかったような気もしますね。
シリアスな展開であるSIGNや、世界の命運掛かっているゲーム版と違い、可愛らしいキャラクターによる明るい話はシリーズとしては異色になるのかも知れないけど、私はその雰囲気が好きだったな。それこそ、10年経った今でも長々語れるぐらいには。
そんなうででんの10周年を記念した完全版、.hack//黄昏の腕輪伝説 Complete editionがこの度発売されたわけですが、全3巻だったコミックスを2冊にまとめているから、流石に分厚いですね。そもそも、うででんのコミックスは一般的なものよりもページ数が多く、最終巻であった3巻は1巻と2巻を超える大ボリュームだったんだけど、完全版はそれを遙かに凌ぐ感じです。旧版は.hackというシリーズの色合いを考慮してか、全体的に黒色の背景を使った表紙だったんだけど、完全版は打って変わって白色を全面に押し出しており、作品独自の明るさが伝わってくるようです。
収録内容に関しては、連載前に掲載されたプロローグからきちんと載っており、editionⅠでは本編が11話まで、他に外伝が3本とカラー口絵にイラスト集となりますね。イラスト集に関してはモノクロで収録こそされていたけど、これは確かカラーイラストだった気がするので、どうせならカラーで収録して欲しかった、と思わないでもない。折角、カラー口絵のページを設けていたのにさ。特に描き下ろしはなかったけど、懐かしさに触れるという意味では十分すぎるほどであり、横浜からの帰りの電車で私は泣きそうになってしまった。別に、1巻には感動とか、泣き所とか、そういうのがあるわけではないんだけど、本当にも懐かしくってさ。大好きな作品だったから、思い入れも強くって。
小難しくなければ堅苦しくもない、それでいて簡単でも単純でもない深みのある物語は、10年経った今でも色褪せることなく、私に様々なものを見せてくれました。.hackシリーズの世界というのは、現実世界であるLiminalityも含めて魅力的なものが多いのですが、実際に参加するのであれば、私はやっぱりうででんが良いな。それは別に世界観的に平和だからというわけじゃなく、ネットゲームに対する夢や希望みたいなものは、うででんには溢れていると思ったから。楽しそうなんだよね、出てくるキャラクターたちが。純粋にThe Worldを楽しんでいるというか、「あぁ、私も混ざりたい。仲間に入れて欲しい」と素直に思えるだけの、そんな物語だった。
さて、完全版の詳しい内容については明日の日記で語りましょうか。本当は1巻と2巻を2日間に分けて紹介するつもりだったんだけど、予想以上に長くなってしまったので。書きたいことは山のようにあるし、書かなくてはいけないことも沢山あるんだけど、もう少し読み込んでみようと思います。それに、.hack//AI busterも読まないといけないだろうから。一つのエンディングが始まった、という感じかな。寂しいことであるのかは、まだ分からないけど。
ましろ色シンフォニー Vol.1 [Blu-ray]
2012年1月25日 アニメ・マンガ
AT-X SHOPで買うと、店に行く手間が省ける反面、早売りをゲットすることができないのが難点ですね。まあ、発売日より遅れて配達されるよりはマシなのでしょうが、店買いが基本だと早売りで引き取ってくるのが当たり前になっていたから、昨日はなんか歯痒い気持ちを抱えていた。既に前金で全額払ってしまったので、3巻まではAT-X SHOPで買うことになってるんですが、ぶっちゃけ私にとってのアニメ版ましろ色シンフォニーというのは6話がピークだったりするので……桜乃の特典が付かなきゃ、4~6巻なんて見向きもしなかったんじゃないか。
届いたBD自体はごくごく平凡な仕様で、昨今ありがちな2巻収納ケースにBD本体と特典である和泉つばす描き下ろしの布ポスターが入ってた。絵柄は収納ケースと同じ絵柄の愛理だったけど、布ポスターというのはなかなか新しい言葉だね。あるいは、私が知らないだけでメジャーなのかも知れないけど、こういうのは確かクロスポスターって言うんじゃなかったか。最近多いよね、アニメグッズでその手の奴。広げる理由もないから未開封で放置してますけど、布とクロスじゃ全然別物なのだろうか。まあ、BDの特典についてくるようなものだから、品質がいいとは思っていないけど。
収納ケースの絵柄は愛理でしたが、BDのジャケット自体は桜乃になっており、まるでヒロインとしては1話がピークだった桜乃を象徴しているような感じがしますね。本当に、桜乃は1話がすべてだった。6話も好きだけど、あれは序盤ぐらいしか出番ないし、一応アンジェ回の続きだしね……ケースを開けると、中にはディスクの他にも色々な小物が入っていて、例えばプレシャスメモリーズのカードが2枚、これは放送時のエンドカードの絵柄を使ったものですね。正直私はトレカよりも卓上カレンダーなど大きいサイズで観たかったのだけど、まあ、仕方ないのかな。
ジャケットと同じ絵柄のポストカードは、端っこが切り取れるようになっており、どうやらこれが全巻購入特典の描き下ろしタペストリーを応募するための券らしい。絵柄が桜乃でなければいらないのだけど、流石に全員描くんじゃないかな。まさか、みう先輩とぱんにゃだけってことはないだろう。そしてジャケットはリバーシブル仕様になっており、裏は扇情的な格好をした水着半脱ぎ状態の桜乃が描かれています。ましろ色は冬の作品だから、ヒロインの水着姿って結構貴重なんだよね。
そんなわけで特典の解説が終わったところで本編を観ていくわけですが、1話を観るのは結構久しぶりかも知れない。というか、ましろ色のアニメ自体、年が明けてからは初めてに名乗るかな。最後に観たのはそれこそ、クリスマスに行われたイベントではないだろうか。まあ、1話自体は何回も観たからよく覚えているんだけど、それなりに作画修正等は行われているみたいですね。桜乃の可愛さ五割増し!というのは私が桜乃贔屓だからかも知れないけど、この頃は愛理も輝いていたよなぁ。原作の始まりを忠実に再現していたと思うし、エロゲアニメとしては稀な丁寧さがあった。私は基本的にエロゲのTVアニメ化が嫌いなのだけど、ましろ色に関して言えば惹き込まれるものがあったんでしょうね。それぐらい期待の持てる1話だったんだよ。
修正シーンとして目立つのは、やはり1話のお風呂シーンですかね。主人公の新吾はともかく、ヒロインで最初に全裸を披露したのは桜乃なわけですが、サービスシーンにも関わらずその修正はちょっと微妙だった。要は放送時に湯気や光等で隠れていた乳首が露出したわけだけど、その描き込みがなんかねぇ……あまりにもお粗末というか、「あぁ、これが残念とかガッカリと呼ばれるものなのか」と酷く納得してしまった。そこらのラノベアニメにも劣る修正であり、一応エロゲ原作のくせにこれでいいのかとさえ思う。ドン引きされることを承知で書くと、ある程度胸のある子の乳首っていうのは、思わずむしゃぶりつきたくなるぐらいの魅力がないとダメなんだよ。貧乳やつるぺたはともかくとして、桜乃は確か80はあったはずだし、エロゲヒロインとしてはまあ標準的ですよ。その生乳が観られる数少ない機会だというのに、まったくアニメスタッフはなにをやってるんだ! 修正担当と言うか、作監はもっと仕事をしなさない。なんのためのサービスシーンか。
