遂に日記のレビュー機能が一時停止されちゃいました。鯖の不安定さもそうだけど、そんなに不具合が酷いんですかね。これでレビュー機能の縮小や切り捨てが行われたら、いよいよ本気で引っ越しを考えなければいけなくなるけど、出来ることなら問題ある部分の改善と強化をして貰いたい。ちょっと前の日記にも書いたけど、やっぱり愛着もありますし、気分的に引っ越したいわけでもないですからね。探してはいるけど、良い日記サイトがあるわけでもないし。

祝福のカンパネラキスシスのBD買ってきたんですけど、カンパネラは箱がデカイですね。ゲマ屋の横浜店で買いましたけど、売れたのか、それとも予約の私以外に入荷していないのか、店頭には一つも置いていなかった。別の用事で行ったアニメイト横浜店にもなかったな。まあ、こんなのいくつも入荷したって邪魔なだけだしね。エロゲの箱よりデカイだもん。特典が抱き枕なのはキスシスも同じだけど、こちらは全巻収納BOXが付いてきたから、そこに一緒に入っている感じ。
キスシスのゲマ屋特典は良く分からないポスター見たいのが付いてきたけど、特にどうという絵柄でもないし、色気やエロが前面に押し出されてるようにも思えない。あるいは私の感覚が麻痺しているだけの可能性もあるけど、これのために買ったというには少々魅力に欠けているような気がする。いや、これのため買った分けじゃないけどさ。
まだ観てないから最終巻について書くことはなにもないけど、とりあえずBOXに全巻入れてみた。でも、そうすると例のパンツ型クリーナーと抱き枕の置き場に困るんだよな。元々巻数が少ない作品なんだし、特典も収納できるように作ってくれればいいのに。私がBD版カッタの把握までリバーシブルジャケットのためだから、クリーナーについては置き場に困ってます。捨てるのは、それはそれで勿体ない気もするし。
ただ、最終巻はジャケットにやや不満がある。目の描き方が今までで一番悪いというか、どうにも私の好みに合わない。抱き枕に関しては原作者ファンですから良い感じだと思うんだけど、まあ、生地についてはなにも言うまい。所詮はBDの特典物だ。

カンパネラについては、考えてみればキスシスより話数も特典も少ないのに値段だけは高いですね。箱代なのかも知れないけど、最近のMMVはエロゲみたいな商法を使ってくるから面倒くさい。元がエロゲ原作なんだから間違ってはいないんだろうけど、正直高すぎると思う。だったらAT-Xショップで買えよという話だが、箱の大きさが変わるわけでもないしね。これって後に全巻収納BOXとか出たら、抱き枕を入れても余りあるこの箱はどうすれば良いんだろう。
作画が修正されているのかは見比べてないので分からないけど、映像自体は綺麗ですね。BDというのもあるんだろうけど、カンパネラは基本的に色が鮮やかな作品だから、多分私はそこに惹かれたんだろうな。1話と2話は何回も観てるから、今さら発見とかはないものの、最初からアニエスルートを暗示していたのかも知れないと、1話のアニエスを観ながら考えてみる。ミネットとアニエスという混ぜやすいルートでアニメ版は構成されてるけど、可も不可もなく終わった作品だと思います。DVDやBDが売れるかは分かりませんが、なんかそんなに数作ってないんじゃないかという気がしてきた。売れそうな分をコンスタントに作っているというか、MMVはそこら辺を理解していそうなイメージがある。どちらせよ売れなかったところで2期が作られる作品ってわけでもないんだから、別に良いんだけどさ。FDは出るけど、ういんどみるのFDはエロしかないからアニメ化も出来ないし。
そういや、特典映像の3Dですけど、私のテレビは3Dではないから2Dの方で観てみました。これ、3D機能が付いているので観ると飛び出したりするんでしょうか?? イマイチ、その辺りを理解していない私。私は元々も、こういう感じのキャラや映像が好きじゃないので、なんていうかハッキリいってしまうと微妙だったんだけど、特にエロい感じもしなかったな。これがカリーナさんじゃなくて、アニエスとかだったらまた違うのかも知れないけど、別に普通のアニメ映像でも良かったんではないだろうか。ほら、かのこんの特典みたいな奴。それだったらエロの表現も少しはやりようがあったのではないかと。

ゲマ屋にはカンパネラとキスシスの予約引き取りで行っただけだったんだけど、なんかエロゲのセールやっててさ。ちょっと前のがなんと500円から2000円。まあ、どうせ売れ残りだし大した作品なんてないだろうと思ってたら、丁度1000円で面白いのが出ていてさ。2本合って、悩んだ末に1本だけ買ってしまいました。私としては珍しいチョイスなんだが、前々から興味はあったという作品。ただ、ここに書くにはちょっと適さない作品なので知りたい人は直接訊いてください。引いても知らないけど。
佐藤竜雄がTwitterで、機動戦艦ナデシコについて語っていました。ナデシコも10年以上前の作品になってしまいましたが、映画化もされた作品だけ合って話題に出すだけで盛り上がりますよね。私は今も昔もスタチャっ子ですから、放送当時からナデシコについては知っていましたけど、実は思い入れが強いのは映画版の方だったりします。公開時に、スレイヤーズのついでに観たとき、その凄まじさに圧倒された覚えがあります。

結局、ナデシコという作品は映画版があったからこそなんじゃないかと思う。当時のアニメ界というのは全体的にエヴァを引きずっているところがあって、スタチャはガイナックスと一緒にそのエヴァを作ったところだったから、ナデシコまたエヴァの影響を受けた作品と思われることが多かった。ホシノ・ルリという所謂綾波系と言われるキャラクターのジャンルが確立されたのも、この辺りからだったしね。まあ、私はルリと綾波にはかなりキャラクターとしての差があると考えてるんだけど、企画段階からの変更を考えると多少の意識はあったのかも知れないと思う。
今でもエヴァ→ナデシコを一種の流れとして認識している人は沢山いるけど、それに対する佐藤竜雄の言葉は否定。企画段階において、エヴァという作品についていくことが出来なかったライトなアニメファン向けに作られたのがナデシコだという。確かに、エヴァは凄い作品ではあったけど、気楽にアニメを観たいという人にはやや敷居の高かった。私はアレにリアリティや現実味があるとか、哲学や心理学がどうのとか言う人を未だに理解出来ないけど、そうやって小難しく考えてる人が多かったんですよ。気軽さがないんだよね。
それに引き替えナデシコは、まあ、設定こそ膨大だったにせよ基本的にノリはギャグだったし、ライトなファン向けに作ったというのは納得がいく話です。女性から批判が多かったというキャラクター造形も、分かりやすい話を作る上では必要なことであり、そもそも女向けに作ったわけではないのだから、突き放すように言えば男のオタクが満足できればそれで良かったんではないかなと。結果的に、それで成功したわけだしね。
ただ、放送当時の評価が微妙だったというのは分かりますよ。私はあの頃のオタクとしては珍しく、エヴァが好きじゃない、興味ない、数話しか観たことがないという人間だったので肩の力を抜いて観ることの出来るナデシコを面白いと思ってはいましたが、心の底から熱中していたのかと言われると、首を傾げざるを得ない。O月Pは映画版のナデシコにシリアスな部分を望んだそうで、私もそれについては同意します。テレビ版が悪かったとは言わないけど、最後までギャグ系のノリだったことに首を傾げたこともあったから。

ナデシコという作品の大きな特徴として、ネット上でのSSが爆発的に流行したことが上げられると思います。90年代末期から00年代初頭というのはネットが普及し、全盛期と言われ始めていた頃であり、俗にいうWebでの二次創作活動というものが活発化し始めていた時期でもあったのです。今のように音楽や映像と言ったものはなかったけど、イラストや文章はある程度の知識と技術があれば誰でも個人HPや投降サイトなどに投下できるようになって、今も現存していますがナデシコはその手のSS投降サイトが結構多かったんですよ。その設定の豊富さやキャラの魅力に惹き込まれた人が沢山いたんでしょうかね、SSのジャンルとしてナデシコ以上に流行ったものは、後にも先にも存在しないでしょう。
だって、SSで流行した設定、例えばアキトとラピスの関係などが公式のものと誤解されて、それについての注釈がウィキペディアとかに書かれちゃうぐらいですからね。SSそれ自体に特定のジャンル、逆行モノというのが存在し、そこに至るまでの過程がパターン化されたのも、ボソン・ジャンプという特殊な設定を持つナデシコならではじゃないだろうか。
ちなみに誤解されているアキトとラピスの設定というのは、この2人が五感をリンクさせていると言うこと。これはラピスの役割が五感を失ったアキトのサポートであることと、監督だかのラピスがいればアキトはラーメンを作れるかもしれないという発言が根拠になってるんだけど、なにせ設定や情報があまり語られなかったキャラですからね。推測は出来ても、結論づけることが出来ないんですよ。おそらくそれに近い形ではあると思うんだけど、私はどちらかというと禁書の一方通行と妹たちの関係に近いんじゃないかなと思う。五感を失ったアキトをラピスがサポートするとして、ルリと同じく電子の妖精である彼女に出来ることといえば、その演算能力で身体的な部分を補うことではないだろうかと、そう考えていまして。感覚補助って奴ですね。
私は物書きだけど、何故かナデシコのSSには手を出したことがないんだよね。それなりにグッズや書籍も持っているものの、なんか世の中に溢れかえっているSS読むだけで良いかなと。中二病全快な作品ばっかりだけど、まあ、それも文化だよ。オリキャラ前提の風潮が多いのに私は眉を顰めないでもないけど、放送から10年経って未だに作品が書き続けられるのは凄いことだと思うし。

ナデシコは続編の制作が不可能になったと明言されていますけど、続編と言っても映画版の次が出るとは限りません。映画の次はDCで出たゲームになりますし、それ以降に話を膨らませることは、やろうと思えば出来るのかも知れないけど、ちょっと無理があると思う。いきなり古代火星人が襲来して大戦争とか、そういう超展開をやるならまだしも、地球と木星、その裏で暗躍していたテロリストも一応劇場版とゲームで一掃されたわけだし、これ以上なにを続けるのって話で。
だから、続編を作るのならテレビ版の延長線にある、例えば空白の3年間とか、ノベライズで語られた部分と、語られなかった部分の映像化が一番良いんじゃないだろうか。アキトとユリカが死ぬまでを1クールぐらいで書いて、残りでルリがサブロウタに出会って軍に復帰するまでと、アキトが救出されラピスを助け、復讐者としての道を歩み続ける姿を描くとかさ。
私の個人的趣味で言うと、一番好きなキャラはルリルリですが、カップリングならアキト×ラピスです。SSによって作られたラピス像が絶対的に正しいとは思っていないけど、私は後から出てきた少女というのに弱いのでね。スパロボじゃあるまいし、アキトが表舞台に戻ってくることはないんだから、このままラピスと、どこまでも戦い続けるのが良いのですよ。光ある場所へ戻るには、彼は少し人を殺しすぎたから。
思っていた以上に長文になってしまいましたが、この程度の思い入れはあるってことなのかな。世間の評判がどうであれ、私にとっての大切な作品であることには変わりありませんし、色々な意味で続編を望んでいることに違いはない。
AT-Xであかね色に染まる坂のOVAを見たんですけど、COBRA THE ANIMATIONの後に見るような番組じゃないですね。あかね色はアニメ版自体、あまりの内容に視聴を途中で止めてしまったんですが、それにしたって酷い出来ですね。中身がないのは元からだけど、サービスシーンを基本としたOVAなのに作画レベルでの安定性、特に引き絵の崩れっぷりがハンパない。コブラの後に何故こんなものを見ているんだと思ったけど、これに続くのがマジカルハート☆こころちゃんだというのだから、色々な意味で終わっていると思う。

まあ、渚の「義妹とか実妹なんて、もうどうでもいいじゃないですか」発言には笑った。まあ、その通りではあると負うもけど、そこは個人のこだわりもあるというか、そういうのを大事にする人もいるんですよと。実妹の背徳感を好む人もいるだろうし、義妹の後腐れの少なさ、逃げ道があることに気楽さを覚える人もいるでしょう。私みたいに双子の兄妹が好きってのがどれほどいるかは知らないけど、結局は属性の問題だからね。どうでもいいの一言で済ませるには大きい問題だと思いますよ。エロゲユーザー的には。
全体的に寒い作品だし、作画レベルもイマイチだったので評価のしようもないけど、それでもこころちゃんよりはまだマシだったんじゃないだろうか。どっちも酷いといえばそれまでだけど、こころちゃんのアレはないわ。オーバーフローがアージュの真似をして上手く行くわけがないというか、ギャグ作品としてみても面白味に欠けた。CMの時点で大して期待していたわけじゃないんだけど、あかね色が内容のない話なら、こころちゃんは内容を考えずに作った話ですかね。前者はまだしもアップのサービスシーンを楽しむこともできるけど、後者はお色気がメインじゃないだけにそれも出来ないとううか。どちらもOVAなのに18禁エロアニメ並というか、まあ、元がエロゲなんだからそれでも良いのかも知れないけど、多分HDDから消える日はそう遠くないと思います。残しておく理由も特別ないし。

