劇場版「空の境界 未来福音」最速上映
2013年9月28日 アニメ・マンガ
劇場版「空の境界 未来福音」ということで、横浜ブルク13の最速上映に行ってきました。通常の映画と違って日付が変わると同時に公開してくれるということで、私自身は初めての経験でしたけど、最近は意外と多いらしいですね。まあ、エロゲの深夜販売と意味合い的には同じなのかも知れませんが、深夜のみなとみらいというのもそれはそれで乙な感じがして良かったと思います。ブルクは確か、去年だったかにガンダムUCの映画を観に行って以来だと思いますが、相変わらず綺麗な映画館でしたね。系列のバルト9と同じく、上品な雰囲気をしたところでした。
日付が変わると同時に公開と書いたものの、ブルクでは24時から先にグッズ販売を開始して、24時半から上映という形を取ってました。他の最速上映館がどんな感じだったのかは知りませんが、グッズ販売の時間が設けられているというのは良かったですね。私はまあ、パンフぐらいしか興味なかったんですけど、折角なら何か買いたいじゃないですか。鮮花のグッズとか、鮮花のグッズとか、鮮花のグッズとか。
私がブルクに到着したのは23時半前といったところでしたが、その時点で既にグッズ列は出来ていて、50人とはいかないまでも結構な人数が居たと思います。未来福音の上映が行われるシアター7はブルクで最も大きいスクリーンを持っており、収容人数は488人です。流石に終電も始発もないような時間に終わるだけあって、完売とは行かなかったようですが、それでも200人以上は集まったんじゃないでしょうか? その数がグッズも求めてロビーに並ぶ訳ですから、さながらコミケとか即売会のような列が出来てました。
先に発券を済ませましたが、30分前に並んだ私が結構ギリギリという感じで、まあ、映画館のショップですから仕方ないんですけど、レジが2台しかないんですね。だから、結構時間が掛かってしまって、会計が終わった頃には24時半を数分だけ過ぎていたと思います。まあ、7分ぐらいは予告編等のCM上映でしたから、本編開始には何とか間に合ったんですが……私より後ろに並んでいた人は、きつかったと思いますね。そもそも、レジ2台しかないと書きましたが、映画館のショップでこれは結構多い方な気がします。普通は1台だけだと思いますし、他の劇場はもっと厳しかったんじゃないでしょうか? 海老名辺りも混んでいたと聞きますが、テアトルとかどうだったんだろうか。
まあ、そんなこんなで何とかシアターに駆け込んだ私ですが、お馴染みのクレイアニメから始まったのが良かったですね。時間が無かったのか、今までのそれに比べるとあまり動きがなかったように感じましたが、これはあくまでおまけなのでこんなものでしょう。
そして本編が開始された訳なんですが……正直、やられたなって思いました。私は原作の同人誌を読んだことがあるので福音は話の内容自体知っていたのだけど、映画を観ている中で、こんな風に感じたんですよ。「あれ、この映画ってどこかで観たことがあるな」って。前述のように原作は読んだことがあるのだけど、読んだことがある、ではないんですね。あくまで観たことがあるなんですよ。
原作は漫画と小説のページがありましたから、漫画の方が印象に残っていたからだろうと思いきや、そうではない。例えば瀬尾静音が出てくる喫茶店他のシーンとか、そういうのでさえ一度どこかで観たような錯覚を覚えていました。これはどういうことかというと、映画の映像が何か別作品にそっくりだとかそう言うことじゃなくて、単純に奈須きのこの書いた原作がとても視覚的だったということなんですね。
視覚的な文章というのは、今の小説、特にライトノベルに関しては必須と言われている書き方の一つですが、それを実践出来ている作家、作品というのはそれほど多くはないと思います。けど、この未来福音に関して言えば、結果的にかも知れませんが、とても視覚的な文章だったのだと言うことを、私は改めて認識することになりました。勿論、空の境界は映像化された作品ですから、キャラクターなどを認識しやすかったというのもあるんでしょうが、福音のメインキャラは大半が福音初出ですから、それを考えれば凄いことだと思います。まあ、静音だけは六章の映画にちょっと出てましたけど。
私は空の境界だと黒桐鮮花が一番好きで、グッズ売り場でも最後まで鮮花のグッズを買うか買うまいか悩んだんですけど、未来福音でも良い感じに出てましたね。ただ、未来福音・序に出てくる両儀未那の破壊力が強すぎて……パンフで真綾とムラケンも言ってましたが、ちょっと叔母様にそっくりすぎやしませんかね。原作で読んだときも感じてはいたけど、黒桐の血が強かったとしか思えない。可愛すぎでしょう。
ただ、原作だと未那はあくまで幹也のことが好きな、鮮花と同タイプのキャラだと思っていたんですが、映画は完全に光溜ラブだった気もします。勿論、父親に似ているというのもあるんでしょうが、パンフ曰く光溜の仕事部屋は未那が自分好みに模様替えをして、殆ど自分の部屋にしているというじゃないですか。10歳の少女が入り浸り、色々振り回されるとか、奈須きのこも書いてますが光溜の勝ち組っぷりが羨ましい。
6年後立てば未那は法的に結婚出来る年齢になる訳だけど、その瞬間に光溜を押し倒し、既成事実を作ってしまいそうなぐらいの勢いがありました。まあ、別に未那は恋愛しているつもりもないでしょうし、恋愛対象として彼を見てもいないのだろうけど……なんだろう、あれだけべったりというのは凄いね。式はともかく、幹也辺りは心配しないんでしょうかね? 10年後の光溜は確かに害のない男性ですが、仮にも年上の異性です。しかも、暮らしぶりは本人曰くチンピラですし、そんな男の部屋に10歳の愛娘が入り浸っているというのは、父親としては心配してもいいはずだけど……あるいは受け入れてるのかな。未那は確かに塾をサボっていますが、成績に影響が出ていそうな感じはしませんし、もしかしたら娘の好きなようにさせているのかも知れません。未那が光溜を自分の嫁……じゃない、婿として連れてきたら、その限りではないかもですが。
映画の総評としては、壮大な後日談を観たという感じです。未来福音:序以外は、章ごとの合間にあった話だけど、それでもまあ空の境界としては最後の漫画・小説作品でしたし、映画としてもこれが最後でしょう。そういった意味で、新鮮さというよりは懐かしさのような、そんな気持ちの方が強かったかも知れない。ファンとしては当然続編を望みたいところですが、あるとすれば未那と光溜の話なんでしょうね。パンフでもこやまひろかずがイラストにして二人の今後の物語性について描いてましたが、まさにその通りだと思います。
いい加減、BOXを買った方が良いのかも知れませんが、未来福音のBDが出る頃に、全セットのBOXがまた出たりする気もするし、何より未那をもう一度観たいので、舞台挨拶含めて後何回かは観に行こうかなと考えています。それぐらいの価値は、多分あるでしょう。映画って良いものですね。
日付が変わると同時に公開と書いたものの、ブルクでは24時から先にグッズ販売を開始して、24時半から上映という形を取ってました。他の最速上映館がどんな感じだったのかは知りませんが、グッズ販売の時間が設けられているというのは良かったですね。私はまあ、パンフぐらいしか興味なかったんですけど、折角なら何か買いたいじゃないですか。鮮花のグッズとか、鮮花のグッズとか、鮮花のグッズとか。
私がブルクに到着したのは23時半前といったところでしたが、その時点で既にグッズ列は出来ていて、50人とはいかないまでも結構な人数が居たと思います。未来福音の上映が行われるシアター7はブルクで最も大きいスクリーンを持っており、収容人数は488人です。流石に終電も始発もないような時間に終わるだけあって、完売とは行かなかったようですが、それでも200人以上は集まったんじゃないでしょうか? その数がグッズも求めてロビーに並ぶ訳ですから、さながらコミケとか即売会のような列が出来てました。
先に発券を済ませましたが、30分前に並んだ私が結構ギリギリという感じで、まあ、映画館のショップですから仕方ないんですけど、レジが2台しかないんですね。だから、結構時間が掛かってしまって、会計が終わった頃には24時半を数分だけ過ぎていたと思います。まあ、7分ぐらいは予告編等のCM上映でしたから、本編開始には何とか間に合ったんですが……私より後ろに並んでいた人は、きつかったと思いますね。そもそも、レジ2台しかないと書きましたが、映画館のショップでこれは結構多い方な気がします。普通は1台だけだと思いますし、他の劇場はもっと厳しかったんじゃないでしょうか? 海老名辺りも混んでいたと聞きますが、テアトルとかどうだったんだろうか。
まあ、そんなこんなで何とかシアターに駆け込んだ私ですが、お馴染みのクレイアニメから始まったのが良かったですね。時間が無かったのか、今までのそれに比べるとあまり動きがなかったように感じましたが、これはあくまでおまけなのでこんなものでしょう。
そして本編が開始された訳なんですが……正直、やられたなって思いました。私は原作の同人誌を読んだことがあるので福音は話の内容自体知っていたのだけど、映画を観ている中で、こんな風に感じたんですよ。「あれ、この映画ってどこかで観たことがあるな」って。前述のように原作は読んだことがあるのだけど、読んだことがある、ではないんですね。あくまで観たことがあるなんですよ。
原作は漫画と小説のページがありましたから、漫画の方が印象に残っていたからだろうと思いきや、そうではない。例えば瀬尾静音が出てくる喫茶店他のシーンとか、そういうのでさえ一度どこかで観たような錯覚を覚えていました。これはどういうことかというと、映画の映像が何か別作品にそっくりだとかそう言うことじゃなくて、単純に奈須きのこの書いた原作がとても視覚的だったということなんですね。
視覚的な文章というのは、今の小説、特にライトノベルに関しては必須と言われている書き方の一つですが、それを実践出来ている作家、作品というのはそれほど多くはないと思います。けど、この未来福音に関して言えば、結果的にかも知れませんが、とても視覚的な文章だったのだと言うことを、私は改めて認識することになりました。勿論、空の境界は映像化された作品ですから、キャラクターなどを認識しやすかったというのもあるんでしょうが、福音のメインキャラは大半が福音初出ですから、それを考えれば凄いことだと思います。まあ、静音だけは六章の映画にちょっと出てましたけど。
私は空の境界だと黒桐鮮花が一番好きで、グッズ売り場でも最後まで鮮花のグッズを買うか買うまいか悩んだんですけど、未来福音でも良い感じに出てましたね。ただ、未来福音・序に出てくる両儀未那の破壊力が強すぎて……パンフで真綾とムラケンも言ってましたが、ちょっと叔母様にそっくりすぎやしませんかね。原作で読んだときも感じてはいたけど、黒桐の血が強かったとしか思えない。可愛すぎでしょう。
ただ、原作だと未那はあくまで幹也のことが好きな、鮮花と同タイプのキャラだと思っていたんですが、映画は完全に光溜ラブだった気もします。勿論、父親に似ているというのもあるんでしょうが、パンフ曰く光溜の仕事部屋は未那が自分好みに模様替えをして、殆ど自分の部屋にしているというじゃないですか。10歳の少女が入り浸り、色々振り回されるとか、奈須きのこも書いてますが光溜の勝ち組っぷりが羨ましい。
6年後立てば未那は法的に結婚出来る年齢になる訳だけど、その瞬間に光溜を押し倒し、既成事実を作ってしまいそうなぐらいの勢いがありました。まあ、別に未那は恋愛しているつもりもないでしょうし、恋愛対象として彼を見てもいないのだろうけど……なんだろう、あれだけべったりというのは凄いね。式はともかく、幹也辺りは心配しないんでしょうかね? 10年後の光溜は確かに害のない男性ですが、仮にも年上の異性です。しかも、暮らしぶりは本人曰くチンピラですし、そんな男の部屋に10歳の愛娘が入り浸っているというのは、父親としては心配してもいいはずだけど……あるいは受け入れてるのかな。未那は確かに塾をサボっていますが、成績に影響が出ていそうな感じはしませんし、もしかしたら娘の好きなようにさせているのかも知れません。未那が光溜を自分の嫁……じゃない、婿として連れてきたら、その限りではないかもですが。
映画の総評としては、壮大な後日談を観たという感じです。未来福音:序以外は、章ごとの合間にあった話だけど、それでもまあ空の境界としては最後の漫画・小説作品でしたし、映画としてもこれが最後でしょう。そういった意味で、新鮮さというよりは懐かしさのような、そんな気持ちの方が強かったかも知れない。ファンとしては当然続編を望みたいところですが、あるとすれば未那と光溜の話なんでしょうね。パンフでもこやまひろかずがイラストにして二人の今後の物語性について描いてましたが、まさにその通りだと思います。
いい加減、BOXを買った方が良いのかも知れませんが、未来福音のBDが出る頃に、全セットのBOXがまた出たりする気もするし、何より未那をもう一度観たいので、舞台挨拶含めて後何回かは観に行こうかなと考えています。それぐらいの価値は、多分あるでしょう。映画って良いものですね。
コミックマーケット84 1日目~逆襲のジェノサイドコミケ~
2013年8月10日 アニメ・マンガ夏コミことコミックマーケット84の1日目に参加してきました。冬コミ以来、だけどビッグサイトにはコミティアとかで行っているから、それほど久しぶりってわけでもないのかな。今回はいつもと違って土日月という変則的な開催日になったわけですが、まあ、有給とって参加している人間からすれば、ずれたところで参加すること自体は変わらないのですが……ちょっと感覚が狂ったのは否定出来ないかな。1日目はともかく、2日目以降はジャンル配置的な意味で大きなズレがあったし。
なまじ、土曜日という休日に開催されているだけあって、1日目から人の入りはすごかったように思います。私は男性向けの大半が西館に結集したことから西館の方に向かったのですが、東館にも一箇所だけ用があるのに加え、企業でも絶対欲しいものというのがあったから、行動予定表を作成するのに結構手間取った。いや、予定表自体は早くに出てきてたんだけど、問題はどのホールから先に行くか、という話。単純に考えれば同人誌は後でも買えるから企業優先なんだろうけど、企業だって先行販売品なら後で通販も可能だし、限定品にしても数を持ってきているところは昼過ぎまで余裕がありますからね。となれば、東館から先に攻めて、西館から企業に行った方が無難か? とも思ったのですが……あえて今回は西館から東館に行って、そこから企業に上がるという選択をしました。
理由はいくつかあって、単純な移動の面だけで考えると午後になるにつれて東西間の移動が困難になってしまうのと、開始直後であれば西から東へ行くことがかなり楽だった、というのがあります。つまり、西で素早く買い物を済ませて、空いている西から東へのルートを通り、東は1サークルだけですからこれもそんなに時間は掛かりませんので、帰りは東から西へ移動する流れに難なく乗れるというわけです。
ただ、企業に上がる方法については少々計算違いがありました。前回のような入場規制も視野に入れて、ルート自体は幾つか用意していたのですが、なんと西館に入れて駐車場をぐるっとひと回りし、外階段から企業へ上がるという方法を今夏は採用していました。勿論、コミケに企業ブースが出来てから随分経ちますし、こんな移動方法は過去にもあったのかもしれないけど、私は少なくともはじめての経験で、結構新鮮だった。まあ、多少時間は掛かったけど、タイムロスという程でもなかったし、たまにはこういうのもありでしょう。
初日には企業ブースの方が買い物を多いんですけど、欲しいと思ったものを全部買うと10万円ぐらいになってしまうから、結構絞り込んだ気がします。ただ、比較的並ぶことなく、苦労せずに買い物が出来たかもね。今回の企業は目玉になるような物が少なかったので、まあ、狭いですから人が多くて動きにくかったのは事実ですが、それほど困難ってほどでもなかったかもしれない。
私はごちうさ関連ということでまんがタイムきららプラスブースに並んだけど、ここが一番時間掛かったかな。企画本に関しては少々勘違いしていて痛い目を見ましたが、面白かったのはコミケではありがちな特製紙袋が、きららプラスだとグッズ買わないと貰えない、ということでしょうか? 大抵はなにかしら買い物した人に、あるいはグッズセットなどを購入した人に配られるものですが、きららプラスの場合は最低でも4000円からするグッズを買わなければ紙袋はあげないよ、というわけです。だけど、目玉となるようなグッズは午後一の時点で売り切れてましたから、そう考えると結構ハードル高いですよね。
企業で注目すべき点があるとすれば、CCさくらブースはともかくとして、冬の落選から復活を果たしたオーガストでしょうか? オーガストはコミケという空間において、ある種の完成形に到達していますから、7ヶ月程度のブランクなど合ってないようなものでした。事情があって何年かぶりに並んだんですが、まさかスロープの下まで伸びていた列が、10分掛からずして会計まで進めたんですから、全く次元が違いますね。コミケ側も、こんな企業ブースの鑑みたいな企業を前回は落選させるなんて。まあ、代わりってわけじゃないんだろうけど、今回はぱれっとがいなかったみたいですね。
惜しむらくは日テレブースに並べず、ガッチャマンのノートが買えなかったことぐらいでしょうか? まあ、後2日間あるとはいえ、忙しいからもう企業なんて行っている暇ないだろうからなぁ。先行発売だというし、早い内に日テレ屋とかで販売されることを祈っておきましょうか。ちなみに暑さのほうですが、確かに倒れても不思議じゃない暑さだったし、実際救護室が満室になったり、救急車が来るぐらいにはやばかったらしいけど、私は何とか無事かえることが出来ました。そんなに体力とか自信ある方じゃないから、単純に鍛え方の問題ってわけでもないんだろうな。残り2日は、さてどうなることやら。
なまじ、土曜日という休日に開催されているだけあって、1日目から人の入りはすごかったように思います。私は男性向けの大半が西館に結集したことから西館の方に向かったのですが、東館にも一箇所だけ用があるのに加え、企業でも絶対欲しいものというのがあったから、行動予定表を作成するのに結構手間取った。いや、予定表自体は早くに出てきてたんだけど、問題はどのホールから先に行くか、という話。単純に考えれば同人誌は後でも買えるから企業優先なんだろうけど、企業だって先行販売品なら後で通販も可能だし、限定品にしても数を持ってきているところは昼過ぎまで余裕がありますからね。となれば、東館から先に攻めて、西館から企業に行った方が無難か? とも思ったのですが……あえて今回は西館から東館に行って、そこから企業に上がるという選択をしました。
理由はいくつかあって、単純な移動の面だけで考えると午後になるにつれて東西間の移動が困難になってしまうのと、開始直後であれば西から東へ行くことがかなり楽だった、というのがあります。つまり、西で素早く買い物を済ませて、空いている西から東へのルートを通り、東は1サークルだけですからこれもそんなに時間は掛かりませんので、帰りは東から西へ移動する流れに難なく乗れるというわけです。
ただ、企業に上がる方法については少々計算違いがありました。前回のような入場規制も視野に入れて、ルート自体は幾つか用意していたのですが、なんと西館に入れて駐車場をぐるっとひと回りし、外階段から企業へ上がるという方法を今夏は採用していました。勿論、コミケに企業ブースが出来てから随分経ちますし、こんな移動方法は過去にもあったのかもしれないけど、私は少なくともはじめての経験で、結構新鮮だった。まあ、多少時間は掛かったけど、タイムロスという程でもなかったし、たまにはこういうのもありでしょう。
初日には企業ブースの方が買い物を多いんですけど、欲しいと思ったものを全部買うと10万円ぐらいになってしまうから、結構絞り込んだ気がします。ただ、比較的並ぶことなく、苦労せずに買い物が出来たかもね。今回の企業は目玉になるような物が少なかったので、まあ、狭いですから人が多くて動きにくかったのは事実ですが、それほど困難ってほどでもなかったかもしれない。
私はごちうさ関連ということでまんがタイムきららプラスブースに並んだけど、ここが一番時間掛かったかな。企画本に関しては少々勘違いしていて痛い目を見ましたが、面白かったのはコミケではありがちな特製紙袋が、きららプラスだとグッズ買わないと貰えない、ということでしょうか? 大抵はなにかしら買い物した人に、あるいはグッズセットなどを購入した人に配られるものですが、きららプラスの場合は最低でも4000円からするグッズを買わなければ紙袋はあげないよ、というわけです。だけど、目玉となるようなグッズは午後一の時点で売り切れてましたから、そう考えると結構ハードル高いですよね。
企業で注目すべき点があるとすれば、CCさくらブースはともかくとして、冬の落選から復活を果たしたオーガストでしょうか? オーガストはコミケという空間において、ある種の完成形に到達していますから、7ヶ月程度のブランクなど合ってないようなものでした。事情があって何年かぶりに並んだんですが、まさかスロープの下まで伸びていた列が、10分掛からずして会計まで進めたんですから、全く次元が違いますね。コミケ側も、こんな企業ブースの鑑みたいな企業を前回は落選させるなんて。まあ、代わりってわけじゃないんだろうけど、今回はぱれっとがいなかったみたいですね。
惜しむらくは日テレブースに並べず、ガッチャマンのノートが買えなかったことぐらいでしょうか? まあ、後2日間あるとはいえ、忙しいからもう企業なんて行っている暇ないだろうからなぁ。先行発売だというし、早い内に日テレ屋とかで販売されることを祈っておきましょうか。ちなみに暑さのほうですが、確かに倒れても不思議じゃない暑さだったし、実際救護室が満室になったり、救急車が来るぐらいにはやばかったらしいけど、私は何とか無事かえることが出来ました。そんなに体力とか自信ある方じゃないから、単純に鍛え方の問題ってわけでもないんだろうな。残り2日は、さてどうなることやら。
C84参加情報 すぴぱら×夏ペル本「夕月の恋」
2013年8月5日 夏空のペルセウス
イベント時期にしか更新しなくなって久しい日記ですが、今年も夏コミの季節が近づいてきたということで参加情報を書いておこうと思います。既にサイトとかpixivの方は済ませているので、この日記が最後になりますね。まあ、最近は何をしていたかというとやっぱり原稿を書いていたのだけど、年々執筆速度が鈍ってきているというか、スケジュール管理が破綻したりして散々な目にあってます。それでもなんとか本とかグッズは出せそうなので、当日何もないってことはなそうです。
以下が当日の頒布物になります。今年の夏コミは昨年の夏以来になるグッズを作ってみました。
今回は新刊と新作グッズの2種のみで、既刊の頒布予定はありません。ただし、春日野穹イラスト集に関しては最後の在庫を2日目、友人であるwingheartさんのサークルに委託しております。
委託しているイラスト集にはおまけとしてポストカードも付けていますが、完売したら再販の予定はありませんので、まだ持っていないという方がいらっしゃいましたら、2日目にwingheartさんのスペースに足を運んで頂ければと思います。
それから、新刊にゲストで参加して頂き、タペストリーのイラストを描いてくださった、中田瑠美さんのサークルも、私と同じく3日目に配置されています。
突発で艦これ本を出すそうです。中田さんには大変お世話になったので、皆様是非お立ちよりください。すぴペルB2タペストリーに関しては私のサークルでしか頒布予定はありませんから、タペストリーが欲しい人はうちのスペースまで来てください。
さて、何だかんだで新刊1冊、新作グッズ1つに落ち着いてしまいましたが、本当はもう少し用意したかった……落としてしまったごちうさ本も含めて、書いてみたいジャンルというのはいくつかあったんですけど、執筆速度が思うように上がりませんでした。けれど、新刊の方は表紙や装丁、加工などにかなり拘りましたし、グッズの方も昨年と同じく関西美術印刷で印刷しているので、クオリティの面で心配はないと思います。
近くをお立ち寄りの際は、是非シャリテクロワールのスペースも覗いてくださると幸いです。なにせ、今年の夏コミはサークル参加日が平日なので、どんな感じになるか未知数な部分がありまして。幸い、冬コミでは戻るみたいですが。
兎にも角にも、夏コミではサークル・シャリテクロワールを宜しくお願い致します。東京ビッグサイトで私と握手!