次のサービスシーンというか、お風呂シーンは6話なわけですが、そのときまでに修正レベルを上げていて貰いたいですね。今のままじゃ、桜乃の可愛さを120%出すことはできないし、私の中の期待値も上がることはないでしょう。
そういえば、リバーシブルジャケットの絵柄を使用した桜乃の抱き枕カバーがBD購入者限定で発売されるらしいけど、価格は7850円と抱き枕カバーにしては結構お手頃な値段だった。まあ、生地が2wayトリコットではなく、2wayニットだからなんでしょうが、絵柄自体は良い感じなので買おうかなと思っています。次巻以降も付くらしいけど、ポストカードの裏面を見るかぎり、次はアンジェなのだろうか。となれば、自然とパッケージやジャケットもアンジェとなるわけだが……あれ、でもアンジェ回って5~6話なんだから3巻のほうがいいんじゃないか。まあ、6話は愛理メインという見方もできるけどさ。
ただ、毎巻抱き枕の購入権利を特典として付けるのだとすると、最終巻である6巻だけあまりますね。普通に考えれば結月しかいないわけだけど、あの娘は最終回ぐらいしかまともな出番がないからな……ちなみに毎巻購入特典としてブロマイドを付けているゲマ屋の場合、6巻は真ヒロインであるぱんにゃのブロマイドみたいです。誰が喜ぶんだという感じだけど、結月が駄目ならぱんにゃのぬいぐるみでも出してくるのかな。だとすれば私は買わないと思うけど、果たしてどうなるものやら。まあ、別にぱんにゃ嫌いじゃないんだけどね。最近はどうもエロゲにああいう不思議生物が増えてきたというか、「可愛いだろう、ほれ」みたいな感じに出されるのが、なんか納得いかないのさ。あざとさや、浅ましさとは、また違うのだろうけど。
まあ、そんなわけでましろ色シンフォニーBD1巻でしたが、TVシリーズに対する不満はさておき、桜乃が可愛かったから、もうなんでもいいやという感じです。ここから段々と桜乃の出番は減っていき、ヒロインから普通の義妹にまで落ち込んでしまうわけですが、今更どうしたって増えるはずもないんだから受け入れるしかないでしょう。和泉つばすでさえ、「最近、描いてない」とか言いながら、同人誌に桜乃の描き下ろしを載せてしまうぐらいですが、そろそろ原作の方もVFBとか出してくれませんかね、ほんと。
届いたBD自体はごくごく平凡な仕様で、昨今ありがちな2巻収納ケースにBD本体と特典である和泉つばす描き下ろしの布ポスターが入ってた。絵柄は収納ケースと同じ絵柄の愛理だったけど、布ポスターというのはなかなか新しい言葉だね。あるいは、私が知らないだけでメジャーなのかも知れないけど、こういうのは確かクロスポスターって言うんじゃなかったか。最近多いよね、アニメグッズでその手の奴。広げる理由もないから未開封で放置してますけど、布とクロスじゃ全然別物なのだろうか。まあ、BDの特典についてくるようなものだから、品質がいいとは思っていないけど。
収納ケースの絵柄は愛理でしたが、BDのジャケット自体は桜乃になっており、まるでヒロインとしては1話がピークだった桜乃を象徴しているような感じがしますね。本当に、桜乃は1話がすべてだった。6話も好きだけど、あれは序盤ぐらいしか出番ないし、一応アンジェ回の続きだしね……ケースを開けると、中にはディスクの他にも色々な小物が入っていて、例えばプレシャスメモリーズのカードが2枚、これは放送時のエンドカードの絵柄を使ったものですね。正直私はトレカよりも卓上カレンダーなど大きいサイズで観たかったのだけど、まあ、仕方ないのかな。
ジャケットと同じ絵柄のポストカードは、端っこが切り取れるようになっており、どうやらこれが全巻購入特典の描き下ろしタペストリーを応募するための券らしい。絵柄が桜乃でなければいらないのだけど、流石に全員描くんじゃないかな。まさか、みう先輩とぱんにゃだけってことはないだろう。そしてジャケットはリバーシブル仕様になっており、裏は扇情的な格好をした水着半脱ぎ状態の桜乃が描かれています。ましろ色は冬の作品だから、ヒロインの水着姿って結構貴重なんだよね。
そんなわけで特典の解説が終わったところで本編を観ていくわけですが、1話を観るのは結構久しぶりかも知れない。というか、ましろ色のアニメ自体、年が明けてからは初めてに名乗るかな。最後に観たのはそれこそ、クリスマスに行われたイベントではないだろうか。まあ、1話自体は何回も観たからよく覚えているんだけど、それなりに作画修正等は行われているみたいですね。桜乃の可愛さ五割増し!というのは私が桜乃贔屓だからかも知れないけど、この頃は愛理も輝いていたよなぁ。原作の始まりを忠実に再現していたと思うし、エロゲアニメとしては稀な丁寧さがあった。私は基本的にエロゲのTVアニメ化が嫌いなのだけど、ましろ色に関して言えば惹き込まれるものがあったんでしょうね。それぐらい期待の持てる1話だったんだよ。
修正シーンとして目立つのは、やはり1話のお風呂シーンですかね。主人公の新吾はともかく、ヒロインで最初に全裸を披露したのは桜乃なわけですが、サービスシーンにも関わらずその修正はちょっと微妙だった。要は放送時に湯気や光等で隠れていた乳首が露出したわけだけど、その描き込みがなんかねぇ……あまりにもお粗末というか、「あぁ、これが残念とかガッカリと呼ばれるものなのか」と酷く納得してしまった。そこらのラノベアニメにも劣る修正であり、一応エロゲ原作のくせにこれでいいのかとさえ思う。ドン引きされることを承知で書くと、ある程度胸のある子の乳首っていうのは、思わずむしゃぶりつきたくなるぐらいの魅力がないとダメなんだよ。貧乳やつるぺたはともかくとして、桜乃は確か80はあったはずだし、エロゲヒロインとしてはまあ標準的ですよ。その生乳が観られる数少ない機会だというのに、まったくアニメスタッフはなにをやってるんだ! 修正担当と言うか、作監はもっと仕事をしなさない。なんのためのサービスシーンか。
次のサービスシーンというか、お風呂シーンは6話なわけですが、そのときまでに修正レベルを上げていて貰いたいですね。今のままじゃ、桜乃の可愛さを120%出すことはできないし、私の中の期待値も上がることはないでしょう。
そういえば、リバーシブルジャケットの絵柄を使用した桜乃の抱き枕カバーがBD購入者限定で発売されるらしいけど、価格は7850円と抱き枕カバーにしては結構お手頃な値段だった。まあ、生地が2wayトリコットではなく、2wayニットだからなんでしょうが、絵柄自体は良い感じなので買おうかなと思っています。次巻以降も付くらしいけど、ポストカードの裏面を見るかぎり、次はアンジェなのだろうか。となれば、自然とパッケージやジャケットもアンジェとなるわけだが……あれ、でもアンジェ回って5~6話なんだから3巻のほうがいいんじゃないか。まあ、6話は愛理メインという見方もできるけどさ。