全然関係ない話なんだけど、横浜に行ったら高島屋で物産展をやっていたので覗いてみました。私は百貨店こそ好きですが、物産展はそれほど好きな方でもなく、まともに足を踏み入れたのはこれが初めてかも知れない。人は何故北海道物産展に心惹かれるのかという記事をなにかで読んだことがあるけど、今回のはテレビ局主催のもので地域限定というわけではないらしい。ちなみに北海道物産展が人にウケるのは、北海道が本州からは行きづらい場所であることと、美味いものがたくさんあるというイメージによるものだと思う。
ご当地グルメというものに私はそれほど関心がある方じゃないけど、西又葵女史がパッケージをデザインしたプリンが置いてあるのには笑ってしまった。試食も出来たけど、それほど美味しくもないというのがまたなんというか……ああいう場所だと、やっぱりお菓子とか甘いモノが売れるんですかね? 丸の内ロールじゃなくて、なんだっけ、堂島ロールとかいうのが凄い人気だったけど、私はあの手のクリームばかり詰まったロールケーキというのが、どうにも好きになれない。ジョイナスにあるキハチなんかもそうだけど、クリームの塊が食いたくてケーキ食ってるわけじゃないというか。これは単純に私の嗜好の問題だけど、私は生地の美味しさを楽しめるケーキが好きです。そういった意味では、カステラのロールケーキは美味しかったかな。買わなかったけど。
ただ、食べ歩きしていただけじゃないのかと言われそうだけど、一応色々買いましたよ。揚げパンとかね。なにも物産展で揚げパンなんて買う必要ないじゃないかと思った人もいるだろうが、なんか美味しそうだったので。まあ、なんの変哲もない昔懐かしの味でしたけど。そんなにお金もないですしね、私には100円の揚げパンがお似合いなのです。

高島屋は年商1000億以上の店舗を複数持つ日本唯一の百貨店であり、その中でも横浜店はトップの売り上げを誇っているらしい。ということは横浜店が日本一の百貨店といっても過言ではないと思うのだが、世間的にはどうなのだろうか。私は好きだけど、なにせ地元民の贔屓目というものもあるし、子供の頃から利用してきた場所ですからね。まあ、3連休というのがあったにせよ、人の入りは結構なものだった気はする。個人的には揚げパンぐらいしか美味いものがなかったようにも思えるのだが、私は貧乏舌の偏食家、一般的に美味いとされるものが、必ずしも美味いと感じられるわけじゃないのでしょう。
液晶テレビを買っても地上波デジタル放送というものをまったく見ないので、必然的にスカパーHDの利便性が高くなっています。思っていたほど不具合等も発生しておらず、16日間の無料視聴期間ということもあってアニメ以外の番組も片っ端から観ています。中でも面白いのがPigoo HDなるチャンネルで、基本はグラビアアイドルとかそっち系の番組ばかりなんだけど、少なからず声優関係のもありまして。これが、AT-Xなんかでやってる声優バライティなんかよりずっと面白いんですよ。

まあ、パックやセットの類に入っていない月額1200円の高価格チャンネルですから、無料期間が終わればもう見ることもないんでしょうけど、所謂美少女アイドルを特集している番組を見るのはなんだか新鮮だった。アニメ以外は海外ドラマか時代劇、ヒストリーチャンネルぐらいしか見ないからね。あぁ、それにディスカバリーチャンネルもか。私はヤング系の週刊漫画雑誌を買わなくて、前述の通り地上波もまったく見ないからグラビアアイドルとかその辺に疎いです。福井裕佳梨は知ってますけど、この人は声優やってるからであって、グラビアアイドルとしての姿はほとんど知らない。ちなみにPigoo HDで番組を持っていて、声優都内観光〜マル福ツアーズなるものを放送しています。要するに福井のゆかりんが毎回ゲストと都内を観光して、行ってみたいとこと、やってみたいことを実践するってだけの番組なんだけど、シンプル故の面白さがあった。それに、ゲストの声優が良いんですよ。若手ばっかりなのかな? と思ったら、岩男潤子とか来ましたからね。若手声優のゲストが多いのは当然としても、そうでない場合もあるのが個人的には嬉しいというかなんというか。
ただまあ、全体的な傾向を見れば容姿重視という方向性はあるのかな。福井裕佳梨は元がグラビアアイドルだったからともかく、例えば後藤沙緒里や加藤英美里など声優にしては可愛いと言われる二人が番組やってたりしますし、アイドル声優というものを意識はしているんだと思う。それが成功しているのかはともかく、私にとっては新鮮だったし、なかなかに興味深くもあった。けど、これに1200円毎月払うのかと言われれば、少し悩まざるをえない。オンデマンドでも購入できるらしいけど、HDが録画できのと違い、ネット版は視聴期間がありますからね。そう考えると、月額1200円の方が単品購入よりはお得でしょう。

声優バラエティ番組ってのは過去に地上波でもいくつか放送されてましたけど、基本的に流行ることなく終わってしまったものばかりだと思います。例外として渋谷でチュッ!があるけど、あれだってなにか後継番組を残せたわけじゃなかったしね。
結局、声優の顔出し番組ってのはそれほど需要がないんじゃないかと私は考えています。元々が声を売る商売だし、アイドル声優化が進んでいるは言っても、実写映像的な需要はまだまだ少ないんじゃないかと。バラエティ番組にしても、わざわざそれを声優がやる必要はあるのかという話から始まって、なかなか定着させることが出来ず、長続きするものが少ないのが現状です。情報番組の体裁を取っているものは別として、アニメファンも声優ファンもバラエティ番組への出演者としての声優をあまり望んでないのかも。色々な意味での話題性がある平野綾とかは別として、歌って踊れる声優以外にそういう番組に出ることが稀だしね。要するに需要がないんでしょう。
アイドル声優の出現は声優界を盛り上げはしたけど、それもあくまで狭い世界での話です。そしてオタクというものは、その狭い世界から声優が出ていくことを極端に嫌っていますから、必然的にTV出演とかに対する要望が少ないし、呼ばれることもない。だったら自分たちで作ろうぜとなっても、スカパー等にわざわざ契約してみる人は皆無だし、それだったらラジオでも聴いていたほうがいいと、そういうことになってしまう。必ずしも動きのある姿が重要視されない世界もあるってことです。

それでも、Pigoo HDでやっている番組は、少なくともAT-Xの放送している声優番組より見れたほうだと思う。基本的に60分ものが多いから飽きる人は飽きるだろうけど、妙にアニメ色を出そうとしていないのが雰囲気出ているというかなんというか。AT-Xはさ、面白い番組をやろうとして空回ってる感じ? 私には小野坂昌也のガンバルンバのなにが面白いのか、さっぱり理解出来ない。ヤングのことは大好きだけど、あのグダグダはつまんないグダグダですよ。持ち味がまるで活かせてないというか、あれを楽しんでみている人はどれほどいるのだろうか。結局、オタク向けに作っているのかそうじゃないのかの違いというか、変に意識しすぎるのも、それはそれで問題なのかも知れませんね。
アニメ版ヨスガノソラの公式サイトで、予告編ムービーなるものが公開されていたので早速視聴してみました。テレビCM用のムービーなんでしょうが、地上波も想定しているのかエロいシーンはすべてカットされてましたね。AT-Xにおける視聴年齢制限番組が現在一時的に減少してしまっているので、通常枠でも流せるCMというのは結構貴重かも知れない。自動リピート機能がないにも関わらず、さっきから無限ループ状態です。

トレカボイスのミニドラマに比べると、ナレーションを担当をしている穹の声質が安定しているように思えます。どちらかといえば応援コメントのそれに戻った感じで、極端に高いわけでも低いわけでもない声と演技はとても聴きやすく、なんだか安心してしまいました。さすがに原作と同じってわけにはいきませんけど、穹はこれぐらいが一番可愛いと思う。本編開始前だから、それを意識てか穹の声に硬さが見られるけど、それも段々と和らいでいくのではないかと。悪くない、むしろ良いと言い切ってしまって良いんじゃないでしょうか。トレカボイスがあんなだったから、自分の感性がやや甘くなっている気がしないでもないけど、これこそ穹の声ですよ。
ムービーの内容というか、映像自体はPVにあった既存のものもあれば、新規の部分も僅かにあるといった感じでしょうか? 最初に登場するのは瑛だけど、ここは県道近くのスーパーかな? 何気に穹も後ろの方で背中見せてますが、原作にはなかったシーンですね。3人で買い物に行くイベントが追加されるとは、結構面白そうだな。いや、待てよ? 例えば瑛とはスーパーでたまたま会ったとかならどうだろうか。瑛と偶然会って、彼女が自分の乗ってきていた自転車をなんらかの理由でハルと穹に貸す。その好意を快く受けた2人は買い物カゴに荷物を入れて帰宅するけど、途中の道で委員長と出くわし接触しそうになったとか……考えすぎかな? でも、これならハルと穹が自転車に乗っている理由も説明が付くし、カゴに買い物袋が入っていたことも辻褄が合うと思う。
シーンが切り替わり、学校の教室と思われる場所でハルの隣りに座る瑛。左手を頭に添えて、笑顔の中に複雑そうな表情を浮かべています。どこか沈んだような、寂しそうな感じを、前の席に座る渚さんが敏感に感じ取る。どういうシーンかは分かりませんが、予想するならハルに対して自己紹介をした直後なんじゃないでしょうか。瑛は記憶力がいいですからハルのことも完全に覚えてましたが、ハルは言われるまで思い出せなかった。なので、自分のことを忘れていたハルに少なからずショックを受けたのかも知れない。瑛にしては珍しい表情ですよね。

渚さんと初佳はPVのそれと映像が同じですから、特筆すべき点はなにもありません。ここで穹のカットが挟まれるんですが、ベッドで仰向けに寝ている穹が右手になにかを持っているシーンです。口紅やリップにしては少し細い印象を受けますが、ペンや印鑑というわけもないでしょうし、これは一体なんなんだろう? ツインテールの穹も、横顔ですがアニメ絵で初登場しましたね。どんなもんかと思いましたが、十分可愛いのではないかと。暗めの表情というのが気になるところですが、序盤ですからね、そういうシーンがあっても不思議ではないでしょう。
ナレーションの穹が、「今まで、傷つき、不器用な生き方しか出来なかった相手と、どう向き合うのハル?」という台詞を投げかけます。これは原作のあらすじにもある台詞の改変ですけど、穹が言うとは思わなかった。いや、この台詞が穹に向けられているものじゃないことぐらい分かっていたけど、なにせそのとき画面に映っていたのが奈緒と委員長ですからね……瑛とかならまだしも、穹ルートで重要な二人だけにちょっと深読みしてしまいます。意味がないとは思えないから。
バックで流れているのは主題歌でしょうね、多分OPの方。意外にテンポの速い曲だったけど、原作の主題歌を考えればこんな感じでいいのかも知れない。フルコーラスどころかTVサイズですらない、サビだけの抜き出しだから容易に判断は出来ないけど、音程の切り替わりというか移り変わりに慣れるまで時間がかかりそう。高低の差が激しいというか、歌いづらそうな感じだなと。如何にもeufoniusらしいとは思いましたが。これで挿入歌の方だったらどうしよう。

キャラクターのページや応援バナーが追加されましたけど、原作絵とアニメ絵が混在するとやっぱり違和感が強烈ですね。まったく違う絵を同時に見せられるというのは、不快ではないにしろ戸惑いのようなものを感じてしまう。ハッシーの絵も神本さんの絵も好きですけど、エロゲ塗りとアニメ塗りの違いもありますし、落差が凄く激しいと思う。
ブログパーツに付いては、使いたいのは山々なんですがDiaryNoteだと設置できなくて。昔は使えたのに、機能縮小してからこういうところが不便になったかも知れない。鯖落ちも多くなってきたし、そろそろ引越しも考えたほうがいいんだろうか。好きなサイトだから、あんまり変えたくないんだけど。
さて、AT-Xを付けてヨスガノソラの全年齢版CMが流れていないか確認する作業でも始めようかな。付けっぱなしにしておけば、一度ぐらいは流れるかも知れないし。
意外なほど無難な感じでビックリしました。もしかしたら私の耳が低めの演技に慣れただけなのかも知れませんが、最近のやひろは妙に甲高く聴こえていたこともあり、これぐらいが丁度いいような気がして。まあ、細かい不満がないわけじゃないけど、内容もまとまっていて悪くはないんじゃないかと。他の人がどう思っているのかは知りませんが、特別非難するほどでもないかなと私は思います。予想していたよりも悪くなかったというよりは、今までと比べればマシというレベルではあるけど。