以下が当日の頒布物になります。今年の夏コミは昨年の夏以来になるグッズを作ってみました。
イベント名:コミックマーケット84
日時:2013年8月12日(月)
会場:東京ビッグサイト
スペース番号:東チ-29a
サークル名:シャリテクロワール
新刊
夕月の恋
ジャンル:すぴぱら×夏空のペルセウス
イベント価格:500円
総ページ数:60P
サイズ:A5判
ゲスト:中田瑠美(サークル・眼帯少女中毒)
備考:すぴぱら×夏ペル本第2弾。今回はもみっちと恋の話です。
新作グッズ
すぴペルB2タペストリー
ジャンル:すぴぱら×夏空のペルセウス
イベント価格:3500円
サイズ:B2縦型
生地:スエード
イラスト:中田瑠美(サークル・眼帯少女中毒)
当日の諸注意
イベント当日は釣り銭不足が予想されます。
1万円等の大きなお札の使用は控え、小銭を用意し、なるべくピッタシに払って頂けると売り子が大変助かります。
尚、当日の午前中、いつもならサークル主のMLWはスペースにいないことが多いですが、今夏はいつもと周辺ジャンルが違うこともあり、比較的スペースに居ると思います。ただ、それでもいないことはあるので、御用の方は売り子に呼び出してもらってください。知り合いに限り、スペースへ戻ります。
今回は新刊と新作グッズの2種のみで、既刊の頒布予定はありません。ただし、春日野穹イラスト集に関しては最後の在庫を2日目、友人であるwingheartさんのサークルに委託しております。
スペースNo.:東セ-16b
サークル名:Will be Here
新刊:PROPOSE / Recieve(合同フルカラーイラスト本)500円、Clarification(フルカラーイラスト本)500円。
委託:春日野穹イラスト集-蒼穹-(ポストカード付き)
URL:http://iwillbehereforyou.blog.fc2.com/
委託しているイラスト集にはおまけとしてポストカードも付けていますが、完売したら再販の予定はありませんので、まだ持っていないという方がいらっしゃいましたら、2日目にwingheartさんのスペースに足を運んで頂ければと思います。
それから、新刊にゲストで参加して頂き、タペストリーのイラストを描いてくださった、中田瑠美さんのサークルも、私と同じく3日目に配置されています。
スペースNo.:東パ-15b
サークル名:眼帯少女中毒
新刊:ROOMMATE LABYRINTH(クドかな百合本)500円、かんこれみっくすLite(艦これらくがき本)200円。
既刊:中二病本、よろずフルカラーイラスト集、リトバス本等。
URL:http://gantaifeti.web.fc2.com/
突発で艦これ本を出すそうです。中田さんには大変お世話になったので、皆様是非お立ちよりください。すぴペルB2タペストリーに関しては私のサークルでしか頒布予定はありませんから、タペストリーが欲しい人はうちのスペースまで来てください。
さて、何だかんだで新刊1冊、新作グッズ1つに落ち着いてしまいましたが、本当はもう少し用意したかった……落としてしまったごちうさ本も含めて、書いてみたいジャンルというのはいくつかあったんですけど、執筆速度が思うように上がりませんでした。けれど、新刊の方は表紙や装丁、加工などにかなり拘りましたし、グッズの方も昨年と同じく関西美術印刷で印刷しているので、クオリティの面で心配はないと思います。
近くをお立ち寄りの際は、是非シャリテクロワールのスペースも覗いてくださると幸いです。なにせ、今年の夏コミはサークル参加日が平日なので、どんな感じになるか未知数な部分がありまして。幸い、冬コミでは戻るみたいですが。
兎にも角にも、夏コミではサークル・シャリテクロワールを宜しくお願い致します。東京ビッグサイトで私と握手!
COMI CCITY福岡に参加しました
2013年6月9日 アニメ・マンガCOMIC CITY福岡32ということで、行ってきました九州は福岡県。飛行機なんて15年か20年ぐらい乗っていませんでしたが、空の便を使えば早いものですね。羽田から1時間半もすれば着いてしまうと言うのだから、新幹線で大阪に行くよりも近かったような気がします。まあ、日帰りの予定でしたから家を出た時間も5時前とかなり早かったのですが、始発で行くよりは遅いですし、サークル入場の時間にも問題なく間に合ったので、それほどあくせくした旅でもなかったと思います。
私は横浜住まいなので京急線で羽田空港まで向かったのだけど、そういえば新しくなった蒲田駅に降りるのは初めてでしたね。Pioに行くときはいつもJRの駅から歩きますし、ホームが上になったのは知っていたけど、なんか最新型って感じがして新鮮だった。流石に日曜の朝ともなれば電車も空いていて、特に疲れることなく羽田空港に到着。駅から少しは歩くのかな? と思ったら、普通に直結されていて、あっという間に空港内へ入れました。飛行機に乗ったのも15年ぶりなら、空港に来たのも15年ぶりなので、新しくなった羽田空港にも初めて来るんですよね。もっとも、旧来の空港を覚えているのかと言えば、一欠片も覚えてなどいないのですけど。
到着した時点で6時半前、登場する飛行機は7時20分出発でしたから、結構時間がありました。まあ、お金もないですから朝食を食べたり、機内で食べる弁当を買ったりはしなかったのですが、お土産コーナーはちょっと覗いたりしました。現地で会う人への土産物は事前に百貨店で買っていたのだけど、全く同じメーカーのがあって、ここで買っても良かったかなと苦笑したり。世の中には空港の土産物だと不満を覚える人もいると言うけど、私は結構なバリエーションだと思います。
そうしていると時間も良い感じになってきたので、保安検査を済ませて搭乗ロビーへ。スマホでタッチすればチケットはいらないというのだから、搭乗手続きも楽になったものですね。私が乗ったのは日本航空、つまりJALの飛行機でしたが、クラスJはファーストクラスとか何やら会員と違って優先搭乗がなかった。所詮、1000円の追加料金なんてこんなものか。飲み物のサービスはあったけど、それだって一般席にも合ったような気がするし、結局、クラスJの利点はシートはちょっと良いぐらいだったのかも知れない。まあ、アップルジュース美味しかったですけど。
空の旅はそれなりに快適で、携帯やスマホなどの電子機器が使えないこともあってか寝て過ごしていました。一応、本を読んだりもしましたけど、朝が早かったこともあり眠くてね。それほど深い眠りではなかったものの、うつらうつらとしていたら福岡に到着していました。天気はあいにくの雨で、空はどんより雲がかかってましたけど、あまりにあっさりと付いてしまったものだから、九州に来たんだという実感がそれほどない。
飛行機を降りて空港内に入るも、時間がなかったことも合ってさっさと地下鉄に。目指す福岡ドーム、今はヤフオクドームという名前らしいですが、空港から直通のバスも出ているそうで、最初はそれの利用も考えました。なにせ、初めての土地ですし、いきなり地下鉄なんて乗れるのかと不安もあって。けど、直通バスの本数は少なかったし、地下鉄よりもずっと時間が掛かるということもあり、断念することに。飛行機が定刻よりも早く着いたから、乗れないこともなかったんだけどね。まあ、地下鉄ぐらい乗れずにどうするんだという気持ちもあった。
地下鉄に乗って福岡空港駅からドームのある唐人町駅へ。途中、博多とか天神とか聞いたことのある駅を通り過ぎて、20分と少しだったかな? それぐらい乗っていたら、目的の駅へ到着しました。普段は野球で賑わっているであろう街ですが、それほど大きな駅でもなかった気がする。降りると、同じ穴の狢と思われる方々が結構いたので、その流れに着いていく感じで私もドームを目指すことに。そういえば、インテックス大阪に行ったときも同じ方法を使ったな。
聞いた話によると福岡ドーム前も結構賑わいのある場所らしいけど、朝が早いためか、それとも雨という天候が影響してか、シティ参加者以外は特に人を見かけませんでした。私は野球場なんて横浜スタジアムに1、2回ほど行ったことがあるだけですが、福岡ドームは住宅街の先にあるんですね。これは珍しいことなのかどうか私には分かりませんけど、潮の香りがしたのは海の近くだったからだろうか?
福岡ドームは東京ドームよりも広くて大きいそうですが、まさか同人誌即売会で訪れることになろうとは思いもしなかった。所謂マウンドというものに机と椅子を並べて、そこに足を踏み入れるというのだから、滅多にない機会でしょう。頒布物の大部分は事前に宅急便で送りましたが、偶然にもスペースと受け取り場所が近かったので楽に回収することが出来た。
参加者の男女比は半々か、それとも6:4か、シティだけ合って女性参加者が多い印象を受けましたね。むしろ、シティにしては男性が多いと言った方が正解なのか、まあ、どちらにせよ私にとってはアウェイの地です。出し物のメインもヨスガ本だし、ヴァニタス本も持って行きはしましたけど……これはさっぱりダメだった。
ずっとスペースにいたので、つまり買い物をしなかったから全体の傾向などは調べてないんだけど、悪天候も影響したのか、そこまで盛り上がっている印象はなかったかな。例えばこみっくトレジャー、あれはサークル参加の規模で福岡シティよりも1000は少ないはずだけど、冬コミのすぐ後という日程もあってか、結構な賑わいだったと思う。勿論、完全な男性向けで、混在が少ないというのも大きかったのだろうけど、私のジャンルで参加するにはやっぱりシティは少し敷居が高かったかもね。単純にアウェイという意味以上に、イベントの客層が適していなかった面もある。
そういったことを考えると、所謂商業ベースの考えで参加するには無理のあるイベントだったかも知れない。勿論、私は観光気分で参加していますから、本の売り上げ等にはそれほど拘りもなかったんですが、やっぱり作り手として本がさっぱり売れないのは悲しいですからね。ジャンルが古いというのもあるんでしょうが、単純にイラスト集なんかは結構な数を頒布しましたから、興味ある人は持ってるというのが実情だったのかも知れません。実際に、去年の夏コミで買ったという方もいましたし。
面白かったのは、私をwingheartさんと勘違いする方が少なからずいたことだろうか。友人のフリーイラストレーターなんですが、春日野穹イラスト集の表紙を担当されていて、まあ、表紙だから目立つじゃないですか。それに彼はpixivやニコニコ静画、あるいはニコ生での活動で名と絵が知られていますから、有名なんですね。だから、表紙絵だけ見て勘違いする人も多かったと言うことで、私は苦笑しつつも訂正したりしました。ついでに彼は今年の夏コミに参加するから、さっとスペース番号調べて教えて上げたりね。けど、九州の人にも知られていることを考えると、所謂イラスト投稿サイトの効果も馬鹿に出来ないな。もっとも、彼は商業活動もしている人だから、そっち方面でという可能性も十分にありますけど。
私が福岡シティに参加した理由は幾つかありますけど、その内の一つに知り合いのサークルに挨拶をするというのがありました。むしろ、今回はこれがメインだったような気もしますが、春日野穹イラスト集に参加された方で、福岡をメインに活動されているサークルさんがいましてね。場所が場所だけに直接お礼を言うのがなかなか出来ず、こんな機会でもないと会うことも出来なさそうだったので、思い切ってイベントに参加してみた、というのがあります。
その甲斐あって無事会うことが出来、新刊とかも交換できたのだけど、やっぱりこういう人との出会いは良いものですね。今はネット環境が整っていますから、顔を知らない友人、知人というのは結構増えたと思いますけど、それだけに直接顔を合わせて話す機会というのは貴重なのではなかろうか。
頂いた新刊は創作系のイラスト本だったんですが、いやはや見事なカラー本でした。漫画本に比較してイラスト本はそれほど読む機会がないのだけど、何というか綺麗だね。月並みな表現であれだけど、綺麗かつ可愛いと言いますか……物書きのくせに語彙が少なくてダメだな。次の本も楽しみだと、そう思えるだけの魅力って素敵だよね。あまり委託とかもされない方だから、こうやって本を読むことのできる機会も大事にしたいものです。
結局会場には15時前ぐらいまでいたのかな? 14時半には撤収準備を始めていた気がするけど、色々と勉強になりました。在庫という名の荷物を宅急便で送って、知り合いのサークルに挨拶を済ませたら会場を出る。相変わらず雨は降っていたけど、またいつか来られたら良いですね。
福岡ドームを後にして、次に向かったのは天神でした。福岡天神、まあ、有名な繁華街な訳ですが、実は福岡出身のとある声優さんから、色々と美味しいお店とかを教えて貰いましてね。朝から何も食べてなかったし、まあ、ラーメンでも食おうじゃないかと思いまして。私はさほど麺類を食べる方ではないのですが、別に嫌いというわけじゃないし、福岡と言えばとんこつラーメンというイメージがあるじゃないですか。折角だから食べに言ったのだけど、時刻が昼過ぎ、夕方前と言うこともあってか、店は結構空いてましたね。麺の堅さもスープのこってり度も普通で頼みましたが、何というか駄菓子みたいな麺というのはなかなかに的を射た表現だと思った。
腹ごなしを済ませた後は、友人が紹介してくれた餃子屋が開店する時間まで暇つぶしをしようとしたのだけど、何とこの餃子屋、日曜日は定休日らしい。友人はコンサートとかで前日入りする人だから、きっと知らなかったに違いない。仕方がないので土産物を見るついでに、大丸へ行きました。ここの四川飯店のイートインが美味しいとのことでしたが、私はついつい唐揚げに惹かれてしまった。餃子屋が休みなら、もっと早く帰れたかなと思いつつお土産を色々と買う。別に空港で買っても良いのだけど、なんとなく百貨店で買うのが好きでね。
大丸を後にして、次に向かったのはメロンブックス福岡店。本当はアニメイトも行こうと思ったんだけど、メロンで少なからず長居をしてしまったため、アニメイトはまた今度ということにしました。福岡店は雑居ビルの三階にありましたが、店舗としてはかなり良かったですね。フロア内が良く計算されてるというか、秋葉原店みたいな動きにくさ見たいのがなくて、かなりスッキリとした印象を覚えました。折角なので本を1冊買って帰りましたが、こういう店なら色々とやりやすいのにね。まあ、横浜店は5~6階の階をまたいだ2フロアですから、仕方ない面もあるんですが……最近は色々棚の配置を換えて、フロアを広くすることを心がけてるみたいですけどね。
天神を後にして、福岡空港へ。夕食を食べたいところだったけど、空港内の飲食店は高いのと、思いの外買い物をしてしまったのでケチることに。着いたときは全然見られなかった空港探索ですが、帰りに調べてみると面白い本屋がありました。福岡空港限定の本屋らしいのだけど、置いてある本がまさに旅のお供って感じでね。子供用か、児童書の最新刊などもあったりして、かなり分かっているラインナップでした。折角なら何か買って帰りたかったけど、メロンに続いて天神の本屋でも1冊買っていたから、断念しました。
日帰りと言うこともあって最後はやや忙しなかったけど、良い旅でした。帰りの飛行機は少し遅れて、横浜に帰り着いたのは23時近くでしたが、たまにはこんなことがあっても良いですね。さて、次はどこに行こうかな。
私は横浜住まいなので京急線で羽田空港まで向かったのだけど、そういえば新しくなった蒲田駅に降りるのは初めてでしたね。Pioに行くときはいつもJRの駅から歩きますし、ホームが上になったのは知っていたけど、なんか最新型って感じがして新鮮だった。流石に日曜の朝ともなれば電車も空いていて、特に疲れることなく羽田空港に到着。駅から少しは歩くのかな? と思ったら、普通に直結されていて、あっという間に空港内へ入れました。飛行機に乗ったのも15年ぶりなら、空港に来たのも15年ぶりなので、新しくなった羽田空港にも初めて来るんですよね。もっとも、旧来の空港を覚えているのかと言えば、一欠片も覚えてなどいないのですけど。
到着した時点で6時半前、登場する飛行機は7時20分出発でしたから、結構時間がありました。まあ、お金もないですから朝食を食べたり、機内で食べる弁当を買ったりはしなかったのですが、お土産コーナーはちょっと覗いたりしました。現地で会う人への土産物は事前に百貨店で買っていたのだけど、全く同じメーカーのがあって、ここで買っても良かったかなと苦笑したり。世の中には空港の土産物だと不満を覚える人もいると言うけど、私は結構なバリエーションだと思います。
そうしていると時間も良い感じになってきたので、保安検査を済ませて搭乗ロビーへ。スマホでタッチすればチケットはいらないというのだから、搭乗手続きも楽になったものですね。私が乗ったのは日本航空、つまりJALの飛行機でしたが、クラスJはファーストクラスとか何やら会員と違って優先搭乗がなかった。所詮、1000円の追加料金なんてこんなものか。飲み物のサービスはあったけど、それだって一般席にも合ったような気がするし、結局、クラスJの利点はシートはちょっと良いぐらいだったのかも知れない。まあ、アップルジュース美味しかったですけど。
空の旅はそれなりに快適で、携帯やスマホなどの電子機器が使えないこともあってか寝て過ごしていました。一応、本を読んだりもしましたけど、朝が早かったこともあり眠くてね。それほど深い眠りではなかったものの、うつらうつらとしていたら福岡に到着していました。天気はあいにくの雨で、空はどんより雲がかかってましたけど、あまりにあっさりと付いてしまったものだから、九州に来たんだという実感がそれほどない。
飛行機を降りて空港内に入るも、時間がなかったことも合ってさっさと地下鉄に。目指す福岡ドーム、今はヤフオクドームという名前らしいですが、空港から直通のバスも出ているそうで、最初はそれの利用も考えました。なにせ、初めての土地ですし、いきなり地下鉄なんて乗れるのかと不安もあって。けど、直通バスの本数は少なかったし、地下鉄よりもずっと時間が掛かるということもあり、断念することに。飛行機が定刻よりも早く着いたから、乗れないこともなかったんだけどね。まあ、地下鉄ぐらい乗れずにどうするんだという気持ちもあった。
地下鉄に乗って福岡空港駅からドームのある唐人町駅へ。途中、博多とか天神とか聞いたことのある駅を通り過ぎて、20分と少しだったかな? それぐらい乗っていたら、目的の駅へ到着しました。普段は野球で賑わっているであろう街ですが、それほど大きな駅でもなかった気がする。降りると、同じ穴の狢と思われる方々が結構いたので、その流れに着いていく感じで私もドームを目指すことに。そういえば、インテックス大阪に行ったときも同じ方法を使ったな。
聞いた話によると福岡ドーム前も結構賑わいのある場所らしいけど、朝が早いためか、それとも雨という天候が影響してか、シティ参加者以外は特に人を見かけませんでした。私は野球場なんて横浜スタジアムに1、2回ほど行ったことがあるだけですが、福岡ドームは住宅街の先にあるんですね。これは珍しいことなのかどうか私には分かりませんけど、潮の香りがしたのは海の近くだったからだろうか?
福岡ドームは東京ドームよりも広くて大きいそうですが、まさか同人誌即売会で訪れることになろうとは思いもしなかった。所謂マウンドというものに机と椅子を並べて、そこに足を踏み入れるというのだから、滅多にない機会でしょう。頒布物の大部分は事前に宅急便で送りましたが、偶然にもスペースと受け取り場所が近かったので楽に回収することが出来た。
参加者の男女比は半々か、それとも6:4か、シティだけ合って女性参加者が多い印象を受けましたね。むしろ、シティにしては男性が多いと言った方が正解なのか、まあ、どちらにせよ私にとってはアウェイの地です。出し物のメインもヨスガ本だし、ヴァニタス本も持って行きはしましたけど……これはさっぱりダメだった。
ずっとスペースにいたので、つまり買い物をしなかったから全体の傾向などは調べてないんだけど、悪天候も影響したのか、そこまで盛り上がっている印象はなかったかな。例えばこみっくトレジャー、あれはサークル参加の規模で福岡シティよりも1000は少ないはずだけど、冬コミのすぐ後という日程もあってか、結構な賑わいだったと思う。勿論、完全な男性向けで、混在が少ないというのも大きかったのだろうけど、私のジャンルで参加するにはやっぱりシティは少し敷居が高かったかもね。単純にアウェイという意味以上に、イベントの客層が適していなかった面もある。
そういったことを考えると、所謂商業ベースの考えで参加するには無理のあるイベントだったかも知れない。勿論、私は観光気分で参加していますから、本の売り上げ等にはそれほど拘りもなかったんですが、やっぱり作り手として本がさっぱり売れないのは悲しいですからね。ジャンルが古いというのもあるんでしょうが、単純にイラスト集なんかは結構な数を頒布しましたから、興味ある人は持ってるというのが実情だったのかも知れません。実際に、去年の夏コミで買ったという方もいましたし。
面白かったのは、私をwingheartさんと勘違いする方が少なからずいたことだろうか。友人のフリーイラストレーターなんですが、春日野穹イラスト集の表紙を担当されていて、まあ、表紙だから目立つじゃないですか。それに彼はpixivやニコニコ静画、あるいはニコ生での活動で名と絵が知られていますから、有名なんですね。だから、表紙絵だけ見て勘違いする人も多かったと言うことで、私は苦笑しつつも訂正したりしました。ついでに彼は今年の夏コミに参加するから、さっとスペース番号調べて教えて上げたりね。けど、九州の人にも知られていることを考えると、所謂イラスト投稿サイトの効果も馬鹿に出来ないな。もっとも、彼は商業活動もしている人だから、そっち方面でという可能性も十分にありますけど。
私が福岡シティに参加した理由は幾つかありますけど、その内の一つに知り合いのサークルに挨拶をするというのがありました。むしろ、今回はこれがメインだったような気もしますが、春日野穹イラスト集に参加された方で、福岡をメインに活動されているサークルさんがいましてね。場所が場所だけに直接お礼を言うのがなかなか出来ず、こんな機会でもないと会うことも出来なさそうだったので、思い切ってイベントに参加してみた、というのがあります。
その甲斐あって無事会うことが出来、新刊とかも交換できたのだけど、やっぱりこういう人との出会いは良いものですね。今はネット環境が整っていますから、顔を知らない友人、知人というのは結構増えたと思いますけど、それだけに直接顔を合わせて話す機会というのは貴重なのではなかろうか。
頂いた新刊は創作系のイラスト本だったんですが、いやはや見事なカラー本でした。漫画本に比較してイラスト本はそれほど読む機会がないのだけど、何というか綺麗だね。月並みな表現であれだけど、綺麗かつ可愛いと言いますか……物書きのくせに語彙が少なくてダメだな。次の本も楽しみだと、そう思えるだけの魅力って素敵だよね。あまり委託とかもされない方だから、こうやって本を読むことのできる機会も大事にしたいものです。
結局会場には15時前ぐらいまでいたのかな? 14時半には撤収準備を始めていた気がするけど、色々と勉強になりました。在庫という名の荷物を宅急便で送って、知り合いのサークルに挨拶を済ませたら会場を出る。相変わらず雨は降っていたけど、またいつか来られたら良いですね。
福岡ドームを後にして、次に向かったのは天神でした。福岡天神、まあ、有名な繁華街な訳ですが、実は福岡出身のとある声優さんから、色々と美味しいお店とかを教えて貰いましてね。朝から何も食べてなかったし、まあ、ラーメンでも食おうじゃないかと思いまして。私はさほど麺類を食べる方ではないのですが、別に嫌いというわけじゃないし、福岡と言えばとんこつラーメンというイメージがあるじゃないですか。折角だから食べに言ったのだけど、時刻が昼過ぎ、夕方前と言うこともあってか、店は結構空いてましたね。麺の堅さもスープのこってり度も普通で頼みましたが、何というか駄菓子みたいな麺というのはなかなかに的を射た表現だと思った。
腹ごなしを済ませた後は、友人が紹介してくれた餃子屋が開店する時間まで暇つぶしをしようとしたのだけど、何とこの餃子屋、日曜日は定休日らしい。友人はコンサートとかで前日入りする人だから、きっと知らなかったに違いない。仕方がないので土産物を見るついでに、大丸へ行きました。ここの四川飯店のイートインが美味しいとのことでしたが、私はついつい唐揚げに惹かれてしまった。餃子屋が休みなら、もっと早く帰れたかなと思いつつお土産を色々と買う。別に空港で買っても良いのだけど、なんとなく百貨店で買うのが好きでね。
大丸を後にして、次に向かったのはメロンブックス福岡店。本当はアニメイトも行こうと思ったんだけど、メロンで少なからず長居をしてしまったため、アニメイトはまた今度ということにしました。福岡店は雑居ビルの三階にありましたが、店舗としてはかなり良かったですね。フロア内が良く計算されてるというか、秋葉原店みたいな動きにくさ見たいのがなくて、かなりスッキリとした印象を覚えました。折角なので本を1冊買って帰りましたが、こういう店なら色々とやりやすいのにね。まあ、横浜店は5~6階の階をまたいだ2フロアですから、仕方ない面もあるんですが……最近は色々棚の配置を換えて、フロアを広くすることを心がけてるみたいですけどね。
天神を後にして、福岡空港へ。夕食を食べたいところだったけど、空港内の飲食店は高いのと、思いの外買い物をしてしまったのでケチることに。着いたときは全然見られなかった空港探索ですが、帰りに調べてみると面白い本屋がありました。福岡空港限定の本屋らしいのだけど、置いてある本がまさに旅のお供って感じでね。子供用か、児童書の最新刊などもあったりして、かなり分かっているラインナップでした。折角なら何か買って帰りたかったけど、メロンに続いて天神の本屋でも1冊買っていたから、断念しました。
日帰りと言うこともあって最後はやや忙しなかったけど、良い旅でした。帰りの飛行機は少し遅れて、横浜に帰り着いたのは23時近くでしたが、たまにはこんなことがあっても良いですね。さて、次はどこに行こうかな。
COMIC CITY福岡32 参加情報
2013年6月1日 アニメ・マンガ
6月になりました。月あかの感想日記と行きたいところですが、先に福岡COMIC CITY32の参加情報について載せておこうと思います。新刊は特に用意していませんが、コミ1新刊や昨年のコミケ既刊、それに幾つかの蔵出しが出来れば良いかなと考えています。基本はヨスガ本を各種持っていく形になりますが、その他にも在庫が無いわけではないので。まあ、流石にロクゼロ本は残ってないけど、ポスターとかは発掘したのでね。
以下が、現状決まっている当日のお品書きになります。
今のところはこんな感じでしょうか? アシタノソラとヴァニタスの羊本はそれほど数が多いわけではありませんが、シャリテクロワール初の九州イベント参加ですし、そう簡単に無くなることはないかと思います。ただ、確実に欲しいという方はお早めにどうぞという感じ。まあ、そんな人がいるのかどうかは知りませんが……実際問題、カタログが手元にないので、どんなサークルが参加するのかとか、あまりよく分かってないんですよね。一応pixivで調べたり、過去のイベント模様を確認したりもしてるんだけど、シティには珍しくオールジャンル、つまり男性向けが重視されてます。メインビジュアルが俺妹とはがないであることからも、その傾向が分かりますね。
だからこそ私も申し込みをしてみたんだけど、百聞は一見にしかずとも言いますし、実際どんなイベントなのかは当日まで分からないと思います。私はお品書きを見ての通り、いつもと変わらずギャルゲージャンルでの参加になりますが、果たしてヨスガ本等は九州の地でも通用するのでしょうか? イラスト集はともかく、他は小説本だしね。メインにヨスガにしても原作は今年で5周年になりますし、ジャンルとしての鮮度も流石に……とまあ、不安要素ばかり並べてるのもあれか。基本的に観光感覚で行ってきますから、交通費分ぐらい本が頒布できれば良いなと思っておきます。
ちなみに春日野穹イラスト集に関しては、このイベントで頒布終了を予定しています。まだ具体的なことは詰めてないんですが、在庫のあるなしにかかわらず、イベント頒布に関してはシャリテクロワールでの取り扱いをやめる感じで。色々理由はありますが、詳しくはシティが終わってからにします。