ただ、毎巻抱き枕の購入権利を特典として付けるのだとすると、最終巻である6巻だけあまりますね。普通に考えれば結月しかいないわけだけど、あの娘は最終回ぐらいしかまともな出番がないからな……ちなみに毎巻購入特典としてブロマイドを付けているゲマ屋の場合、6巻は真ヒロインであるぱんにゃのブロマイドみたいです。誰が喜ぶんだという感じだけど、結月が駄目ならぱんにゃのぬいぐるみでも出してくるのかな。だとすれば私は買わないと思うけど、果たしてどうなるものやら。まあ、別にぱんにゃ嫌いじゃないんだけどね。最近はどうもエロゲにああいう不思議生物が増えてきたというか、「可愛いだろう、ほれ」みたいな感じに出されるのが、なんか納得いかないのさ。あざとさや、浅ましさとは、また違うのだろうけど。
まあ、そんなわけでましろ色シンフォニーBD1巻でしたが、TVシリーズに対する不満はさておき、桜乃が可愛かったから、もうなんでもいいやという感じです。ここから段々と桜乃の出番は減っていき、ヒロインから普通の義妹にまで落ち込んでしまうわけですが、今更どうしたって増えるはずもないんだから受け入れるしかないでしょう。和泉つばすでさえ、「最近、描いてない」とか言いながら、同人誌に桜乃の描き下ろしを載せてしまうぐらいですが、そろそろ原作の方もVFBとか出してくれませんかね、ほんと。
セイクリッドセブン-銀月の翼-
2012年1月24日 アニメ・マンガ
池袋のシネマサンシャインでセイクリッドセブン-銀月の翼-を観てきました。私は日記でこの作品を映画とか、劇場版みたいな表現で書いていたと思いますが、正確には総集編に新規カットを数点追加しただけのもので、上映時間も60分と短めです。なので劇場用作品というわけではない、サンライズ的に言えばスペシャル・エディションみたいなものであって、映画館でやっているのは、あくまでイベント上映ということですね。
池袋には一昨日行ったばかりですが、山手線でひたすら移動したのは久しぶりかも知れない。私は東京界隈は千代田区で働いていますから、池袋のある豊島区は結構遠い。定時と共に会社を飛び出して、それでも30分ぐらいは掛かったのかな? 途中、駒込を通り過ぎたときには、「あぁ、ここが孤独のグルメで紹介されてた和食亭のある……」なんて思ったりもしましたが、私の職場からだとちょっと遠いね。昼に電車乗って食べに行く、というのは無理っぽい。そういえば、池袋には第3話で紹介されていた楊という中華屋さんがあったはずだけど、日曜日は昼時で最大30人待ちだったとかなんとか。ドラマ効果ってのは凄いものですね。私は辛いものがそれほど得意なわけでもないから、汁なし担々麺とやらは美味しそうだなぁ、けど、辛いんだろうなぁと思うぐらいなんだけど、そろそろ食べに行った人のレポートとかがネットに上がっているのかな。焼き鳥屋さんと、和食亭は既に合ったような気がするが。
映画は18時40分からだったけど、池袋には18時15分ごろに着いたんだったかな? 道順は知っているから、普通に歩いて5分も掛からなかったと思う。自分でも意外だったけど、20分ごろにはチケットも買えてしまったから、少なからず開いた時間を利用して、ケンタッキーのダブルダウン屋に再挑戦することに。並んではいましたが、日曜ほど人はいなかったかな。改めて食べたダブルダウン、日本名はチキンフィレダブルですか。やはり厚みがありすぎて、豪快にガブリというわけにはいかなかった。バンズと違ってお肉だから、潰して食べやすいようにってわけにもいかず、やっぱり肉の厚みそのものを薄くしたほうが良いんじゃないかと思う。まあ、話のネタに食べている人も多かったし、味自体は美味しいから、商品長続きして欲しいものだけど。
さて、そんなわけでセイクリッドセブン-銀月の翼-を観てきたわけですが……日記の前半で池袋道中記を書いてしまうほどには、書くことがあまりないという感じだった。だって、前述のとおり基本的には総集編だし、ナイトの過去回想やナイト視点を若干入れたぐらいだしねぇ。回想に関しては、なるほどこういう事があったのかと思えはしたけど、ナイトやフェイ視点に関してはやや強引だった気がしないでもない。そして、本当に必要だったのかとさえ思う部分もいくつか合った。
序盤はまあいいとして、例えばフェイの兄である0号ことホンユーが生きていたことが発覚したとき、ナイトとフェイはまあ、お互いの悲しみを慰めあって、TVシリーズでも良いシーンと言われている一つなんだけど、銀月の翼ではこの後に追加シーンがあって、ナイトがホンユウがもう戻れないことを悟り、自ら引導を渡す事を宣言するのだけど、兄を殺すという事実を了承できるわけもないフェイが、抱擁から一転、ナイトを突き放して拒絶するんですね。ナイトは大切な、回想で言えば王子様として守るはずの姫であるフェイを失ったわけで、なんとも辛いシーンです。感動的という程ではないにせよ、ああいうシーンの後に二人は決裂してましたーなんてのを見せられると、ちょっと悲しいよね。しかも、フェイの「でも、ボク一人じゃ……そうだルリさんなら」ってシーンの、如何にも取って付けた感がさ。
最終戦闘も、あれはあくまでアルマがメインで戦っていましたから、ナイト視点だと盛り上がらないんだよね。フェイを助けるところにしても、TV版の最終回はEDのアレンジバージョンが流れて私は凄い好きだったんだけど、銀月ではそうした演出も消えてしまったから、なんか高ぶることが出来なかった。悪いってほどでもないんだけど、決して良いというわけでもなく、まあ、60分ならこんなものなのかなぁ。過去回想は結構良かったし、何故フェイがカエルだったのかという謎も解けたのだけど、ナイトはつまるところホンユーにフェイを託されたわけだね。良い人だったんだなぁ、あんなところにいて人間腐ってなかったみたいだし。ナイトもまあ、覚醒するまで何年もよく耐えたものだ。すべてはフェイのためって感じもするが。
見所とされていたセイクリッドアルマvsセイクリッドナイトだけど、アルマは受身一方だったし、ぼっちからリア充街道爆進中のアルマと、フェイに去られた傷心ナイトの逆切れに近い戦闘だったから、なんというか……あそこは男らしく、拳で語り合って欲しかった。アルマってトラウマから、自分が積極的に戦うこと、もっと言えば他者に暴力を振るうことが好きじゃないみたいだしなぁ。
最後のアルマとルリのサプライズは、ちょっとこそばゆい感じもしたけど良かったと思いますよ。しかし、元々のTVシリーズが話数短縮の末にああいう形になったのを考えると、それを総集編で再圧縮するのは、無理があったのかも知れませんね。ボックスに空きを作るわけにもいかないから、BDは買うと思いますけど、なんか期待していたほど盛り上がれなかった自分がいる。期待しすぎたってことなのかなぁ。
まあ、好きな作品だから2期はやって欲しいし、関連グッズはこの先も買い続けるつもりなので、そういったものも含めて今後とも期待することはやめないでおきましょう。