ただ、声や演技の感じがマシだったのに対して、今回はトレカそのものにミスと思われる部分を発見しました。初佳のカードなのですが、プロフィール欄に明らかな脱字を発見しまして。一部分だけ引用しますと、「渚家のメイド。短大卒業間際の就職活動に失敗して、親のコネで友達で二年前から右わけで働いているが――」なんていう文章が最初に書いてあるわけですよ。文章としての見やすさや綺麗さはともかく、親のコネで友達でってどういう意味ですかね? 文章的によくわからないし、明らかに友達での部分が余計じゃないですか。前後の繋がりもないし。初佳が渚家のメイドになったのは親のコネに違いないですが、確か母親の友人が働いているとか、そんな理由だったかな? そうすると親の友達が働いているとかそんな文章を組み立てるつもりだったのかも知れないけど、なんだかよく分からない感じになっている。あるいは、やひろと友達とか、そんなような文章描きたかったのかも知れないけど、いずれにせよこれじゃあ友達でがなにを意味するのかわかりませんね。
このキャラクタートレカボイスはただでさえコレクション的な価値しかないと言われているのに、肝心のトレカの内容にまで脱字があるというのはなんだか残念です。校正ぐらいしなかったのかな? いくら無料配布物とはいえ、こういう部分が雑なのはちょっとあれだなぁ。何気にドラマの内容も良かっただけに、全部を完璧にすることは無理なのだろうか。どこかしらでなにかを間違っているというか、詰めが甘いって奴ですかね。まあ、こればっかりは仕方ないのかな。完璧なものなんてこの世にないし、どんなに頑張ってもミスは生まれるものなんですよ。

スペシャルミニドラマですけど、話自体は初佳とやひろの掛け合いがメインであり、それはハルカナソラのやひろシナリオや、その他本編シナリオで繰り広げられていたものと大差なく、とても聴きやすい感じがした。2枚1組は亮平と委員長で前例があるけど、クラスメイトとはいえあの二人ってあんまり絡みないじゃないですか? 亮平がたまにからかうことはあっても、基本的には渚さんが対象だし、委員長にはそれほど多いという印象がない。そもそも彼女は穹シナリオじゃないと出張ってこないからね。その点、初佳とやひろは元から親友の間柄だし、本編、FD共によく絡んでますから違和感がまったくない。まあ、時系列的にはアニメ本編が始まえる前ですから、やひろが都会から戻ってきた理由とか、初佳も知らないことがまだ多いんだけど、そこら辺はアニメ開始後に語られていくのでしょう。そういや、あれもトレンディードラマみたいな出来事と言いつつ、寝ているところに女が乗り込んでくるわけだから、書きようによってはエロいシーンに出来るのかな? まあ、そんな無理してエロいシーンなんて入れて欲しくはないんだけど、探せば細かい部分で結構出てくるものです。
後、ミニドラマで興味深かったのは、やひろの実家について語られたことですかね。本編やFDで言及されていたかは憶えてないんですが、やひろの両親は健在で穂見の方に住んでいるらしい。つまり、やひろは故人である祖母の家に一人暮らしというわけ。ヨスガノソラは極端なほどに大人が登場しない話しだから、やひろの両親なんて考えたこともなかったわ。今のところ親の存在が確認されているのは、渚さん、奈緒、初佳、委員長、それにやひろを加える感じでいいのかな? 声付きで登場しているかどうか、と言われるともう少し絞れるのかも知れないけど、亮平なんかも母親に付いての台詞があったと思う。逆に両親がいないのはハルと穹の双子と、瑛がそうなりますね。まあ、瑛はちょっと事情が違うんですけど、保護者はいても家族はいませんから。

トレカの回収に行った秋葉のゲマ屋、開店時間に現れてトレカだけ貰っていくということを1ヵ月以上繰り返していたら、さすがに顔でも覚えたのか反応が結構微妙だった。まあ、先週とか先々週はまだ準備も出来ていないものを4階から取ってきてもらったからね。そんなことしてれば嫌でも顔を覚えるだろうし、開店前に準備だって済ませるでしょう。問題なく2枚もらっておいてアレですが、半のが硬化していたのは気のせいだろうか。来週は最終日だけど、最後ぐらいなにか買い物でもしようかな。コンプエースでも置いてあれば話は早いんだけど、発売日から1日違うというこの事実。意外に買うものがないから困ります。
日記もそろそろ引越し時なんですかね。最低限の機能とデザイン性、そして愛着から使い続けているDiaryNoteだけど、最近はどうも使い勝手が悪くなってきて。鯖落ちとか不具合も多いし、レビュー機能も上手く反応しなくなってきた。元々なにが優れているわけじゃないだけに、今後のことを考えると引越し先は捜すべきなのかも知れない。この先、改善はしたとしても進化することはないと思うし。

私がDiaryNoteの前に使っていた日記はMEMORIZEだけど、あれも閉鎖して6年ぐらいになるんだっけ。いや、閉鎖じゃなくてlivedoor Blogへの統合だったけど、MEMORIZEが結構好きだった私はlivedoorに移るのがなんか嫌でね。仕組みもよく分からなかったし、惹かれるものがあまりなかった。それに、これは今でもそうなんだけど私がやっていたのは、やりたかったのはあくまで日記であって、ブログではなかったんですね。大した違いはないと言われそうだし、実際言葉以上の違いなんてほとんどなかったんだろうけど、私にはそれが物凄い違いのように思えてしまって。MEMORIZEへの愛着もあったしね。統合と言っても実際は買収や吸収の類だったし、そういった事情からlivedoor Blogに対する印象が良くなかったというのもあるんでしょう。
かくしてlivedoorとは別に引越し先を探すことになった私だけど、DiaryNoteに登録したのは2004年の10月末とかだったかな? 確かネットやっているときに偶然見つけたのがキッカケで、来週には登録してから6周年になるわけだ。当時は今ともデザインが違って、そのシンプルさに惹かれたんだったかな。私は白色や青色が結構好きだったし、機能性に関してもMEMORIZEのそれは上回っていましたからね。勝手は色々違うけど、それほど有名所って感じもしないし、まあ、はてなダイアリーとかよりは良いかなと。なんですかね、私は大手日記サイトとかに抵抗感でもあったんでしょうか。未だにはてなのデザイン性は好きじゃないけど。
昔のDiaryNoteは今より機能性が高く、デザイン性も優れていたような気がする。色々変わってから随分経つので、以前の形を正確に思い出すことはできないんだけど、今よりも使い勝手は良かったような気がするんだよね。私自身色々あって、2006年から2007年は殆ど日記を書いてなくて、その間にデザインやらなにやら全部変わってしまったんだけど、結局実装予定だった新システムが導入されることもなく、むしろ以前は使えたはずの機能がいくつか消えて、更にシンプルな形になったように思える。別にアフェリエイト機能とかを強く望んでいたわけじゃないけど、プレビュー画面やブログパーツとかが廃止されたのはなぁ。ハッキリいって、デザイン面での面白味がなくなった気がします。

検索サイト、あるいはブックマーク等で日記に直接来る人には分からないと思うけど、この日記のデザインは私が運営しているサイトに合わせて色調整などをしています。日記の半分にも見たないアクセス数の我がサイトですが、いい加減これも含めて全体的な改装が必要なのかも知れませんね。私はサイトやHPというものが好きな人だから、ブログに移行するとかそういうのはしたくないんだけど、なんか今の状態は良くないと思って。テンプレート自体は好きだし、形そのものは悪くないと考えているものの、なんかパッとしないよね。いっそヨスガノソラのコンテンツは全部分けたほうが良いんじゃないかとさえ思えてきたんだけど、本館とか別館に分かれているサイトってそれほど良い印象がないという。更新の偏りも出るだろうし、結果として両立の難しさから統合ないし片方の閉鎖というサイトを過去に何度も見てきたしね。後、これは偏見かもしれないけどこういうサイト運営をするのは女性に多いような気もするし。いや、もっといえば二次創作系のサイトを運営する自体、男性じゃ少なくなってきてるのかな。同人家とかも、最近はもっぱらブログでしょ? pixivとかで画像どころか小説まで読めるようになってきたことを考えると、個人サイトというものの意義そのものが見直される時期になってきたのかも知れない。

まあ、時期的にも丁度良いし、なんか面白い日記サイトとかないか探してみようと思います。一番いいのはDiaryNoteが安定して、機能面での充実化を測ってくれることなんだけど、現状それを望むのは難しそうなので。livedoorやFC2が手っ取り早いんだろうけど、なんか惹かれるものがない。結局は個人の趣味や感性に過ぎないんだろうけど、自分の日記なんだからそれぐらいは拘ってもいいじゃないかと、むしろ拘らなくてどうするんだと思うのです。適当で済ませたくないこともあるというわけです。
最近、某ヨスガノソラスレに奥木染住まいの地元民が来ているのですが、折角なので私もいくつか話を訊いてみることに。私も9月中に行くつもりではあるんだけど、やっぱり住んでいる人の話は違いますね。参考になるし、いくつか判明したこともあった。なので、今日は現状分かっているだけの聖地情報でもまとめてみますか。既に判明しているものと候補があるもの、まったく情報がないものなど大きく分けると3種類ですかね。

ヨスガノソラの舞台である奥木染が栃木県は足利市の樺崎町であることはファンなら誰でも知っていることになりましたが、奥木染や穂見にあるものすべてがここに揃っているわけではありません。エロゲというのは舞台設定にしても複数の場所をモデルにしていることが多く、例えばkey作品なんかはそれが顕著だと思います。ヨスガにしてもそれは同じで、地元民の報告から確実にあるものとないものがハッキリしてきた感じがします。
まず確実にあるものですが、瑛が住まう叉依姫神社は当然あります。樺崎八幡宮がそれであり、聖地巡礼に赴いた人がブログ等に画像をアップしているので、割と容易に比較することが出来るんじゃないでしょうか。ただ、叉依姫神社にしても作中に登場したものが全部揃っているわけではなく、例えば山頂の湖のモデルは神奈川県は箱根にある芦ノ湖だと言われています。湖から見える鳥居はよく似ていて、一時期ヨスガノソラの聖地は箱根周辺なのか? と話題になりましたね。まあ、実際は湖だけ芦ノ湖で後は樺崎町にあったんですけど、基本的には風景や住居のモデルになっている場所が多いね。逆に施設的なものは全然別のところにあるみたい。
例えば渚さんや奈緒の家、通学路や広場などは樺崎町に存在しているものであり、エロゲに使うぐらいなんだから空家か相応の施設類かと思いきや、前者は普通の民家だそうです。渚さんの家はかなり立派な門構えだけど、やっぱりお金持ちとかが住んでるんですかね。ヨスガノソラの聖地巡礼が流行るとは思えないけど、民家が対象に入る以上はみんな慎重にいかないとダメですよ。これがなければ、私も聖地巡礼本を作ったんだけどね。さすがに無視できる問題ではなかったので。

逆に樺崎町にないものといえば、春日野医院、穂見学園、伊福部商店と言ったところでしょうか。穂見学園があるとすれば樺崎町ではなく足利の方でしょうが、前述の地元民は周辺にある学校に該当するものはないと言っていますし、学校のモデルは別のところから取った考えるのが無難かな。完全オリジナルという可能性もあるが、そこは調査を続けないことにはなんとも言えない。ちなみに伊福部商店もないらしく、これも駄菓子屋という在り来りな存在であることを考えると、特定のモデルがあるのかは疑わしい。
問題は春日野医院でしょうか? 一応、離島にある診療所がそれっぽいという話が出たものの、あまりに僻地なことと決定的な証拠に欠けていたため、今はまだ半信半疑状態。自宅兼医院という作りですから、モデル自体はなにかしらありそうなんですけどね。離島にあるのがそうなのか、アニメが始まれば全体像も出るでしょうし、外観も分かりやすくなってるかも知れない。そこからまた調べ直すしかないかな。アニメ作品の場合、例え細部が登場しなくても主人公宅等の間取り図を作ることが多いです。設定として必要だからであり、資料集とかムック類に載っていることもありますよね。ヨスガノソラでアニメ版の本が出るかは分かりませんが、出るのだとすれば前々から欲していたそれぞれのキャラの自宅と、その間取り図が明らかになるかも知れない。聖地巡礼とはあまり関係ないけど、そういうのにも興味があります。

隣町のアーケード街に付いてですが、一度は近年出来たショッピングモールがそれではないかと当たりを付けましたが、悲恋堂の店主に「いや、あれはアーケード街であってショッピングモールじゃないですよ」と鋭い指摘を受けて思い直しました。しかし、だとすれば周辺に該当施設はないことになる。全国のアーケード街の画像を漁ってるけど、ある程度の規模がある物ってみんな似た感じなんだよね。寿司屋があってパスタ屋があって、雑貨屋や服屋だってあるでしょう。そういうのが揃ってこそ成立する場所なんだし。
とりあえず、一度現地に行くことが重要ですね。実は遠征計画は既に立てているので、奥木染に行くことは確定しています。時間と金銭的な問題で放送ギリギリになってしまったけど、泊りがけで行くから軽い小旅行みたい感じになると思う。まあ、気楽に行ってきます。
ガンダムSEEDシリーズの監督である福田己津央氏がTwitterを始めたとのことで、私も個人用アカウントを使ってフォローしてみた。ガンダムファンからもアニメファンからも決して人気があるわけではない人だが、作品自体の人気は依然として高く、やはり種関連についての質問攻めにあってしまった。映画の企画が凍結して久しいこともあり、当の監督本人から情報を訊きたいと思った人が沢山いたのだろう。私もそれぐらいなら仕方ないことだと思うが、問題はそれ以外の輩である。例えば、カガリとアスランはどうなったのかとか、カガリがアスランと結婚するエンディングを希望するとか、埒もない妄言ぶつけている連中とかね。