出し物に関してはギリギリまで調整しますが、そういや夏ペル本も片手で数えられる程度には残ってたかな……? 一応、冬コミ新刊ということになるんでしょうが、あれも持って行った方が良いのかな。九州はminori勢がそれほどいないという話を聞いたことあるけど、まあ、ほんの数冊だしあれも荷物に入れておくか。お品書きにない本がどんどん追加されてるけど、蔵出しが基本だから、ほとんどの本が10冊に満たない冊数だと思います。
他にも、「この本の在庫ありませんか?」というのがありましたら、メールかツイッターで訊いてくれれば探してみます。ちなみにロクゼロ本と、ヨスガ本1~2はないです。これは先に書いておきます。それ以外であれば、探せば1冊ぐらい余分に出てくるんじゃないだろうか。折角の九州だし、色々出せれば良いですね。
それでは皆様、当日はよろしくお願いします。
以下が、現状決まっている当日のお品書きになります。
イベント名:COMIC CITY福岡32
日時:2013年6月9日(日)
会場:ヤフオクドーム(福岡ドーム)
スペース番号:E-18a
サークル名:シャリテクロワール
コミ1新刊
アシタノソラ
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:500円
総ページ数:60P
サイズ:A5判
備考:ヨスガノソラ本第10弾。シリーズ完結となる最終巻。
既刊
春日野穹イラスト集-蒼穹-
ジャンル:ヨスガノソラ
イベント価格:1000円
総ページ数:28P
サイズ:A4判
備考:ヨスガノソラ合同誌第2弾。総勢16名の穹好きによる、穹好きのための、春日野穹フルカラーイラスト集。
ヴァニタスの羊~ラインケ狐の伝説~
ジャンル:ヴァニタスの羊
イベント価格:1000円
総ページ数:152P
サイズ:文庫判
備考:Rococo Works最終作、ヴァニタスの羊の二次創作小説。カバー付き文庫本。
当日の諸注意
イベント当日は釣り銭不足が予想されます。
1万円等の大きなお札の使用は控え、小銭を用意し、なるべくピッタシに払って頂けると売り子が大変助かります。
尚、今回は一人で参加するため、時間帯によってはスペースを閉めている場合があるかと思いますが、その点はご了承ください。ご用の方は午前中にお願いします。
今のところはこんな感じでしょうか? アシタノソラとヴァニタスの羊本はそれほど数が多いわけではありませんが、シャリテクロワール初の九州イベント参加ですし、そう簡単に無くなることはないかと思います。ただ、確実に欲しいという方はお早めにどうぞという感じ。まあ、そんな人がいるのかどうかは知りませんが……実際問題、カタログが手元にないので、どんなサークルが参加するのかとか、あまりよく分かってないんですよね。一応pixivで調べたり、過去のイベント模様を確認したりもしてるんだけど、シティには珍しくオールジャンル、つまり男性向けが重視されてます。メインビジュアルが俺妹とはがないであることからも、その傾向が分かりますね。
だからこそ私も申し込みをしてみたんだけど、百聞は一見にしかずとも言いますし、実際どんなイベントなのかは当日まで分からないと思います。私はお品書きを見ての通り、いつもと変わらずギャルゲージャンルでの参加になりますが、果たしてヨスガ本等は九州の地でも通用するのでしょうか? イラスト集はともかく、他は小説本だしね。メインにヨスガにしても原作は今年で5周年になりますし、ジャンルとしての鮮度も流石に……とまあ、不安要素ばかり並べてるのもあれか。基本的に観光感覚で行ってきますから、交通費分ぐらい本が頒布できれば良いなと思っておきます。
ちなみに春日野穹イラスト集に関しては、このイベントで頒布終了を予定しています。まだ具体的なことは詰めてないんですが、在庫のあるなしにかかわらず、イベント頒布に関してはシャリテクロワールでの取り扱いをやめる感じで。色々理由はありますが、詳しくはシティが終わってからにします。
出し物に関してはギリギリまで調整しますが、そういや夏ペル本も片手で数えられる程度には残ってたかな……? 一応、冬コミ新刊ということになるんでしょうが、あれも持って行った方が良いのかな。九州はminori勢がそれほどいないという話を聞いたことあるけど、まあ、ほんの数冊だしあれも荷物に入れておくか。お品書きにない本がどんどん追加されてるけど、蔵出しが基本だから、ほとんどの本が10冊に満たない冊数だと思います。
他にも、「この本の在庫ありませんか?」というのがありましたら、メールかツイッターで訊いてくれれば探してみます。ちなみにロクゼロ本と、ヨスガ本1~2はないです。これは先に書いておきます。それ以外であれば、探せば1冊ぐらい余分に出てくるんじゃないだろうか。折角の九州だし、色々出せれば良いですね。
それでは皆様、当日はよろしくお願いします。
月あかりを集めながら
2013年5月31日 アニメ・マンガ5月31日、今日は月末エロゲの日です。本当は買う物も少ないから休む予定はなかったんだけど、このところはは嫌なことが多すぎたので、買い物で少し発散しようかなと思って休暇を取りました。とはいえ、今月は月あかりランチ以外にはレミニセンスぐらいしか買う予定がなかったし、興味がないものを追加しても仕方ないので、開き直って月あかりランチを特典と抽選会目当てに複数購入することにしました。
ソフマップ川崎が閉店したことはこの日記にも書いたかも知れませんが、新作エロゲの予約のみを受け付けていた川崎店が閉店したことは、私のエロゲ購入ルートにおいて結構な痛手で、今回は秋葉原だけでほぼ全てを完結させざるを得ませんでした。横浜で買うこと、予約することは決して難しくもないのだけど、月あかりランチに関していえば秋葉原で購入者対象のイベントがありましたから、どちらにせよ秋葉原に集中させた方が良いんですよ。月あかに限った話でもないですが、メロンブックス2号店も出来たことだし、これからは秋葉原の利用頻度も高くなると思います。
そんな私が最初に向かったのはトレーダーなんですが、京浜東北線で人身事故があった影響で電車のダイヤが大幅に乱れ、30分以上前に着く予定が、気付けば開店10分前というギリギリの時間になっていました。要するに遅刻したわけですが、リニューアルしたトレーダー3号店はそこまでの人でもなく、行列というほどではなかったかな。列に並んで開店時間まで待って、開店したら4階に上がってお会計。20分は掛からなかったと思いますが、店を出てから「あれ? フユのタペストリー入ってなくね?」と、特典の入れ忘れがあることに気付きました。特典目当てで買ってるのに、流石にこれはないだろうと店に急いで戻り、店員に事情を説明して特典を貰いました。結構なタイムロスでしたが、こればっかりは仕方ない。
次に並んだのはトレーダーと同じく10時開店だったげっちゅ屋で、こちらはトレーダーを超える行列が出来ていました。ここでは月あかに加えてレミニセンスを買う予定でしたが、まあ、とにかく列が進まないのね。人気店というのもありますが、げっちゅ屋は恐ろしいことにレジが1台しかないんですよ。だから、どうしたって列を捌くのに時間が掛かってしまう。結局、11時半近くをげっちゅ屋の列で過ごしていた気がします。
げっちゅ屋をなんとか終えた後は、すぐさまメロンブックス秋葉原2号店へ。メロンのエロゲ専門店ということで、予約はしていませんでしたが当日分ぐらいあるだろうと、月あかの一般販売分を買いに行きました。普通にあったわけですが、この店舗の特徴はエロゲフロアと書籍フロアが分かれていることで、狭い地下に二つのフロアがあるんですね。予約引き替えと一般販売の人がそこそこいたわけだけど、エロゲフロアのレジ1台で捌くのは効率が悪いと判断したのか、一般販売分の購入者を限定して、防犯を解除した上で書籍フロアの方に誘導を開始してました。私も一般販売分の人ですから、店員に連れられ隣のフロアに。
すると、そこには本日発売である夏空のペルセウスビジュアルファンブックが置いてあり、メロンブックス特典が付くことからも同時に購入しました。とらのあなも気になりはしたけど、あちらは通販で申し込んでいることもあってか、敢えて除かないことにしました。
メロンが終わった後は最後のなるはずだったメディオに。ここは列整理にもちょっとした小ネタを挟んでおり、暑いことと時間が掛かることを除けば優良店だと思うのですが、今回は結構早かったですね。赤ネクタイのタントゥーから助言を貰い、前々日ぐらいに駆け込み予約をしたのだけど、これで秋葉原で計4本を購入したことになります。しかも、私は公式通販でも買っていましたから、この時点で5本の購入証明を持っていました。
買い物を終えた後はお待ちかねの抽選会です。月あかりランチは購入者を対象とした発売記念イベントをやっており、購入レシート、または通販の注文書などを見せると1個に付き1回クジが引けます。賞品は昨年の夏コミセットに入っていたドラマCDや、目玉に描き下ろしの色紙などがありました。私は正直、色紙狙いだったのですが、まあ、5枚もあればドラマCDぐらい当たっても良いだろうと思ってた。ちなみに、残念賞はイベントCGをコピーしたペーパーね。
ソフマップ☆アキバ店の前に行くとレイヤーのおねーちゃんたちがクジ引きをやっていましたが、話を聞くところ未だに何の賞品もでてないらしい。チラ見した箱の中には、既に大してクジが入っていない。元々の量は知りませんが、これは当たる確率がかなり高いのではないか? と思い、いざクジ引きへと挑戦しました。
そして結果は全滅でした。レイヤーのおねーちゃんに「沢山引いてるのに……」と不憫な目で見られましたが、さしもの私もかなりショックで。クジ引き5回は、決して少ない数だとは思わないし、勿論もっと量を買っている人はいるんだろうけど、やっぱりクジを引くからには何かしら当たると思っている、当たって欲しいと思うわけじゃないですか。それがまあ、全滅してしまったわけで、残念賞ペーパー5枚を前に私は膝から崩れ落ちそうになったのだけど、このときムキになってしまったのがいけなかった。私はなにを思ったのか、「いいや、まだだ!」と、まだ購入していない、本来なら予定のなかった店舗に駆け込んで、更に2本を追加で購入してしまったのです。
もはや意地としか言いようがありませんが、私が5枚も引いたことでクジ引きの箱は殆どスッカラカンです。しかも、私が追加購入して戻ってきた時点でも、特に賞品は出ていなかった。後2枚、この2枚で何か出れば……と最後の望みを託しました。けれど、その希望は結果に結びつかなかった。
2枚の残念賞ペーパーを手渡してきたレイヤーのおねーちゃんが、「もっと、運の強い人連れてくると良いですよ」と嬉しくもなんともないアドバイスをくれましたけど、まあ、計7回を全滅している身としては、運がないことを実感もしますね。私らしい結果といえばそれまでだけど、こうして失意のうちに秋葉原から帰還しました。
帰宅後は開き直って月あかりランチのプレイを始めたわけですが、そういえば今日はコミケの当落発表もありましたね。正直、今回の夏コミからジャンルを変えたので少し不安だったのだけど、職場で待つよりは自宅の方が幾らか気持ちにも余裕があるというか、当選を確認しても飛び上がって喜んだりはしませんでした。先に福岡シティがあるから、そっちに集中しなければいけないという事情がそうさせたのかも知れないけど、コミケに受かったこと自体は嬉しいですね。これでコミケも落選していたら、私の運気もこれまでだったかも知れません。
月あかりランチの感想は別に書きますが、作品自体は私が望んでいたとおりのものが来たと思う。何というか、私は嘘偽りなくこの作品を好きになる。そんな気がするのです。
ソフマップ川崎が閉店したことはこの日記にも書いたかも知れませんが、新作エロゲの予約のみを受け付けていた川崎店が閉店したことは、私のエロゲ購入ルートにおいて結構な痛手で、今回は秋葉原だけでほぼ全てを完結させざるを得ませんでした。横浜で買うこと、予約することは決して難しくもないのだけど、月あかりランチに関していえば秋葉原で購入者対象のイベントがありましたから、どちらにせよ秋葉原に集中させた方が良いんですよ。月あかに限った話でもないですが、メロンブックス2号店も出来たことだし、これからは秋葉原の利用頻度も高くなると思います。
そんな私が最初に向かったのはトレーダーなんですが、京浜東北線で人身事故があった影響で電車のダイヤが大幅に乱れ、30分以上前に着く予定が、気付けば開店10分前というギリギリの時間になっていました。要するに遅刻したわけですが、リニューアルしたトレーダー3号店はそこまでの人でもなく、行列というほどではなかったかな。列に並んで開店時間まで待って、開店したら4階に上がってお会計。20分は掛からなかったと思いますが、店を出てから「あれ? フユのタペストリー入ってなくね?」と、特典の入れ忘れがあることに気付きました。特典目当てで買ってるのに、流石にこれはないだろうと店に急いで戻り、店員に事情を説明して特典を貰いました。結構なタイムロスでしたが、こればっかりは仕方ない。
次に並んだのはトレーダーと同じく10時開店だったげっちゅ屋で、こちらはトレーダーを超える行列が出来ていました。ここでは月あかに加えてレミニセンスを買う予定でしたが、まあ、とにかく列が進まないのね。人気店というのもありますが、げっちゅ屋は恐ろしいことにレジが1台しかないんですよ。だから、どうしたって列を捌くのに時間が掛かってしまう。結局、11時半近くをげっちゅ屋の列で過ごしていた気がします。
げっちゅ屋をなんとか終えた後は、すぐさまメロンブックス秋葉原2号店へ。メロンのエロゲ専門店ということで、予約はしていませんでしたが当日分ぐらいあるだろうと、月あかの一般販売分を買いに行きました。普通にあったわけですが、この店舗の特徴はエロゲフロアと書籍フロアが分かれていることで、狭い地下に二つのフロアがあるんですね。予約引き替えと一般販売の人がそこそこいたわけだけど、エロゲフロアのレジ1台で捌くのは効率が悪いと判断したのか、一般販売分の購入者を限定して、防犯を解除した上で書籍フロアの方に誘導を開始してました。私も一般販売分の人ですから、店員に連れられ隣のフロアに。
すると、そこには本日発売である夏空のペルセウスビジュアルファンブックが置いてあり、メロンブックス特典が付くことからも同時に購入しました。とらのあなも気になりはしたけど、あちらは通販で申し込んでいることもあってか、敢えて除かないことにしました。
メロンが終わった後は最後のなるはずだったメディオに。ここは列整理にもちょっとした小ネタを挟んでおり、暑いことと時間が掛かることを除けば優良店だと思うのですが、今回は結構早かったですね。赤ネクタイのタントゥーから助言を貰い、前々日ぐらいに駆け込み予約をしたのだけど、これで秋葉原で計4本を購入したことになります。しかも、私は公式通販でも買っていましたから、この時点で5本の購入証明を持っていました。
買い物を終えた後はお待ちかねの抽選会です。月あかりランチは購入者を対象とした発売記念イベントをやっており、購入レシート、または通販の注文書などを見せると1個に付き1回クジが引けます。賞品は昨年の夏コミセットに入っていたドラマCDや、目玉に描き下ろしの色紙などがありました。私は正直、色紙狙いだったのですが、まあ、5枚もあればドラマCDぐらい当たっても良いだろうと思ってた。ちなみに、残念賞はイベントCGをコピーしたペーパーね。
ソフマップ☆アキバ店の前に行くとレイヤーのおねーちゃんたちがクジ引きをやっていましたが、話を聞くところ未だに何の賞品もでてないらしい。チラ見した箱の中には、既に大してクジが入っていない。元々の量は知りませんが、これは当たる確率がかなり高いのではないか? と思い、いざクジ引きへと挑戦しました。
そして結果は全滅でした。レイヤーのおねーちゃんに「沢山引いてるのに……」と不憫な目で見られましたが、さしもの私もかなりショックで。クジ引き5回は、決して少ない数だとは思わないし、勿論もっと量を買っている人はいるんだろうけど、やっぱりクジを引くからには何かしら当たると思っている、当たって欲しいと思うわけじゃないですか。それがまあ、全滅してしまったわけで、残念賞ペーパー5枚を前に私は膝から崩れ落ちそうになったのだけど、このときムキになってしまったのがいけなかった。私はなにを思ったのか、「いいや、まだだ!」と、まだ購入していない、本来なら予定のなかった店舗に駆け込んで、更に2本を追加で購入してしまったのです。
もはや意地としか言いようがありませんが、私が5枚も引いたことでクジ引きの箱は殆どスッカラカンです。しかも、私が追加購入して戻ってきた時点でも、特に賞品は出ていなかった。後2枚、この2枚で何か出れば……と最後の望みを託しました。けれど、その希望は結果に結びつかなかった。
2枚の残念賞ペーパーを手渡してきたレイヤーのおねーちゃんが、「もっと、運の強い人連れてくると良いですよ」と嬉しくもなんともないアドバイスをくれましたけど、まあ、計7回を全滅している身としては、運がないことを実感もしますね。私らしい結果といえばそれまでだけど、こうして失意のうちに秋葉原から帰還しました。
帰宅後は開き直って月あかりランチのプレイを始めたわけですが、そういえば今日はコミケの当落発表もありましたね。正直、今回の夏コミからジャンルを変えたので少し不安だったのだけど、職場で待つよりは自宅の方が幾らか気持ちにも余裕があるというか、当選を確認しても飛び上がって喜んだりはしませんでした。先に福岡シティがあるから、そっちに集中しなければいけないという事情がそうさせたのかも知れないけど、コミケに受かったこと自体は嬉しいですね。これでコミケも落選していたら、私の運気もこれまでだったかも知れません。
月あかりランチの感想は別に書きますが、作品自体は私が望んでいたとおりのものが来たと思う。何というか、私は嘘偽りなくこの作品を好きになる。そんな気がするのです。
コミックシティ福岡32に当選しました
2013年5月20日 アニメ・マンガコミックシティ福岡に当選しました。なにを突然と思われるかも知れないけど、参加告知自体は前々から書いていた気がします。6月9日、場所は福岡ヤフードーム……今はヤフオクドームって言うんですか? 面倒くさいから福岡ドームと呼ぶことにしますが、そこで開催されます。所謂、赤ブーブー社主催の同人誌即売会で、私も去年コミックシティスパークに参加した経験があります。福岡のシティは地方イベントとしては規模が大きく、おそらく九州では最大でしょう。私はこれに一度出てみたくて、今回申し込んだというわけです。
同人誌即売会の為に遠征するというのはこれが初めてというわけではなく、たとえば今年の1月に大阪で行われたこみっくトレジャーに参加しました。あれも一度出てみたかったイベントの一つで、冬コミ明けというスケジュールの中で、なんとか参加まで漕ぎ着けたんですよね。当日は主に新幹線での移動でしたが、今度は飛行機だというのだから驚きだ。福岡自体は別に新幹線でも行けないことはないのですが、なにせ日帰りですからね。宿代ケチって日帰り旅行というわけで、新幹線だとサークル入場時間に間に合わないんですよ。前日から移動を開始すればどうにかなるとはいえ、そもそも新幹線は交通費が高すぎる。飛行機と比べて倍近い差がありますから、時間に余裕があったとしても飛行機を選択しただろうな。
まあ、飛行機なんて15年以上乗ってませんし、久しぶりに空の旅をしてみたかったというのもあるんだけど、実は結構緊張していたりします。今はLCCですか? かなり格安の航空チケットもあるそうですが、流石にそれはなんか怖いので、普通にJALで予約しました。どうせ1時間と少ししか乗らないんだから、席はエコノミーで十分と思っていたのだけど、都合良いのがなくて往復共にクラスJというのを取ってしまった。ファーストクラスほどではないですが、なんか良い席らしいですね。そういえば随分昔、HOOKのトークショーでやたらと推していたのがクラスJだった気がするけど、あまり良く覚えてません。乗るのが最後で、降りるのが最初とかだったかな? 色々サービスも付いて、普通席にプラス1000円だというのだから素敵ですね。まあ、私は落選することはないだろうと思って、かなり早めに席の予約をしたんだけど。早割の為とはいえ、仮に行けなくなったらどうするつもりだったんだろう。早割はキャンセル出来ないというのに。
当日の出し物についてですが、新刊があるかはちょっと分かりません。コミ1で出せなかった夏ペル本、じゃない、すぴぱら本についてはそのまま夏コミに回そうと思いますし、ごちうさ本もその予定だから、さてどうしたものかな。ここはあれですか、所謂準備号とかプレビュー本を用意すれば良いんですかね? 一応、即売会当日まで15日ぐらいありますが。
部屋の掃除していたらロクゼロ関係のポスターとか見つかったので、何ならそれを蔵出しで持って行っても良いのだけど……ヨスガ本頒布している横で、ロクゼロのポスターだけを置いててもなぁ。ロクゼロ系は本当に在庫がなくて、いや、あるにはあるんだけど、上下巻の上巻だけとか、中途半端なんですよね。セットで出せれば一番良いのだけど、あれって赤き閃光の英雄から読まないとよく分からないじゃないですか。でも、そっちが自分用以外に1冊も残ってなくて。逆襲の救世主の方は、後1~2セットほどあるんですけどね。
だから、当日はコミ1で出したヨスガノソラ本第10弾アシタノソラと、去年の夏コミで出した春日野穹イラスト集-蒼穹-がメインになるかと思います。イラスト集もそろそろ数が少なくなってきたので、今回のイベントで完売してくれると嬉しいんですが……こんな風に書くとまるで在庫を抱えているみたいだけど、実はそういうわけでもなくて、イラスト集は元々継続的に置いておける既刊が欲しくて、過剰に刷った部分があるんだよね。昨年の冬コミはヨスガ本落としちゃったわけだけど、それでもイラスト集があったから、ヨスガサークルとしては一応の格好が付いたわけだし。
正式な参加情報は、HPの更新と合わせて6月を予定しています。それまでに何か作れれば良いんですが、お近くにお住まいの方で6月9日にこれといった用事がないという人は、是非福岡ドームまで足をお運び下さい。サークル・シャリテクロワール初の九州遠征だし、多分、これが最初で最後になると思うから。その後のことは、まだ考えてません。夏コミ準備ということになるのでしょうが、それとは別に作りたい本が一つあるので、その辺りの調整をすることになると思います。つまり、新ジャンルという奴です。何であるかは、まだ書けませんが。
同人誌即売会の為に遠征するというのはこれが初めてというわけではなく、たとえば今年の1月に大阪で行われたこみっくトレジャーに参加しました。あれも一度出てみたかったイベントの一つで、冬コミ明けというスケジュールの中で、なんとか参加まで漕ぎ着けたんですよね。当日は主に新幹線での移動でしたが、今度は飛行機だというのだから驚きだ。福岡自体は別に新幹線でも行けないことはないのですが、なにせ日帰りですからね。宿代ケチって日帰り旅行というわけで、新幹線だとサークル入場時間に間に合わないんですよ。前日から移動を開始すればどうにかなるとはいえ、そもそも新幹線は交通費が高すぎる。飛行機と比べて倍近い差がありますから、時間に余裕があったとしても飛行機を選択しただろうな。
まあ、飛行機なんて15年以上乗ってませんし、久しぶりに空の旅をしてみたかったというのもあるんだけど、実は結構緊張していたりします。今はLCCですか? かなり格安の航空チケットもあるそうですが、流石にそれはなんか怖いので、普通にJALで予約しました。どうせ1時間と少ししか乗らないんだから、席はエコノミーで十分と思っていたのだけど、都合良いのがなくて往復共にクラスJというのを取ってしまった。ファーストクラスほどではないですが、なんか良い席らしいですね。そういえば随分昔、HOOKのトークショーでやたらと推していたのがクラスJだった気がするけど、あまり良く覚えてません。乗るのが最後で、降りるのが最初とかだったかな? 色々サービスも付いて、普通席にプラス1000円だというのだから素敵ですね。まあ、私は落選することはないだろうと思って、かなり早めに席の予約をしたんだけど。早割の為とはいえ、仮に行けなくなったらどうするつもりだったんだろう。早割はキャンセル出来ないというのに。
当日の出し物についてですが、新刊があるかはちょっと分かりません。コミ1で出せなかった夏ペル本、じゃない、すぴぱら本についてはそのまま夏コミに回そうと思いますし、ごちうさ本もその予定だから、さてどうしたものかな。ここはあれですか、所謂準備号とかプレビュー本を用意すれば良いんですかね? 一応、即売会当日まで15日ぐらいありますが。
部屋の掃除していたらロクゼロ関係のポスターとか見つかったので、何ならそれを蔵出しで持って行っても良いのだけど……ヨスガ本頒布している横で、ロクゼロのポスターだけを置いててもなぁ。ロクゼロ系は本当に在庫がなくて、いや、あるにはあるんだけど、上下巻の上巻だけとか、中途半端なんですよね。セットで出せれば一番良いのだけど、あれって赤き閃光の英雄から読まないとよく分からないじゃないですか。でも、そっちが自分用以外に1冊も残ってなくて。逆襲の救世主の方は、後1~2セットほどあるんですけどね。
だから、当日はコミ1で出したヨスガノソラ本第10弾アシタノソラと、去年の夏コミで出した春日野穹イラスト集-蒼穹-がメインになるかと思います。イラスト集もそろそろ数が少なくなってきたので、今回のイベントで完売してくれると嬉しいんですが……こんな風に書くとまるで在庫を抱えているみたいだけど、実はそういうわけでもなくて、イラスト集は元々継続的に置いておける既刊が欲しくて、過剰に刷った部分があるんだよね。昨年の冬コミはヨスガ本落としちゃったわけだけど、それでもイラスト集があったから、ヨスガサークルとしては一応の格好が付いたわけだし。
正式な参加情報は、HPの更新と合わせて6月を予定しています。それまでに何か作れれば良いんですが、お近くにお住まいの方で6月9日にこれといった用事がないという人は、是非福岡ドームまで足をお運び下さい。サークル・シャリテクロワール初の九州遠征だし、多分、これが最初で最後になると思うから。その後のことは、まだ考えてません。夏コミ準備ということになるのでしょうが、それとは別に作りたい本が一つあるので、その辺りの調整をすることになると思います。つまり、新ジャンルという奴です。何であるかは、まだ書けませんが。
スーパーヒーロー大戦Z スペシャルオールナイトイベント
2013年5月19日 アニメ・マンガ
スーパーヒーロー大戦Z スペシャルオールナイトイベントということで、22時10分開場、5時40分終演予定のイベントが始まりました。約7時間半という非常に長いイベントですが、入場者プレゼントとしてヒーロー大戦Zのポスターと、同時上映の3作品いずれかのポスターがセットになったものと、ポストカードを貰いました。まあ、5000円も払ってるんですから、それぐらいの特典があってしかるべきでしょうが、私も身内もポスターは無印大戦のものであり、私はギャバンが欲しかったので少し残念だった。何故か取れた真ん中の席に座るも、横一列は丸々空席でした。サイトでは埋まってたのに、欠席ということだろうか。
私は、なにせ突然誘われたイベントだったから、トークショーの出席者は石垣佑磨ぐらいしか知らなかったんだけど、司会としてショッカーO野が現れた瞬間に、「あぁ、このイベントは面白いな」と確信してしまった。久しぶりにその姿を見たけど、ショッカーO野の仕切りは面白いですからね。東映特撮のプロフェッショナルですし、長年の司会業他で培ってきた技術とセンスがありますから、とにかく話運びが面白いの。
他の参加者は前述の石垣佑磨もそうですが、大戦Zのアクション監督であるJAEのおぐらとしひろ、監督の金田治、大戦Zでギャバンtype-Gに入っていた石井靖見、ギャバンTHE MOVIEでtype-Gの中に入っていた浅井宏輔といったスーツアクターの二人もいました。これにショッカーO野の進行が加わるのだから、もう面白くないわけがない。