池袋には一昨日行ったばかりですが、山手線でひたすら移動したのは久しぶりかも知れない。私は東京界隈は千代田区で働いていますから、池袋のある豊島区は結構遠い。定時と共に会社を飛び出して、それでも30分ぐらいは掛かったのかな? 途中、駒込を通り過ぎたときには、「あぁ、ここが孤独のグルメで紹介されてた和食亭のある……」なんて思ったりもしましたが、私の職場からだとちょっと遠いね。昼に電車乗って食べに行く、というのは無理っぽい。そういえば、池袋には第3話で紹介されていた楊という中華屋さんがあったはずだけど、日曜日は昼時で最大30人待ちだったとかなんとか。ドラマ効果ってのは凄いものですね。私は辛いものがそれほど得意なわけでもないから、汁なし担々麺とやらは美味しそうだなぁ、けど、辛いんだろうなぁと思うぐらいなんだけど、そろそろ食べに行った人のレポートとかがネットに上がっているのかな。焼き鳥屋さんと、和食亭は既に合ったような気がするが。
映画は18時40分からだったけど、池袋には18時15分ごろに着いたんだったかな? 道順は知っているから、普通に歩いて5分も掛からなかったと思う。自分でも意外だったけど、20分ごろにはチケットも買えてしまったから、少なからず開いた時間を利用して、ケンタッキーのダブルダウン屋に再挑戦することに。並んではいましたが、日曜ほど人はいなかったかな。改めて食べたダブルダウン、日本名はチキンフィレダブルですか。やはり厚みがありすぎて、豪快にガブリというわけにはいかなかった。バンズと違ってお肉だから、潰して食べやすいようにってわけにもいかず、やっぱり肉の厚みそのものを薄くしたほうが良いんじゃないかと思う。まあ、話のネタに食べている人も多かったし、味自体は美味しいから、商品長続きして欲しいものだけど。
さて、そんなわけでセイクリッドセブン-銀月の翼-を観てきたわけですが……日記の前半で池袋道中記を書いてしまうほどには、書くことがあまりないという感じだった。だって、前述のとおり基本的には総集編だし、ナイトの過去回想やナイト視点を若干入れたぐらいだしねぇ。回想に関しては、なるほどこういう事があったのかと思えはしたけど、ナイトやフェイ視点に関してはやや強引だった気がしないでもない。そして、本当に必要だったのかとさえ思う部分もいくつか合った。
序盤はまあいいとして、例えばフェイの兄である0号ことホンユーが生きていたことが発覚したとき、ナイトとフェイはまあ、お互いの悲しみを慰めあって、TVシリーズでも良いシーンと言われている一つなんだけど、銀月の翼ではこの後に追加シーンがあって、ナイトがホンユウがもう戻れないことを悟り、自ら引導を渡す事を宣言するのだけど、兄を殺すという事実を了承できるわけもないフェイが、抱擁から一転、ナイトを突き放して拒絶するんですね。ナイトは大切な、回想で言えば王子様として守るはずの姫であるフェイを失ったわけで、なんとも辛いシーンです。感動的という程ではないにせよ、ああいうシーンの後に二人は決裂してましたーなんてのを見せられると、ちょっと悲しいよね。しかも、フェイの「でも、ボク一人じゃ……そうだルリさんなら」ってシーンの、如何にも取って付けた感がさ。
最終戦闘も、あれはあくまでアルマがメインで戦っていましたから、ナイト視点だと盛り上がらないんだよね。フェイを助けるところにしても、TV版の最終回はEDのアレンジバージョンが流れて私は凄い好きだったんだけど、銀月ではそうした演出も消えてしまったから、なんか高ぶることが出来なかった。悪いってほどでもないんだけど、決して良いというわけでもなく、まあ、60分ならこんなものなのかなぁ。過去回想は結構良かったし、何故フェイがカエルだったのかという謎も解けたのだけど、ナイトはつまるところホンユーにフェイを託されたわけだね。良い人だったんだなぁ、あんなところにいて人間腐ってなかったみたいだし。ナイトもまあ、覚醒するまで何年もよく耐えたものだ。すべてはフェイのためって感じもするが。
見所とされていたセイクリッドアルマvsセイクリッドナイトだけど、アルマは受身一方だったし、ぼっちからリア充街道爆進中のアルマと、フェイに去られた傷心ナイトの逆切れに近い戦闘だったから、なんというか……あそこは男らしく、拳で語り合って欲しかった。アルマってトラウマから、自分が積極的に戦うこと、もっと言えば他者に暴力を振るうことが好きじゃないみたいだしなぁ。
最後のアルマとルリのサプライズは、ちょっとこそばゆい感じもしたけど良かったと思いますよ。しかし、元々のTVシリーズが話数短縮の末にああいう形になったのを考えると、それを総集編で再圧縮するのは、無理があったのかも知れませんね。ボックスに空きを作るわけにもいかないから、BDは買うと思いますけど、なんか期待していたほど盛り上がれなかった自分がいる。期待しすぎたってことなのかなぁ。
まあ、好きな作品だから2期はやって欲しいし、関連グッズはこの先も買い続けるつもりなので、そういったものも含めて今後とも期待することはやめないでおきましょう。
その流れにも源はある
2012年1月23日 アニメ・マンガ昨日、私が池袋から帰還しているとTwitterで一つのニュースを目にしました。なんと、横浜のランドマークタワーにあるアンナミラーズが22日を持って閉店するというのです。ニュースを見たのは確か湘南新宿ラインの車内でしたが、私は思わずその足でランドマークプラザへ向かおうかと真剣に考えてしまった。だって、あのアンナミラーズですよ? すべてのメイドカフェやコスプレ系飲食店の原点にして、原典であるアンミラが閉店し、遂に高輪店だけになるというのですから焦りもしますって。特に、私なんかの世代はアンミラに対する一種の幻想じみた憧れがあるから。
まあ、結局行かなかったんですけど、実は地元のくせにランドマークプラザ店って一度も入ったことなかったりします。他の閉店した店舗には行ったことあるんですけど、高輪とランドマークだけはずっと残ってたから、そのうち行けばいいやという感覚で放置してたんだけど、やはり時代なのか閉店してしまいましたね。この日記を読んでいるような人で、行ったことがあるかは別として、まさかアンミラを知らない人がいるとは思わないけど、なにかの間違いで来てしまった人のために解説すると、アンミラことアンナミラーズというのは日本及びアメリカはハワイで展開しているペンシルベニア・ダッチのドイツ風料理を提供するファミレスチェーンで、日本では肉まんとか出している井村屋が運営しているチェーン店です。
既に1店舗しかないのにチェーンもなにもないだろうと思いますが、昔は東京や神奈川を中心に結構な店舗があり、古い店では70年代に開店したものもあるなど、結構な老舗だったりします。けれど、このファミレスの特徴は歴史や料理と言うよりも、制服にあって、ネットで画像等を検索すれば、この業界に生息するものなら誰もが一度は見たことがある、制服が引っ掛かると思います。何回かマイナーチェンジされてたりもするんですが、この独特な制服こそがアンミラの真髄であり、漫画やアニメ、そしてゲーム業界に多大な影響を与えてきました。実際、90年代から00年代初期の作品群にはアンミラに似た衣装を着ているキャラクターが結構いて、まあ、要するにブームだったんですね。三次元でもアンミラの制服コスが流行りましたし、そっち系のAVもかなりの数が出ました。