カガリファンというのは基本的に残念な腐女子が多いように思う。以前の日記にも書いたかも知れないが、彼女たちは比較的年齢層が高めの集団であり、たとえ肉体的な年齢は低くとも精神が年上、つまりおばさん臭いというわけだ。こういった輩は年齢の割に現実に妄想を持ち込むきらいがあって、非常に夢見がちな性格をしている。少女漫画思想やお姫様願望、自分は物語のヒロインで美男子な騎士や王子と恋に落ちる存在であると、本気で思っているのだ。ある意味で成り切り型のエロゲプレイヤーにも似ているが、彼らがまだしもヒロインのことを想って行動しているのに対し、こっちは大体の部分で自分のことしか考えていない。ドリーム小説などに入れ込んでいるのもこういうタイプの腐女子であり、彼女たちはやおいやBLに興味がない代わりに、自分と主人公やヒロインを重ねあわせることに余念が無いという。馬鹿馬鹿しい話ではあるが、彼女たちにとって最高の話とは自分がヒロインになることであり、カガリ・ユラ・アスハというアニメキャラはそれにうってつけだったのである。
彼女たちはカガリという存在に自分を当てはめようとした。ガサツだが行動力があり、男勝りながらも心根は優しいか弱いお姫様。捏造甚だしいというほどではないにしろ、この手の如何にもな少女漫画的設定が腐女子の間では受け、カガリという鏡像に自分を映し出そうとする輩が続出したのだ。幸い、アスラン・ザラという姫を守るべき美男子の騎士もいた。妄想を膨らませるには、素材が良すぎたのだろう。種の頃にカガリファンが急速に増えたことも、まあ納得のいく話だ。
しかし、妄想は妄想はであり、妄言は妄言に過ぎない。彼女たちの抱いた虚妄は、やがてくる現実に打ち砕かれることになる。そう、カガリとアスランの関係が終わったのである。

口も性格も悪いカガリファンは、カガリの相手でありながらアスラン・ザラのことが嫌いである。より正確にいうと、カガリの恋人としてのアスランは好きだが、そうでない彼は大嫌いだという、男を自分にとって都合と見栄えのいいアクセサリー程度にしか思っていないのである。姫であるカガリ、乙女である自分が美男子から好かれるのは当然であり、別離や拒絶などあり得ない、彼が他の女と幸せになるなんて認められないと、つまりはそういうわけだ。
自分のことしか考えていないからこそ、アスランのことなど露程も考慮することはなく、彼がカガリに尽くすことは当然と、本気でそう思っているのである。口ではカガリの行動力や積極性を賛美しながら、都合が悪くなるとか弱い乙女であることをアピールして、男は自分を守らなければならないなどと言い出す。腐女子の妄想によって誇大化したカガリ像は、とっくに破綻しているのだ。都合の良すぎることだけを詰め込んで、都合の悪いことを軒並み無視して、そんなことをしているようだからアスランのファンから嫌われるし、それ以外のファンからも嫌われたのだ。カガリファン以外を、カガリ以外のキャラを徹底的に貶して蔑視するくせに、自分に必要なときだけ擦り寄り、持ち上げ、廉恥心の欠片もないような奴らだ。そんなに自分が可愛いのか、そこまで自分を持ち上げ、他者を見下さなければ生きていけないのか。カガリ・ユラ・アスハなど、現実に生きる自分自身など本当は大したことない、ちっぽけな存在であることに彼女たちは早く気づくべきだ。鏡に写る自分の否定せず、夢想を捨て、他人の迷惑にならないように生きてくれ。ただでさえ腐っている性根を、これ以上汚くしてなんの得があるのか。薄汚い人形を綺羅びやかな衣装で着飾ったところで、その醜い心を隠せるわけはないのだから。
彼女たちがメイリンを嫌っているのは、なにもメイリンがアスランをカガリから奪ったからではない。そもそも奪ったなどという事実はないし、彼女たちからしても奪われたなどという現実を認めるわけにはいかないだろう。カガリファンがメイリンのことを嫌いなのは、単純な話、理解が出来ないのだ。メイリン・ホークという存在と、その行動が。ファイナルプラスでメイリンがアスランと同じ道を歩んだとき、ベッタリだったキラとラクスに比べてメイリンとアスランの間には距離があることを指摘したカガリファンが多かった。そのことから、カガリのことを愛するアスランはメイリンに気を許してなどいないと、虚勢を張ったのだ。見苦しさも極まりない考えだが、これは彼女たちにとってごく自然なことなのだ。彼女たちはメイリンがアスランの後ろを一歩下がって付いていくことの出来る、とても慎ましやかな少女であることを理解することが不可能なのだから。当然だろう、カガリのような積極的で男をグイグイと引っ張っていく、少なくともカガリがそういうキャラだと信じているファンたちにとって、男を立てるなどという発想が思い浮かぶはずもないのだ。そして男が、そうやって自分を引き立て、時に支えてくれる存在にこそ想いを寄せるという事実も、カガリファンには一生判ることのない感情であろう。

カップリングでいえば私はアスメイ派であるが、それが理由でああいうコメントを送ったのかと言われれば、特に否定することもないだろう。監督の発言後、カガリファンが盛りのついた猫のように叫びまくり、必要以上にメイリンなどを貶めようとする姿は見るに耐えないものがあった。まさか、返事を貰えるなどとは思ってもいなかったが、カガリファンの突撃に大分参られているようだ。無理もないし、いっそのこと軒並みブロッグしてしまえとも思うが、商業創作者としてはそうも言っていられないのだろう。
カガリファンは愚かな存在であるが、同時に哀れな存在であるとも思う。終わった関係にすがりつき、認められないあまりに妄想と夢想に浸り続ける。彼女たちが目を覚まし、現実へと帰還する方法はあるのかどうか。例えアスメイがくっついたとしても、それはあり得ない様な気がしてきた。

DreamPartyの公式HPによると、CUFFS/Sphere/CUBEが秋開催の東京会場で頒布するのはCUFFSの新作『Cafe Sourire』とCUBEの新作『your diray』の描き下ろしテレカらしい。他にも過去のグッズを少数ながら持っていくようだけど、Sphereについては触れられてない。ということは、ヨスガノソラ関係のグッズはないということになります。

今年の秋ドリパは10月3日の開催で、日程としては昨年よりも大分早くなっています。昨年は10月25日開催とほとんど月末みたいなもんでしたから、その差は20日以上ですか。まあ、会場であるビッグサイトの都合もあるんでしょうけど、GWで固定されてる春ドリパに比べると開催時期に安定感がないよね。
既にアーリーチケットも買ってますから参加することは確定しているんですが、実はこの日って丁度アニメ版ヨスガノソラの放送前日だったりします。そう考えると、ヨスガ関係の新作グッズがないってのはちょっと残念かも知れない。あくまでドリパHPでの発表だから、Sphereの公式で改めて告知があるのかも知れないけど、黒うささぬいぐるみとか穹の指輪とか、前々から作ると言っていたグッズ類はどうしちゃったんでしょうね。まあ、アニメ効果ということを考えれば、秋ドリパで出すよりは冬コミの方が良いのかも知れないけど……スタッフ日記の書き方的に新作の発表も年内に行えるかどうかみたいだし、ドリパでのSphereにはあまり期待しない方がいいのかな。過去グッズと言われても、持っていないグッズなんて特にないし。折角、アニメの放送を翌日に控えてるんだし、ヨスガでもなにかしてもらいたいよね。アニメはアニメであってSphereではなくスタチャの領分だってのは分かってるんだけどさ。そこら辺はなんか複雑というか、色々思うところもあるわけでして。未だタペストリーも届かず、夏コミグッズがパッとしなかったことあって、新しいヨスガノソラのグッズを欲しているのかも知れません。

しかし、Sphereがこんな感じだとドリパで特に見たり買ったりするものがなくなってしまうな。まあ、金もないですからそれならそれで良いんだけど、わざわざアーリーチケットも買ったことですし、なにかしら目当てになるものがあると嬉しいよね。戯画には少し期待してたんですが、JINKI関係のグッズはなさそうだし。JINKIも流れに流れて遂にエロゲにまでなっちゃいましたけど、まあ、これは売れるでしょうね。戯画が作って、原作者自身が絵を描いて、私も多分買うと思います。そういや、コミックブレイドが出来た頃、株主だかが自分の経営しているエロゲブランドでエレメンタルジェレイドのパチモンみたいな作品を出そうとして頓挫していたな。今度はパチモンどころか本物ですし、完全オリジナルストーリーとはいっても漫画版とのリンクが気になることろです。
他にはCLAPWORKSですかねぇ。如月水とはまた珍しいのを連れてきたとは思うけど、嫌いな絵描きではないので少し興味があります。新規ブランドですがグッズもいくつか用意しいるらしく、小冊子の無料配布などもあるようなので。まあ、チェックするだけしてみようかなと。
後はこれといってないかな。JellyFishはシューティングスターのブースを覗けばなにかしらグッズが置いてあると思うし。そういや、HOOKが参加しないのは意外ですけど、さくらビットマップのマスターアップも終わってるんだし、いつものトークショーでもやればいいのにね。春のときは野サクのライブに参加した関係で、聴くことが出来なかったんですよ。なので今回はと思っていただけに不参加は残念でならない。スケージュール的に押していたんでしょうか、夏コミのときも感じたけど最近のHOOKは少し地味過ぎやしないかと思う。作品にしてもイベントにしても、なんか物足りない気がする。

まあ、ヨスガノソラに関してはアニメ化するのがスタチャですから、その兼ね合いみたいなものもあるんだと思います。スタチャは基本的に仕切り屋だし、自分のところ以外でのメディア展開とかグッズ展開があまり好きじゃないから、色々な制約や縛りをつけることも多いのですよ。ヨスガノソラはキャラクタービジネスの中でも特にグッズを売ることが重視されているエロゲですから、それに付いてスタチャがとやかく言ってくるとは思いたくないけど、Sphere側に遠慮みたいのが生まれてたら嫌だよね。ここはCIRCUSみたいにアニメを最大限に利用して原作グッズ及びゲームを売りまくって欲しいものです。
スカパーHDのレンタルチューナーが届いたので、半日ほど使って設置工事を行っていました。本当は昨日まで使っていたSDチューナーと変えるだけで良かったはずなんですが、HDチューナーに変えた瞬間、何故か電波の受信が出来なくなってしまって。ハイビジョンだとアンテナの向きや角度が違うのかと思って一度外してみましたが、それでもまったく反応しなくなった。さすがに妙だと思ってカスタマーセンターに連絡したんだけど、ここで衝撃の事実発覚。なんと、家のアンテナはスカパ標準仕様のものじゃなかったらしい。

随分前の話だったので忘れましたが、そもそも家にあるチューナーとアンテナってタダで貰ったものだったんですよ。いや、タダってのは語弊があるか。遡ること9年以上前、当時キャラクタービジネスのニューフェイスとして全盛期を迎えつつあったブロッコリーが、デジキャラットに次ぐ主力コンテンツProject G.A.ことギャラクシーエンジェルのアニメ作品の放送を、スカパーはアニマックスチャンネルにて開始し始めました。今でこそケーブル放送の発達によってアニマックスはCS放送に加入することなく見ることが出来るようになりましたが、2001年頃というのはアニマックスも開局して3年程度、CS放送自体がお世辞にも流行っている時期ではありませんでした。BSよりも視聴層が狭く、そんなところでG.A.のアニメを放送しても人気が上がるわけもない。
そこでブ社は一つの手を打ちます。自社の経営しているショップチェーンであるゲーマーズで、スカパチューナーとアンテナのセットを配り始めたのです。販売でなく配布、9年前のゲマ屋カードがどんなものだったかは忘れましたが、たった20ポイントで交換が出来たというのだから凄い話です。その頃、私はまだ学生をやっており、この珍しげな話に興味を持ってすぐにポイントと交換したのを憶えています。交換と言っても店舗でアンテナとかをくれるわけではなく、引き替え用の書類をくれるだけで、この引き替え期間というのが結構あったのですよ。そこで私は交換直後にアンテナ類を取り寄せることはせずに、しばらく様子を見ました。CS放送への興味はあっても、早々に導入を決断できるほど簡単な問題でもありませんでしたから。