今回のイベントで私が疑問だったのは、どうしてゴーカイジャーvsギャバンではなく、レッツゴー仮面ライダーを上映するのか? ということだったんだけど、なるほど金田治監督作品を中心に選んでいたのですね。つまり、金田治映画祭といっても過言ではなく、それを聞いたら上映される映画のラインナップにも納得がいった。レッツゴーは劇場でもテレビでも観たことなかったけど、何気に良い作品だったし、結構満足しています。
トークショーで印象的な話は幾つかあるけど、浅井さんのギャバンに対する演技についてがちょっと面白かった。というのも、彼はギャバンTHE MOVIEだけじゃなく、ゴーカイジャーvsギャバンにおける、大場ギャバンの中も担当していたというのですが、その際に意識したのがかつてのギャバンではなく仮面ライダーBLACKだというのです。浅井さんは、お客さんが見たいのは30年前にテレビで活躍していたギャバンだろうけど、それを自分に置き換えたらどうだろうと悩み、自分が好きな仮面ライダーBLACKの演技を当てはめつつ、新しいギャバン像を作り上げたというのです。
実はギャバンではなく仮面ライダーBLACKだったという事実に、得心がいったように金田監督が苦笑します。ゴーカイジャーvsギャバンの監督は別の方がやられてましたが、映像自体は観たことがあるということで、浅井さんが作り上げた新ギャバン像に「なるほど、浅井はこんなギャバンにしたのか」と一度は思ったそうですが、今の話を聞いて「ありゃBLACKだな」と納得していました。何故なら、金田監督は仮面ライダーBLACKのアクション監督だったから。
私も帰宅後にゴーカイジャーvsギャバンを見直してみたのですが、言われてみると確かにBLACKっぽいわ。だからといってギャバンらしくないって訳じゃなかったし、上手く調和が取れていましたね。
後、印象的だったのはとにかく石垣さんの元気が良いと言うこと。声も大きく、夜だというのにテンションMAXで、観ていて気持ちが良かった。ギャバンTHE MOVIEと、そして大戦Zの主演だったわけだけど、本人曰く「俺も成長したな」という感じだったらしい。なにせ、THE MOVIEのときはまだ宇宙刑事見習いでしたし、ゴーバスターズのときは客演でしたからね。話自体はTHE MOVIEのときに貰っていたらしいけど、主演だとは聞かされていなかったらしく、台本を開いて自分の名前が最初にあったときは物凄く喜んだらしい。私も石垣ギャバンは大戦Zで完成されたような気がしないでもない。THE MOVIEはまだまだ未熟で、ゴーバスターズのときは脚本家があれだったのもあるんでしょうが、どこか荒っぽすぎた。そう考えると、今回の映画が人として、刑事として一番均整が取れていたように思う。
撮影中の秘話は色々あったけど、やっぱり石垣さんの苦労エピソードは面白いね。予告なしにいきなり吊されたり、引きずられたりと、唐突に決まることが多くて大変だったらしい。金田監督曰く、石垣さんがかなり動ける方だと聞いていたので、必然的にそういうシーンが多くなったとかなんとか。十文字撃が顔とかに傷を負うのも、石垣佑磨という男には傷が似合うということらしく、それについては大いに納得してしまった。だって、似合うんだもの。
スーツアクターの石井さんは大戦Zにおけるギャバンですが、これは浅井さんがスケジュールの都合から出られなかった為、ゴーバスターズで着用経験のある彼を、石垣さんが推薦したことによる抜擢らしい。勿論、それだけじゃないんでしょうが、おぐらさんから石井さんの起用を聞かされた金田監督は、最初誰だか分からなかったらしい。そりゃあ、JAEは人数多いですからね。幾ら社長でも把握しきれないかとは思いますが、それを聞いて「社長、今日名前だけでも覚えて帰って下さい!」とその場で訴えていた石井さんが切実だった。もっとも、社長は起用を聞かされた時点ですぐに調べ上げたそうですが。
石井さんもスーツアクターとしてはかなり動ける方で、キックボクシングの経験があるらしく、当初は蹴りを主体としたアクションに偏りがちだったという。だけど、金田監督曰くギャバンはそれほど蹴り技は使わないとのことで、すぐにパンチ主体のアクションに切り替えが行われたらしい。勿論、ギャバンがまったく蹴りを使わないというわけではなく、テレビシリーズでは普通に使ってるんですけど、全体の印象としては蹴りではないらしい。確かにまあ、キックといえばライダーですしね。
ギャバンの特長として、主演である石垣佑磨がとにかく動くということです。彼自身、屈強な肉体の持ち主であり、アクションシーンはJAEの面々に勝るとも劣らないものがあります。特に、大戦Zではとある事情から蒸着できないこともあってか、十文字撃がひたすら生身で戦うんですよ。釣られるし、引きずられるし、怪人たちとは殴り合うしと大活躍で。そして、そのアクションシーンのキレの良さときたら。もう格好いいのなんのって。
石垣さんの言葉で印象深いのは、「自分のアクションと、ギャバンのアクションがリンクしていなければいけない」ということで、その点、浅井さんや石井さんはとても波長が合ったらしい。そこまで考えて特撮ヒーローやってる人がどれだけいるかは知らないですが、ここ最近じゃ珍しいタイプなんじゃないでしょうか? そもそも、ライダーにしろ、戦隊にしろ、生身で戦うことが少ないですからね。なんていうか、アクションに命賭けてるなぁという感じがビシビシと伝わってきて、非常に好感が持てました。
石井さんと浅井さんによるギャバンの生ポージングや、関係者席にいた藤井祐伍さん巻き込んでのやり取りも楽しかったです。藤井さんは、ギャバンTHE MOVIEにおける初代ギャバンの中を担当している人で、登壇したら女性客から黄色う声援が上がるなど、かなり人気があるらしい。
そして、今回のイベントに参加して一番良かったと思える、ショッカーO野発案による即興アクションショー。監督がいて、アクション監督がいて、主演がいて、スーツアクターがいる。これはもうアクションやるしかないでしょう! ということで、どこまでが台本だったのかは知りませんが、あれは本当にその場のノリで出した気がするな。アクションチームによる話し合いと段取りが行われる中、金田監督の助言なども入って、即興にしてはかなり本格的なものになりました。シネマトゥデイに写真等の詳細が載っているので、興味がある人は観てみると良いんじゃないでしょうか。
1時間近くとボリュームたっぷりだったトークショーが終わり、10分の休憩を挟んだらいよいよ上映会が始まります。1本ごとに休憩が入るのかと思いきや、いきなりレッツゴーとヒーロー大戦の2本立てで上映を開始するとのことで、それこそ寝る間もない数時間が始まりました。私は前述のようにレッツゴーを観るのは初めてでしたが、オーズと電王が上手くクロスしており、タイムパラドックスの作品としては、矛盾や疑問は残るにしても、良く出来ていたように思う。特に興味がなかったにもかかわらず、いつの間にか熱中してしまった。まさか、ささきいさおが出てくるとは思いませんでしたよ。
話としては分かりやすいし、少年ライダー隊のノッコですか。彼女が出てきたとき、大体のオチは読めてしまったんですが、それを加味しても悪くなかったんじゃないかな。まあ、ショッカーグリードですか? そいつに1号、2号が倒されて、洗脳手術の果てに敵と化してしまったという展開には少なからず衝撃は受けましたが。
続いて、久しぶりに観たヒーロー大戦ですが、改めてみるとキャラの心理状態とか、考えていることがよく分かりますね。公開当時はスーパー戦隊とライダーがつぶし合いを行うという内容に、ショックを受けた子供が結構多かったらしく、親御さんを名乗る人物がTwitterでプロデュサーに文句を言うなどといった行為が話題になりましたね。あの頃はなにを大袈裟なと思っていたけど、見直してみるとその気持ちも分からないではない。士はまあ、あの通りの男ですから、いつものように大首領やってるよという感じだけど、マーベラスはね。ついこの前世界を救ったはずのヒーローが、思いっ切りダークヒーローになってるわけですから、子供心にショックを受けても不思議じゃないかも知れない。
なにせ、二人とも容赦なく殺し合いを行ってますから、あれ? こんなにハードだったっけ? と、私も苦笑してしまいました。まあ、どうせ裏で繋がってるんだろうとオチが見えていたこともあるんだろうけど、今回観てなるほどな、と思ったのも事実です。
ディケイドとディエンドの関係にもスポットが当てられましたが、士が最後に言いかけた台詞はリップサービスというか、本心ではないのでしょうね。彼としては暮らしす要塞の中で言った、いい加減卒業しろというのが本音であり、最後のあれは海東への慰めみたいなものです。それが分かっているだけに、彼は士の言葉を拒絶したんだろうな。身内の話では、最後に海東がディケイドのカードを持って行くのは、もうディケイドの映画を作らないことを意味しているらしいが、少し勿体ない気がしないでもない。
休憩を挟んでギャバンTHE MOVIEですが、実はこの映画ってつい先日ツタヤでBlu-ray版を借りて観たばかりだったんですよ。昨年末は原稿等が忙しくて、どうしても観に行く暇がなかったこともあり、どんなものかと思ってね。これが非常に面白くて、是非劇場で観たかった思っていただけに、今回のイベントはある意味で渡りに船でした。
THE MOVIEにおける石垣ギャバンは、主人公の十文字撃自体が宇宙刑事にスカウトされたばかりの見習いであることもあってか、かなり荒削りで未熟な面が目立ちます。勿論、スカウトされるぐらいですから相応の強さは持ってますし、宇宙刑事として平和を守ろうとする意思も持っているんですが、ここぞと言うときに精神的な甘さや脆さが出てしまう。まあ、的の背景を考えれば仕方のないことなんですが、この映画の良いところはクロスオーバーや客演でない、ギャバン単体の劇場作品として作られているところでしょう。ゴーカイジャーのときは、あくまでゴーカイジャーの世界にギャバンがやってきたという印象が強かったし、大戦Zはクロスオーバーだけに他作品との兼ね合いもあった。
その点、THE MOVIEはギャバン単体の映画ですから、そういうことを気にする必要もなく、テレビシリーズにおけるコミカルな一面などが再現されていましたね。トークショーの中で明らかになったシーンなどを確認しつつ、僅か数日前に観たばかりだというのに、普通に楽しんでしまった。
そして、エンドロールが流れて次は大戦Zというところで事件が起きました。なんと、エンドロール中に画面が固まり、消えてしまったのです。流石にざわつく会場ですが、時間が押しているのでエンディングをカットしたというわけではなさそうで、なんと劇場内の明かりまで付いてしまった。二本連続のはずなのに、これはいよいよ映写機の故障か? と思っていたら、後ろから声が。
「皆さん、これで映画終わりじゃないんで! ちょっとスタッフに訊いてきます」
と、どこかで聞いたことのある声を出しながら飛び出していったのは、なんとビックリ石垣佑磨さんでした。トークショーが終わった時点で、ショッカーO野含めて出演者は帰ったはずなのに、なんと彼はいつの間にか戻ってきて我々と映画を鑑賞していたらしい。身内の推測では、大戦Zはともかく、ギャバンTHE MOVIEをスクリーンで観る機会はなかなかないので、ついでに観ることにしたのではないか? ということでしが、私としては朝の4時過ぎにトークショーのときと変わらぬテンションや声量を保持していたことに驚きでした。私なんて、割と眠かったというのに。それにしても、トークショーが終わったらさっさと帰ってしまったファンの人は残念でしたね。
結局、機器の故障ということでしたが、調整をしてギャバンのエンドロールから再開しました。まあ、連続上映だったし、映写機にも負担が掛かっていたのでしょう。大戦Zは、5月の5日に一度観ましたけど、二度目の鑑賞ということで、主にギャバンを中心に見直しました。十文字撃が主人公の映画として見直すと、割と視点も定めやすかったですね。
ただ、私も流石に限界だったのか、最終決戦の辺りで寝オチしてしまい、ハッと気付いたときにはエンディングでした。ギャバンとシェリーは帰るところは観られたので良かったですが、宇宙星獣ドルやビック・マグナムのシーンが観られなかったのは残念だ。
終わったときには故障等もあったせいか5時55分近くになっており、私と身内は慌てて副都心線に向かい、6時2分の電車に乗って横浜へと帰りました。急がないと、キョウリュウジャーとウィザードに間に合わないそうだったのでね。もっとも、私は帰宅後すぐに寝てしまいましたけど。
何はともあれ、良いイベントでした。5000円の価値はあったと思います。惜しむらくは、トークショーで今後のギャバンの展開、たとえば映画第二弾などの発表があればと思ったんですが、今のところはなにもないのかな。良い作品であり、主演ですから、なにかしらの形で続いて欲しいものです。
私は、なにせ突然誘われたイベントだったから、トークショーの出席者は石垣佑磨ぐらいしか知らなかったんだけど、司会としてショッカーO野が現れた瞬間に、「あぁ、このイベントは面白いな」と確信してしまった。久しぶりにその姿を見たけど、ショッカーO野の仕切りは面白いですからね。東映特撮のプロフェッショナルですし、長年の司会業他で培ってきた技術とセンスがありますから、とにかく話運びが面白いの。
他の参加者は前述の石垣佑磨もそうですが、大戦Zのアクション監督であるJAEのおぐらとしひろ、監督の金田治、大戦Zでギャバンtype-Gに入っていた石井靖見、ギャバンTHE MOVIEでtype-Gの中に入っていた浅井宏輔といったスーツアクターの二人もいました。これにショッカーO野の進行が加わるのだから、もう面白くないわけがない。
今回のイベントで私が疑問だったのは、どうしてゴーカイジャーvsギャバンではなく、レッツゴー仮面ライダーを上映するのか? ということだったんだけど、なるほど金田治監督作品を中心に選んでいたのですね。つまり、金田治映画祭といっても過言ではなく、それを聞いたら上映される映画のラインナップにも納得がいった。レッツゴーは劇場でもテレビでも観たことなかったけど、何気に良い作品だったし、結構満足しています。
トークショーで印象的な話は幾つかあるけど、浅井さんのギャバンに対する演技についてがちょっと面白かった。というのも、彼はギャバンTHE MOVIEだけじゃなく、ゴーカイジャーvsギャバンにおける、大場ギャバンの中も担当していたというのですが、その際に意識したのがかつてのギャバンではなく仮面ライダーBLACKだというのです。浅井さんは、お客さんが見たいのは30年前にテレビで活躍していたギャバンだろうけど、それを自分に置き換えたらどうだろうと悩み、自分が好きな仮面ライダーBLACKの演技を当てはめつつ、新しいギャバン像を作り上げたというのです。
実はギャバンではなく仮面ライダーBLACKだったという事実に、得心がいったように金田監督が苦笑します。ゴーカイジャーvsギャバンの監督は別の方がやられてましたが、映像自体は観たことがあるということで、浅井さんが作り上げた新ギャバン像に「なるほど、浅井はこんなギャバンにしたのか」と一度は思ったそうですが、今の話を聞いて「ありゃBLACKだな」と納得していました。何故なら、金田監督は仮面ライダーBLACKのアクション監督だったから。
私も帰宅後にゴーカイジャーvsギャバンを見直してみたのですが、言われてみると確かにBLACKっぽいわ。だからといってギャバンらしくないって訳じゃなかったし、上手く調和が取れていましたね。
後、印象的だったのはとにかく石垣さんの元気が良いと言うこと。声も大きく、夜だというのにテンションMAXで、観ていて気持ちが良かった。ギャバンTHE MOVIEと、そして大戦Zの主演だったわけだけど、本人曰く「俺も成長したな」という感じだったらしい。なにせ、THE MOVIEのときはまだ宇宙刑事見習いでしたし、ゴーバスターズのときは客演でしたからね。話自体はTHE MOVIEのときに貰っていたらしいけど、主演だとは聞かされていなかったらしく、台本を開いて自分の名前が最初にあったときは物凄く喜んだらしい。私も石垣ギャバンは大戦Zで完成されたような気がしないでもない。THE MOVIEはまだまだ未熟で、ゴーバスターズのときは脚本家があれだったのもあるんでしょうが、どこか荒っぽすぎた。そう考えると、今回の映画が人として、刑事として一番均整が取れていたように思う。
撮影中の秘話は色々あったけど、やっぱり石垣さんの苦労エピソードは面白いね。予告なしにいきなり吊されたり、引きずられたりと、唐突に決まることが多くて大変だったらしい。金田監督曰く、石垣さんがかなり動ける方だと聞いていたので、必然的にそういうシーンが多くなったとかなんとか。十文字撃が顔とかに傷を負うのも、石垣佑磨という男には傷が似合うということらしく、それについては大いに納得してしまった。だって、似合うんだもの。
スーツアクターの石井さんは大戦Zにおけるギャバンですが、これは浅井さんがスケジュールの都合から出られなかった為、ゴーバスターズで着用経験のある彼を、石垣さんが推薦したことによる抜擢らしい。勿論、それだけじゃないんでしょうが、おぐらさんから石井さんの起用を聞かされた金田監督は、最初誰だか分からなかったらしい。そりゃあ、JAEは人数多いですからね。幾ら社長でも把握しきれないかとは思いますが、それを聞いて「社長、今日名前だけでも覚えて帰って下さい!」とその場で訴えていた石井さんが切実だった。もっとも、社長は起用を聞かされた時点ですぐに調べ上げたそうですが。
石井さんもスーツアクターとしてはかなり動ける方で、キックボクシングの経験があるらしく、当初は蹴りを主体としたアクションに偏りがちだったという。だけど、金田監督曰くギャバンはそれほど蹴り技は使わないとのことで、すぐにパンチ主体のアクションに切り替えが行われたらしい。勿論、ギャバンがまったく蹴りを使わないというわけではなく、テレビシリーズでは普通に使ってるんですけど、全体の印象としては蹴りではないらしい。確かにまあ、キックといえばライダーですしね。
ギャバンの特長として、主演である石垣佑磨がとにかく動くということです。彼自身、屈強な肉体の持ち主であり、アクションシーンはJAEの面々に勝るとも劣らないものがあります。特に、大戦Zではとある事情から蒸着できないこともあってか、十文字撃がひたすら生身で戦うんですよ。釣られるし、引きずられるし、怪人たちとは殴り合うしと大活躍で。そして、そのアクションシーンのキレの良さときたら。もう格好いいのなんのって。
石垣さんの言葉で印象深いのは、「自分のアクションと、ギャバンのアクションがリンクしていなければいけない」ということで、その点、浅井さんや石井さんはとても波長が合ったらしい。そこまで考えて特撮ヒーローやってる人がどれだけいるかは知らないですが、ここ最近じゃ珍しいタイプなんじゃないでしょうか? そもそも、ライダーにしろ、戦隊にしろ、生身で戦うことが少ないですからね。なんていうか、アクションに命賭けてるなぁという感じがビシビシと伝わってきて、非常に好感が持てました。
石井さんと浅井さんによるギャバンの生ポージングや、関係者席にいた藤井祐伍さん巻き込んでのやり取りも楽しかったです。藤井さんは、ギャバンTHE MOVIEにおける初代ギャバンの中を担当している人で、登壇したら女性客から黄色う声援が上がるなど、かなり人気があるらしい。
そして、今回のイベントに参加して一番良かったと思える、ショッカーO野発案による即興アクションショー。監督がいて、アクション監督がいて、主演がいて、スーツアクターがいる。これはもうアクションやるしかないでしょう! ということで、どこまでが台本だったのかは知りませんが、あれは本当にその場のノリで出した気がするな。アクションチームによる話し合いと段取りが行われる中、金田監督の助言なども入って、即興にしてはかなり本格的なものになりました。シネマトゥデイに写真等の詳細が載っているので、興味がある人は観てみると良いんじゃないでしょうか。
1時間近くとボリュームたっぷりだったトークショーが終わり、10分の休憩を挟んだらいよいよ上映会が始まります。1本ごとに休憩が入るのかと思いきや、いきなりレッツゴーとヒーロー大戦の2本立てで上映を開始するとのことで、それこそ寝る間もない数時間が始まりました。私は前述のようにレッツゴーを観るのは初めてでしたが、オーズと電王が上手くクロスしており、タイムパラドックスの作品としては、矛盾や疑問は残るにしても、良く出来ていたように思う。特に興味がなかったにもかかわらず、いつの間にか熱中してしまった。まさか、ささきいさおが出てくるとは思いませんでしたよ。
話としては分かりやすいし、少年ライダー隊のノッコですか。彼女が出てきたとき、大体のオチは読めてしまったんですが、それを加味しても悪くなかったんじゃないかな。まあ、ショッカーグリードですか? そいつに1号、2号が倒されて、洗脳手術の果てに敵と化してしまったという展開には少なからず衝撃は受けましたが。
続いて、久しぶりに観たヒーロー大戦ですが、改めてみるとキャラの心理状態とか、考えていることがよく分かりますね。公開当時はスーパー戦隊とライダーがつぶし合いを行うという内容に、ショックを受けた子供が結構多かったらしく、親御さんを名乗る人物がTwitterでプロデュサーに文句を言うなどといった行為が話題になりましたね。あの頃はなにを大袈裟なと思っていたけど、見直してみるとその気持ちも分からないではない。士はまあ、あの通りの男ですから、いつものように大首領やってるよという感じだけど、マーベラスはね。ついこの前世界を救ったはずのヒーローが、思いっ切りダークヒーローになってるわけですから、子供心にショックを受けても不思議じゃないかも知れない。
なにせ、二人とも容赦なく殺し合いを行ってますから、あれ? こんなにハードだったっけ? と、私も苦笑してしまいました。まあ、どうせ裏で繋がってるんだろうとオチが見えていたこともあるんだろうけど、今回観てなるほどな、と思ったのも事実です。
ディケイドとディエンドの関係にもスポットが当てられましたが、士が最後に言いかけた台詞はリップサービスというか、本心ではないのでしょうね。彼としては暮らしす要塞の中で言った、いい加減卒業しろというのが本音であり、最後のあれは海東への慰めみたいなものです。それが分かっているだけに、彼は士の言葉を拒絶したんだろうな。身内の話では、最後に海東がディケイドのカードを持って行くのは、もうディケイドの映画を作らないことを意味しているらしいが、少し勿体ない気がしないでもない。
休憩を挟んでギャバンTHE MOVIEですが、実はこの映画ってつい先日ツタヤでBlu-ray版を借りて観たばかりだったんですよ。昨年末は原稿等が忙しくて、どうしても観に行く暇がなかったこともあり、どんなものかと思ってね。これが非常に面白くて、是非劇場で観たかった思っていただけに、今回のイベントはある意味で渡りに船でした。
THE MOVIEにおける石垣ギャバンは、主人公の十文字撃自体が宇宙刑事にスカウトされたばかりの見習いであることもあってか、かなり荒削りで未熟な面が目立ちます。勿論、スカウトされるぐらいですから相応の強さは持ってますし、宇宙刑事として平和を守ろうとする意思も持っているんですが、ここぞと言うときに精神的な甘さや脆さが出てしまう。まあ、的の背景を考えれば仕方のないことなんですが、この映画の良いところはクロスオーバーや客演でない、ギャバン単体の劇場作品として作られているところでしょう。ゴーカイジャーのときは、あくまでゴーカイジャーの世界にギャバンがやってきたという印象が強かったし、大戦Zはクロスオーバーだけに他作品との兼ね合いもあった。
その点、THE MOVIEはギャバン単体の映画ですから、そういうことを気にする必要もなく、テレビシリーズにおけるコミカルな一面などが再現されていましたね。トークショーの中で明らかになったシーンなどを確認しつつ、僅か数日前に観たばかりだというのに、普通に楽しんでしまった。
そして、エンドロールが流れて次は大戦Zというところで事件が起きました。なんと、エンドロール中に画面が固まり、消えてしまったのです。流石にざわつく会場ですが、時間が押しているのでエンディングをカットしたというわけではなさそうで、なんと劇場内の明かりまで付いてしまった。二本連続のはずなのに、これはいよいよ映写機の故障か? と思っていたら、後ろから声が。
「皆さん、これで映画終わりじゃないんで! ちょっとスタッフに訊いてきます」
と、どこかで聞いたことのある声を出しながら飛び出していったのは、なんとビックリ石垣佑磨さんでした。トークショーが終わった時点で、ショッカーO野含めて出演者は帰ったはずなのに、なんと彼はいつの間にか戻ってきて我々と映画を鑑賞していたらしい。身内の推測では、大戦Zはともかく、ギャバンTHE MOVIEをスクリーンで観る機会はなかなかないので、ついでに観ることにしたのではないか? ということでしが、私としては朝の4時過ぎにトークショーのときと変わらぬテンションや声量を保持していたことに驚きでした。私なんて、割と眠かったというのに。それにしても、トークショーが終わったらさっさと帰ってしまったファンの人は残念でしたね。
結局、機器の故障ということでしたが、調整をしてギャバンのエンドロールから再開しました。まあ、連続上映だったし、映写機にも負担が掛かっていたのでしょう。大戦Zは、5月の5日に一度観ましたけど、二度目の鑑賞ということで、主にギャバンを中心に見直しました。十文字撃が主人公の映画として見直すと、割と視点も定めやすかったですね。
ただ、私も流石に限界だったのか、最終決戦の辺りで寝オチしてしまい、ハッと気付いたときにはエンディングでした。ギャバンとシェリーは帰るところは観られたので良かったですが、宇宙星獣ドルやビック・マグナムのシーンが観られなかったのは残念だ。
終わったときには故障等もあったせいか5時55分近くになっており、私と身内は慌てて副都心線に向かい、6時2分の電車に乗って横浜へと帰りました。急がないと、キョウリュウジャーとウィザードに間に合わないそうだったのでね。もっとも、私は帰宅後すぐに寝てしまいましたけど。
何はともあれ、良いイベントでした。5000円の価値はあったと思います。惜しむらくは、トークショーで今後のギャバンの展開、たとえば映画第二弾などの発表があればと思ったんですが、今のところはなにもないのかな。良い作品であり、主演ですから、なにかしらの形で続いて欲しいものです。
さあ、戦いに馳せ参じよう
2013年5月18日 アニメ・マンガ昨日、出張に行く電車の中で身内からメールがあり、明日、つまり今日の22時半から新宿のバルト9で開催される「スーパーヒーロー大戦Z」のイベントに行かないかと誘われました。スーパーヒーロー大戦Zは現在上映している東映特撮の映画ですが、その公開を記念した特別イベントがオールナイトで開催されるらしい。内容は大戦Zに加え、ギャバンTHE MOVIE、大戦、レッツゴー仮面ライダーの4本の上映会に、大戦Zの主演及びスタッフによるトークショーということでした。
正直、レッツゴー仮面ライダー以外は全部観たことがある映画だったので、トークショーがあるとはいえチケット代5000円は高すぎないかと考えてました。なにせ給料日前だし、出張費用は後払いでしたから、財布の中身が乏しい。だけど私自身、二代目ギャバンことギャバンType-Gが結構好きだったのと、主演の石垣佑磨にもそれなりの好感を持っていたことから、一応前向きに検討して見ることに。もう少し早く言ってくれればと思ったものの、身内もまたイベントの前日になって発見したというのだから仕方ない。
身内は10年と少し前ぐらいから東映特撮に傾倒するようになって、何だかんだでファンを続けている人です。私も勿論特撮番組は好きだけど、そこまで熱中するほどでもなくて、今やっているウィザードやキョウリュウジャーですか。そちらは殆ど観たことがありません。けどまあ、今回はギャバンのイベントに近いものでしたし、行っても場違いではないでしょう。
帰宅してチケットを確認すると、ぴあで売っていた分は完売していたのだけど、バルト9の方で売っているのは余裕があるということで、覚悟を決めてチケットを購入することに。何故か真ん中の列のど真ん中の席が開いていたので、そこを取りました。この時期に5000円の出費は痛いけど、まあ、こういうイベントに参加するのも悪く無いでしょう。