そして、当時そのアンミラをモデルとして作られたとされるエロゲ、Piaキャロットへようこそ!!と共に、秋葉原におけるメイドカフェを代表とするコスプレ喫茶の先駆け的存在にもなったのだけど……悲しきかな、これが現実というものです。ちなみに、PiaキャロシリーズはPiaキャロ2の制作発表会をアンミラで行ったことがあったりします。ぶっちゃけパクった側がパクリ元でイベントをヤッちゃったわけですが、これは最初からアンミラで企画していたものではなく、幾つかのファミレスチェーンに断られた結果、最後にアンミラが承諾してくれたという逸話です。ちなみにVFBのスタッフインタビューによると、アンミラ側の担当者には制服が酷似していることを切り出せなかったらしい。
まあ、そんな製作発表が行われた目黒店も今はもうありませんし、私はなんか一つの時代が終わった気がしますね。いや、まだ高輪店が残っていますから、完全閉店したわけではないけど、なんか時間の問題な気がしてならない。どうしてアンミラがこうなってしまったのかというと、普通に赤字が原因なわけなんだが、要するにアンミラってファミレスの割に高いのよ。制服のイメージから想像付かないかも知れないけど、所謂高級志向のチェーンだったから、ケーキやパイといったデザート類以外は、サンドイッチですら1000円超えが当たり前の高価格で。私があまり通わなかったのも、その価格帯の高さを敬遠してというのがありましたし。
もっとも、高いだけ合って料理はそれなりの物を出してきたし、客前でレンジをチンしてしまうような、秋葉原のメイドカフェ群とは雲泥の差があるんだけど、亜流や劣化だけ残り、原典が消え行くというのは寂しい話だね。メイドカフェだってメニュー価格は十分高く、それでいて美味しくもなんともないというのに……まあ、あれも出来ては潰れの繰り返しって感じもするが、それでもまだ10店舗以上は秋葉にあるわけだしねぇ。
後、これも欠点と言うか弱点の一つなんだけど、アンミラはあくまでファミレスであって、コスプレ飲食店ではないんですよ。つまり、メイドカフェなんかと違って店員の面接に容姿が含まれておらず、極端な話、小太りのパートのおばちゃんがあの衣装を着て接客をしていることもあるから、制服目当てで行った客の夢や幻想をぶち壊すこともしばしばあったのですよ。
まあ、そんなわけで昨日は友人たちとアンミラ閉店について話してたんだけど、ここまで書いてきたこと全否定するようであれですが、私はぶっちゃけブロンズパロットの方が好きでした! 多分、アンミラ以上にマイナーであり、現行店舗がないこともあって、これに関しては知らない人のほうが多いと思うのだけど、ブロンズパロットというのは、かつて不二家が実験的に展開していた、不二家レストランの高級店という位置づけの店で、やはりアンナミラーズと同じく特徴的な制服を採用しており、店名こそ青字で書きましたが、真っ赤なリボンとスカートが可愛らしい、今でも十分通用するデザインでした。実験店ということもあってアンミラと違い店舗展開がされることはなく、東京と神奈川に1店舗程度しかなかったんですが、オタク的にはメジャーになりすぎたアンミラに対する双璧という意味合いも強く、その筋の方々からは熱烈な支持があったといいます。
私は付き合いで東京と神奈川の両店舗に行ったことがありますけど、ブロンズパロットの面白いところは制服が統一されておらず、差異があったということです。一般的に有名なのは東京の店舗が採用していたデザインで、可愛くて人気があったのもこっち。実験店であるが故か長続きはせず、東京の立川店が2000年に、神奈川の鶴見店が2006年には閉店してしまったのだけど、そのシンプルな制服が与えた影響は、アンミラほどではないにせよ、大きい物があったと思います。というか、繰り返すようだが私はブロンズパロットの制服の方が好きだ。
アンミラにしろ、ブロンズパロットにせよ、可愛らしい制服でありながら普通の、もっと言えば高級レストランだったという点が、秋葉原にいる亜流や劣化との最大の違いだと思う。料理は確かに高かったけど美味しかったという記憶があるし、お手軽感や気軽さはなかったけど、それ故に神聖な雰囲気があったというかね。客前でホットケーキをレンジに突っ込んでチンするような、メイドカフェなんかとは比較にならんのですよ。まあ、飲食店はどこも厳しい世の中ですし、仕方のないことなのだろうけど、いつか復活して貰いたいものだ。
そういや友人は、「制服ならアンミラより神戸屋レストランの方が好きだ」と言っていましたが、それがすぐに出てくる辺り、流石だと思った。ブロンズパロットの話しも、最初は別の友人がしだしたことだしね。まったく、みんな渋い趣味をしているぜ。
まあ、結局行かなかったんですけど、実は地元のくせにランドマークプラザ店って一度も入ったことなかったりします。他の閉店した店舗には行ったことあるんですけど、高輪とランドマークだけはずっと残ってたから、そのうち行けばいいやという感覚で放置してたんだけど、やはり時代なのか閉店してしまいましたね。この日記を読んでいるような人で、行ったことがあるかは別として、まさかアンミラを知らない人がいるとは思わないけど、なにかの間違いで来てしまった人のために解説すると、アンミラことアンナミラーズというのは日本及びアメリカはハワイで展開しているペンシルベニア・ダッチのドイツ風料理を提供するファミレスチェーンで、日本では肉まんとか出している井村屋が運営しているチェーン店です。
既に1店舗しかないのにチェーンもなにもないだろうと思いますが、昔は東京や神奈川を中心に結構な店舗があり、古い店では70年代に開店したものもあるなど、結構な老舗だったりします。けれど、このファミレスの特徴は歴史や料理と言うよりも、制服にあって、ネットで画像等を検索すれば、この業界に生息するものなら誰もが一度は見たことがある、制服が引っ掛かると思います。何回かマイナーチェンジされてたりもするんですが、この独特な制服こそがアンミラの真髄であり、漫画やアニメ、そしてゲーム業界に多大な影響を与えてきました。実際、90年代から00年代初期の作品群にはアンミラに似た衣装を着ているキャラクターが結構いて、まあ、要するにブームだったんですね。三次元でもアンミラの制服コスが流行りましたし、そっち系のAVもかなりの数が出ました。
そして、当時そのアンミラをモデルとして作られたとされるエロゲ、Piaキャロットへようこそ!!と共に、秋葉原におけるメイドカフェを代表とするコスプレ喫茶の先駆け的存在にもなったのだけど……悲しきかな、これが現実というものです。ちなみに、PiaキャロシリーズはPiaキャロ2の制作発表会をアンミラで行ったことがあったりします。ぶっちゃけパクった側がパクリ元でイベントをヤッちゃったわけですが、これは最初からアンミラで企画していたものではなく、幾つかのファミレスチェーンに断られた結果、最後にアンミラが承諾してくれたという逸話です。ちなみにVFBのスタッフインタビューによると、アンミラ側の担当者には制服が酷似していることを切り出せなかったらしい。