結局、スカパーに加入したのは家にあったBSチューナーを様々な理由で処分した後、8年ぐらい前になるのかな。それほど良いアンテナやチューナーではなかったんだけど、それでも正規品には違いないし、とりあえず試してみようかなと。あの頃はセットやパックの類も少なくて、なんだっかな、赤だか青だか色の名前が付いたチャンネルパックに入っていた記憶がある。ついでにAT-Xを単品加入で。
今も昔もAT-Xはセットやパックに入らないどころか、1500円だった料金は1890円まで値上げしましたけど、アニメチャンネルとしては一番充実しているような気がする。もちろん、tvkにおけるアニメ放送率が減少し、大部分をAT-Xに頼らざるを得ない現状がそんな風に思わせてるのか知れないけど、私には1890円払って視聴するだけの価値があると思うのです。
話をスカパーHDに戻すと、上記のゲマ屋で貰ったチューナーとアンテナは確かにスカパ標準仕様だったもののはずなんですが、何年前だったか、不具合が見つかったとかで無償交換されたことがあったらしい。私はまったく憶えてないんだけど、その際にアンテナが取り替えられて、この時点で所謂スカパブランドのアンテナから他社のCS受信用アンテナに変わったとかで、それが今回のHD導入の際に問題を引き起こしていたというのが真相。なんでもスカパ標準のアンテナ以外では受信設定の仕方が違うとかで、それをちょこちょこっと弄れば特にアンテナ取り外す必要もなかったらしい。私のやっていたことは全部無だったのかと思いはしたけど、嘆いても仕方ないのでアンテナを元の位置に取り付け直して、なんとかHD放送を受信しました。

SDに比べると画質は歴然の差があるんですが、古い作品も多々放送しているスカパです。中にはSDと大差ないものもあったりしますし、そこら辺はまちまちですかね。既に何本か録画も試しましたが、今のところ失敗などはしていません。ただ、チューナー機器が熱を持ちやすいというのは本当ですね。今は置く場所がないのでブルーレイレコーダの上にそのまま置いてるんだけど、これは正直あまり良い方法じゃないと思う。熱暴走対策を含めて時間があるときにでも考えないと、買ったばかりのレコーダーがダメになっちゃうかも。テレビと違って、レコーダーは保証付けてないんですよ。
スカパHDに不満があるとすれば、録画の際の画質をこちらで選べないことでしょうか? ヨスガノソラのPVも録画してみましたが、実際に放送されているものよりは質が落ち、精々DVDと同程度といった感じでしょう。これはもう少し、研究する必要がありそうだ。
チャットで祝福のカンパネラの話をしてたとき、流れでアバディーン×アブリルについて少しばかり議論した。私は以前にも書いたとおり、この2人がくっついてしかるべきだと思っているのだけど、友人の意見は否だった。理由は単純、主人公以外だと違和感を感じるというのだ。特にアバディーンとアブリルが前々からそういう関係だったのならともかく、忠義と愛情は違うだろうと。分からない意見ではないし、考えとしてはエロゲファンに良くあるものなので理解も出来る。しかし、私がそれに対して首肯することはないだろう。

まあ、ハッキリ書くとさ。レスターとアブリルだとNTRみたいな感じがして嫌なんだよね。確かにアバディーンとアブリルにはそういった関係性を見出せないかも知れないが、だからといってレスターとの繋がりなんて皆無じゃない。だからこその攻略だろうというのも、まあ、言いたいことは判るけど、私はなんか違う気がする。
最近はサブヒロインが作中で攻略できたり、FDでヒロイン昇格するエロゲも珍しくなくなりました。つまり、サブヒロインもまた主人公にとっての恋愛ないし、性愛の対象として見られることが多くなり、彼女たちは後々に攻略できるキャラという認識で見られることが当たり前になりつつあるのです。サーカスのせいだと言ってしまえば簡単だけど、学園ものを中心にそういった流れが出来つつあったのも事実。HOOKなど、サブヒロインの方が人気になってしまうブランドなどもありましたからね。
ただ、それにしたってあくまでサブヒロインが主人公に僅かでも気がある場合だと思う。分かりやすいのはヨスガノソラの委員長こと倉永梢だろうけど、要するにFDでヒロイン昇格するにしても主人公との関係性って大事だと思うんですよ。好意のあるなしも含めて。
そもそも私は、登場する女の子はすべて主人公の食い物みたいな考えが好きではないので、ある程度の線引きは必要だと思うんですよ。主人公に感情移入し、主人公がイコールで自分になっちゃう人は理解出来ないだろうけど、なにもヒロイン全員を主人公で攻略する理由はないわけで。
アバディーンとアブリルは前々からTシャツの柄とかで一緒だったし、公式もカップリングを意識している部分はあると思うんですよ。ごく自然な形として。私もそれを不自然には思わなかったし、当然だとも感じたけど、それが嫌だという人も少なからずいる。ただ、レスターでアブリルを攻略したいと言っている人らの大部分は、それがNTRに近いことを理解した上でそう考えているから、根本的に私とは意見が合わないんだろうな。元々が飼い猫なんだし、主人に対する愛情があってもおかしくはないし、唐突だとは思わないんだけどな。

似たようなことで話題というか、問題となった作品にあかね色に染まる坂があります。これには前作、青空の見える丘でサブヒロインであった橘ミコトが隠しヒロインとして登場するわけだけど、その扱いに賛否があった。前作のファンからすれば、ミコトを攻略するなら前作の主人公が良いわけで、今作の主人公で攻略するというのはNTRも同じであるというのだ。確かにまあ、ミコトは青空の見える丘の主人公に一定以上の好意は持っていたし、あかね色に染まる坂が後付けなことを考えれば分からない意見でもない。しかし、だからといってあかね色に染まる坂に出てくるミコトを裏切りだの浮気だの、そんな文句を言うのは筋違いではないだろうか。前作の主人公に対して好意があったからと言って、それが恋愛感情に結びつくとは限らないではないか。半裸姿を見られても大丈夫だったからと言って、それがなんだというのだ。
まあ、ロマンスグレー好き設定はどうしたんだよと私も思わないではなかったが、そこまで批難するようなことでもないのではないかと、当時は感じたものだ。前作主人公と完全な恋愛関係にあったのならまだしも、言ってしまえばただのクラスメイトではないか。

私がアバディーンとアブリルを押すのは関係性の強さからです。身近なもの同士がくっつけと言っているわけではないですが、ミリアムがああいう状況である以上、アブリルまでレスターに取られてはアバディーンが可哀想ではないか。彼にだって幸せになる権利はある。確かにヒロインとは主人公で攻略すべきものなのかも知れないが、仲居はそうでないキャラもいると言うことを、主人公一辺倒主義の人たちには理解して欲しいものです。
アブリルはレスターではなく、アバディーンにとってのヒロインなのだから。
相変わらずの酷さだったので、正直書くことがないという感じです。私はいのくちゆかが結構好きで、歌い手としてもHolly Kingdomのアルバムを聴き込んでいました。奈緒にしても特別好きではないですが、殊更嫌いというわけでもないから、このミニドラマの出来には嘆かざるをえない。期待はしていなかったし、分かっていたことでもあるんだけど、本当にどうもならない問題なのだろうか。瑛もそうだったけど、誰だこれというレベルのものを配信しないで欲しい。

ミニドラマの内容としては、続きものであることを強調してきましたかね。次に来るのがやひろ&ダメイドであることがすぐに判るようになってたし、これでハルの単独配布が決定した感じでしょうか。まあ、ハルなら主人公としての人気も高いですし、余りまくってる亮平のトレカよりはマシな結果になるんじゃないかなと。
奈緒は設定としてハルの前以外では根暗で辛気臭いところがあるから、今回のミニドラマでもそういった一面が垣間見えた。ハルに対する、執着というよりは未練のようなものを覗かせてもいるけど、これがアニメ本編でどのように形となって現れるのか。不穏な発言と言えば不穏な発言に違いないが、穹に対する感情移入が強い私としてはなんとも微妙な感じ。穹にしてみれば、奈緒のやっていることは両親を亡くして困っているハルに付け込んで、昔のような関係に戻そうとしているだけですからね。奈緒自身、それを否定することは出来なかったし、都合が良すぎたと後悔もしていますが、アニメ版ではどうするのかな。穹との対決は避けられないだろうし、対決したとして潔く引き下がるのか、それとも縋りつこうとするのか。後者なら、ますます評判が悪くなるだけでしょうけど。
しかし、次にやひろが来るわけだが、元々低めの声で演じているやひろの声がこれ以上低くなったら、それこそどすの利いた感じになってしまうんじゃないだろうか。初佳にしたって元々が高めの声だから、無理に低くすると瑛や奈緒と同じようなことになるんじゃ……毎週貰っている私が言うのもあれだけど、ここまで期待できない配布物というのも珍しい。コレクションアイテムとして集めているけど、別にミニドラマの方は楽しみじゃないんだよね。声が変化しただけでここまでげんなりするものなのか、ある意味で声優の偉大さが分かったような気がする。

トレカについて他に書くことも無いので、同じく更新したハルキノソラ(仮)第2回についてでも。目新しい情報は特になかったけど、何気にお便りが採用されていたので嬉しかったです。まあ、出来ることならふつおたの方を読んで欲しかったんだけど、訊きたかった質問にいくつか答えが返ってきたから良しとしますか。あんな質問送るのは、多分私ぐらいだろうな。回答は思いの外そっけなかったけど。
懸念されていた義理の妹云々に関しては、今回は普通に双子の妹と言っていますし、前回のあれは単なるリスナーの勘違いや早とちりの類だったと思うんですけどね。それなりにお便りが来たって話だけど、特別触れるつもりはないのかな。私も通常と視点やニュアンスを変えて送って見たけど、放送倫理的にはデリケートな問題なのだろうか。まあ、大っぴららに言えるようなことではないし、私としては双子の妹という設定が崩れなければどうでもいいんだが。
2回目を聴いて思ったんだけど、このラジオ結構面白いよね。私が所謂、内輪ネタというものに抵抗がないのもあるんだろうけど、制作サイドの人たちがやってるラジオってのも結構好きなんですよ。それに、トークも意外と楽しいし。こういうのをニコニコではなく自分ところのHPでやってしまうのが如何にもスタチャらしいというか、私も混ぜて欲しいぐらいですよ。だって楽しそうなんだもん。
アニメ誌などからの取材や問い合わせが多いという割に、今後もアニメ版公式サイトを中心に各種企画や宣伝をしていく予定のようですね。アニメ作品であればどんなものでも公式サイトぐらいありますが、活用という意味ではヨスガノソラは色々やってますよね。Specialコンテンツもまだバナーを貼るには十分な飽きがありますし、今後もなにかしら増えていくと期待していいのでしょうか。サイトを中心にというぐらいだから、まだまだ温存中の企画等があるに違いない。スタチャとしては珍しい試みだけに、楽しみにしています。

そういや、東京MXでの放送情報が復活してましたね。ハルキノソラで触れてたけど、サイトの方にも復活してた。特に変更もなく、木曜の深夜26時からみたいです。一度消していたのは、確定するまで時間が掛かったとか、そんなところかな。まあ、大人の事情ないし都合って奴でしょう。
ハルキノソラは隔週放送かと思いきや、一応不定期更新とのことで、次回がいつになるのかは未定らしい。ただ、主題歌のどれかを解禁すると言っている以上は、9月中にもう一度ぐらいは更新されると思うんだけどね。OPか挿入歌か、それともEDか。私は結構迷いますよ。OPが一番聴きたいのは当然として、EDを事前に聴くことで自分自身にあきらめをつけさせるのも必要かなって。それに、実質上のEDであるだろう挿入歌の出来も気になるし。15分番組の時点で流れたとして1曲、それもTVサイズだろうけど、聴けるに越したことはないですから。
アニメディアには小さな記事が一つ、ニュータイプには記事すらなかったんですけど、一応放送予定表みたいなところに情報だけは載っていて、アニメ版ヨスガノソラ第1話サブタイトルが分かりました。ニュータイプの記述によれば「ハルカラキミト」であり、次に確認したアニメージュの記載では、「ハルカラキミト ダメモトカイナ」ということらしい。

不思議なサブタイトルというか、ダメモトカイナダメイドモトカに見えてしまったのは私だけじゃないはずだ。サブタイトルにしてはやけに長いけど、どういう意味があるんだろう。漢字にすると、春から君と、駄目元かいなだろうか。余計に意味分からないね。
思考するなら、春から君との新生活だけどダメで元々だし頑張っていこう、見たいな感じなんだと思うけど、ヨスガノソラと繋がるようで繋がってこない。だって、ヨスガって春の話じゃなくて夏の話だし。春からの新生活ならまだしも、ハルと穹が奥木染に越してくるのは夏休み一歩手前だから……その辺りの時系列が少し変わるのかな?
私はヨスガノソラの序盤が好きなので、あんまり流れ的なものは変えて欲しくないんですよね。1話20分と少し、いや、ももクロのせいでそれより短いかも知れないけど、奥木染に着いて奈緒が登場する辺りまでは出来るのかな。瑛が登場するところはいくらなんでも早いと思うけど、引っ越しシーンとかを長く描けばそこで止めることも可能だろうか。アニメの1話って、全キャラの顔出し、顔見せをする場合もあるから、いきなりオリジナルとかもあり得るんだよね。どの雑誌にもあらすじは書いてなかったから、これを知るには月末まで待たないといけないかも知れません。
スタッフ情報としては総作画監督が神本兼利で、作画監督が杉山了蔵らしい。1話だけに気合い入れてくると思いますが、演出担当の三瓶聖という人、どこかで名前を聞いたことがあるはずなんだけど、それがなんだったか思い出せない。ただ、演出として見かけたわけじゃないと思うから、あるいは似たような名前の人と勘違いしてるのかも。