最後にオールナイト系に参加したのは、2~3年前のそらおとでしょうか? 確か、クリスマス・イブかクリスマスに持てない男たちで六本木のTOHOシネマズに集まって、朝までそらおとFを観ようという企画だったはずだけど、今回は映画の4本立てですからね。なまじ、一度観たことのある作品ばかりだから眠気との戦いになりそうでしたが、何とかなるんじゃないかと思ってました。
そうして今日、夜の19時過ぎに家を出て、湘南新宿ラインに乗って新宿へと向かいました。バルト9の最寄り駅はメトロの新宿三丁目で、目の前に地下鉄へと降りる階段があったんですけど、ここは最近渋谷のみなとみらい線と直通になったとかで、帰りはこれを利用することに。終演時間は朝の5時40分の予定ですが、その時間だと湘南新宿ラインは動いてないし、小田急線まで戻るのが面倒くさかったのでね。
バルト9へ行く前にアニメイトの新宿店でまんがタイムきららMAXの最新号を買って、着いたのは21時半前だったかな? 少し早い気もしたけど、チケットの引き取りもあったし、さっさと発見してロビーで待って見ることに。バルト9に来たのは初めてですが、桜木町にあるブルク13と同系列の映画館らしいですね。ビルの9階にあるというのはエレベーターの関係上、なかなかに不便そうですが、雰囲気は悪くなかったね。チネチッタのような開放感はないけど、洒落た内装でしたし、何より綺麗だった。都心の映画館としてはまずまずといった感じではないでしょうか。
ただ、ロビーの広さに比較して、座る場所が少ないのは難点でしたね。なまじ早く着いてしまったから、どこかで腰を落ち着けたかったのだけど、隅っこにある木製のベンチはいっぱいだったし、上にあるカフェは当然ながら飲食物の持ち込みが出来ない。チケット代だけでかなりの出費だったので、ベンチが空くまではなかなか気が休まらなかった。そういえば、アイアンマンの模型がありましたけど、私としてはその奥の階段にあったモーレツ宇宙海賊の立て看板に目が行きました。映画をやるのは知ってましたが、来年の2月とは結構先ですね。最近のアニメ作品は映画化するにしてもスピード重視な印象があったから、てっきり年内には公開するものだと思ってました。
さて、長くなったのでイベントの詳細はあすの日記に回しますか。映画の内容に関しては今更という感じだから、トークショーがメインになるかと思いますが、先にこれだけ書いておくと、私は結局睡魔に勝てませんでした。かなり頑張った方ではあると思うけど、やっぱり朝の6時近くまではキツイですね。私は比較的どこでも寝られる人なので、映画館の大音響だろうと、ライブ会場だろうと眠いときは寝てしまいます。夜更かしが苦手なんじゃなくて、徹夜が出来ない身体になってきてるんだろうか。まあ、歳なんだろうな。
正直、レッツゴー仮面ライダー以外は全部観たことがある映画だったので、トークショーがあるとはいえチケット代5000円は高すぎないかと考えてました。なにせ給料日前だし、出張費用は後払いでしたから、財布の中身が乏しい。だけど私自身、二代目ギャバンことギャバンType-Gが結構好きだったのと、主演の石垣佑磨にもそれなりの好感を持っていたことから、一応前向きに検討して見ることに。もう少し早く言ってくれればと思ったものの、身内もまたイベントの前日になって発見したというのだから仕方ない。
身内は10年と少し前ぐらいから東映特撮に傾倒するようになって、何だかんだでファンを続けている人です。私も勿論特撮番組は好きだけど、そこまで熱中するほどでもなくて、今やっているウィザードやキョウリュウジャーですか。そちらは殆ど観たことがありません。けどまあ、今回はギャバンのイベントに近いものでしたし、行っても場違いではないでしょう。
帰宅してチケットを確認すると、ぴあで売っていた分は完売していたのだけど、バルト9の方で売っているのは余裕があるということで、覚悟を決めてチケットを購入することに。何故か真ん中の列のど真ん中の席が開いていたので、そこを取りました。この時期に5000円の出費は痛いけど、まあ、こういうイベントに参加するのも悪く無いでしょう。
最後にオールナイト系に参加したのは、2~3年前のそらおとでしょうか? 確か、クリスマス・イブかクリスマスに持てない男たちで六本木のTOHOシネマズに集まって、朝までそらおとFを観ようという企画だったはずだけど、今回は映画の4本立てですからね。なまじ、一度観たことのある作品ばかりだから眠気との戦いになりそうでしたが、何とかなるんじゃないかと思ってました。
そうして今日、夜の19時過ぎに家を出て、湘南新宿ラインに乗って新宿へと向かいました。バルト9の最寄り駅はメトロの新宿三丁目で、目の前に地下鉄へと降りる階段があったんですけど、ここは最近渋谷のみなとみらい線と直通になったとかで、帰りはこれを利用することに。終演時間は朝の5時40分の予定ですが、その時間だと湘南新宿ラインは動いてないし、小田急線まで戻るのが面倒くさかったのでね。
バルト9へ行く前にアニメイトの新宿店でまんがタイムきららMAXの最新号を買って、着いたのは21時半前だったかな? 少し早い気もしたけど、チケットの引き取りもあったし、さっさと発見してロビーで待って見ることに。バルト9に来たのは初めてですが、桜木町にあるブルク13と同系列の映画館らしいですね。ビルの9階にあるというのはエレベーターの関係上、なかなかに不便そうですが、雰囲気は悪くなかったね。チネチッタのような開放感はないけど、洒落た内装でしたし、何より綺麗だった。都心の映画館としてはまずまずといった感じではないでしょうか。
ただ、ロビーの広さに比較して、座る場所が少ないのは難点でしたね。なまじ早く着いてしまったから、どこかで腰を落ち着けたかったのだけど、隅っこにある木製のベンチはいっぱいだったし、上にあるカフェは当然ながら飲食物の持ち込みが出来ない。チケット代だけでかなりの出費だったので、ベンチが空くまではなかなか気が休まらなかった。そういえば、アイアンマンの模型がありましたけど、私としてはその奥の階段にあったモーレツ宇宙海賊の立て看板に目が行きました。映画をやるのは知ってましたが、来年の2月とは結構先ですね。最近のアニメ作品は映画化するにしてもスピード重視な印象があったから、てっきり年内には公開するものだと思ってました。
さて、長くなったのでイベントの詳細はあすの日記に回しますか。映画の内容に関しては今更という感じだから、トークショーがメインになるかと思いますが、先にこれだけ書いておくと、私は結局睡魔に勝てませんでした。かなり頑張った方ではあると思うけど、やっぱり朝の6時近くまではキツイですね。私は比較的どこでも寝られる人なので、映画館の大音響だろうと、ライブ会場だろうと眠いときは寝てしまいます。夜更かしが苦手なんじゃなくて、徹夜が出来ない身体になってきてるんだろうか。まあ、歳なんだろうな。
月あかりランチが先週マスターアップしたわけですが、なんとここに来て体験版第2弾が公開されました。ヒロインの一人であるフユのルートが全部プレイできると言うことで、私も早速DLしてみることに。EX-ONEは前作フツウノファンタジーでも第一部を丸々プレイできる体験版を出したり、気前が良いというか、ボリュームが凄いね。真夏の夜の雪物語も、かなり広範囲にわたって公開されていた気がするし、それだけ話に自信があるってことなんだろうか? 私自身、かなり楽しみにしている作品だから嬉しいのだけど、ゲームを買ったときの楽しみが減るような気もする。
フユ編が全編公開されたことで分かるのは、フユはこの作品におけるメインヒロインではないってことですね。勿論、彼女が攻略ヒロインであることには変わりないですが、月あかりランチは先に公開されていた体験版、ここでは体験版1と呼びましょうか? そこまで所謂共通ルートで、そこからヒロインのシナリオを選択していく、真夏の夜の雪物語と同じ方式であることが分かりました。話数区切りにこそなっていませんが、システム的には殆ど同じで、今回公開された体験版2ではフユだけが選択できて、夏乃とアブリルは製品版だと選択できますとの表示がある。
ここで重要なのは、アキになんの表示も出ていないということで、アキはおそらくルートロックが掛かっているのでしょう。フユ、夏乃、アブリルの4人をクリアしたら解禁される、真夏の夜の雪物語でいうところの優樹菜と同じ立ち位置に違いない。彼女と違うところがあるとすれば、優樹菜は最初から最後まですべてを知っている少女であるのに対し、アキは記憶を失い、何一つ覚えていないと言うことだろうか? いずれにせよ、この月あかりランチという作品のメインヒロインがアキであることは、これで確定的明らかになったと思います。まあ、それでなくとも彼女はオズの魔法使いにおけるドロシーですから、何かしら重要な役所ではあるのでしょう。魔女たちも含めて、どんな師影あるのか楽しみです。そういや、人気投票の中間発表もされてましたが、やはりアキが1位でしたか。どうしてフユの特典があんなに多いのかと思うけど、あるいはコミケ等でグッズを出す為にアキを温存しているとも考えられる。EX-ONEはコミケにも結構出ていたはずだから、今年の夏は企業ブースをメインに行くことも考えておいた方が良いのかな。
ところで、ヒロインの一人であるアブリルを捕まえて、彼女だけ季語じゃないからなにかありそう、なんて言ってる人がいますね。確かに、フユ、アキ、夏乃、ハルと来て、魔女たちは東西南北の中で、アブリルだけは一見すると季語でも方位でもないように思えますが、それは間違いです。何故なら、アブリル=ポワッソンとは、エイプリルフール、つまり4月の意味だからです。要は彼女も春という季節に関係す名前の持ち主なんですね。なんで、アブリル=ポワッソンがエイプリルフールなのかというと、フランスでは4月1日を4月の魚、ポワッソン・ダヴリルというのです。だから、アブリルの名前はこれが元ネタだと思うのだけど……違ったらどうしよう。
名前がエイプリルフールだけに、アブリルにはどことない嘘があるのかも知れない。生い立ちか設定か、言動か性格か、何かしらそういうのを絡めてきそうだよね。今のところ、茶目っ気はあるけど良い娘だから、後ろ暗いところとかはなさそうなんですが、本人のルートに入ってみないと分からないこともあると思うし。フユルートも、まだ途中ですがそこまで暗い話って訳じゃないし、あまり重たくはならない気がするんだけど、どうなることやら。真夏の夜の雪物語が、あれでいて結構暗く重たい部分もあったからね、それの正統進化だとすると、あるいは……うーん。
まあ、私もそんなに時間がある方ではないので、多分発売日までにフユルートを終わらせるのは難しいでしょう。一応、体験版のセーブデータを引きづけるようにはなっているらしいけど、そういう互換性があるのって珍しいというか、ありがたいよね。所謂、体験版出やった部分をまたやるのが面倒くさいという問題が、解消されているわけですから。私は基本的にシンプルな方が好きだけど、エロゲに関しては過度なシステム化もありだと思うんだよね。結局、突き詰めるべきはユーザーのやりやすい形であって、フォーマット自体は千差万別でも、そこまでシンプルである必要は別にないと思うから。過度でも過剰でも、ユーザーに対する用意ってのは、ないよりは合った方が良いだろうしね。勿論、制作側の好みはあるだろうし、EX-ONEみたいに未読スキップがない場合もある。だから、そういう拘りを入れつつも、ユーザーに便利なシステムってのが理想的だよね。
フユ編が全編公開されたことで分かるのは、フユはこの作品におけるメインヒロインではないってことですね。勿論、彼女が攻略ヒロインであることには変わりないですが、月あかりランチは先に公開されていた体験版、ここでは体験版1と呼びましょうか? そこまで所謂共通ルートで、そこからヒロインのシナリオを選択していく、真夏の夜の雪物語と同じ方式であることが分かりました。話数区切りにこそなっていませんが、システム的には殆ど同じで、今回公開された体験版2ではフユだけが選択できて、夏乃とアブリルは製品版だと選択できますとの表示がある。
ここで重要なのは、アキになんの表示も出ていないということで、アキはおそらくルートロックが掛かっているのでしょう。フユ、夏乃、アブリルの4人をクリアしたら解禁される、真夏の夜の雪物語でいうところの優樹菜と同じ立ち位置に違いない。彼女と違うところがあるとすれば、優樹菜は最初から最後まですべてを知っている少女であるのに対し、アキは記憶を失い、何一つ覚えていないと言うことだろうか? いずれにせよ、この月あかりランチという作品のメインヒロインがアキであることは、これで確定的明らかになったと思います。まあ、それでなくとも彼女はオズの魔法使いにおけるドロシーですから、何かしら重要な役所ではあるのでしょう。魔女たちも含めて、どんな師影あるのか楽しみです。そういや、人気投票の中間発表もされてましたが、やはりアキが1位でしたか。どうしてフユの特典があんなに多いのかと思うけど、あるいはコミケ等でグッズを出す為にアキを温存しているとも考えられる。EX-ONEはコミケにも結構出ていたはずだから、今年の夏は企業ブースをメインに行くことも考えておいた方が良いのかな。
ところで、ヒロインの一人であるアブリルを捕まえて、彼女だけ季語じゃないからなにかありそう、なんて言ってる人がいますね。確かに、フユ、アキ、夏乃、ハルと来て、魔女たちは東西南北の中で、アブリルだけは一見すると季語でも方位でもないように思えますが、それは間違いです。何故なら、アブリル=ポワッソンとは、エイプリルフール、つまり4月の意味だからです。要は彼女も春という季節に関係す名前の持ち主なんですね。なんで、アブリル=ポワッソンがエイプリルフールなのかというと、フランスでは4月1日を4月の魚、ポワッソン・ダヴリルというのです。だから、アブリルの名前はこれが元ネタだと思うのだけど……違ったらどうしよう。
名前がエイプリルフールだけに、アブリルにはどことない嘘があるのかも知れない。生い立ちか設定か、言動か性格か、何かしらそういうのを絡めてきそうだよね。今のところ、茶目っ気はあるけど良い娘だから、後ろ暗いところとかはなさそうなんですが、本人のルートに入ってみないと分からないこともあると思うし。フユルートも、まだ途中ですがそこまで暗い話って訳じゃないし、あまり重たくはならない気がするんだけど、どうなることやら。真夏の夜の雪物語が、あれでいて結構暗く重たい部分もあったからね、それの正統進化だとすると、あるいは……うーん。
まあ、私もそんなに時間がある方ではないので、多分発売日までにフユルートを終わらせるのは難しいでしょう。一応、体験版のセーブデータを引きづけるようにはなっているらしいけど、そういう互換性があるのって珍しいというか、ありがたいよね。所謂、体験版出やった部分をまたやるのが面倒くさいという問題が、解消されているわけですから。私は基本的にシンプルな方が好きだけど、エロゲに関しては過度なシステム化もありだと思うんだよね。結局、突き詰めるべきはユーザーのやりやすい形であって、フォーマット自体は千差万別でも、そこまでシンプルである必要は別にないと思うから。過度でも過剰でも、ユーザーに対する用意ってのは、ないよりは合った方が良いだろうしね。勿論、制作側の好みはあるだろうし、EX-ONEみたいに未読スキップがない場合もある。だから、そういう拘りを入れつつも、ユーザーに便利なシステムってのが理想的だよね。
私ってケチなんですよ。今更言うほどのことでもないけど、自分に対して金を使うのが本当に嫌いでね。お洒落とか洋服とか、そういうのにお金を掛けない残念な人なんですが、そんな私でも些細なこと、細々としたことに、ちょっとした出費をするのはやぶさかではなくて、食べ物に関しては少なからず緩い部分があります。その顕著な例が好物である唐揚げに関することで、例えばコンビニとかで唐揚げ関係の新商品が出るとついつい買ってしまいますし、先週も新宿のケンタッキーで、旨塩から揚げというのを食べてしまいました。
まあ、結論からいうと唐揚げサイズにカットされたケンタッキー以外の何物でもなかったんだけど、3個入りですか、最初は少ないと思った数も、食べてみるとそれで十分というのがよく分かる。なにせ味がケンタッキーですから、あのスパイシーな奴を5個も6個も食べるというのは結構きついと思う。通常のチキンよりも小さいせいか、味が濃く感じられるんだよね。友人は御飯が欲しくなるとかいってましたけど、私はそれほど御飯に合う気がしなかった。所謂、唐揚げを期待していると肩すかしを食らうし、甘いビスケットとかの方が釣り合いは取れてるんじゃなかろうか。
最近は唐揚げ専門店というのも増えましたけど、そういえば秋葉原に出来たKAG250はこの前近くを通ったら、しばらく休業になっていたね。あそこもまあ、唐揚げのお店には違いないんだけど、基本的に冷凍物の業務用だからね。不味くはないけど、殊更美味しくもないというか、私は基本的に調味料をバンバン並べて自由に味付けが出来るとか、そういうの好きじゃないんですよ。唐揚げってのは、その店の味を楽しむものだと思うし、自分でソースベタベタ付けて食べるのはどうかなって。勿論、店側がカレー塩とかその辺を付け合わせで持ってきた場合は、なるほど、この唐揚げはカレー塩に合うように作られたんだなと信じますが……なかなか、そういう訳でもないのが現実といいますか。
まあ、私は外食をあまりしない人なんだけど、それだけにたまに外食したときは唐揚げ頼んだりしますよ。唐揚げがない店には入りたくないぐらいですから。ただ、唐揚げって弁当だと美味しいんだけど、定食だと美味しいのに出会ったことないんですよね。誰か、物凄くおいしい唐揚げ定食を出す店って知らないだろうか。無いはずはないと思うんだけど、巡り会ったことがないんだよね。
唐揚げと言えば、日本唐揚協会ってのがありますけど、あそこはどうなんだろう。あくまで個人的な意見だけど、からあげクンなんかとコラボしている時点で、なにか違うと思うんだよ。まあ、個人の趣味とはいえからあげクンって唐揚げとは別の食べ物じゃないですか? あそこも協会として発足したら、当たり前のように色々なしがらみが発生して、なんか楽しく、いや、美味しくないんだよ。
前はさ、ふらっと入った店の唐揚げが美味しいとか、そうでもないとか、そんな話を気軽に出来ていたけど、今はまあ立場がありますし、言ってしまえば不味いと言えなくなっちゃったんだよね。昔だって、そんな断定的なことは言ってなかったと思うけど、美味しくないとか微妙だったとか、そういう言葉さえ言えなくなった。唐揚げってのは、やっぱりそれぞれ個性があって、店によって味とか作り方とか、全然違うと思うんですよ。冷凍物とか、ありきたりな業務用使っているところはともかくとしてね。
だから、そういうのも含めた上でもっと自由であるべきだ、あって欲しいと思うんだけど……今の形では、それも難しいだろうね。もっと単純に私はただ美味い店を知りたい、それだけなんだが。
最近、コンビニの唐揚げに言及する機会があったんですが、私は前述のようにからあげクンは唐揚げとは違う物だと思っているから、それ以外についてです。私が好きだったのはファミマのもり山監修唐揚げだったんだけど、あれってもうないみたいですね。ホームページ確認したら、ホットスナックの一覧から消えてましたし。残念でなりません。
なんかいきなり唐揚げの話をしてしまいましたが、私は常に美味しい唐揚げを追い求めています。これに関しては、財布の紐緩みます。というか、私は何を突然語ってるんだろう。他に書くこともなかったからなんだけど、まあ、そういう日もあるよね。このところ、私も歳のせいか油ものをそんなに食べられなくなってきたし、唐揚げが好物なんて言っていられるのも、あと少しだと思います。健康診断の結果は問題なかったですけど、あまり良い食生活をしているわけでもないから、色々考えないといけませんね。揚げ物ばっかり食ってたら、ろくなことにならないのは目に見えてますし、野菜でも囓った方が良いんだろうか。最近気付いたんだけど、私ってそんなに野菜食べられない人じゃないかも知れない。悲恋堂の店主が言うように、要は食わせたかの問題なんだろうな。
まあ、結論からいうと唐揚げサイズにカットされたケンタッキー以外の何物でもなかったんだけど、3個入りですか、最初は少ないと思った数も、食べてみるとそれで十分というのがよく分かる。なにせ味がケンタッキーですから、あのスパイシーな奴を5個も6個も食べるというのは結構きついと思う。通常のチキンよりも小さいせいか、味が濃く感じられるんだよね。友人は御飯が欲しくなるとかいってましたけど、私はそれほど御飯に合う気がしなかった。所謂、唐揚げを期待していると肩すかしを食らうし、甘いビスケットとかの方が釣り合いは取れてるんじゃなかろうか。
最近は唐揚げ専門店というのも増えましたけど、そういえば秋葉原に出来たKAG250はこの前近くを通ったら、しばらく休業になっていたね。あそこもまあ、唐揚げのお店には違いないんだけど、基本的に冷凍物の業務用だからね。不味くはないけど、殊更美味しくもないというか、私は基本的に調味料をバンバン並べて自由に味付けが出来るとか、そういうの好きじゃないんですよ。唐揚げってのは、その店の味を楽しむものだと思うし、自分でソースベタベタ付けて食べるのはどうかなって。勿論、店側がカレー塩とかその辺を付け合わせで持ってきた場合は、なるほど、この唐揚げはカレー塩に合うように作られたんだなと信じますが……なかなか、そういう訳でもないのが現実といいますか。
まあ、私は外食をあまりしない人なんだけど、それだけにたまに外食したときは唐揚げ頼んだりしますよ。唐揚げがない店には入りたくないぐらいですから。ただ、唐揚げって弁当だと美味しいんだけど、定食だと美味しいのに出会ったことないんですよね。誰か、物凄くおいしい唐揚げ定食を出す店って知らないだろうか。無いはずはないと思うんだけど、巡り会ったことがないんだよね。
唐揚げと言えば、日本唐揚協会ってのがありますけど、あそこはどうなんだろう。あくまで個人的な意見だけど、からあげクンなんかとコラボしている時点で、なにか違うと思うんだよ。まあ、個人の趣味とはいえからあげクンって唐揚げとは別の食べ物じゃないですか? あそこも協会として発足したら、当たり前のように色々なしがらみが発生して、なんか楽しく、いや、美味しくないんだよ。
前はさ、ふらっと入った店の唐揚げが美味しいとか、そうでもないとか、そんな話を気軽に出来ていたけど、今はまあ立場がありますし、言ってしまえば不味いと言えなくなっちゃったんだよね。昔だって、そんな断定的なことは言ってなかったと思うけど、美味しくないとか微妙だったとか、そういう言葉さえ言えなくなった。唐揚げってのは、やっぱりそれぞれ個性があって、店によって味とか作り方とか、全然違うと思うんですよ。冷凍物とか、ありきたりな業務用使っているところはともかくとしてね。
だから、そういうのも含めた上でもっと自由であるべきだ、あって欲しいと思うんだけど……今の形では、それも難しいだろうね。もっと単純に私はただ美味い店を知りたい、それだけなんだが。
最近、コンビニの唐揚げに言及する機会があったんですが、私は前述のようにからあげクンは唐揚げとは違う物だと思っているから、それ以外についてです。私が好きだったのはファミマのもり山監修唐揚げだったんだけど、あれってもうないみたいですね。ホームページ確認したら、ホットスナックの一覧から消えてましたし。残念でなりません。
なんかいきなり唐揚げの話をしてしまいましたが、私は常に美味しい唐揚げを追い求めています。これに関しては、財布の紐緩みます。というか、私は何を突然語ってるんだろう。他に書くこともなかったからなんだけど、まあ、そういう日もあるよね。このところ、私も歳のせいか油ものをそんなに食べられなくなってきたし、唐揚げが好物なんて言っていられるのも、あと少しだと思います。健康診断の結果は問題なかったですけど、あまり良い食生活をしているわけでもないから、色々考えないといけませんね。揚げ物ばっかり食ってたら、ろくなことにならないのは目に見えてますし、野菜でも囓った方が良いんだろうか。最近気付いたんだけど、私ってそんなに野菜食べられない人じゃないかも知れない。悲恋堂の店主が言うように、要は食わせたかの問題なんだろうな。
技術の進歩と過去の遺産
2013年5月14日 アニメ・マンガ部屋を掃除していたらスーパーファミコンが出てきたんですけど、我が家では未だにSFCが現役稼働しています。流石にソフトの接触は悪くなってきたけど、息をフーフーすれば使えないこともないということで、たまにプレイしたりもする。かつてに比べてソフト数は大分減っちゃったけど、個人的に好きだった奴とかは残してるのでね。しかし、なんだってあれは息をフーフーしてたんでしょうね。埃を飛ばす為なんだとは思うけど、そもそも効果あったんだろうか。あれやると起動したからやってたはずなんだが。
なんて言うか、SFCのソフトとか、64のマリオカートとか持って、どこかに引きこもりたいよね。安いホテルか旅館に行ってさ、ひたすらゲームやってるの。まあ、SFC持って行くぐらいなら、今はWiiとかの方が良いのかな? バーチャルコンソールで過去作品がプレイできると言うことらしいけど、次世代機はどうもよく分からない。身内がPS3を欲しがっていたから、そのうち買うことになるのかも知れないけど、元々ゲームってあまりしない方ですからね。今はもっぱらノベルゲー、というかエロゲが中心になってますけど、それ以前はといわれると、人並み程度だったとしか答えようがないし。
先日、ゲームセンターについての日記を書きましたけど、私はああいう場所ともあまり縁がなくてね。近年、横浜では有名なゲームセンターが次々に閉店し、駅前からその手の店が全滅しそうな勢いですが、私は悲観するほど通い詰めていたわけでもなかった。アメリカンドリームにしても、七島にしてもね。流石に最後のときは何度か覗きに行ったけど、ゲームプレイにお金使うってのが好きじゃないので、結局記念になにかプレイして、というのはなかったな。今でこそ、ちょっとだけストⅡがブームになっているから関心を持っているけど、それもいつまで続くことやら。ブランカでフェイロン辺りに勝てたら、それで満足しちゃいそうな気もするし。いっそ家庭版でも買うか。
それは良いとして、古いSFCのゲームとかやっていて思ったんだけど、私はやっぱりああいうシンプルな奴が好きなのかも知れないね。そりゃあ、今時の映像が綺麗な奴とかも凄いですけど、今と昔ではゲームの楽しさや面白さ、所謂ゲーム性ってのが違うと思うんだよ。だから、私には古いゲームの方が適してるというか、性に合ってるんだろうね。ガンダムのゲームとかさ、ゲーセンで観てると凄いとは思うけど、あれが私に出来るのかと言われたら、多分無理でしょう。
ガンダムのゲームで思い出しましたけど、昔コミックボンボンでプラモウォーズという作品が連載してましてね。自作のガンプラをバーチャルシミュレーターなるシステムに搭載すると、バーチャル画面、まあ、言ってしまえばゲーム画面で戦わせることが出来るというものなんですが、一時期バンダイではこのシステムが研究されていました。漫画のそれとはお世辞にも似ていない、なんというかちゃちな感じだったけど、複数回に渡って紹介されましてね。もう15年以上前の話ですが、いつの間にか掲載されなくなったところをみるに、完成しなかったか、研究開発そのものが打ち切られたのでしょう。まあ、あんな高度なシステムですから無理もないんだけど、ここ最近のガンダムゲームを観ていると、本当に不可能なのか? と思わなくもない。
プラモウォーズは所謂ガンプラの改造、後期ではオリジナルガンダムのフルスクラッチをメインにした漫画だけど、後者はともかく前者なら既に実現可能なのではないだろうか。先日観たCMですが、やはりガンダムのゲームで、モビルスーツをメダロットのようにパーツチェンジして、好きなように組み合わせて戦わせる作品があるそうです。アーケードか家庭用かは知りませんが、そんなゲームが出るというのなら、自作の改造ガンプラを登録してゲーム上で戦わせるゲームぐらい、出来るような気がしませんか?