まあ、そんな製作発表が行われた目黒店も今はもうありませんし、私はなんか一つの時代が終わった気がしますね。いや、まだ高輪店が残っていますから、完全閉店したわけではないけど、なんか時間の問題な気がしてならない。どうしてアンミラがこうなってしまったのかというと、普通に赤字が原因なわけなんだが、要するにアンミラってファミレスの割に高いのよ。制服のイメージから想像付かないかも知れないけど、所謂高級志向のチェーンだったから、ケーキやパイといったデザート類以外は、サンドイッチですら1000円超えが当たり前の高価格で。私があまり通わなかったのも、その価格帯の高さを敬遠してというのがありましたし。
もっとも、高いだけ合って料理はそれなりの物を出してきたし、客前でレンジをチンしてしまうような、秋葉原のメイドカフェ群とは雲泥の差があるんだけど、亜流や劣化だけ残り、原典が消え行くというのは寂しい話だね。メイドカフェだってメニュー価格は十分高く、それでいて美味しくもなんともないというのに……まあ、あれも出来ては潰れの繰り返しって感じもするが、それでもまだ10店舗以上は秋葉にあるわけだしねぇ。
後、これも欠点と言うか弱点の一つなんだけど、アンミラはあくまでファミレスであって、コスプレ飲食店ではないんですよ。つまり、メイドカフェなんかと違って店員の面接に容姿が含まれておらず、極端な話、小太りのパートのおばちゃんがあの衣装を着て接客をしていることもあるから、制服目当てで行った客の夢や幻想をぶち壊すこともしばしばあったのですよ。
まあ、そんなわけで昨日は友人たちとアンミラ閉店について話してたんだけど、ここまで書いてきたこと全否定するようであれですが、私はぶっちゃけブロンズパロットの方が好きでした! 多分、アンミラ以上にマイナーであり、現行店舗がないこともあって、これに関しては知らない人のほうが多いと思うのだけど、ブロンズパロットというのは、かつて不二家が実験的に展開していた、不二家レストランの高級店という位置づけの店で、やはりアンナミラーズと同じく特徴的な制服を採用しており、店名こそ青字で書きましたが、真っ赤なリボンとスカートが可愛らしい、今でも十分通用するデザインでした。実験店ということもあってアンミラと違い店舗展開がされることはなく、東京と神奈川に1店舗程度しかなかったんですが、オタク的にはメジャーになりすぎたアンミラに対する双璧という意味合いも強く、その筋の方々からは熱烈な支持があったといいます。
私は付き合いで東京と神奈川の両店舗に行ったことがありますけど、ブロンズパロットの面白いところは制服が統一されておらず、差異があったということです。一般的に有名なのは東京の店舗が採用していたデザインで、可愛くて人気があったのもこっち。実験店であるが故か長続きはせず、東京の立川店が2000年に、神奈川の鶴見店が2006年には閉店してしまったのだけど、そのシンプルな制服が与えた影響は、アンミラほどではないにせよ、大きい物があったと思います。というか、繰り返すようだが私はブロンズパロットの制服の方が好きだ。
アンミラにしろ、ブロンズパロットにせよ、可愛らしい制服でありながら普通の、もっと言えば高級レストランだったという点が、秋葉原にいる亜流や劣化との最大の違いだと思う。料理は確かに高かったけど美味しかったという記憶があるし、お手軽感や気軽さはなかったけど、それ故に神聖な雰囲気があったというかね。客前でホットケーキをレンジに突っ込んでチンするような、メイドカフェなんかとは比較にならんのですよ。まあ、飲食店はどこも厳しい世の中ですし、仕方のないことなのだろうけど、いつか復活して貰いたいものだ。
そういや友人は、「制服ならアンミラより神戸屋レストランの方が好きだ」と言っていましたが、それがすぐに出てくる辺り、流石だと思った。ブロンズパロットの話しも、最初は別の友人がしだしたことだしね。まったく、みんな渋い趣味をしているぜ。
それはもはや枯れ木でもなく
2012年1月22日 アニメ・マンガサンシャインクリエイション54ということで、新年最初のサンクリです。冬コミ明けてまだ20日程度ということもありますが、かつての勢いはどこへ消えたか、遂にA23ホールとBホールの2館開催にまでなるほど、サークルの参加数が減っていますね。最盛期は4館でも足りない、ビッグサイトでの開催も検討したらどうかとまで言われ、それでも池袋サンシャインじゃなきゃ駄目なんだ、なんてことまで言っていたのに、一昨年の個人情報流出以降、目に見える形で衰退の一途を辿っているようです。
過去日記を読む限り、昨年の年明けサンクリは2月開催で2ホール半だったわけですが、今回は日程を1月に戻して、更に参加サークル数が減ってしまったことになりますね。元々、サンクリは年明け1月に開催していたのだけど、Cレヴォの終了とそれに伴うポスト争いの結果、2月開催に移動したというのは結構有名な話です。昨年最後の開催では、どうやら3ホール程度に落ち着いていたようですが、なんというか安定しませんね。明らかに不祥事を引きずっていますけど、まあ、あんなことがあったのだから仕方が無い。私は何度も言うように、サンクリよりCレヴォ派でしたから、最近一番好きな即売会はCOMIC1なんですけど、サンクリはもうだめかも分からんね。まあ、それならそれで仕方がないと思うけど。
私がサンシャインへ到着したのは、いつもより少し早い9時前で、これは意図していたと言うよりは最近の早起き生活の結果、普段よりも早い電車に乗ってしまったのですね。まあ、付いてしまったものは仕方ないし、9時頃ならばペナルティになるようなこともない、そもそも今の規模ではペナルティを掛けるほど参加者などいないだろうと思って、そのままカタログを買ってA23ホールの待機列に並びました。天気はあいにくの雨でしたが、それ以上に風が強くて、私は冷たい雨風に2時間近く晒される羽目に。Twitter等ではサンクリに参加できないことを嘆いている人もいましたけど、正直家で寝ている方がよっぽど有意義で勝ち組だったと思いますよ。私は知り合いのサークルが参加している以外は、特に贔屓が出ていたわけでもないし、サークルチェックこそしましたが、コミケなんかに比べると必死さはなかったと思う。何が何でも欲しいってのがなかったし、それは最初に並ぶサークルをトモセシュンサクの無限軌道Aにしたことからも分かると思います。
別に無限軌道Aの新刊やグッズがどうしても欲しかったわけじゃなくて、冬コミのときに回避したこともあって、今度は並んでみようかという気分だったんだと思います。雨風の強い天気であり、コミケで見かけるような大手が殆ど参加していなかったこともあって一般参加者の数も少なかったし、並べばまあ買えるだろという感じもしたしね。勿論、新刊のパパ聞き本にそれなりの興味があったのもありますが。