しかし、サブタイトルは毎回こんなに長いんですかね。私は6~7文字ぐらいが丁度良いと思うんだけど、14文字か……サブタイトル見ただけじゃ内容が予想できないというのも、個人的には残念かな。分かりやすいだけが良いってわけじゃないけど、ここまで分かりにくいと普通に首を傾げてしまう。まあ、実際に1話を見れば頷けるような内容なのかも知れないけど。
放送1ヵ月前を切っているにもかかわらず、これといった情報が出てきませんね。アニメ誌やゲーム誌での扱いも大きいとは言えませんし、思っていた以上に秋アニメは層が分厚い。一つ勘違いをしていたというか、美少女アニメは少なくても、美少女が出てくるアニメは別に少なくないから、そうした作品の中でヨスガが埋もれてしまう可能性も十分にあったんだよね。ヨスガは正直、ちょっとした話題作ではあっても期待作ってわけじゃないし、放送局の少なさから大々的に特集組むのには適していないのかも知れない。考えてみればたった3局でしか放送しないアニメです。マイナーと言われても否定は出来ないと思う。
私はこの状況に喜ぶべきか否か、あんまり有名になって欲しくないという気持ちは今でも強いけど、特集はおろか記事もほとんどないって状況は、それはそれで寂しくも感じる。我ながら矛盾してるな。

昨日の日記にも書いたけど、アニメ版ヨスガノソラについての記事が読みたいなら、アニメージュだけ買えばいいと思う。アニメディアにもあることはあるんだけど、一時期と比べてグッと扱いは小さくなりましたし。まあ、一応穹が中心の記事で、瑛ではなく奈緒や委員長を紹介する辺り、穹ルートを感じさせるものにはなってるんですけどね。
ちなみにアニメ誌でも普通にハルと穹は双子として紹介されてます。双子であることを触れた上で、それがテーマであることを書いているというか、単なるエロアニメみたいな紹介のされ方は今のところしてません。メガマガとか美少女アニメ誌次第という気もするけど、可愛さを強調することとエロを全面に押し出すことは違うと思うんだよ。美少女アニメとは言っても、ヨスガノソラにはどちらかというと癒しのようなものを求めたい。
穹が好きでアニメ版も許せるって人はアニメージュを買えば良いと思います。ニュータイプやアニメディアでの扱いが小さいのに比べて、アニメージュは特集記事にヨスガノソラを組み込んできました。これは角川や学研と違って徳間書店に美少女アニメ誌がないのも影響しているんでしょうが、1ページでの特集があるとやっぱり嬉しいよね。それも描き下ろしだし。メガマガはともかく、ニュータイプや娘Typeより先に徳間書店の雑誌がアニメ絵の描き下ろしを載せてくるとは思ってなかった。というか、角川は本当に自社の雑誌でコミカライズしている作品だという自覚があるのかな。

IMT総選挙! も~っとお兄ちゃんと呼んでくれ!と題して、秋新作の妹特集を組んできたんだけど、ヨスガノソラは最後から2番目、俺の妹がこんなに可愛いわけがないの次で、サムライガールズの前です。記事構成としては妹キャラと兄キャラの紹介なんだけど、ヨスガのページは描き下ろしと思われるアニメ絵の穹が描かれていて、そこそこ可愛い感じです。
純白にゃんこ系Sisterという表現がしっくり来るのかはともかく、アニメージュ編集部的には穹がワガママで気まぐれで甘えん坊な妹に見えるらしく、そんな奔放さが可愛い子猫っぽいとかなんとか。今まで穹を動物に例えて考えたことがなかったのでイマイチピンと来ないのですが、まあ、犬よりは猫だよね。作中で猫飼ってるのは穹じゃなくて瑛だけど、彼女の方がどちらかといえば犬属性だし。
秋新作の中でも、穹の「守ってあげたくなる度」がぶっちぎりなのは全力で同意しますが、アニメだとハルがクラスメイトの女の子と仲良くするのが面白くないのか、なにやら行動を起こすらしい。原作では奈緒や委員長に対して以外はこれといってなにもしなかった気がする穹だけど、アニメでは瑛とかにも手を打ってくるのかな? 瑛を相手にそれは無理なんじゃないかと思うけど、牽制ぐらいはするかも知れない。
山中Pが穹を大解剖と称して、顔、性格、スタイル、一押し台詞、特技、弱点、総評といった順にコメントを寄せているんだけど、興味深かったのは一押し台詞でしょうか。なにか特徴的な、長めの台詞かと思いきや、山中Pが押してきたのは「ハル」という穹のハルに対する呼び声ただ一言。分かっているじゃないかと思わず呟いてしまうほど、確かに穹らしい台詞ではあるよね。山中P的には僅かに釣り目なところと、少々自分勝手な部分が猫っぽいかもとのこと。まあ、そういうところを全部ひっくるめて穹は可愛いと言ってくれたし、ハルに甘える穹、たまにハルを頼る穹の仕草が堪らないらしい。

メガマガで監督のインタビューがあったのは記憶に新しいですが、アニメージュは何故だか穹の声を当てている田口宏子さんのインタビューがありました。担当声優なんだから別に不思議はないですし、妹特集というキャラに焦点を当てた企画な時点でおかしくもなんともないんですが、なんとなく意外だった。ヨスガノソラってVFBもそうだけど、スタッフとかキャストのコメントがあんまりなかった作品だし、そう考えると田口宏子にとっての春日野穹を知るには、今月号のアニメージュは良いのかも知れない。
田口さんの穹に対する第一印象は、よく似合っている白いワンピースと儚げな姿。病弱そうなイメージ抱いたらしいけど、その通り穹は設定上は病弱でした。穹の可愛いと思うところはハルが世界の中心であるところや、お菓子やネット通販が好きなところらしいけど、それと同じく困ったことろもまたハルが世界の中心であるところやお菓子やネット通販が好きなところであるらしい。加減によってハルに対しても、なにに対しても可愛くなったり、困りものだったりするという表現は、凄くしっくり来た。ただ、小悪魔とは少し違うんじゃないかなw
ハルに対する印象はキレイな顔というのが大きいようで、やはり穹と双子だからか整った顔だと思ったらしい。そういや、ハルと穹は一卵性双生児なのか二卵性双生児なのかと良く話題になるけど、公式的にはどっちなんでしょうね? 男女の一卵性もありえなくはないと言われているし、あれだけ似てるんだからやっぱりそうなのかな。ほら、ゲームとか創作物だと一卵性の片割れは病弱設定が多いし。
穹にとってはハルはどんな存在かと問われ、すべてなんだと思いますと答える田口さんは凄いね。田口さんのインタビューの印象として、インタビュアーが「悠」と呼んでいるのに対し、田口さんは「ハル」と呼んでいるんだよね。その何気なさが、私にとっては好印象に思えました。
ハルに対してだけのツンデレ、極限のツンデレという表現は必ずしも間違ってないし、穹はハル以外に興味ないですからね。思い入れが強いのかどうか、それを決め付けることは出来ませんが、やはり演じているキャラのことだからか、よく分かってらっしゃるなと思いました。

他の雑誌はまだ読んでないんだけど、ニュータイプやアニメディアには大した記事がないんじゃないかと思う。特に前者は、先月号にありませんでしたからね。まあ、この二社に関しては娘Typeやメガマガ読めばいいだけの話だけど、後チェックしておくべきはコンプティークぐらいかな。まあ、ゲーム雑誌だからアニメの特集記事が大々的に組まれることはないと思うけど、とりあえず読むだけ読んでみようと思います。
OVER BOOSTについて昨日の日記で書いたわけだけど、考えてみればOVER BOOSTから読んでもブラフマンを理解するのは難しいよね。基本的に続き物として描かれてるし、今から読むのであれば普通に無印の1巻からにするべきでしょう。ただ、絶版にはなってないはずだけど、重版もされていなかった気がするから、探すとなれば結構手間が掛かるかも。CRコミックスって本屋にあまり置いてないから、ネットの在庫を探した方が無難かな。

ブラフマンの登場キャラについて書くとして、私がイチオシするのは久那巳佳弥ですけど、ここは順当に主人公からいきましょうか。この作品には特に嫌いなキャラがいないので、書こうと思えばいくらでも書けるような気がします。考察というわけじゃないけど、それぞれに思い入れもありますから。
まず、主人公の乃木坂鳴は煉瓦作品には珍しくないタイプのキャラクターです。容姿もそうですが、煉瓦が過去に描いた同人誌、KanonアナザーストーリーWONDERTHREEに出てくる相沢祐一によく似ています。ジャイブの手によって同人誌からkey公認作品になったものですが、そういや全然続編が出ませんね。書くとか言ってたけど、煉瓦のことだからいつになるのやら。
WONDERTHREEの祐一はクールな男で、原作のキャラクターは一欠片も残っていません。何事にも無関心なようで、それでいて激情家としての気質も持ち合わせている。現状への不満、過去に対する想い、希薄さを装う友人関係、そのどれを取っても後の鳴に近いものがある。違うところがあるとすれば、祐一には戦士としての不遜さがあるというところかな。
話がWONDERTHREEに流れそうなんで戻しますけど、鳴は父親の響によって改造され、ブラフマンシステムというシステムを身体に搭載した改造人間です。乃木坂研究所という研究者一家の双子の兄として生まれ、いえ、作られた存在であり、家族の中では一番人間味のある、常識人といって差し支えのない普通の少年でした。研究にも実験にも興味がなく、動物実験で子猫が犠牲になることへ嫌悪感を抱く。父を尊敬し、研究にも賛同する弟が理解出来ず、それでも、弟や家族を守るために自らの実験の対象となることを選んだ、優しさと陰りを持つ男。
しかし、そんな彼を待っていたのは暴走し、父を殺害した弟の姿。家族を守るために手に入れたはずの力は、その家族と戦うために発揮されることになった……如何にも平成ライダーとか、その辺にありそうな特撮ヒーロー設定だよね。初期の鳴は今ほど感情も豊かじゃなかったし、ある意味では型にはまっていたと言えるかも。
織葉や彼女の友人、家族との出会いは鳴にとって良い影響を与えました。普通の少年といっても、育ってきた環境が異質で異常だった彼にとって、所謂一般人との出会いや交流はとても重要なものだった。最初は煩わしいと思っていたことも、自分に対する影響を否定することは出来ず、自然と受け入れてしまう。それは織葉の達観した人格もあるのでしょうが、なによりも鳴という個人を誰一人として拒まなかったのが大きいのかなと。織葉の祖父にしろ、親友の茜にしろ、織葉の弟である和刃は思うところあるみたいだけどね。
私が気になるのは、実のところ佳弥との関係だったりする。不意に現れ、ごく自然に鳴の傍に着くことが出来た少女。すべてを悟ったような、見透かしたような雰囲気に、鳴は何故か心を許しました。同じ異質の力を持つもの同士の共感か、それとも別の理由か。意外にも鳴が自分の心情や葛藤、そして生い立ちなどの深い部分を最初に明かしたのは、織葉ではなく佳弥だった。OVER BOOSTで号が誰からも敵視され、嫌われている自分を卑下していましたが、佳弥と関わりを持ち始めた頃の鳴はまさにそんな感じだった。自分はなにも悪くないはずなのに、号や彼のやっていることが原因で周囲に嫌われてしまったという理不尽さ。勘違いであるにせよ、織葉が言ったように双子だからなのかよく似ていますね。ただ、孤独を感じ始めていた号に手を差し伸べたのが茜なのに対し、鳴の前に現れたのは佳弥。織葉がつぐみの傍にいてやる必要があったとはいえ、ヒロインではないはずの彼女が鳴に関わる理由はなんなのか。OVER BOOSTの展開から考えると、共闘者ということなのかな。戦友は、ヒロインの織葉だろうし。実は鳴と佳弥の二人が一番好きだったりします。カップリングと言うほどではないにせよ。