勿論、私は技術的な部分は分からないし、口で言うほど簡単でないのは理解しているつもりだけど、もしプラモウォーズが現実のものとなったなら、ダンボール戦機とか目じゃないと思うんだよね。ゲームの為にガンプラを買う、なんて時代が来るかも知れないわけだし。
そういやガンプラも随分作ってないですね。なんというか、一週間ぐらい休みを取ってさ。ゲーム機とかガンプラとか抱えて、どこか静かな旅館とかホテルに籠もりたいね。夏が終わる頃に大洗でも見物しに行くかとは思ってますが、あそこはなにせ観光地ですから、あんまりのんびり出来そうにないな。あんこう鍋ぐらいは食べたいところだけど、友人曰くそんなに旨いものでもないらしい。まあ、もう少し落ち着いてからにしようかな。大洗のどこかにあん肝とフォアグラどっちが美味しいを試せる見せとかないですかね。
なんて言うか、SFCのソフトとか、64のマリオカートとか持って、どこかに引きこもりたいよね。安いホテルか旅館に行ってさ、ひたすらゲームやってるの。まあ、SFC持って行くぐらいなら、今はWiiとかの方が良いのかな? バーチャルコンソールで過去作品がプレイできると言うことらしいけど、次世代機はどうもよく分からない。身内がPS3を欲しがっていたから、そのうち買うことになるのかも知れないけど、元々ゲームってあまりしない方ですからね。今はもっぱらノベルゲー、というかエロゲが中心になってますけど、それ以前はといわれると、人並み程度だったとしか答えようがないし。
先日、ゲームセンターについての日記を書きましたけど、私はああいう場所ともあまり縁がなくてね。近年、横浜では有名なゲームセンターが次々に閉店し、駅前からその手の店が全滅しそうな勢いですが、私は悲観するほど通い詰めていたわけでもなかった。アメリカンドリームにしても、七島にしてもね。流石に最後のときは何度か覗きに行ったけど、ゲームプレイにお金使うってのが好きじゃないので、結局記念になにかプレイして、というのはなかったな。今でこそ、ちょっとだけストⅡがブームになっているから関心を持っているけど、それもいつまで続くことやら。ブランカでフェイロン辺りに勝てたら、それで満足しちゃいそうな気もするし。いっそ家庭版でも買うか。
それは良いとして、古いSFCのゲームとかやっていて思ったんだけど、私はやっぱりああいうシンプルな奴が好きなのかも知れないね。そりゃあ、今時の映像が綺麗な奴とかも凄いですけど、今と昔ではゲームの楽しさや面白さ、所謂ゲーム性ってのが違うと思うんだよ。だから、私には古いゲームの方が適してるというか、性に合ってるんだろうね。ガンダムのゲームとかさ、ゲーセンで観てると凄いとは思うけど、あれが私に出来るのかと言われたら、多分無理でしょう。
ガンダムのゲームで思い出しましたけど、昔コミックボンボンでプラモウォーズという作品が連載してましてね。自作のガンプラをバーチャルシミュレーターなるシステムに搭載すると、バーチャル画面、まあ、言ってしまえばゲーム画面で戦わせることが出来るというものなんですが、一時期バンダイではこのシステムが研究されていました。漫画のそれとはお世辞にも似ていない、なんというかちゃちな感じだったけど、複数回に渡って紹介されましてね。もう15年以上前の話ですが、いつの間にか掲載されなくなったところをみるに、完成しなかったか、研究開発そのものが打ち切られたのでしょう。まあ、あんな高度なシステムですから無理もないんだけど、ここ最近のガンダムゲームを観ていると、本当に不可能なのか? と思わなくもない。
プラモウォーズは所謂ガンプラの改造、後期ではオリジナルガンダムのフルスクラッチをメインにした漫画だけど、後者はともかく前者なら既に実現可能なのではないだろうか。先日観たCMですが、やはりガンダムのゲームで、モビルスーツをメダロットのようにパーツチェンジして、好きなように組み合わせて戦わせる作品があるそうです。アーケードか家庭用かは知りませんが、そんなゲームが出るというのなら、自作の改造ガンプラを登録してゲーム上で戦わせるゲームぐらい、出来るような気がしませんか?
勿論、私は技術的な部分は分からないし、口で言うほど簡単でないのは理解しているつもりだけど、もしプラモウォーズが現実のものとなったなら、ダンボール戦機とか目じゃないと思うんだよね。ゲームの為にガンプラを買う、なんて時代が来るかも知れないわけだし。
そういやガンプラも随分作ってないですね。なんというか、一週間ぐらい休みを取ってさ。ゲーム機とかガンプラとか抱えて、どこか静かな旅館とかホテルに籠もりたいね。夏が終わる頃に大洗でも見物しに行くかとは思ってますが、あそこはなにせ観光地ですから、あんまりのんびり出来そうにないな。あんこう鍋ぐらいは食べたいところだけど、友人曰くそんなに旨いものでもないらしい。まあ、もう少し落ち着いてからにしようかな。大洗のどこかにあん肝とフォアグラどっちが美味しいを試せる見せとかないですかね。
コットンソフトの双子座のパラドクスが延期したらしいですね。まさか、メロンブックス横浜店で予約した帰りに延期が発表されるとは思わなかったけど、もう少し早く発表されていれば、予約するのを秋葉原店に変えていたんだけどな。なにせ、6月にはBerry’sが出ますし、その予約は秋葉原の方でしてましたから。地元の店で買い物するのは大事だけど、省ける手間は省いた方が良いと思うし、同じメロンですからね。まあ、予約数が思ったより少ないので来月まで延ばすというのは、大っぴらに口外されてないだけで、延期理由としては割とオーソドックスなんですが、流石にそこは建前を使えよと思わないでもない。
まあ、こういうのはメーカーではなく小売店が要請するらしいので、おそらくはソフマップ辺りの口車にコットンソフトが乗ってしまったんでしょう。確かに5月はD.C.Ⅲの18禁版だとか、レミニセンスみたいな目玉タイトルが多いけど、発売数が多いから予約が伸びないってのは堂なんだろうと思う。そんなこといったら6月だって同程度のタイトル数だし、Sphere、アリスソフト、feng、SMEE、ま~まれぇどといった名の知れたブランドに加え、あのニトロ+が完全新作を出すのですよ? 私の感覚では、6月の方がむしろ予約するタイトル多いんですけどね。
まあ、双子座のパラドクスは予約してしまったからには購入するしかないですが、出来れば今月プレイしたかった。あくまで個人的な事情だけど、来月よりも今月の方が買う物少なかったから、出来れば翌月には回したくなかった。それに、マスターアップ間近の作品が上記の理由で延期とか、真面目に予約した人間からすればお預けも良いところじゃないですか。勿論、エロゲというのは初動売り上げがすべてですから、予約数の少なさから延期を考えるのも分からなくはないのだけど、ユーザーとの信頼関係を維持する為にそれを断るメーカーだってありますからね。
コットンソフトの書き方は、あくまで他人事なんだよね。営業的な理由といったところで、数字を出してきたのは小売店側だし、そちらの都合で動いていることが文面から滲み出ている。制作の遅れで延期するわけじゃないから、あんまり申し訳なさが伝わってこないというか。まあ、無理もないんだろうけど。
しかし、エロゲもあれですね。最近はどこで買えば良いのか迷ってしまいますね。この日記で書いたかは忘れましたが、川崎のソフマップが今年閉店しまして、買取とデジタルサポート専門になったんですよ。それまでだって基本は中古の取り扱いだけでしたが、エロゲに関しては新品の予約のみ受け付けてましてね。横浜店よりも開店が早いから、なにかと便利だったんですが……まあ、仕方ない。
秋葉原にメロンブックスの2号店が出来たのは、私にとって少なからず意外なことだった。エロゲ専門店というのは秋葉におけるメロンの悲願だったのかも知れないけど、祖父やメディオの牙城を崩せるのかと言われると、少し悩んでしまう。地下店舗というのは立地が悪いし、何度か行きましたが列を作るのに適してないんだよね。5月の月末エロゲの日にどうなるかが見物だけど、そもそも需要があるのかどうか、という疑問がある。
双子座のパラドクスは、選択肢としてメロンブックス通販の利用も考えていました。結果的に延期したとはいえ、同日発売に夏ペルのVFBがありましたし、あれとセットで買えば送料無料が適応されるかな? と思ったので。私は店舗に比べて通販を利用することが殆ど無いんだけど、調べてみたら発売日が同じでも、予約グループが違うと別々の発送扱いになるらしいですね。双子座のパラドクスが5月31日発売なら、夏ペルVFBは5月下旬の扱いと言うことで、発送ごとに送料と代引き手数料が掛かるというのだから驚きです。だって、仮に双子座のパラドクスが延期せず、夏ペルVFBが31日出たんだとしたら、同じ発売日で到着も同じ日なのに、送料と手数料を二重に取られるってことですよ? そんなの馬鹿馬鹿しいじゃないですか。
一方で、とらのあなは予約商品にもサークル割引が適応されるようになったとかで、夏ペルVFBの限定版を店舗受け取りで予約しておきました。割引される上、送料も掛からないというのだから物凄く助かります。強いて言うなら、店舗払いか振込に対応してくれると助かるのだけど、それは贅沢というものでしょう。
ただ、とらのあなのサークル割引等は継続的に本を卸さないと使えなくなってしまうので、何かしら委託できる本を作らないといけません。小説本サークルにはきつい話ですが、ちょっと考えていることがあるので今年は1冊ぐらいは委託するものがあるかも知れません。それがなんであるかは、まだ先のことですけどね。
まあ、こういうのはメーカーではなく小売店が要請するらしいので、おそらくはソフマップ辺りの口車にコットンソフトが乗ってしまったんでしょう。確かに5月はD.C.Ⅲの18禁版だとか、レミニセンスみたいな目玉タイトルが多いけど、発売数が多いから予約が伸びないってのは堂なんだろうと思う。そんなこといったら6月だって同程度のタイトル数だし、Sphere、アリスソフト、feng、SMEE、ま~まれぇどといった名の知れたブランドに加え、あのニトロ+が完全新作を出すのですよ? 私の感覚では、6月の方がむしろ予約するタイトル多いんですけどね。
まあ、双子座のパラドクスは予約してしまったからには購入するしかないですが、出来れば今月プレイしたかった。あくまで個人的な事情だけど、来月よりも今月の方が買う物少なかったから、出来れば翌月には回したくなかった。それに、マスターアップ間近の作品が上記の理由で延期とか、真面目に予約した人間からすればお預けも良いところじゃないですか。勿論、エロゲというのは初動売り上げがすべてですから、予約数の少なさから延期を考えるのも分からなくはないのだけど、ユーザーとの信頼関係を維持する為にそれを断るメーカーだってありますからね。
コットンソフトの書き方は、あくまで他人事なんだよね。営業的な理由といったところで、数字を出してきたのは小売店側だし、そちらの都合で動いていることが文面から滲み出ている。制作の遅れで延期するわけじゃないから、あんまり申し訳なさが伝わってこないというか。まあ、無理もないんだろうけど。
しかし、エロゲもあれですね。最近はどこで買えば良いのか迷ってしまいますね。この日記で書いたかは忘れましたが、川崎のソフマップが今年閉店しまして、買取とデジタルサポート専門になったんですよ。それまでだって基本は中古の取り扱いだけでしたが、エロゲに関しては新品の予約のみ受け付けてましてね。横浜店よりも開店が早いから、なにかと便利だったんですが……まあ、仕方ない。
秋葉原にメロンブックスの2号店が出来たのは、私にとって少なからず意外なことだった。エロゲ専門店というのは秋葉におけるメロンの悲願だったのかも知れないけど、祖父やメディオの牙城を崩せるのかと言われると、少し悩んでしまう。地下店舗というのは立地が悪いし、何度か行きましたが列を作るのに適してないんだよね。5月の月末エロゲの日にどうなるかが見物だけど、そもそも需要があるのかどうか、という疑問がある。
双子座のパラドクスは、選択肢としてメロンブックス通販の利用も考えていました。結果的に延期したとはいえ、同日発売に夏ペルのVFBがありましたし、あれとセットで買えば送料無料が適応されるかな? と思ったので。私は店舗に比べて通販を利用することが殆ど無いんだけど、調べてみたら発売日が同じでも、予約グループが違うと別々の発送扱いになるらしいですね。双子座のパラドクスが5月31日発売なら、夏ペルVFBは5月下旬の扱いと言うことで、発送ごとに送料と代引き手数料が掛かるというのだから驚きです。だって、仮に双子座のパラドクスが延期せず、夏ペルVFBが31日出たんだとしたら、同じ発売日で到着も同じ日なのに、送料と手数料を二重に取られるってことですよ? そんなの馬鹿馬鹿しいじゃないですか。
一方で、とらのあなは予約商品にもサークル割引が適応されるようになったとかで、夏ペルVFBの限定版を店舗受け取りで予約しておきました。割引される上、送料も掛からないというのだから物凄く助かります。強いて言うなら、店舗払いか振込に対応してくれると助かるのだけど、それは贅沢というものでしょう。
ただ、とらのあなのサークル割引等は継続的に本を卸さないと使えなくなってしまうので、何かしら委託できる本を作らないといけません。小説本サークルにはきつい話ですが、ちょっと考えていることがあるので今年は1冊ぐらいは委託するものがあるかも知れません。それがなんであるかは、まだ先のことですけどね。
学生時代の同期と恩師の家に出掛けた帰り、新宿の街に寄りました。恩師の家は京王線の沿線にある為、友人と行くときはいつも新宿を経由することが多いんだけど、帰りはいつも街をブラブラすることが多い。主に虎の穴とかがある西口の方を。要するに買い物な訳だけど、それ以外のことをすることもあって、今日はゲームセンターまで行きました。私は滅多に入らない場所だけど、同期の友人は結構行くことがあり、彼と一緒のときは付き合いで入ってみることもあります。しかも、この日に限っては自分でゲームプレイまでしてしまった。
友人は昨年、もしくは一昨年頃からクイズマジックアカデミーにこり始め、幾つもの検定試験を受けています。しかし、人の知識や教養には限界がありますし、所謂サブカル、オタク系の知識にしても守備範囲外というのは存在するわけだから、苦手なジャンル、知らないジャンルというのはあるわけです。そんなときどうするか? まず考えられる方法はそのジャンルを勉強することでしょうが、QMA公式は複数人での協力プレイを推奨しています。つまり、その場で話し合うこと、答えの出し合いを許容してるんですね。流石にカンニングペーパーや攻略本の作成は否定していますが、知恵を出し合うこと自体は問題ないということで、私もかつて声優検定でしたか、それについて知恵を貸せと頼まれたことがあります。
今日もそんな感じで、SF検定のS級ですか? それが難しいので手伝って欲しいと言われたのだけど、仮にも私の同期なんだから、SFぐらい少しは分かっていて貰いたいものだけど、まあ、分からないと言うんだから仕方ない。仕方ないのだが……実は私もそれほど知識が豊富じゃないことがばれそうで、戦々恐々としていました。まあ、結果的には検定試験に合格したわけですが、すんなりいったかと言われると苦笑するしかないね。いや、あんなに難しいとは思わなかった。スタッフ名だけずらずらと出てきて、これはどの猿の惑星シリーズでしょうかとか、そんなん私が知るわけ無いじゃないですか。いや、猿の惑星もエイリアンも、プレデターだって観たことありますけどね? 海外SFも日本人SFも、割と細かい知識が要求されました。
QMAの筐体の側にストリートファイターⅡの筐体があって、プレイ中にずっとそれが気になっていました。数日前の日記でゲームウルフ隼人を取り上げたけど、あのコミックスを読み返して以来、何気にストⅡブームでしてね。とはいえ、昔持っていたSFC版は処分してしまったし、他のソフトも持っていなかったから、そう簡単にプレイすることは出来ない。仮にゲーセンへ行ったとしても、今あるのは最新作で私が知っているのとは待った違う者だろうと思っていたのですが……これがビックリ、そうでもなかったんですよ。
そのゲーセンにあった筐体はハイパーストリートファイターと呼ばれるバージョンで、2004年頃に稼働を開始したものらしい。ストⅡからスパⅡのすべてがプレイできる優れもので、これなら私も自分が慣れ親しんだ頃のストⅡが出来るなと思い、プレイすることにしました。ゲームセンターの設定か、100円で2プレイできるということで、まずは普通のストⅡでブランカを選択してみました。別に持ちキャラというわけじゃないんですが、椿のこともありましたからね。上手く戦えれば良いなと思ったんだけど……CPUが選んできたのはキャミイ。あれ? ただのストⅡにキャミィなんていたっけ? とか思いつつ、バトルに突入しました。ブランカのキャラ性能として、通常の歩行速度は遅いものの、高い攻撃力やローリングアタックなどによる突進力、ジャングル育ちから来るジャンプ力などが上げられますが、対するキャミィは移動速度とリーチ判定の長さが特徴的なキャラです。通常時における動きの鈍いブランカ、しかも私のような素人が操っているのでは相手になるはずもなく、それはもうボコボコにされました。私がやりなれてないからか、ローリングアタックが上手く決まらず、エレクトリックサンダーも効果的な場面で使うことが出来ず、コテンパンに伸されましたよ。なんというか、私ってここまで格ゲー弱かったのか。
キャミィにやられた後は、流石に私も2プレイ目ではキャラを変えようと思ったのですが、レバー操作をミスってまたブランカを使うことに。ケンやガイルなら少なからず自信もあったのだけど、結局ブランカで4連敗しました。これでは椿に申し訳が立たないということで、何だか修行したくなってきた。別にブランカ使いを目指しているわけでもないが、とりあえずハイパーストリートファイターの家庭版でも買えば良いのだろうか。私はどうも、ゲーセンの筐体というのは苦手だから、やっぱりコントローラーがいいや。
友人は昨年、もしくは一昨年頃からクイズマジックアカデミーにこり始め、幾つもの検定試験を受けています。しかし、人の知識や教養には限界がありますし、所謂サブカル、オタク系の知識にしても守備範囲外というのは存在するわけだから、苦手なジャンル、知らないジャンルというのはあるわけです。そんなときどうするか? まず考えられる方法はそのジャンルを勉強することでしょうが、QMA公式は複数人での協力プレイを推奨しています。つまり、その場で話し合うこと、答えの出し合いを許容してるんですね。流石にカンニングペーパーや攻略本の作成は否定していますが、知恵を出し合うこと自体は問題ないということで、私もかつて声優検定でしたか、それについて知恵を貸せと頼まれたことがあります。
今日もそんな感じで、SF検定のS級ですか? それが難しいので手伝って欲しいと言われたのだけど、仮にも私の同期なんだから、SFぐらい少しは分かっていて貰いたいものだけど、まあ、分からないと言うんだから仕方ない。仕方ないのだが……実は私もそれほど知識が豊富じゃないことがばれそうで、戦々恐々としていました。まあ、結果的には検定試験に合格したわけですが、すんなりいったかと言われると苦笑するしかないね。いや、あんなに難しいとは思わなかった。スタッフ名だけずらずらと出てきて、これはどの猿の惑星シリーズでしょうかとか、そんなん私が知るわけ無いじゃないですか。いや、猿の惑星もエイリアンも、プレデターだって観たことありますけどね? 海外SFも日本人SFも、割と細かい知識が要求されました。
QMAの筐体の側にストリートファイターⅡの筐体があって、プレイ中にずっとそれが気になっていました。数日前の日記でゲームウルフ隼人を取り上げたけど、あのコミックスを読み返して以来、何気にストⅡブームでしてね。とはいえ、昔持っていたSFC版は処分してしまったし、他のソフトも持っていなかったから、そう簡単にプレイすることは出来ない。仮にゲーセンへ行ったとしても、今あるのは最新作で私が知っているのとは待った違う者だろうと思っていたのですが……これがビックリ、そうでもなかったんですよ。
そのゲーセンにあった筐体はハイパーストリートファイターと呼ばれるバージョンで、2004年頃に稼働を開始したものらしい。ストⅡからスパⅡのすべてがプレイできる優れもので、これなら私も自分が慣れ親しんだ頃のストⅡが出来るなと思い、プレイすることにしました。ゲームセンターの設定か、100円で2プレイできるということで、まずは普通のストⅡでブランカを選択してみました。別に持ちキャラというわけじゃないんですが、椿のこともありましたからね。上手く戦えれば良いなと思ったんだけど……CPUが選んできたのはキャミイ。あれ? ただのストⅡにキャミィなんていたっけ? とか思いつつ、バトルに突入しました。ブランカのキャラ性能として、通常の歩行速度は遅いものの、高い攻撃力やローリングアタックなどによる突進力、ジャングル育ちから来るジャンプ力などが上げられますが、対するキャミィは移動速度とリーチ判定の長さが特徴的なキャラです。通常時における動きの鈍いブランカ、しかも私のような素人が操っているのでは相手になるはずもなく、それはもうボコボコにされました。私がやりなれてないからか、ローリングアタックが上手く決まらず、エレクトリックサンダーも効果的な場面で使うことが出来ず、コテンパンに伸されましたよ。なんというか、私ってここまで格ゲー弱かったのか。
キャミィにやられた後は、流石に私も2プレイ目ではキャラを変えようと思ったのですが、レバー操作をミスってまたブランカを使うことに。ケンやガイルなら少なからず自信もあったのだけど、結局ブランカで4連敗しました。これでは椿に申し訳が立たないということで、何だか修行したくなってきた。別にブランカ使いを目指しているわけでもないが、とりあえずハイパーストリートファイターの家庭版でも買えば良いのだろうか。私はどうも、ゲーセンの筐体というのは苦手だから、やっぱりコントローラーがいいや。
そらのおとしもの -17 (カドカワコミックス・エース)
2013年5月11日 アニメ・マンガ
そらおとの最新刊をやっと買ったんですが、この作品もそろそろ終わりそうですね。20巻まで出れば切りが良いけど、後1,2巻ってところじゃないかな。少年エースの連載作品で、しかもオリジナルがこんなに長く続いているのは初めてのことだと思うけど、物語自体は確実に終盤へ差し掛かっており、展開も全体的に重苦しかったです。そらおとはコミカルなギャグコメディに時折シリアスな話が入る、という感じの構成だと思いますが、今回はシリアスな話の中に時折ギャグが挟まれる程度で、心が痛くなる気分を味わった。
ハーピーの自爆は想定の範囲内だったけど、シナプスの男って王様だったんですね。ミーノースという名前は、ゼウスの息子として知られるギリシャ神話の王がモデルでしょうね。神話の登場人物ですが、実在していたのではないかと言われる人で、その存在には謎が多いです。シナプスの王としては孤独な人らしく、ハーピーの手料理しか口にしなかったなど、意外な一面もあったらしい。