そんなわけで珍しくも最初に並ぶサークルを無限軌道Aにして、実際並んだわけですが、これが致命的な間違いだった。外周列でしたが、コミケに比べれば微々たるものであり、列の流れもそれなりに速かったのだけど……そろそろ会場に入れるか? と言うところで事件が発生しましてね。急に列が止まり、なにやら前の方がざわついている。何事かと思ってみれば、無限軌道のスタッフが現れて「事実だけ先に申し上げますと、午前の分の新刊、グッズはすべて完売しました」とアナウンスを始めた。完売したとのなら列は解散だろうけど、事実は微妙に複雑であり、「午前の分と申し上げましたが、今回印刷所の搬入ミスで、新刊がすべて搬入されませんでした。現在、印刷所の方より届けてもらっていますが、交通事情もあり30分から1時間は掛かる見通しです。それでも待てる、という方だけ、このまま列にお並びください!」という、大手としては非常に珍しい、そして、あってはならない事態が発生したことを告げられました。既に会場内へ入る寸前だった私の位置からすると、このまま並んでさえいれば、追加搬入分で新刊とグッズを手にすることが出来るでしょう。でも、それは最低でも30分、最長で1時間後の話です。既に開場から数十分を無限軌道の列で過ごした私にとって、それはあまりに厳しい選択肢でした。確かに目当てというほど目当てがあるサンクリではなかったけど、買いたいものが他にないわけではないし、無限軌道を取って他を全部捨てるか、それとも無限軌道を切って他を取るかの、本当に二者択一だったと思う。これまで並んだ数十分はとか、ここは必ず買える位置だとか、そういう気持ちもありましたけど、私は結局、無限軌道を切ることにしました。委託なしの会場限定本だから惜しいという気持ちもありましたけど、背に腹は代えられないですからね。
そうして無限軌道の列から離れ、会場内に戻った私はリスト化してあったサークルを回って、新刊等を買い集めようとしました。しかし、既に開場から50分は経っていたこともあり、壁サークルの突発的コピー本など、貴重なものは大半がなくなっていましたね。サンクリは規模から言っても最初の30分、いや、10分程度で新刊が完売することも少なくないので、コミケ以上に時間というものが貴重な場所でもあるのですが……まあ、今回は私の選択ミスだよね。だって、無限軌道の新刊を買えたとしても、何十分か時間を消費したことには変わらないわけだし、それがたまたま、印刷所のミスで浪費に変わっただけだから。
けどまあ、オダワラハコネ率いるVISTAの幸村新刊は買えましたし、本当に欲しかったものというのは、ほぼ買えたような気もしているから、別に問題はないのかな。各サークルの傾向としては、新番ならあの夏、公式的にはなつまちですか? それの新刊が多かった印象を受けますね。私もいくつか目をつけていたんですけど、これに関しては1冊もゲットすることが出来なかった。悔しいけど、仕方ないでしょう。ジャンルとして流行るかはまだ分からないけど、コミ1辺りは期待しても良いんじゃないですかね。おねティもおねツイも、それなりに同人ジャンルとしては流行りましたし。
オダワラハコネの本とかを買った後は、昨年出したアンソロに参加してくれた砂塚さゆさんのサークルに赴き、現状報告と言うか今しがた合ったことを話しつつ、軽く談笑。砂塚さんの新刊は捌けが良かったようで、私が行ったときにはもう完売していました。中堅サークルはサンクリみたいな中規模イベントだと苦しいという声をよく聞くけど、それなりに力のあるジャンルだと、そういう訳でもないのかな。完売もしたことだし帰宅するという砂塚さんと別れ、Bホールへと向かった私は1サークルだけ回ってまたA23へと戻りました。そういえば、桜沢いづみのサークルが出ていたはずですが、どんな感じだったんでしょうね? これといって話題になってなかったけど、平穏無事だったのだろうか。
まあ、それは良いとしてA23ホールに戻った理由はほかでもない、午後から販売再開をするはずである無限軌道Aに再度並ぶ為です。本当は買えたはずなのに、印刷所のミスで買えなかったというのは、理由としてあまりにも情けないし、こうなったらなにがなんでも新刊をゲットして帰りたいと、要は意地になってたんですね。さっさと帰ればいいのに、私って奴はこういう所で負けず嫌いなんです。結局、グッズが早々に完売したことから回転率が格段に上がって、私も新刊だけは購入することが出来たので満足はしてるんだけど、こういうミスは二度と御免だね。奥付け見るかぎり、今回の新刊は緑陽社が刷ったらしいけど、一体どうしたら大手サークルの新刊を大量に忘れるなんてミスをするんだか。
無限軌道の新刊を買った後は、本当に長居する理由もなくなったので会場を出ました。ただ、そのまま真っ直ぐ帰るというわけではなくて、サンシャイン通りにあるケンタッキーに寄ってダブルダウンことチキンフィレダブルを食べました。アメリカ等で販売している、チーズとベーコンをチキンフィレ2枚で挟んだという仰天のバーガーですけど、考えてみればケンタはチキン専門店なのだし、こんな商品があっても良いんでしょうね。私も海外の記事などで見かけたことがあり、一度食してみたいとは思っていたんですが、今回それが叶ったわけです。
味はまあ、ケンタッキーですから美味しいに決まってるんですが、肉が予想以上に厚かったのと、通常の脂っぽいオリジナルチキンのそれと同じだから、衣が結構剥がれやすかった。多分、以前販売していたボンレスチキンを使用しているのだと思うけど、あれはもうちょっと衣がしっかりしていた印象があるな。骨がない分、食べやすいといえば食べやすいのだけど、ソースがマヨネーズ主体のものだから、余計にベタついてしまってね。マックのシャカチキ並みの厚さで、ソースの良も控えめなら、もう少し気軽に食べられると思うのだけど。
まあ、そんな訳でケンタの新製品を食べて、その後に帰宅しました。帰宅する途中、してからも結構色々なことがあったんですけど、それは明日の日記に書くこととして、今日はこのへんで失礼します。
過去日記を読む限り、昨年の年明けサンクリは2月開催で2ホール半だったわけですが、今回は日程を1月に戻して、更に参加サークル数が減ってしまったことになりますね。元々、サンクリは年明け1月に開催していたのだけど、Cレヴォの終了とそれに伴うポスト争いの結果、2月開催に移動したというのは結構有名な話です。昨年最後の開催では、どうやら3ホール程度に落ち着いていたようですが、なんというか安定しませんね。明らかに不祥事を引きずっていますけど、まあ、あんなことがあったのだから仕方が無い。私は何度も言うように、サンクリよりCレヴォ派でしたから、最近一番好きな即売会はCOMIC1なんですけど、サンクリはもうだめかも分からんね。まあ、それならそれで仕方がないと思うけど。