ヒロインの織葉はとても達観した少女です。それは幼い頃に両親を亡くし、祖父と弟の三人暮らしであるという家庭環境もあるんだろうけど、気になるのは織葉が前に乗っていたバイクの所有者、おそらく彼女にとってヒーローであったとされる男性の存在。煉瓦に複線を回収する気があるかどうかは分かりませんが、織葉の人格形成に大きく影響していることは間違いない。初期の織葉は好奇心が前面に出ており、今ほど落ち着いてもいなければ、それほど達観したものの味方もしていなかった気がする。どちらかといえば無印の第2期、愛用のバイクを失ってからじゃないかな。過去を吹っ切ったのか、鳴に対する批判やつぐみに向ける感情が率直になってきたし。しかし、達観しすぎているが為にヒロインっぽくないというか、完璧なんだよね、基本的に。煉瓦にはやっぱり珍しいタイプのヒロインなのかも知れない。
つぐみは可愛い娘です。可愛い天才少女ですが、私は彼女が鳴を慕っている理由はなんとなく判る。鳴の回想シーンで生後8ヵ月のつぐみが人語を話し始めたとき、自分が兄だと主張する号をつぐみは否定した。血の繋がりがない時点で当然と言えば当然なんだけど、それ以上に、つぐみにとって号は鳴の弟であり、自分は弟である彼の妹ではなかった。ある意味で単純な話だが、ショックを受ける弟を気遣ってか、号にとっての兄である鳴がつぐみを妹とすることで、つぐみにとって号も兄であることを認識させようとしたのです。当時のつぐみがそれをどこまで理解したかは不明ですが、やはりつぐみにとって号は兄という認識ではなかったんじゃないかと思う。仲は良かったんでしょうが、つぐみの兄は号ではなく鳴だった。何故なら、彼が最初にそう定義して、つぐみもそれを受け入れてしまったから。現在も血の繋がりはないけど兄妹として暮らし続ける二人に、おそらく違和感はないんでしょう。つぐみにとっては、それが正しい認識だから。
茜はOVER BOOSTになってキャラが立ってきたというか、言われてみれば号と繋がりが多い娘だった。第一印象がそう悪いものではなかったし、事情はどうであれ号を嫌いになる理由がないんだよね。一般人である以上、どこまで本筋に絡めるかは微妙ですけど、他者に良い影響を当たるキャラだと思いますよ。まあ、号となにかあるってことはないだろうけど。

和刃や翠は飛ばして、本命である久那巳佳弥について。この少女は所謂超能力者の類で、雰囲気としては霊能力者に近いものがある。いつも穏やかな笑顔を浮かべており、人当たりも良い少女だけど、そこにはどこか壁があり、控えめに人との間に距離を取っている。そんな彼女が自分から近づいていったのが鳴なわけだけど、これには付き合いの長い織葉も少し意外そうなんだよね。
佳弥のキャラクターは能力だけなら鳴と同じく、WONDERTHREEからの流用が見られる。OVER BOOSTでいくらか制約が出てきたとはいえ、時間すら楽に操ることが出来る力は、ブラフマンシステムのそれを超えている。だからこそ、鳴と共闘が行えるだけのキャラなんだろうけど、彼女が鳴と積極的とも言えるほど接しているのは、鳴が感じたような共感を覚えたからなのか、それとも……あぁ、深く語るはずが書きたいことがありすぎてまとまりが付かなくなってる。
不思議な感性と感覚を持っているけど、ただの戦闘用にキャラには終わって欲しくないだけの魅力がある。鳴との仲もそうだし、彼女自身が抱える問題もチラホラ出てきてるしね。ヒロイン昇格はないだろうけど、キーキャラとしての活躍に期待しましょう。

長々と書きすぎました。鳴が意外に長文になったせいか、佳弥に触れる頃には疲れてしまった。なので、実はまだ書き足りないという。けど、さすがに3日間も引き延ばす気にはなれないし、佳弥については別の形でなにか書いてみようと思います。時間があればの話ですけどね。場所に関しては、多分問題ないだろうから。
明日はアニメ誌かな。そろそろ手元に来る頃だろうし。そして金曜日はいつもの通りと、流れが戻ってくる感じですね。本当は二次創作についてとかも書きたいんだけど、当分は先になりそうです。
正式な発売日はまだだけど、虎の穴に行ったらブラフマン OVER BOOSTの1巻が売ってたので買ってきました。コミックスが出るのは3年と9ヵ月ぶりですけど、まさか連載が再開されるとは思っていませんでした。確かにアンケートハガキには毎回のようにブラフマン復活希望と書いていましたけど、ああいう形で連載が中断してしまった作品は、そのまま消えてしまうことが多いですからね。公式サイトから消えることもなく休載中になっていたとはいえ、半ば諦めていたというのが本音で。銀色のシィナとか、最近なら魔法の橋アイテムゲッターなんかはまさにそうだったし。

ブラフマンに付いての詳細はWikipediaでも見れば分かると思うけど、そういやあのページの大部分作ったのって……いや、コミックラッシュ創刊時からの看板作品なのに一向に項目が出来なくてさ。仕方ない場合ってどんなときだってあるよね。どれだけブラフマン好きだったんだよって話だけど、今でも好きですよ。おそらく、ラッシュ読者で一番連載再開を望んでいたと言い切れるぐらいに。
それでOVER BOOSTの1巻ですけど、一応休載前の無印時代の話がいくつかコミックス未収録だったこともあり、話の整合性という意味からそれらも収録される形になっていました。しかし、ただ収録されているというわけでもなく、雑誌掲載時は複数話に分かれていたものをまとめ上げ、一つの話に作り替えているのが特徴的。OVER BOOSTの1話を最初に持ってくることで、あくまで無印時代の話もOVER BOOST以降の時系列に起きたことなんだよ、ってな感じに統一してきましたね。そのため、掲載時に存在したカットがなくなっていたり、和刃と佳弥のクラスメイトである飛鳥翠に関しては登場シーンに少し差異がありました。
後、修正してはいるものの、絵の落差はあるかも知れないね。2年以上休載していたといっても、貴島煉瓦自身が活動をやめていたわけじゃないし、特務戦隊伊吹、あきば浪漫ス!、スマガAK、春風桜花と漫画自体は書いていましたから、絵自体は進歩というか休載前から結構変わってるんですよ。まあ、違和感を感じるほどじゃないし、それほど差があるわけでもないんだけど。
私は特務戦隊伊吹なんかを劣化版ブラフマンと思っていて、結局のところ煉瓦の帰結点はこの作品しかないと考えています。そういった意味では今回の連載再開もコミックス刊行も嬉しんだけど、巻末のおまけコーナーによると一気にクライマックスまで進むらしい。つまり、完結させるために連載を再開したってことなんだろうね。そりゃ、完結しないよりはよっぽど良いんだろうけど、再開したばかりにそんなことを言われると少し寂しくなる。まあ、既刊が5巻もある作品だし、7~8巻で終わるのだとすれば巻数もそれなりだとは思うけど……登場キャラも増えたところで、どのようにラストまで持っていくのか、続きが楽しみでなりません。

説明をWikipediaに丸投げしたとはいえ、ちょっとは中身についても書かないといけませんね。出来れば、既刊である1~5巻を読んでもらいたいのですが本屋行っても置いてないだろうし、これまでの物語とキャラクターに付いて解説かなんかを。
本作は前述の通りコミックラッシュ創刊時から連載されていて、簡単にいえば特撮ヒーロー風SF漫画です。特殊なシステムによって変身する主人公や、YAMAHAのバイクをこよなく愛するヒロイン、大人の科学者顔負けの天才少女など、とにかく煉瓦が好きなモノがとことん詰まった作品です。
最初期は今よりずっと単純な話で、鳴がブラフマン・サンサーラへと変身するところを目撃してしまった織葉が、同じクラスに転校してきた彼に好奇心から近づいて、自分の中にあるヒーロー願望をぶつけつつも仲良くなっていく? という感じで、鳴の風貌が煉瓦作品によくいるタイプの主人公だったのに比べ、織葉は当時としては珍しいタイプのヒロインだったのが印象的でした。最近はそうでもないけど、昔の煉瓦作品のヒロインは底抜けに明るいか影のある女の子が多かったからね。
単純な特撮ヒーロー風漫画なのかな? と思いきや、連載が進むにつれて鳴とつぐみを取り巻く複雑な家庭環境が明らかになったり、鳴の双子の弟である号や、従姉の凛の存在だったりとキャラも増え始め、遂には意外なキャラの生存が発覚し……とSFらしい難解な物語に変わっていき、当初あった怪人が現れる→倒すという所謂ライダーっぽい構図は段々と少なくなっていきました。覚えてる人は少ないだろうけど、ブラフマンって無印時代にも一度終わってるんですよ。終わってるというか、一区切りつけたっていうの? 掲載予告時もクライマックスとか書かれていた回があって、織葉が号に襲われて鳴が彼女のバイクに乗って駆けつけるって話、それで号を撃退しただかなんだかで一度区切ってるんだよね。織葉が思い入れの合ったバイクを失ったりして、まあ、その前にも色々合ったんだけど、ヒロインとしての彼女がなにかを吹っ切ったところで、完全に主人公が鳴へとシフトしたんですよ。それまではどちらかというと、鳴よりも織葉の方が主人公ぽかったし。まあ、押しの強い織葉に比べて、鳴は主張が激しくないからね。煉瓦も当時漏らしてたけど、切り替える必要性がどこかしらであったんでしょう。
仮にここまでを序盤とするなら、次に始まった中盤、ここから先は主に乃木坂家と麻生家の家庭事情、織葉の後輩である久那巳佳弥の登場など、新キャラを含めた上での踏み込んだ話が多かった。何故、鳴とつぐみは二人暮らしをしているのか? 号は何故リープスを送り込んでくるのか、家族の間でなにがあったのか……精神的に成長した織葉が生来持っていたと思われる達観した態度を見せ始めるのもこの辺りからで、つぐみはなんだかんだいって織葉になついてるんだよね。その天才性が崩れたわけではないにしろ、子供らしさも多く見せるようになってきたというか、まあ、有り体に言えば可愛くなった感じかなw
久那巳佳弥は織葉の後輩で和刃のクラスメイトなんだけど、設定がヘテロクロミアの超能力者で、実家は神社の巫女さんという、これまた煉瓦の趣味の塊みたいな少女でね。実は私がこの作品で一番好きなキャラなんだけど、彼女は第三勢力とも言える謎の存在「彼等」を祓う力を持った、どちらかといえば霊的な力の持ち主で、設定だけならKanonアナザーストーリーに登場するキャラたちに近いものがあります。彼等とか、まさにあの作品に出てくる異形の者にそっくりですし。佳弥については語りだすと長いので、急な話ですが明日の日記で書きます。というか、キャラクター関係は明日の日記にしたほうがまとまりがいいかも。
中盤は佳弥が物語の中枢部まで踏み込んできて、それを察した号側が対処を打つ辺りで休載になっちゃいます。日常話にしても当時は名前すら明かされなかった飛鳥翠が登場し、和刃との関係も書かれたりするんだけど、これに関しては今やっている終盤の方で動き出した感じかな。なにせ、動き出す直前で連載が休止してしまったから。

OVER BOOSTは佳弥の過去やパワーアップしたサンサーラRSなど、俗に言う盛り上がり要素がたくさんあって面白いですね。鳴が佳弥と共闘したり、彼女の家に伝わる御神刀に興味を示したり、号たちが彼等の力を取り込もうとしているように、鳴もまた対策を講じるつもりなのかとか、やっぱりブラフマンは面白い。長々ダラダラと書いてきちゃったけど、1日の日記で全部書けるわけがない。明日の日記はキャラを中心に、特に佳弥のことを沢山書こうと思います。例え、結末まで展開が加速してるのだとしても私はそれを最後まで見届けてみせる。改めてブラフマン連載再開、本当にありがとうございました!