まあ、シナプス人は大半が眠りこけているわけですから、彼が孤独というのは分からない話でもない。だって、言ってしまえば民なき王なわけですから、あの快楽主義もダイブゲームに対する反発心だと思えば、少なからず納得いく気がする。眠り以外の快楽を追求することで、なんとか臣下や民の眠りを妨げようとしていたのかも知れないし。ハーピーがどこまでミーノースの真意や真相に気付いていたかは知らないけど、まあ、自作のエンジェロイドだったわけだし、ダイダロス製のニンフたちよりかは信頼されていたはずです。
ハーピーは智樹たちに心が大分傾いていましたが、結局は創造主であるミーノースのことを選んだ。でも、智樹たちにはそれが分からない。シナプスの王が彼女たちを自爆させた、あるいはそこまで追い込んだと思っている。だからこそ、彼を倒す為にシナプスへ乗り込むことを決めるのだけど……予想以上にミーノースは精神的打撃を受けていた。おそらく、彼の内心を理解する唯一の姉妹がいなくなったのだから、失ってみて分かる存在の大きさという奴でしょう。自棄を起こさないか心配ですが、まあ、最終決戦へと雪崩れ込むのでしょう。
面白かったのは鳳凰院義経で、文化祭の時だけ出てくるかと思った彼ですが、すっかり準レギュラーになってますね。金持ち繋がりということで、守形に関わりがあるのは盲点だった。しかしまあ、どら息子と言われながらもなかなかどうした、義侠心に篤い奴じゃないですか。
そはらの件は……まあ、予想通りとしか言い様がない。かつて、守形がニンフに自分は現実かと訊ねたとき、ニンフは「現実よ……アンタは」と言いました。これはつまり、守形以外の周囲の誰かは現実の存在じゃないということで、智樹やそはらにその可能性があったということです。勿論、ニンフはあくまで空見町ないし地球全体のことを指していったのかも知れないけど、風音の存在からも読者はそういった可能性があることを知ります。
そして、それは現実のもとなった。今のそはらが一体どういう存在なのかは分かりませんが、おそらく幼少期のそはらというのはイコールでダイダロスの地上における姿だったのでしょう。であれば、彼女が智樹のことをトモくんと呼ぶのも分かりますし、彼女の夢を見て智樹が毎回泣いてしまうのも分かる。幼少期のそはら=ダイダロスが死んだことで、地上における彼女の記憶が世界からリセットされてしまったと考えれば、智樹が存在を覚えていないことにも納得いくしね。
ただ、そうなると益々現実に存在するそはらの意味が分からない。ダイダロスが作ったエンジェロイドの一種なのか、あるいはアバターか。そはら自身、過去の記憶は持っているみたいですが、そこに穴があるらしいことは大体分かりました。風音が言っていた智樹の好きな相手というのは間違いなくそはらのことなんだろうけど、それだけに彼女の存在と正体が気になるところです。
さて、最後の最後に登場したカオスですが……風音は多分ダメでしょうね。食われるのは確定として、人格や記憶まで吸収してしまうというパターンじゃないだろうか。それでカオスが改心を果たすも、友達を殺されたニンフと戦闘に陥り、もう後戻りできないところにとか。シナプスへ行ってしまった義経の存在もあるし、次巻が待ち遠しい限りです。けどまあ、そらおとは刊行スペースが割と早いので、そんなに待つこともないとかと思いますが。
しかし、智樹の思い人がそはら、あるいはダイダロスだったとして、エンジェレイドは悲恋が確定しているのかしら。あくまで家族という意味では今のままでも十分かも知れないけど、アニメのあれも考えると、そらおとの世界は智樹にとって忘れられない思い出であって、未来永劫継続していくものじゃないんだよね。こすもすも終わったらしいし、一体どんなラストが待っているのやら。
ハーピーの自爆は想定の範囲内だったけど、シナプスの男って王様だったんですね。ミーノースという名前は、ゼウスの息子として知られるギリシャ神話の王がモデルでしょうね。神話の登場人物ですが、実在していたのではないかと言われる人で、その存在には謎が多いです。シナプスの王としては孤独な人らしく、ハーピーの手料理しか口にしなかったなど、意外な一面もあったらしい。
まあ、シナプス人は大半が眠りこけているわけですから、彼が孤独というのは分からない話でもない。だって、言ってしまえば民なき王なわけですから、あの快楽主義もダイブゲームに対する反発心だと思えば、少なからず納得いく気がする。眠り以外の快楽を追求することで、なんとか臣下や民の眠りを妨げようとしていたのかも知れないし。ハーピーがどこまでミーノースの真意や真相に気付いていたかは知らないけど、まあ、自作のエンジェロイドだったわけだし、ダイダロス製のニンフたちよりかは信頼されていたはずです。
ハーピーは智樹たちに心が大分傾いていましたが、結局は創造主であるミーノースのことを選んだ。でも、智樹たちにはそれが分からない。シナプスの王が彼女たちを自爆させた、あるいはそこまで追い込んだと思っている。だからこそ、彼を倒す為にシナプスへ乗り込むことを決めるのだけど……予想以上にミーノースは精神的打撃を受けていた。おそらく、彼の内心を理解する唯一の姉妹がいなくなったのだから、失ってみて分かる存在の大きさという奴でしょう。自棄を起こさないか心配ですが、まあ、最終決戦へと雪崩れ込むのでしょう。
面白かったのは鳳凰院義経で、文化祭の時だけ出てくるかと思った彼ですが、すっかり準レギュラーになってますね。金持ち繋がりということで、守形に関わりがあるのは盲点だった。しかしまあ、どら息子と言われながらもなかなかどうした、義侠心に篤い奴じゃないですか。
そはらの件は……まあ、予想通りとしか言い様がない。かつて、守形がニンフに自分は現実かと訊ねたとき、ニンフは「現実よ……アンタは」と言いました。これはつまり、守形以外の周囲の誰かは現実の存在じゃないということで、智樹やそはらにその可能性があったということです。勿論、ニンフはあくまで空見町ないし地球全体のことを指していったのかも知れないけど、風音の存在からも読者はそういった可能性があることを知ります。
そして、それは現実のもとなった。今のそはらが一体どういう存在なのかは分かりませんが、おそらく幼少期のそはらというのはイコールでダイダロスの地上における姿だったのでしょう。であれば、彼女が智樹のことをトモくんと呼ぶのも分かりますし、彼女の夢を見て智樹が毎回泣いてしまうのも分かる。幼少期のそはら=ダイダロスが死んだことで、地上における彼女の記憶が世界からリセットされてしまったと考えれば、智樹が存在を覚えていないことにも納得いくしね。
ただ、そうなると益々現実に存在するそはらの意味が分からない。ダイダロスが作ったエンジェロイドの一種なのか、あるいはアバターか。そはら自身、過去の記憶は持っているみたいですが、そこに穴があるらしいことは大体分かりました。風音が言っていた智樹の好きな相手というのは間違いなくそはらのことなんだろうけど、それだけに彼女の存在と正体が気になるところです。
さて、最後の最後に登場したカオスですが……風音は多分ダメでしょうね。食われるのは確定として、人格や記憶まで吸収してしまうというパターンじゃないだろうか。それでカオスが改心を果たすも、友達を殺されたニンフと戦闘に陥り、もう後戻りできないところにとか。シナプスへ行ってしまった義経の存在もあるし、次巻が待ち遠しい限りです。けどまあ、そらおとは刊行スペースが割と早いので、そんなに待つこともないとかと思いますが。
しかし、智樹の思い人がそはら、あるいはダイダロスだったとして、エンジェレイドは悲恋が確定しているのかしら。あくまで家族という意味では今のままでも十分かも知れないけど、アニメのあれも考えると、そらおとの世界は智樹にとって忘れられない思い出であって、未来永劫継続していくものじゃないんだよね。こすもすも終わったらしいし、一体どんなラストが待っているのやら。
初回限定版 スケッチブック9 ミニ画集付 (ブレイドコミックス)
2013年5月10日 アニメ・マンガ
スケッチブックも遂に9巻ですか。連載10周年、コミックブレイドの創刊時から残っている唯一の作品となったわけだけど、ネット上ではこれが最終巻という誤報もあって少し慌ただしかったですね。私はこのところWEB版の方でチェックをしているんだけど、それまで普通に連載してただけに、最終巻情報には心臓が止まるかと思いました。勿論、どんな作品にだって最終回はありますし、スケブだっていつかは終わるのだろうけど、私にとっては最高の癒やしとも言うべき作品だから、今しばらくは続いて欲しいですね。昨年の10周年を区切りにもしかしたら、と思わないでもなかったですし。
実は発売日のことをすっかり忘れていて、Twitterのツイートで知ったんですが、限定盤に加えて店舗特典が結構付くというので秋葉原に行って回収してきました。通常版は表紙の絵柄が違うということで、そちらもちゃんと買って、計4冊ですか。それぐらいは手に入れたと思います。部屋の掃除をする中で大半の漫画コミックを処分してしまった私ですが、やっぱりスケブは特別ですね。何冊あっても良いと思うし、4コマ漫画では最高の作品です。
アニメは既に6年ぐらい前の作品になってしまいましたが、もうそんなに経つんですね。2007年というと結構昔という感じがするけど、翌年末にあれが出たことを考えると、なんか最近な気がしないでもない。売り上げが良ければ2期がやるかも、という感じでしたが、あまりにほんわか過ぎる作品だったせいか、あるいはバンブーブレイドの人気が高かった為か、その後の動きはありませんでした。しかし、私はスケブのアニメも大好きだったから、サントラを買ったりDVDを全巻集めたりしてね。多分、私が初めて全巻揃えたアニメだったんじゃなかろうか。
そんなスケブも原作は10周年ということで、だけどコミックスは9巻しか出てないんですね。正確には出張版があるから10冊ということになりますが、1年に1冊のペースでよくぞここまで続いてきたと思います。私は4コマ漫画の世界に明るくないので、コミックス10冊というのが多いのかどうかは知りませんが、1,2巻で終わってしまう作品も多いことを考えると、決して少ないとは言えないでしょう。10年前は私もまだ学生でしたが、思えば遠くに来たものです。スケブの10年は、考えてみればコミックブレイドの10周年でもあるんだよね。なにせ、創刊号からやってるんだから。
9巻の話に移りますが、前巻で登場した空のクラスメイト、霧島渓と小木高嶺のエピソードが少し目立ったと思います。4コマ漫画は長く続くとテコ入れで新キャラを出して、それが今まで存在した空気を破壊するとかで失敗に終わることが多いと知り合いから聞いたことがありますが、渓と高嶺に関してはなんの問題もないと思う。空の友人という立場はアニメ版から考えるとあり得ないかも知れないけど、漫画版なら十分ありだと思うし、そう考えるとこの二人もアニメ版と漫画版の差別化を図る存在だったのかも知れないね。適度に美術部と絡み、しかし、本質的には空の友人として出てくる。メイン所を食うわけじゃないから、実に立ち位置が良いんですよね。
反面、前巻で登場したみなもはおまけ漫画にしか出番がありませんでしたね。アニメのオリキャラだから使い所が難しいのか、はたまた遠慮があるのか分かりませんが、出番がないことをおまけ漫画でみなもんがネタにするぐらいですから、存在が忘れ去られたわけではなさそうだ。まあ、空の弟の青は家で幾らでも出せるけど、みなもは根岸の妹ですからね。ホイホイ学校に来るようなタイプでもないし、出しづらいのは分かるような気がする。元々が、アニメ視聴者の絵に対する視点となるように作られたキャラですから、そこをどうやって変えていくかが重要なのかな。まさか、アニメ版と漫画版の違いを明確にする為だけに登場させた、というわけではないと思うし。
全体的な印象としては、麻生さんが従兄の上野さんちに入り浸っていたことだろうか。なんというか、通い妻になっている気がするんだけど、まあ、親戚なんだからそういうこともあるでしょう。しかし、上野さんが残したお総菜を、葉月が間違えて買ってしまうとは、なかなか面白い伏線だった。
10巻は来年まで待たなければ行けないでしょうが、連載自体はWEBでも読むことができるようになったので、退屈はしなさそうです。もっとも、あまり読んでしまうとコミックスを買う楽しみが半減してしまうので、そこは考えどころなんですが。出来うることなら、コミックブレイドが続く限りは連載も続いて欲しいと思います。10巻というのは、ある意味で10周年と同じぐらい区切りが良いですし、なんとなく心配してしまう。勿論、いつかはそういう日が来ることも理解してるんですが。私にとっては癒やしと面白さの塊なんですよ。
実は発売日のことをすっかり忘れていて、Twitterのツイートで知ったんですが、限定盤に加えて店舗特典が結構付くというので秋葉原に行って回収してきました。通常版は表紙の絵柄が違うということで、そちらもちゃんと買って、計4冊ですか。それぐらいは手に入れたと思います。部屋の掃除をする中で大半の漫画コミックを処分してしまった私ですが、やっぱりスケブは特別ですね。何冊あっても良いと思うし、4コマ漫画では最高の作品です。
アニメは既に6年ぐらい前の作品になってしまいましたが、もうそんなに経つんですね。2007年というと結構昔という感じがするけど、翌年末にあれが出たことを考えると、なんか最近な気がしないでもない。売り上げが良ければ2期がやるかも、という感じでしたが、あまりにほんわか過ぎる作品だったせいか、あるいはバンブーブレイドの人気が高かった為か、その後の動きはありませんでした。しかし、私はスケブのアニメも大好きだったから、サントラを買ったりDVDを全巻集めたりしてね。多分、私が初めて全巻揃えたアニメだったんじゃなかろうか。
そんなスケブも原作は10周年ということで、だけどコミックスは9巻しか出てないんですね。正確には出張版があるから10冊ということになりますが、1年に1冊のペースでよくぞここまで続いてきたと思います。私は4コマ漫画の世界に明るくないので、コミックス10冊というのが多いのかどうかは知りませんが、1,2巻で終わってしまう作品も多いことを考えると、決して少ないとは言えないでしょう。10年前は私もまだ学生でしたが、思えば遠くに来たものです。スケブの10年は、考えてみればコミックブレイドの10周年でもあるんだよね。なにせ、創刊号からやってるんだから。
9巻の話に移りますが、前巻で登場した空のクラスメイト、霧島渓と小木高嶺のエピソードが少し目立ったと思います。4コマ漫画は長く続くとテコ入れで新キャラを出して、それが今まで存在した空気を破壊するとかで失敗に終わることが多いと知り合いから聞いたことがありますが、渓と高嶺に関してはなんの問題もないと思う。空の友人という立場はアニメ版から考えるとあり得ないかも知れないけど、漫画版なら十分ありだと思うし、そう考えるとこの二人もアニメ版と漫画版の差別化を図る存在だったのかも知れないね。適度に美術部と絡み、しかし、本質的には空の友人として出てくる。メイン所を食うわけじゃないから、実に立ち位置が良いんですよね。
反面、前巻で登場したみなもはおまけ漫画にしか出番がありませんでしたね。アニメのオリキャラだから使い所が難しいのか、はたまた遠慮があるのか分かりませんが、出番がないことをおまけ漫画でみなもんがネタにするぐらいですから、存在が忘れ去られたわけではなさそうだ。まあ、空の弟の青は家で幾らでも出せるけど、みなもは根岸の妹ですからね。ホイホイ学校に来るようなタイプでもないし、出しづらいのは分かるような気がする。元々が、アニメ視聴者の絵に対する視点となるように作られたキャラですから、そこをどうやって変えていくかが重要なのかな。まさか、アニメ版と漫画版の違いを明確にする為だけに登場させた、というわけではないと思うし。
全体的な印象としては、麻生さんが従兄の上野さんちに入り浸っていたことだろうか。なんというか、通い妻になっている気がするんだけど、まあ、親戚なんだからそういうこともあるでしょう。しかし、上野さんが残したお総菜を、葉月が間違えて買ってしまうとは、なかなか面白い伏線だった。
10巻は来年まで待たなければ行けないでしょうが、連載自体はWEBでも読むことができるようになったので、退屈はしなさそうです。もっとも、あまり読んでしまうとコミックスを買う楽しみが半減してしまうので、そこは考えどころなんですが。出来うることなら、コミックブレイドが続く限りは連載も続いて欲しいと思います。10巻というのは、ある意味で10周年と同じぐらい区切りが良いですし、なんとなく心配してしまう。勿論、いつかはそういう日が来ることも理解してるんですが。私にとっては癒やしと面白さの塊なんですよ。
部屋の掃除をしていたら、古いボンボンコミックがわんさかと出て来ました。私は、少年時代はコミックボンボンを読んでいた人なので、家には未だにボンボンが数十冊程度あります。ただ、あの雑誌は特徴として掲載されているからといってコミックス化されるわけではないという独特の風習があったため、たとえ長期連載でも単行本が出ていないものも多くて、中には2~3巻出したところで、単行本の刊行を打ち切り、雑誌では完結してるのに単行本には未収録なんて作品も少なくありませんでした。今回私が発掘した作品、ゲームウルフ隼人もその一つです。
ボンボンは、本誌に掲載されている中から厳選した作品をボンボンコミックスにしていると言ってましたが、その基準はよくわかりません。単純にアンケートの結果が良かったものか、あるいはタイアップ物を中心にしていたのか、とにかく出る作品と出ない作品のばらつきが大きかった。後年の黄金期と呼ばれる時代、メダロットやサイボーグクロちゃんが台頭してきた頃は大分マシになった気もしますが、80年代後期から90年代初期~中期の名作は、ほとんど単行本になってないんじゃなかろうか?
ゲームウルフ隼人に話を戻して、この作品は当時人気だった格闘ゲームストリートファイターⅡを題材にした作品で、ゲームの登場キャラであるリュウたちをメインにした漫画が多い中、実際の格ゲーとしてのストツーを扱ったものでした。主人公の小学生ゲーマー英州隼人(えいすはやと)が、数々のライバル、仲間たちの出会いの中、ストツーの大会であるGリーグでの優勝を目指していくというのが大まかな内容で、要は格ゲーのチャンピオンを目指すという物語ですね。
隼人は全くの初心者という訳じゃなくて、この手の作品にはありがちな、初登場時からそれなりの実力を持っている主人公になります。地元にあるゲームセンターのエースゲーマーと、ともすれば井の中の蛙に近い称号ではありますが、実力者ならではのテクを披露するなど、結構実際のゲームに忠実なんですよね。ゲームセンターあらしとか、アーケードゲーマーふぶきみたいな、何か凄いパワーを発揮して勝ってしまうみたいな、そういうのがないんです。
隼人は主人公ですから、やはり持ちキャラはストツーの主人公格であるリュウなんですが、これまた実機におけるリュウの性能に忠実なんですよ。超必殺技の真空波動拳が、「所詮は波動拳」と足払いの一つで止めれたり、起死回生の技がシリーズごとの持続時間の差で不発に終わってしまったりとか、小ネタも割と多くてね。一部のゲーマーしか知らないような裏ワザとかも比較的再現されて、ゲーセンにあまり行ったことがなかった私でも、普通に楽しく読むことが出来ました。
この作品のもう一つの魅力は多彩なキャラクターたちにもあり、私は5話から登場した少女、椿が好きでしたね。彼女は主人公の隼人と同い年の女の子で、常に着物を身にまとい、現代語を読むことが出来ないなど、かなり世間ずれをしています。隼人に対しては最初敵として現れ、しかも雪山の山荘に篭っているなど、妖怪じみた不気味な雰囲気をまとっていて、ハッキリ言うと怖いです。
けど、そんな和風な出で立ちと面持ちをしているにもかかわらず、持ちキャラは何故かブランカと、格ゲーを代表する野生児キャラというのだから、凄いギャップがあるんだよね。物静かだけど毒舌家という普段の態度とは対照的に、ファイト自体は荒々しくもトリッキーと、飄々とした部分も多い。そしてなにより、椿は強かった。
椿は隼人にとって敵として登場したキャラです。世界的なエースゲーマーである鮫島に雇われ隼人の実力を試すなど、彼の仲間というわけではなかった。でも、後々隼人と触れ合っていく中で心が揺れ動き、遂には鮫島から彼の側へと寝返ってしまいます。まあ、椿はあくまで雇われゲーマーでしたから、敵の組織の幹部とかそういうわけじゃないんだけど、主人公の人柄に触れて、その仲間になるってのは王道だよね。
隼人に気持ちが傾いてからの椿は本当に健気で、彼女はストツーの大会であるGリーグでかつての雇い主である鮫島と戦うことになるんですよ。鮫島はフェイロンが持ちキャラのエースゲーマーで、圧倒的とは言わないまでも、戦う前から勝敗が見えているような実力差があった。それでも椿だって相応の力は持っていたから、たとえ勝てないとしても善戦は可能なはずでした。いや、もしかしたら頑張れば、万が一にも勝機はあったかもしれない。
だけど、椿はそうした僅かな可能性を捨てました。彼女は最初から、鮫島の操るフェイロンの実力をすべて引き出し、彼の技や戦法などを披露させる選択を取ったのです。それは何故か? 他でもない、隼人にフェイロンの力を見せるためでした。以前、自分が鮫島に言われて隼人の実力を測ったように、今度は隼人のために鮫島の、フェイロンの力を教えてあげようとする。健気じゃないですか、ゲーマーにとって敗北というのは重いものです。かなわない相手にだって、負けるつもりで戦いを挑む奴なんてなかなかいません。胸を借りるつもりで行っても、心の何処かで勝利を追い求めているはずなんです。
椿はそうしたゲーマーとしての矜持さえも捨て去って、隼人に勝利を託しました。自らの持ちキャラがボコボコにされても、最後の最後まで隼人のために尽くす。私はそんな椿の奥ゆかしさに心を打たれました。多分、ボンボン漫画のヒロインではベスト5には確実に入るでしょう。それぐらいの魅力は余裕であると思います。
そんなゲームウルフ隼人ですが、前述のとおりコミックスは未完で打ち切られています。一応、Gリーグ編は最後まで収録されてるんだけど、その後に始まった電脳寺の前半で止まっており、後に始まる最終シリーズの闘神伝編はボンボンを引っぱり出さないと読めないのです。3巻まで出したなら4巻も出せよと言いたいけど、まあ、ボンボンですからね。もう20年も前の作品だし、復刊の希望も薄いですが、最近はボンボン同窓会が行われたりと、緩いながらも風向きが変わってきた気がします。私としては、既にコミックスが全巻出ているものより、出たけど未完で終わった作品や、そもそもコミックス化されなかった作品などを中心に、日の目を見られたら良いと思うんですけどね。いやはやなんともはや、難しい話です。
ボンボンは、本誌に掲載されている中から厳選した作品をボンボンコミックスにしていると言ってましたが、その基準はよくわかりません。単純にアンケートの結果が良かったものか、あるいはタイアップ物を中心にしていたのか、とにかく出る作品と出ない作品のばらつきが大きかった。後年の黄金期と呼ばれる時代、メダロットやサイボーグクロちゃんが台頭してきた頃は大分マシになった気もしますが、80年代後期から90年代初期~中期の名作は、ほとんど単行本になってないんじゃなかろうか?