私がサンシャインへ到着したのは、いつもより少し早い9時前で、これは意図していたと言うよりは最近の早起き生活の結果、普段よりも早い電車に乗ってしまったのですね。まあ、付いてしまったものは仕方ないし、9時頃ならばペナルティになるようなこともない、そもそも今の規模ではペナルティを掛けるほど参加者などいないだろうと思って、そのままカタログを買ってA23ホールの待機列に並びました。天気はあいにくの雨でしたが、それ以上に風が強くて、私は冷たい雨風に2時間近く晒される羽目に。Twitter等ではサンクリに参加できないことを嘆いている人もいましたけど、正直家で寝ている方がよっぽど有意義で勝ち組だったと思いますよ。私は知り合いのサークルが参加している以外は、特に贔屓が出ていたわけでもないし、サークルチェックこそしましたが、コミケなんかに比べると必死さはなかったと思う。何が何でも欲しいってのがなかったし、それは最初に並ぶサークルをトモセシュンサクの無限軌道Aにしたことからも分かると思います。
別に無限軌道Aの新刊やグッズがどうしても欲しかったわけじゃなくて、冬コミのときに回避したこともあって、今度は並んでみようかという気分だったんだと思います。雨風の強い天気であり、コミケで見かけるような大手が殆ど参加していなかったこともあって一般参加者の数も少なかったし、並べばまあ買えるだろという感じもしたしね。勿論、新刊のパパ聞き本にそれなりの興味があったのもありますが。
そんなわけで珍しくも最初に並ぶサークルを無限軌道Aにして、実際並んだわけですが、これが致命的な間違いだった。外周列でしたが、コミケに比べれば微々たるものであり、列の流れもそれなりに速かったのだけど……そろそろ会場に入れるか? と言うところで事件が発生しましてね。急に列が止まり、なにやら前の方がざわついている。何事かと思ってみれば、無限軌道のスタッフが現れて「事実だけ先に申し上げますと、午前の分の新刊、グッズはすべて完売しました」とアナウンスを始めた。完売したとのなら列は解散だろうけど、事実は微妙に複雑であり、「午前の分と申し上げましたが、今回印刷所の搬入ミスで、新刊がすべて搬入されませんでした。現在、印刷所の方より届けてもらっていますが、交通事情もあり30分から1時間は掛かる見通しです。それでも待てる、という方だけ、このまま列にお並びください!」という、大手としては非常に珍しい、そして、あってはならない事態が発生したことを告げられました。既に会場内へ入る寸前だった私の位置からすると、このまま並んでさえいれば、追加搬入分で新刊とグッズを手にすることが出来るでしょう。でも、それは最低でも30分、最長で1時間後の話です。既に開場から数十分を無限軌道の列で過ごした私にとって、それはあまりに厳しい選択肢でした。確かに目当てというほど目当てがあるサンクリではなかったけど、買いたいものが他にないわけではないし、無限軌道を取って他を全部捨てるか、それとも無限軌道を切って他を取るかの、本当に二者択一だったと思う。これまで並んだ数十分はとか、ここは必ず買える位置だとか、そういう気持ちもありましたけど、私は結局、無限軌道を切ることにしました。委託なしの会場限定本だから惜しいという気持ちもありましたけど、背に腹は代えられないですからね。
そうして無限軌道の列から離れ、会場内に戻った私はリスト化してあったサークルを回って、新刊等を買い集めようとしました。しかし、既に開場から50分は経っていたこともあり、壁サークルの突発的コピー本など、貴重なものは大半がなくなっていましたね。サンクリは規模から言っても最初の30分、いや、10分程度で新刊が完売することも少なくないので、コミケ以上に時間というものが貴重な場所でもあるのですが……まあ、今回は私の選択ミスだよね。だって、無限軌道の新刊を買えたとしても、何十分か時間を消費したことには変わらないわけだし、それがたまたま、印刷所のミスで浪費に変わっただけだから。
けどまあ、オダワラハコネ率いるVISTAの幸村新刊は買えましたし、本当に欲しかったものというのは、ほぼ買えたような気もしているから、別に問題はないのかな。各サークルの傾向としては、新番ならあの夏、公式的にはなつまちですか? それの新刊が多かった印象を受けますね。私もいくつか目をつけていたんですけど、これに関しては1冊もゲットすることが出来なかった。悔しいけど、仕方ないでしょう。ジャンルとして流行るかはまだ分からないけど、コミ1辺りは期待しても良いんじゃないですかね。おねティもおねツイも、それなりに同人ジャンルとしては流行りましたし。
オダワラハコネの本とかを買った後は、昨年出したアンソロに参加してくれた砂塚さゆさんのサークルに赴き、現状報告と言うか今しがた合ったことを話しつつ、軽く談笑。砂塚さんの新刊は捌けが良かったようで、私が行ったときにはもう完売していました。中堅サークルはサンクリみたいな中規模イベントだと苦しいという声をよく聞くけど、それなりに力のあるジャンルだと、そういう訳でもないのかな。完売もしたことだし帰宅するという砂塚さんと別れ、Bホールへと向かった私は1サークルだけ回ってまたA23へと戻りました。そういえば、桜沢いづみのサークルが出ていたはずですが、どんな感じだったんでしょうね? これといって話題になってなかったけど、平穏無事だったのだろうか。
まあ、それは良いとしてA23ホールに戻った理由はほかでもない、午後から販売再開をするはずである無限軌道Aに再度並ぶ為です。本当は買えたはずなのに、印刷所のミスで買えなかったというのは、理由としてあまりにも情けないし、こうなったらなにがなんでも新刊をゲットして帰りたいと、要は意地になってたんですね。さっさと帰ればいいのに、私って奴はこういう所で負けず嫌いなんです。結局、グッズが早々に完売したことから回転率が格段に上がって、私も新刊だけは購入することが出来たので満足はしてるんだけど、こういうミスは二度と御免だね。奥付け見るかぎり、今回の新刊は緑陽社が刷ったらしいけど、一体どうしたら大手サークルの新刊を大量に忘れるなんてミスをするんだか。
無限軌道の新刊を買った後は、本当に長居する理由もなくなったので会場を出ました。ただ、そのまま真っ直ぐ帰るというわけではなくて、サンシャイン通りにあるケンタッキーに寄ってダブルダウンことチキンフィレダブルを食べました。アメリカ等で販売している、チーズとベーコンをチキンフィレ2枚で挟んだという仰天のバーガーですけど、考えてみればケンタはチキン専門店なのだし、こんな商品があっても良いんでしょうね。私も海外の記事などで見かけたことがあり、一度食してみたいとは思っていたんですが、今回それが叶ったわけです。
味はまあ、ケンタッキーですから美味しいに決まってるんですが、肉が予想以上に厚かったのと、通常の脂っぽいオリジナルチキンのそれと同じだから、衣が結構剥がれやすかった。多分、以前販売していたボンレスチキンを使用しているのだと思うけど、あれはもうちょっと衣がしっかりしていた印象があるな。骨がない分、食べやすいといえば食べやすいのだけど、ソースがマヨネーズ主体のものだから、余計にベタついてしまってね。マックのシャカチキ並みの厚さで、ソースの良も控えめなら、もう少し気軽に食べられると思うのだけど。
まあ、そんな訳でケンタの新製品を食べて、その後に帰宅しました。帰宅する途中、してからも結構色々なことがあったんですけど、それは明日の日記に書くこととして、今日はこのへんで失礼します。