そういや、kiss×sisのBlu-ray持っていたことをすっかり忘れてました。友人にはデッキもないのに買っていたことを驚かれたり、呆れられたりしましたが、だってBlu-ray版だとパッケージがキャストオフ仕様なんだよ? パンツ型クリーナーはどうでも良いけど、DVDなんて買ってる場合じゃないって。それに、ぢたま某も結構好きだしね。私は決して姉萌えじゃないけど、たまにはこういうのもありでしょう。無駄にゲマ屋なんかで買ってるせいで高い買い物になってますが、まあ、特典も付くから良いのかな。

ネット通販に比べると、店頭で買うのって高く付く場合がほとんどだよね。エロゲはともかく、DVDやBDってのはなかなか値下げしないから、先日のカンパネラみたいに店頭だと数千円単位で高い場合が多い。もちろん、店には店の利点もあって、ポイントが付いたり独自の特典が付いたりするわけだけど、逆に言えばそれだけしかないってことでもある。特にゲマ屋はポイント貯めたところでなんになるわけでもないし。
別に店で買うことへの拘りがあるわけじゃないんだけど、クレジットカード持ってないから、ネット通販とか利用できないことが多いんだよね。コンビニ決済とか色々選べるところも多いけど、なんか逆にそういうのを手間に感じちゃって。でも、特典とかを考慮しなければ絶対ネットの方が安いんだろうな。本なんかも、amazonプライムとかに入っていれば送料は基本的にタダだし、わざわざ書店まで足を伸ばしてという人は少なくなっている。小売店としては堪ったもんじゃないんだろうけど、外出しての買い物すら手間と思う人が多いのも事実。だからこそ、家や職場で商品を受け取れるネット通販に利便性を感じるんでしょうね。
まあ、私だって便利だとは思うけど……なんだろ、拘りというより抵抗があるのかな。そういうのを利用してアニメのDVDとか買うことに。本も基本的に書店やショップで買うし、特典の有無があるとはいえ、私の中に通販で物を買うという発想がまだないのかも知れない。通販に特化したところでも、近場に店舗があるなら店舗に行っちゃうし。なんだろ、根がアナログな人間なのかな。それともやっぱり、店に行くことが好きなんだろうか。どっちがお得なのか分かり切っているのに。

まあ、そんな話はともかくとして、現在私の手元にはキスシスのBlu-ray1~3巻があります。今日はその中から順番に1巻を視聴してみたんだけど、こいつは凄いね。以前、テレビとレコーダーを買った当初は、DVDでも十分綺麗だとかそんなことを言ってたと思うけど、BDだと全然違うということが判った。初めて見るBlu-rayがエロアニメってどうなのよ、と思われそうだけど、キスシスは作画クオリティの高い作品だから、見応えという意味では結構良かった。それに、基本的にコメディだから好きな人には面白いと感じられる内容だしね。
あのエロいアニメをBlu-rayの高画質で観るってのも、なかなか乙なもんですよ。私は色々な事情から姉属性皆無なんだけど、この作品だけは原作者が好きなこともあってか何故か大丈夫。私があこりこどちらを好きなのかは……まあ、言わなくても判るでしょう。時間がなくてまだ1巻しか観てないんだけど、例えばCSとかで観るものがないときの暇つぶしには丁度良いかな。家族がいるときに観づらいという欠点はあるが。
言ってしまえばただのエロアニメだけど、そういうものだと割り切ってみれば良い作品じゃないかと思うんですけどね。原作からしてエロ前提の作品なんだから、こういう形でアニメ化されてもなんら不思議はない。私は結構好きですよ、こういうのも。たまには頭を一切使わず、欲望に忠実なまま観ることの出来るアニメも必要だと思うし。まあ、好みは人それぞれだろうし、人に勧められるような作品でもないけど、個人的には満足しているので問題はないんじゃないかと。

私はエロゲに比べてアニメのDVDやBDを買う方じゃないんだけど、最近はクールごとに1作品は買ってる気がする。前期はキスシス、今期はカンパネラ、そして来期は……まあ、金はあるので大丈夫ですけど、これらの作品が果たして何度も見返したくなるようなものなのかは正直今の段階では分からない。私が比較的よく見るDVDといえば、銀英伝はともかくとしてスケッチブックとかがあるけど、あれは完全に癒しというか楽曲や物語に調和された独特の雰囲気を味わいたいが為に観てるからなぁ。キスシスとは完全に質が違う。
カンパネラは1話完結で見やすい話が多いから、割と見返すこともあるんじゃないかと思うんだけどね。それに、ソフト版だと色々修正されている部分も多いだろうし。エロい作品の場合、そういうのがあるからBDとか買っちゃうんだろうね。情けない気もするけど、欲望には逆らえないものです。
最近、身内が同人アンソロの企画と主催を初めて、私も手伝いに駆り出されてます。まあ、手伝いといっても装丁とか届いた原稿の配置とかそういうのなんだけど、女性向けジャンルは色々勝手が違って困る。男性向けの畑で活動している私としては、どうして深夜というか明け方にBL本のことで悩んでいるんだろうと、そんな疑問にぶち当たっています。いや、同人誌作るのは好きだから別に良いんだけどさ。

身内も最近は活動的というか、今年に入って突如レイヤーになったと思ったら、今度は同人アンソロとはね。元々、多方面に才能を持っている人だから思いつきで始めたこともなんとなく成功させてしまうのですが、なんていうか充実してるなと。その勢いで人生もなんとかしろよと言いたいけど、それとこれとは話が違うらしい。本人もドツボに嵌っている自覚はあるのか、次はプリオンリーでも開催するんじゃないかと笑っていたが、まあ、ジャンルはともかくカップリングがマイナーなので現実になることはないでしょう。多分、次に奴がなにかやるとすれば前々から作りたいとか言ってた同人ゲームじゃないかな。オリジナルだけど、前に制作中画面を見せて貰ったことがある。時間だけはタップリあるから、それなりに形となったものを作ることが出来るんだよね。ただ、飽きっぽいから達成や完成という言葉にほど遠いのが難点だ。
しかし、同人アンソロか……私も同人活動をする者として一度はやってみたい気はするな。執筆者が複数人いる本となにが違うんだと言われることがあるけど、アンソロってのは基本的に複数のサークルが集まって作るものですから。個人サークルじゃない、複数人の人間が所属しているサークルから出されるのは、アンソロではなくただの同人誌です。他からゲストが何人参加してようと、アンソロにはアンソロの体裁ってものがありますから。
最近は個人サークルが主流ですけど、アンソロ自体は色々なところが出してるよね。pixivとか見ればいくらでもそういう企画あるし、先月の夏コミでも何冊か買った覚えがある。例えば、宮崎県の口蹄疫問題を取り扱ったチャリティー同人誌もアンソロといえばアンソロだし。あれは結局、どれぐらい売れたんだろうね? 売り上げは全部寄付するという企画だったけど、特にどうなったのか発表されてないんだっけ。寄付金は受け取って貰えたのだろうか。

仮に私が同人アンソロを企画するのだとすれば、やっぱりヨスガノソラになるのかな? 今はヨスガ取り扱ってるサークルも少ないからアンソロなんて夢物語だけど、アニメが始まれば増えることは増えるだろうし。そうだな、形にするなら……
-ヨスガノソラ ハル×穹アンソロジー企画-

タイトル:ハルカトソラ(仮)
装丁:B5版
総ページ数:未定
年齢制限:なし(陵辱、残虐等は禁止)
頒布予定:COMIC1☆5/2011年5月1日(日)
主催:ゼロ(サークル・シャリテクロワール)

概要
ヨスガノソラ、ハルカナソラのハルと穹のカップリングアンソロジー。
春日野兄妹が登場していれば他キャラの登場も良いけど、CPはハルと穹限定。ハル×穹はもちろん、穹×ハルでも大丈夫です。作品は漫画、イラスト、小説のいずれか(複数の組み合わせも可)を募集。元がエロゲ原作のため年齢制限はありませんが、過度なエロ描写や原作の雰囲気に合わないもの(陵辱、残虐等)はお断りします。

募集要項
・同人誌制作の経験または知識がある方。
・義務教育を終了し、尚かつエロゲがプレイできる年齢の方。
・連絡事項へのレスポンスが早く、音信不通にならない方。
・締切を破らない方。
・ハルと穹を愛している方。

原稿制作
アナログ・デジタルどちらでも可。混在の場合はご相談ください。
小説に関しては、装丁に拘りがなければメモ帳等のテキスト入稿も構いません。
こんな感じになるのかな。いや、もちろん冗談だし身内のをパクって適当に組み立てて見ただけだけど、実際は他にも細々としたことを書かなければいけないし、参加者用のメールフォームとか設置したり、することは色々あると思います。それに私は絵を描けないからね、表紙も募集なり外注を掛けることになるだろうし、物書きには結構難しい企画だったりするのですよ。誰か私と組んでヨスガノソラの同人活動やってくれないかねぇw まったく、他力本願も良いところだ。

まあ、冗談は冗談としても、やってみたい企画であることは確かですね。身内の影響が強いことは否定しないけど、沢山のハルと穹を見てみたいという想いも強い。アニメが始まったところでヨスガノソラの同人誌が流行るとは限らないし、流行ったとしても冬コミがピークだとは思うけど、なんか記念になる本を1冊作るのも面白いかも知れません。自分の立ち位置的問題もあるけど、冬コミの状況とpixiv等の盛り上がりによってはあるいは……なんてね。夢物語を現実にするには、今はまだ力が足りなすぎる。
このトレカにはもうコレクション的な価値しかないんじゃないかと、スペシャルミニドラマを聴いて思いました。穹、渚さん、委員長と亮平までは我慢できた。けど、瑛はダメです。あんなに可愛かった瑛の声が見る陰もなく、いえ、聴くに耐えないほど変わってしまった。意図的にやったとしてもこの無理やり感はなんなのか。録音の圧縮ミスとかなんじゃないのかと、本気で疑ってしまうほど酷かった。

アニメの演技がこれなのだとして、じゃあ応援コメントやPVはなんだったのかと。私はね、阪田佳代の声が好きなんですよ。可愛らしいと思うし、今まで演じてきたキャラもそれなりに馴染みがあります。故に今回のミニドラマはあんまりというか、阪田佳代の良いところがすべて損なわれてしまったかのような、そんな印象さえ受ける。可愛さの一欠片も残ってない、まるで別人じゃないですか。声優の一番良い演技を引き出さないで、なんのためのボイスドラマか。ドラマの内容自体はそれほど悪くもないのに、声が全部台無しにしてしまってる。本当にどうなってるんだと、これが仕様なのだとすれば、アニメ版における演技なのだとすれば、音響監督はどこかに行ってしまえ。
全体的に無理がありすぎるんですよ、この低い声と演技には。だからこそ破綻してるし、聴くに耐えないほど劣化していると感じられてしまう。声優を同じにした意味が、まるでないじゃないですか。それともあれですか、声優を変えられなかったことに対する嫌がらせや当てつけの類ですか? こんな原作と違う演技を、本当に機械のミスでもなんでもなく声優が強要されているのだとすれば、いくらなんでも可哀想だよ。
アフレコ自体は既に始まってるらしいけど、ボイスドラマがこんな感じなので凄く心配しています。応援コメントとミニドラマを録音したのがいつ頃なのかは知らないけど、ミニドラマみたいな声で本編を演じられたらさすがに……なんとか耐えて見せようとは思うけど、アニメ版へは元々作画やキャラデザへの不満を漏らしている人が多いから、そこに声まで加われば一気にファンが離れる可能性がある。なにかのミスであると、私にはそう信じることしかできません。公式の沈黙が意味するのはなんなのか、ミスならミスで触れたくないだろうし、仕様なら仕様で触れる気はないだろうけど。

ミニドラマ、結構面白いんだけどねぇ。応援コメントより少し長い程度だけど、瑛らしさが出ていて良かったと思う。いや、基本的にミニドラマはどれもそれなりに聴ける内容ではあるんですよ。販促というか宣伝の意味もあるから多少わざとらしい一面もあるけど、内容自体はごくごく平凡で、キャラ紹介に徹しつつも一応ドラマとしての流れが出来てると思う。
私は今週配布されるトレカが瑛であることを予め知っていたから、それ故に一つの危惧を抱いていたんですけど、仮に来週配布されるのがやひろや初佳単体だとすれば、最終的にハルと奈緒が同時配布されることになるじゃないですか? さすがにそれは嫌というか、気分的にアレだと思ったので、今回のドラマはそこら辺にも注意しつつ聴いていました。
結果的にいえば、おそらく次に配布されるのは奈緒でしょうね。聞き手が向かう場所は広場だというし、やひろやダメイドには似つかわしくない場所です。スーパータカノで買い物中の奈緒に話を訊くといった感じになるのではないでしょうか。そして、再来週はやひろと初佳の同時配布で、最終週がハルになるわけだ。
穹に始まりハルで終わる、最高じゃないですか。私は今のところ順調にトレカを集めていますけど、最後まで無事に集められると良いな。秋葉原と横浜を中心に店舗回ってるんだけど、例えばアニメイト横浜店は私が訊ねるまでトレカ配布のことをすっかり忘れており、なんと亮平や委員長のトレカを配っていなかったんじゃないか疑惑が発生中。だって、最初に配っていた渚さんのトレカが申し訳なさ程度に置いてあっただけなんだもん。私は閉店1時間前とかに訪ねたけど、日中ないし夕方貰いに来た人はいなかったんだろうか? まあ、私ほど必死になってる奴もそうはいないと思うけど、店舗によっては未だに渚さんのトレカも配ってるし、コンプリートするのもそう難しくはないんじゃないかな。公式サイトに、配布店舗の詳細もアップされたしね。

ミニドラマに関しては、もう全部こんな感じなんだと思っておいた方が良いでしょう。嘆いている人も多いみたいだけど、本編では正常に戻ってることを祈るしかないよ。Sphereのスタッフ日記では、ハッシーこと橋本タカシがPVというかアニメをべた褒めしてましたが、まあ、人気絵師だけどアニメ化では結構不遇な人だったからなぁ。作品への思い入れも相当あるみたいだし、絵師として自分の描いたキャラが動いていることに感動を覚えるのも、まあ、当然でしょう。私だってアニメのキャラデザは好きだし、PV良い感じだなとは思ってますから。
ただ、現状問題というか、不安や心配の種になっているのは声優についてなので、これを解消するには一体どうすればいいのか。まさか、原作と声優が変わらなかったのに、ここまで酷いことになるとは想像もしていなかったなぁ。金曜日を迎える度に、段々と日記の内容が暗くなってきているのは私の気のせいなんだろうか。

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