ゲームウルフ隼人に話を戻して、この作品は当時人気だった格闘ゲームストリートファイターⅡを題材にした作品で、ゲームの登場キャラであるリュウたちをメインにした漫画が多い中、実際の格ゲーとしてのストツーを扱ったものでした。主人公の小学生ゲーマー英州隼人(えいすはやと)が、数々のライバル、仲間たちの出会いの中、ストツーの大会であるGリーグでの優勝を目指していくというのが大まかな内容で、要は格ゲーのチャンピオンを目指すという物語ですね。
隼人は全くの初心者という訳じゃなくて、この手の作品にはありがちな、初登場時からそれなりの実力を持っている主人公になります。地元にあるゲームセンターのエースゲーマーと、ともすれば井の中の蛙に近い称号ではありますが、実力者ならではのテクを披露するなど、結構実際のゲームに忠実なんですよね。ゲームセンターあらしとか、アーケードゲーマーふぶきみたいな、何か凄いパワーを発揮して勝ってしまうみたいな、そういうのがないんです。
隼人は主人公ですから、やはり持ちキャラはストツーの主人公格であるリュウなんですが、これまた実機におけるリュウの性能に忠実なんですよ。超必殺技の真空波動拳が、「所詮は波動拳」と足払いの一つで止めれたり、起死回生の技がシリーズごとの持続時間の差で不発に終わってしまったりとか、小ネタも割と多くてね。一部のゲーマーしか知らないような裏ワザとかも比較的再現されて、ゲーセンにあまり行ったことがなかった私でも、普通に楽しく読むことが出来ました。
この作品のもう一つの魅力は多彩なキャラクターたちにもあり、私は5話から登場した少女、椿が好きでしたね。彼女は主人公の隼人と同い年の女の子で、常に着物を身にまとい、現代語を読むことが出来ないなど、かなり世間ずれをしています。隼人に対しては最初敵として現れ、しかも雪山の山荘に篭っているなど、妖怪じみた不気味な雰囲気をまとっていて、ハッキリ言うと怖いです。
けど、そんな和風な出で立ちと面持ちをしているにもかかわらず、持ちキャラは何故かブランカと、格ゲーを代表する野生児キャラというのだから、凄いギャップがあるんだよね。物静かだけど毒舌家という普段の態度とは対照的に、ファイト自体は荒々しくもトリッキーと、飄々とした部分も多い。そしてなにより、椿は強かった。
椿は隼人にとって敵として登場したキャラです。世界的なエースゲーマーである鮫島に雇われ隼人の実力を試すなど、彼の仲間というわけではなかった。でも、後々隼人と触れ合っていく中で心が揺れ動き、遂には鮫島から彼の側へと寝返ってしまいます。まあ、椿はあくまで雇われゲーマーでしたから、敵の組織の幹部とかそういうわけじゃないんだけど、主人公の人柄に触れて、その仲間になるってのは王道だよね。
隼人に気持ちが傾いてからの椿は本当に健気で、彼女はストツーの大会であるGリーグでかつての雇い主である鮫島と戦うことになるんですよ。鮫島はフェイロンが持ちキャラのエースゲーマーで、圧倒的とは言わないまでも、戦う前から勝敗が見えているような実力差があった。それでも椿だって相応の力は持っていたから、たとえ勝てないとしても善戦は可能なはずでした。いや、もしかしたら頑張れば、万が一にも勝機はあったかもしれない。
だけど、椿はそうした僅かな可能性を捨てました。彼女は最初から、鮫島の操るフェイロンの実力をすべて引き出し、彼の技や戦法などを披露させる選択を取ったのです。それは何故か? 他でもない、隼人にフェイロンの力を見せるためでした。以前、自分が鮫島に言われて隼人の実力を測ったように、今度は隼人のために鮫島の、フェイロンの力を教えてあげようとする。健気じゃないですか、ゲーマーにとって敗北というのは重いものです。かなわない相手にだって、負けるつもりで戦いを挑む奴なんてなかなかいません。胸を借りるつもりで行っても、心の何処かで勝利を追い求めているはずなんです。
椿はそうしたゲーマーとしての矜持さえも捨て去って、隼人に勝利を託しました。自らの持ちキャラがボコボコにされても、最後の最後まで隼人のために尽くす。私はそんな椿の奥ゆかしさに心を打たれました。多分、ボンボン漫画のヒロインではベスト5には確実に入るでしょう。それぐらいの魅力は余裕であると思います。
そんなゲームウルフ隼人ですが、前述のとおりコミックスは未完で打ち切られています。一応、Gリーグ編は最後まで収録されてるんだけど、その後に始まった電脳寺の前半で止まっており、後に始まる最終シリーズの闘神伝編はボンボンを引っぱり出さないと読めないのです。3巻まで出したなら4巻も出せよと言いたいけど、まあ、ボンボンですからね。もう20年も前の作品だし、復刊の希望も薄いですが、最近はボンボン同窓会が行われたりと、緩いながらも風向きが変わってきた気がします。私としては、既にコミックスが全巻出ているものより、出たけど未完で終わった作品や、そもそもコミックス化されなかった作品などを中心に、日の目を見られたら良いと思うんですけどね。いやはやなんともはや、難しい話です。
それもまた幸せのカタチ
2013年5月8日 アニメ・マンガ昨日、花屋で花を買いました。
昨日、銀座のケーキ屋でケーキを眺めました。
今日、私は手紙を書きました。
そんな幸せがあっても良いじゃないと、そう思うのです。
昨日、銀座のケーキ屋でケーキを眺めました。
今日、私は手紙を書きました。
そんな幸せがあっても良いじゃないと、そう思うのです。
あなたを愛することの意味
2013年5月7日 アニメ・マンガ
この前、映画「レオン」の話題で少し盛り上がりました。ジャン・レノが主演した、リュック・ベンソン監督の掃除屋シリーズの傑作ですが、私にとってはちょっと特別な意味がある作品でね。即ち、男女の「年齢差カップリング」の原点の一つなんですよ。所謂、おじさん×幼女or少女という奴だけど、私はこの手のカップリングが大好きで、大抵結ばれずに終わるところとかにいつも心を響かせています。要するに悲恋の物語なわけですが、だからこそ美しいってものはあると思うんですよ。
レオンという作品は、ジャン・レノ演じるレオンが、マフィアの抗争で家族を惨殺されたナタリー・ポートマン演じる隣家の少女、マチルダを匿い、彼女の訴えに応じて自身が持つ掃除の技術、つまり殺し屋の仕事を教える話です。年の離れた男性が、少女を裏の世界に連れて行ってくれる。まあ、よくある物語のパターンだけど、レオンはその中でも傑作中の傑作だと思う。仕事以外にすることもなく、観葉植物だけが友達だという孤独で不器用なレオンと、両親というより幼い弟の復讐に燃えつつも、レオンと不思議な交流を続けるマチルダ。やがてそれは、本人達にも理解しづらい複雑な感情へ、奇妙な信頼と安らぎに変わるのだけど、結局この二人が結ばれることはありません。
結末は映画を観て確認してくれという感じですが、私はとにかくこういう年齢差のあるカップリングが好きなんですよ。レオン自身、色々な作品に影響を与えており、明言されているところではスクライドのカズマとかなみは、レオンをモチーフにしているとムックに書いてありますね。別にカズマはかなみを殺し屋に育てているわけじゃありませんが、代わりに自分が自堕落に見せることによって、一人でもやっていけるよう生活力を付けさせているわけですから、確かに近しいものがあると思う。しかも、二人の間にあるのはぶっちゃけ愛とまで断言されましたから。けど、そんなラブラブ両思いな二人でさえ、TV版本編では結ばれたとは言い難いラストを迎えるわけだけど、やっぱり年齢差のあるカップリングというのは、それだけで成立させるのが難しい、あるいは成立しないことを前提としているのだろうか。うさぎドロップは例外としても、あれはそもそも後ろ向き、負の感情による出会いじゃないからなぁ。
私が最も好きな年齢差カップリングの一つに、神魂合体ゴーダンナーの剣×ルウがあります。この二人もまた真っ当な出会いや関係性をしているわけではなく、ルウは擬態獣によって唯一の肉親だった父親を殺され、剣は愛する人を機体ごと擬態獣に奪われていた。復讐に燃えるルウを主人公達は制止し、なるべくロボットに近づけないようにするのだけど、ルウはあるとき偶然出会った剣に、操縦技術を学びたいと願い出た。剣もまた、復讐に燃えるお尋ね者のロボット乗りだったから。
ルウがパイロットとして強くなりたい理由に、ある種の共感を覚えた剣は彼女にロボットの動かし方から戦う術まで教え、短期間に可能な限り鍛え上げてしまう。結果、パイロットとして急成長したルウは擬態獣とも戦えるようになり、父親の死後、自分を家族として扱ってくれていた主人公たちの下から離れることを決意する。ルウは、剣に着いていくことを選んだのだ。
剣とルウはアニメ本編でそれほど出番が多いわけじゃないので、関係性や内面がはっきりしない部分も多いのだけど、小説版の記述を借りるなら、ルウにとって剣とは自分の居場所であり、最終的に父親を超える存在になります。ルウは初めて剣にあったとき父親の姿を重ねてしまったわけですが、最終的に全く違う存在になるんだよね。それは彼女が父親との思い出の証であるロボット、コスモダイバーから、剣の愛した女性が乗っていたロボット、セレブレイダーに乗り換えたことからも分かります。今は亡き父親に謝りつつも、既に自分が剣を好きに、もっと言えば愛していることを自覚しながら。
剣とルウの物語もまた、本編、小説、ゲームと、すべてにおいて悲恋かそれに近い形で終わります。可能性があるのはスパロボぐらいでしょうけど、そっちは詳しくないので分かりません。もはや、形式的とも言えるパターンのカップリングだけど、なんて言うか様式美だよね。なまじ、凡庸な恋愛や結婚観を当てはめることが出来ないが故に、ほんの些細な幸せを噛み締めることが出来るというか。私が好んで書いているトビたまとかも、それほど年齢が離れているわけではないですが、おそらく同じ系譜なのだと思う。ただ、トビたまはある程度の未来像が見えると思うのよね。あれは何だかんだで現実の話だし、トビーがやばい仕事に手を染めていると言ったところで、別に裏社会の殺し屋をしているわけでもない。そういった意味では、現実的な感覚でその後や行く末を考えることが出来る。結婚という価値観が、二人が思う幸せの中にあるかは別として。
あぁ、どこかに良い年齢差カップリングはいないかな。
レオンという作品は、ジャン・レノ演じるレオンが、マフィアの抗争で家族を惨殺されたナタリー・ポートマン演じる隣家の少女、マチルダを匿い、彼女の訴えに応じて自身が持つ掃除の技術、つまり殺し屋の仕事を教える話です。年の離れた男性が、少女を裏の世界に連れて行ってくれる。まあ、よくある物語のパターンだけど、レオンはその中でも傑作中の傑作だと思う。仕事以外にすることもなく、観葉植物だけが友達だという孤独で不器用なレオンと、両親というより幼い弟の復讐に燃えつつも、レオンと不思議な交流を続けるマチルダ。やがてそれは、本人達にも理解しづらい複雑な感情へ、奇妙な信頼と安らぎに変わるのだけど、結局この二人が結ばれることはありません。
結末は映画を観て確認してくれという感じですが、私はとにかくこういう年齢差のあるカップリングが好きなんですよ。レオン自身、色々な作品に影響を与えており、明言されているところではスクライドのカズマとかなみは、レオンをモチーフにしているとムックに書いてありますね。別にカズマはかなみを殺し屋に育てているわけじゃありませんが、代わりに自分が自堕落に見せることによって、一人でもやっていけるよう生活力を付けさせているわけですから、確かに近しいものがあると思う。しかも、二人の間にあるのはぶっちゃけ愛とまで断言されましたから。けど、そんなラブラブ両思いな二人でさえ、TV版本編では結ばれたとは言い難いラストを迎えるわけだけど、やっぱり年齢差のあるカップリングというのは、それだけで成立させるのが難しい、あるいは成立しないことを前提としているのだろうか。うさぎドロップは例外としても、あれはそもそも後ろ向き、負の感情による出会いじゃないからなぁ。
私が最も好きな年齢差カップリングの一つに、神魂合体ゴーダンナーの剣×ルウがあります。この二人もまた真っ当な出会いや関係性をしているわけではなく、ルウは擬態獣によって唯一の肉親だった父親を殺され、剣は愛する人を機体ごと擬態獣に奪われていた。復讐に燃えるルウを主人公達は制止し、なるべくロボットに近づけないようにするのだけど、ルウはあるとき偶然出会った剣に、操縦技術を学びたいと願い出た。剣もまた、復讐に燃えるお尋ね者のロボット乗りだったから。
ルウがパイロットとして強くなりたい理由に、ある種の共感を覚えた剣は彼女にロボットの動かし方から戦う術まで教え、短期間に可能な限り鍛え上げてしまう。結果、パイロットとして急成長したルウは擬態獣とも戦えるようになり、父親の死後、自分を家族として扱ってくれていた主人公たちの下から離れることを決意する。ルウは、剣に着いていくことを選んだのだ。
剣とルウはアニメ本編でそれほど出番が多いわけじゃないので、関係性や内面がはっきりしない部分も多いのだけど、小説版の記述を借りるなら、ルウにとって剣とは自分の居場所であり、最終的に父親を超える存在になります。ルウは初めて剣にあったとき父親の姿を重ねてしまったわけですが、最終的に全く違う存在になるんだよね。それは彼女が父親との思い出の証であるロボット、コスモダイバーから、剣の愛した女性が乗っていたロボット、セレブレイダーに乗り換えたことからも分かります。今は亡き父親に謝りつつも、既に自分が剣を好きに、もっと言えば愛していることを自覚しながら。
剣とルウの物語もまた、本編、小説、ゲームと、すべてにおいて悲恋かそれに近い形で終わります。可能性があるのはスパロボぐらいでしょうけど、そっちは詳しくないので分かりません。もはや、形式的とも言えるパターンのカップリングだけど、なんて言うか様式美だよね。なまじ、凡庸な恋愛や結婚観を当てはめることが出来ないが故に、ほんの些細な幸せを噛み締めることが出来るというか。私が好んで書いているトビたまとかも、それほど年齢が離れているわけではないですが、おそらく同じ系譜なのだと思う。ただ、トビたまはある程度の未来像が見えると思うのよね。あれは何だかんだで現実の話だし、トビーがやばい仕事に手を染めていると言ったところで、別に裏社会の殺し屋をしているわけでもない。そういった意味では、現実的な感覚でその後や行く末を考えることが出来る。結婚という価値観が、二人が思う幸せの中にあるかは別として。
あぁ、どこかに良い年齢差カップリングはいないかな。
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
2013年5月6日 アニメ・マンガ
そんな訳で観て来ましたよ、スーパーヒーロー大戦Z。身内の付き合いで行ったわけだけど、やっぱり映画館で観る映像というのは違いますね。特撮ヒーローの劇場作品を最後に観たのは前回のヒーロー大戦だと思うから、丁度一年ぶりになるのかな? 正直、ウィザードもキョウリュウジャーもほぼ観たことがないので、話が分かるのだろうかと思っていたけど、初見にも結構分かりやすく作られていた気はする。それに、主役はギャバンでしたから。キョウリュウジャーなんて、殆ど端役といってよかった。
映画としては子供向けだけに話はわかり易かったんだけど、登場人物が多いせいで如何せん視点と話の流れが安定しなかった印象がある。メインとなる登場人物は序盤こそウィザードとギャバンなんだけど、ウィザードは魔法が原因で起きている事件の謎を解明するために途中から姿をくらますし、代わりに現れたゴーカイジャーの伊狩鎧がメインに台頭してきます。ちなみにヒロインはゴーバスターズのイエロー、宇佐見ヨーコなんですが、身内の話だと彼女はゴーバスターズ本編ではなかなか活躍の機会を与えられずに不遇だったとかで、今回のヒロイン抜擢は喜ばしいことだそうです。私はゴーバスターズもあまり見たことなかったのですが、あの頃よりは随分と成長した気がしますね。演技ではなく身長が、ですけど。
このように主人公、あるいは主役級の人物が4人もいるせいで、それぞれにスポットを当てる必要があり、流れとして複雑になりすぎていた。ライダー、戦隊、宇宙刑事にはそれぞれの立場と役割があり、そこに海賊というある意味で自由な鎧が入ることで安定させている感じなんだけど……ちょっと分かりづらいかなと。ギャバンが主人公といったところで、それはパンフの扱いで判明したことであり、作中では精々出番が多い、何かとクローズアップされているってぐらいで、実は決定打に欠けていた気がするのだよね。90分から2時間程度という限られた時間の中で、あまり行動を共にしない複数人の主役たちの物語を書くには、やはり厳しいものがあるんじゃないでしょうか。
ギャバンならギャバンで、最初から彼の物語として書ききっていれば話にも少しは締りがあったと思うのだけど、なまじウィザードの視点で始まり、そこへギャバンが現れたことから、どうしてもギャバンがウィザードに対するゲストという感覚が拭えない。にもかかわらず、ラストは鎧とギャバンで終わるのだから困ったものだ。
後、これはこの映画を観て思った最大のことなんだけど……もう、スーパーヒーロー大戦とかやらなくていいんじゃない?
物凄く身も蓋もないこと言ってますが、オールライダー集合の大ショッカー、ライダー×戦隊のスーパーヒーロー大戦、そして宇宙刑事が加わったZと続いてきたわけだけど、流石にもう新鮮味がないよ。集めればいいってわけじゃないし、私が思い出したのはプリキュアオールスターズが終わった理由です。プリキュアシリーズは今の続く人気番組であり、現在何人いるのか知りませんが30人は超えているそうです。もはや数十人と形容していい人数ですが、こんなに増えると敵とのパワーバランスが崩れてしまう。どんなに敵を巨大化しても、数十人で戦えば集団イジメに見えてしまう。だから、オールスターズはやめたそうです。
さて、ここで重要なのはかつてライダーと戦隊を比較してこんな意見があったことです。最近はそうでもないけど、かつて仮面ライダーとは作品に1人であり、それに対して戦隊は最低でも3人から5人。故に1人で戦い続けるライダーは5人で戦っている戦隊より偉いとか強いというもの。まあ、わからない話ではないし、一理あるとは思うのだけど、今回の映画はライダーと戦隊合わせて、多分プリキュアオールスターズよりも数がいたんじゃないかと思います。
見た感じ、全戦隊、全ライダーがいたとは思いませんが、仮に50人ぐらいいたとしましょう。いくら歴代の敵、それも幹部クラスを復活させたとして、そいつらに一度は勝利したことがある50人のスーパーヒーローがいるんですよ? どっちが勝つかなんて目に見えるし、話の都合関係なしに、負けるわけがないじゃないですか。
つまり、スーパーヒーローがに対して圧倒的な敵、強大な敵というのを用意するのは、もう無理なんじゃないかってことです。シャドームーンだって、大ショッカーのときはビックリしたけど、今回は「またお前か」という感じが強かったし、もう数を出せばいいってものじゃないんだよ。一度やっちゃうと、何となく続けなきゃいけないみたいな感じにさせられるけど、ライダーや戦隊は元からプリキュアより数が多いんです。それに、戦隊は毎年5人単位で増えてくんだから、こういうのはお祭り企画として程よい区切りをつけるべきじゃないかと、そう思いました。
映画としては子供向けだけに話はわかり易かったんだけど、登場人物が多いせいで如何せん視点と話の流れが安定しなかった印象がある。メインとなる登場人物は序盤こそウィザードとギャバンなんだけど、ウィザードは魔法が原因で起きている事件の謎を解明するために途中から姿をくらますし、代わりに現れたゴーカイジャーの伊狩鎧がメインに台頭してきます。ちなみにヒロインはゴーバスターズのイエロー、宇佐見ヨーコなんですが、身内の話だと彼女はゴーバスターズ本編ではなかなか活躍の機会を与えられずに不遇だったとかで、今回のヒロイン抜擢は喜ばしいことだそうです。私はゴーバスターズもあまり見たことなかったのですが、あの頃よりは随分と成長した気がしますね。演技ではなく身長が、ですけど。
このように主人公、あるいは主役級の人物が4人もいるせいで、それぞれにスポットを当てる必要があり、流れとして複雑になりすぎていた。ライダー、戦隊、宇宙刑事にはそれぞれの立場と役割があり、そこに海賊というある意味で自由な鎧が入ることで安定させている感じなんだけど……ちょっと分かりづらいかなと。ギャバンが主人公といったところで、それはパンフの扱いで判明したことであり、作中では精々出番が多い、何かとクローズアップされているってぐらいで、実は決定打に欠けていた気がするのだよね。90分から2時間程度という限られた時間の中で、あまり行動を共にしない複数人の主役たちの物語を書くには、やはり厳しいものがあるんじゃないでしょうか。
ギャバンならギャバンで、最初から彼の物語として書ききっていれば話にも少しは締りがあったと思うのだけど、なまじウィザードの視点で始まり、そこへギャバンが現れたことから、どうしてもギャバンがウィザードに対するゲストという感覚が拭えない。にもかかわらず、ラストは鎧とギャバンで終わるのだから困ったものだ。
後、これはこの映画を観て思った最大のことなんだけど……もう、スーパーヒーロー大戦とかやらなくていいんじゃない?
物凄く身も蓋もないこと言ってますが、オールライダー集合の大ショッカー、ライダー×戦隊のスーパーヒーロー大戦、そして宇宙刑事が加わったZと続いてきたわけだけど、流石にもう新鮮味がないよ。集めればいいってわけじゃないし、私が思い出したのはプリキュアオールスターズが終わった理由です。プリキュアシリーズは今の続く人気番組であり、現在何人いるのか知りませんが30人は超えているそうです。もはや数十人と形容していい人数ですが、こんなに増えると敵とのパワーバランスが崩れてしまう。どんなに敵を巨大化しても、数十人で戦えば集団イジメに見えてしまう。だから、オールスターズはやめたそうです。
さて、ここで重要なのはかつてライダーと戦隊を比較してこんな意見があったことです。最近はそうでもないけど、かつて仮面ライダーとは作品に1人であり、それに対して戦隊は最低でも3人から5人。故に1人で戦い続けるライダーは5人で戦っている戦隊より偉いとか強いというもの。まあ、わからない話ではないし、一理あるとは思うのだけど、今回の映画はライダーと戦隊合わせて、多分プリキュアオールスターズよりも数がいたんじゃないかと思います。
見た感じ、全戦隊、全ライダーがいたとは思いませんが、仮に50人ぐらいいたとしましょう。いくら歴代の敵、それも幹部クラスを復活させたとして、そいつらに一度は勝利したことがある50人のスーパーヒーローがいるんですよ? どっちが勝つかなんて目に見えるし、話の都合関係なしに、負けるわけがないじゃないですか。
つまり、スーパーヒーローがに対して圧倒的な敵、強大な敵というのを用意するのは、もう無理なんじゃないかってことです。シャドームーンだって、大ショッカーのときはビックリしたけど、今回は「またお前か」という感じが強かったし、もう数を出せばいいってものじゃないんだよ。一度やっちゃうと、何となく続けなきゃいけないみたいな感じにさせられるけど、ライダーや戦隊は元からプリキュアより数が多いんです。それに、戦隊は毎年5人単位で増えてくんだから、こういうのはお祭り企画として程よい区切りをつけるべきじゃないかと、そう思いました。